〔後藤さん、帰らず〕★ 政府関係者は、言った。「交渉の主体はあくまで後藤夫人だった」と。 / そして政府は、「イスラム国」から妻に届くメールをリアルタイムで把握していた! それなのに…… / 安倍政権にとって「邦人保護」は、他人事だったことが、朝日新聞の報道で判明! 安倍政権は自ら動かず、結局は後藤さんらを見殺しにしていた!
〔★は大沼〕◎ 「あと数時間で終わりだ」 IS、期限区切り迫る
⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH4H5GBQH4HUTFK00C.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH4H5GBQH4HUTFK00C
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・ 妻は間を置かず、ISにメールを返信した。自らがISの要求に応じ、日本政府に働きかけもするとの内容を書き込んだ。
・ 政府は妻の承諾を得たうえで、後藤さんの妻に届くメールをリアルタイムで把握する態勢をとっていた。
・ 政府はISからの新たな要求について、映像が公開される前に後藤さんの妻に届いたメールで把握していた。ただ、「外に漏れれば後藤さんの身に危険が及ぶ」(政府関係者)として、扱いは極秘とされた。菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で「24日夜に後藤さんの映像が投稿される前に、後藤さんの家族にメールが届いていたとの報道がある」と問われ、「まったく把握していない」と否定していた。
・ 後藤さんの妻には「夫人の気持ちに寄り添いながら、外務省、警察庁がバックアップ」(菅官房長官)するとしており、政府関係者は「交渉の主体はあくまで後藤夫人だった」と話す。別の政府関係者は「後藤さんの妻はコンサルタントと信頼関係があった」と指摘する。
Posted by 大沼安史 at 10:24 午前 | Permalink