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2015-04-30

〔安倍首相 米議会演説〕◆ 「日本のシンゾー・アベ TPPで具体言及せず!」 ニューヨーク・タイムズが報道!/ 首相、日本経済の「量子的飛躍(“quantum leap)」を自賛! ★ 安倍首相の背後でバイデン副大統領(上院議長)が「こりゃ、あかん」といった顔をし、隣のベイナー下院議長(共和党)もハンカチで顔を覆う写真を掲載! 

30abewebvideosixteenbynine540 ← ニューヨーク・タイムズ掲載写真 

           → 「タイム」掲載写真

★ 「量子的飛躍(“quantum leap)」――いったい誰が、こんなスピーチ原稿を書いたのだろう?!

Shinzoabecongress

 〔★は大沼〕◎ Shinzo Abe of Japan Avoids Specifics in Speech on Trade Accord
 (29日付け) ⇒ http://www.nytimes.com/2015/04/30/us/politics/shinzo-abe-japan-trade-accord-speech-to-congress.html?_r=0

 ・ Shinzo Abe, in the first address by a Japanese prime minister to a joint meeting of Congress, praised his nation’s “quantum leap” in economic reforms but offered no specific concessions as he appealed to skeptical lawmakers to back a far-reaching Pacific trade accord.

          *

 ★ 米誌「タイムズ」が掲げた写真でも、上下両院議長の――つまりは米議会の安倍首相のスピーチに対する、率直な反応を見て取れる。
 ⇒ http://time.com/3840737/shinzo-abe-japan-prime-minister-speech-washington/

 バイデン、ベイナー両議長とも、体を左に引いている。

 これは、この場から一刻もはやく立ち去りたいという、無言(無意識)の意志表示ではないか?

          *

 ◎ 安倍首相・演説(英語)全文
  ⇒ http://www.mofa.go.jp/na/na1/us/page4e_000241.html

 ・ In short, Japan is right in the middle of a quantum leap.

 ・ 外務省公式訳 ⇒ http://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page4_001149.html

 ・ 日本はいま、「クォンタム・リープ(量子的飛躍)」のさなかにあります。 

          *

 ★ そういえば、昨年のダボス会議での安倍首相の演説にふれ、ニューヨーク・タイムズは、

 ・  「アベの眼中では、日本は、<日没の国>から、<経済的なスーパーノヴァ>に様変わりしている」

 In his eyes, the country has gone from “the land of the setting sun” to an economic supernova in the making.

 と書いていた。
 
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2014/01/post-839a.html

          *

 ★ スーパーノヴァ、恒星の最後の輝き――大爆発。ブラックホール化する前の、超新星状態にあるアベノジャパン!

 そして今回、ワシントンでの「クォンタム・リープ(量子的飛躍)演説」!

 米議会上下両院議長が、「かねがね、(CIAや東京大使館からの報告で)聞いてはいたが、これは、やはり……」というような顔をするのも、むべなるかな?

Posted by 大沼安史 at 09:25 午前 |

〔美しい国は、東京オリンピックへ、粛々と進む〕◆ 「 千葉県柏市のある小学校で去年12月21日に朝、母親が6年生の男と子をおこしに行ったら亡くなっていたという悲しい出来事があったばかりだが今度は先週に同じ小学校の2年生の男の子がサッカークラブの練習中に倒れそのまま亡くなった。病名は突発性不整脈だそうです」/ 「東北、関東は生活空間が放射性廃棄物が入れられた大きなドラム缶の中で暮らしているようなものです」

 ◎ 「食の安全を考える放射線測定」 : 突然死
 (2015年1月30日付け) ⇒ http://geiger.grupo.jp/blog/793765

          *
 
 ・ 後に近所の子供の同級生の祖父がなくなり、その1週間後に今度は同じ家に住んでいたその父親が亡くなった事を思い出しました。
放射能の因果関係はわかりませんが関係がないとは絶対に言えません。
セシウムにこれなら安全と言う閾値はなく摂取すれば確実に心臓に蓄積するので確実にリスクは増えるからです。
セシウムの致死量は青酸カリの2,000分の1との記述も以前みかけました。

 現在も毎時、1,000万ベクレル放出しているセシウム(東電発表値)や汚染瓦礫などの焼却により首都圏でも福島第一原発事故由来のセシウムが確実に存在します。

  空気中に舞っている埃=セシウムです。

 その根拠は私が測定した関東地区のダストのすべてから福島第一原発事故由来のセシウムが検出されています。

 それどころか水道水からも事故由来のセシウムは検出されています。

 何度もブログで事故後に世界が180度変わったと書いてきましたが首都圏の生活空間には事故前にはなかった毒が確実に存在するのです。
それも事故前は低レベル放射性廃棄物してドラム缶に入れられ厳重に管理されていた値の100Bq/kg超は都内のダストでは高いほうではありません。
つまり東北、関東は生活空間が放射性廃棄物が入れられた大きなドラム缶の中で暮らしているようなものです。

 そこで食事をしてセシウムが舞う校庭で運動をしていい筈がありません。

Posted by 大沼安史 at 08:32 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 新たな恐怖! 海外の研究者や政府関係者が不安視、苛立つ最悪の「地底臨界」危機進行中? ★ 東電、アフリカで20億年前に起き、数10万年続いた「オクロ天然原子炉」を、人工的に再現? フクイチは「核の臨界活火山」と化した?

 〔★は大沼〕◎ 週プレ 
 (28日付け)⇒ http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/playboy-20150428-46924/1.htm

          *

 ◎ 「オクロ天然原子炉」ウィキ ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%81%AE%E5%A4%A9%E7%84%B6%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%82%89

          *

 ・ 通常ならば、原子炉や実験施設内でコントロールされる「再臨界」は自然状態でも一定の条件が整えば起き得る。その条件とは中性子と水、地質。IAEA技術会議のシミュレーションでは、まず原発地下の水流と岩盤層が中性子の反射装置となり、デブリ内のウランやプルトニウムが連鎖的に核分裂していく。

 そして膨大な崩壊熱で水蒸気爆発が繰り返され、新たに生まれた放射性物質が地上へまき散らされる…。

 琉球大学理学部の古川雅英教授(環境放射線学)は、こう分析する。

 「そうした自然界の臨界現象は、アフリカ中西部のウラン鉱山(ガボン共和国オクロ)で20億年前に起きており、当時の地層が海底にあったことが中性子による核分裂反応を少なくとも60万年間にわたり持続させたようです。その点では、大量の地下水が流れる福島第一原発の地質構造も共通した条件を備えているかもしれません」

 飛距離パワーが強く、人体を含めて通過した物質の原子を「放射化」させる中性子線そのものの威力はとてつもない。1999年に東海村の核燃加工場で起きた「JCO臨界事故」では、ウラン化合物約3㎏の連鎖分裂で半径10㎞圏の住民約30万人が屋内退避した。

 それに対して、質量がケタ外れに多い福島第一原発のデブリが「地底臨界」すれば、東日本どころか地球規模の超巨大原子力災害に突き進む! だからこそ海外の研究者や政府関係者たちも福島第一原発事故処理の不透明な現状に対して不安と苛立ちを募らせているのだ。

 事実、この悪夢のような破局シナリオが決して絵空事でないことは、他の科学的事実からも裏づけられる。

 そのひとつ、CTBT(包括的核実験禁止条約)に基づき「日本原子力開発機構」が群馬県高崎市に設置した高感度の放射性核種監視観測システムには、昨年12月から福島第一原発の再臨界を疑わせる放射性原子、ヨウ素131とテルル132が検出され続けている。

 また福島第一原発2号機横の観測井戸では、今年に入って新たな核分裂反応の再発を示すセシウム134とトリチウムの濃度が高まるばかりだ。昨年秋に開通した国道6号線の第一原発から第二原発までの12㎞区間でも高線量が続いている。

果たして、福島第一原発はメルトアウトで地底臨界という最悪の事態を迎えつつあるのか?

Posted by 大沼安史 at 08:23 午前 |

〔チェルノブリへ、森林火災、迫る!〕◆ 30キロ圏内 1992年以来、最悪の事態 1万ヘクタールを焼く / 森林放射能が火災によって再拡散! 「呼吸被爆」招く 

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 〔★は大沼〕◎ RT : http://rt.com/news/253897-chernobyl-fires-rage-ukraine/
 ⇒ http://rt.com/news/253897-chernobyl-fires-rage-ukraine/

 ★ フクイチ放射能廃棄物の焼却処分も、死の灰の大気再拡散を招く! 止めなければ!

          *

 ・ “A very large, catastrophic forest fire is taking place in a 30-km zone around the Chernobyl power plant. We estimate the real area of the fire to be 10,000 hectares; this is based on satellite images. This hasn't been officially acknowledged yet.”

 ・ The potential danger in this fire comes from the radioactive contaminants the burning plants have absorbed, ecologist Christopher Busby told RT. “Some of the materials that were contaminating that area would ahve been incorporated into the woods. In other words, they land on the ground in 1986 and they get absorbed into the trees and all the biosphere. And when it burns, they just become re-suspended. It's like Chernobyl all over again. All of that material that fell on the ground will now be burned up into the air and will become available for people to breathe." Christopher Busby is the scientific secretary of the European Committee on Radiation Risks.

Posted by 大沼安史 at 08:10 午前 |

2015-04-29

〔安倍首相訪米〕◆ 米国営放送、VOA(ヴォイス・オブ・アメリカ)が、「アベ、TPP交渉 完結を誓う」と報道 ★ 「国賓」待遇の結果は――狙いは、コレだった! 安倍首相が今回の「訪米公約」を破ったとき、米政府は怒りの懲罰を下すだろう!

 〔★は大沼〕◎ Obama, Abe Pledge to Complete Pacific Rim Trade Pact
 (28日付け)⇒ http://www.voanews.com/content/obama-to-host-japan-abe-at-white-house/2737372.html

 ・ U.S. President Barack Obama and Japanese Prime Minister Shinzo Abe pledged Tuesday to complete a 12-nation Pacific Rim trade agreement even as the American leader acknowledged there is opposition in both countries.

Posted by 大沼安史 at 10:14 午前 |

〔イスラム国の反乱〕◆ イラク政府軍の車列に、ブルドーザー自爆攻撃 / 政府軍第一師団長が戦死 / ファルージャ北郊 ★ 安倍政権は自衛隊をイラクに送り込むつもりではないか?!

 〔★は大沼〕◎ AP(ニューヨーク・タイムズ): Iraq: ISIS Kills an Army Commander
 (24日付け) ⇒ http://www.nytimes.com/2015/04/25/world/middleeast/iraq-isis-kills-an-army-commander.html?mabReward=CTM&action=click&pgtype=Homepage&region=CColumn&module=Recommendation&src=rechp&WT.nav=RecEngine&_r=0

 ・ Fighters from the Islamic State group ambushed an Iraqi Army convoy on Friday with a bulldozer packed with explosives, killing the commander of the First Division and three of his staff officers north of Falluja, said military officials. A suicide bomber in the bulldozer attacked the convoy of Humvees and then militants opened fire, killing Brig. Gen. Hassan Abbas Toufan, a colonel and two lieutenant colonels, said a member of the division and an intelligence officer.

          *

 ★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 02:06 午前 |

2015-04-28

〔小出裕章さん 外国特派員協会で〕◆ 「もし、私が安倍さんであれば、まず真っ先にやることは子供たちを汚染地帯から避難させるということです」★ 安倍首相がやるべきは、この国を「戦争をする国」にすることではない! フクイチと真正面から向き合い、なにより、こどもたちを被曝から守ることである!

  古賀茂明さんを日本の首相に! 

    小出裕章さんを原子力規制委員会の委員長に!

 ◆ 結局、溶け落ちた燃料を取り出すことはできないと私は思いますし、
チェルノブイリ原子力発電所でやったように「石棺」というもので封じ込めるしかないと思います。

 しかし、1号機、2号機、3号機にも4号機と同じように使用済み燃料プールがあって、そのプールの中に、未だに使用済みの燃料が沈んだままです。それをなんとかして掴み出さない限りは、石棺を作ることすらができません。

 1号機2号機3号機の使用済み燃料プールの底から、燃料を少しでも危険の少ない場所に移すまでに何年かかるのか?私にもわかりませんし、東京電力も国も、ほとんど分かっていないだろうと思います。

 ◆ 日本国政府は原子力緊急事態宣言を出して、「今は緊急事態だから法律を守らなくてもいい」ということにして、人々をこの汚染地に捨ててしまったのです。

          *

 〔★は大沼〕◎ ≪みんな楽しくHappy♡がいい♪≫ : <福島原発事故>今も緊急事態宣言は解除されていない〜「もし、私が安倍さんであれば、まず真っ先にやることは子供たちを汚染地帯から避難させるということです」小出裕章氏4/25日本外国特派員協会(全部文字起こし)
 ⇒ http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4220.html

Posted by 大沼安史 at 11:42 午前 |

〔安倍首相 米議会演説へ〕◆ 「日本は過去に責任を負わねばならない (Japan must take responsibility for its past)」 米ボストンの名門紙、「ボストン・グローブ」が社説で安倍首相を批判 / <不幸にもアベの訪米に影を投げかけているものが、ひとつ――たったひとつだけある。それは彼自身の「歴史観」である> ★ 日本の戦時中の過去について、安倍首相が「言わない」ことも、戦後70年に、影を及ぼす!

 
 〔★は大沼〕◎ (24日付け)⇒ https://www.bostonglobe.com/opinion/editorials/2015/04/23/japan-must-take-responsibility-for-its-past/iUDAx0BmygyDezwswX2dNM/story.html

 ・ That’s why it’s so unfortunate that Abe’s visit will be overshadowed by one thing and one thing only: his view of history.

 ・  It’s a shame that this celebration will be diluted by the understandable focus on what Japan’s prime minister has said — or not said — about the past.

Posted by 大沼安史 at 11:11 午前 |

〔安倍首相 ハーバード大学で演説〕◆ ハーバードの学生団体、18団体と161人の学生個人が、日本軍の慰安所運営に対する直接関与をみとめよう安倍首相に迫る、公開抗議書簡(オープン・レター) / 1時間にわたる静かなる抗議デモで読み上げ ★ ハーバードの日本の留学生は肩身のせまい思いをしていることだろう。

 〔★は大沼〕◎ 学生新聞「ハーバード・クリムゾン」: Address by Japanese Prime Minister Met With Student Protest
 ⇒ http://www.thecrimson.com/article/2015/4/28/japan-pm-protest-iop/

          *

 ・ Abe’s remarks were preceded by an approximately hour-long silent demonstration organized by Harvard students that, according to an open letter read at the protest, protested his government’s “direct role in operating a system of sexual slavery during World War II.”

  Eighteen Harvard student groups and 161 students signed the open letter, which demanded an acknowledgment of the “Japanese government’s direct involvement in the operation of comfort stations.” Abe has come under fire for his historical revisionism and attempts by the Japanese government as recently as this January to edit passages in U.S.-published textbooks about World War II and Japanese military brothels.

Posted by 大沼安史 at 11:02 午前 |

〔安倍首相 ハーバード大学で演説〕◆ 慰安婦問題に言及 「人身売買の犠牲」(★ 「業者」の問題にすりかえ) ◆ 「会場の外ではハーバード大学の学生ら数十人がデモをし、慰安婦制度の運営に日本が国家として関与したことを認めるよう安倍首相に求めた」


 〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : 安倍首相、慰安婦問題に言及 「人身売買の犠牲」
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH4W4QRKH4WULFA00S.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH4W4QRKH4WULFA00S

Posted by 大沼安史 at 10:51 午前 |

〔安倍首相 米議会演説へ〕◆ オバマ大統領の歓迎晩さん会で安倍首相が舌鼓を打つ「食器(チャイナ)」は、Hawaii blue(ハワイ・ブルー)/ ミシェル夫人が選ぶ / 乾杯は日本酒 サラダは「シーザー・サシミ」、和牛ビーフに、トーフ入りチーズケーキ

 ★ 青色チャイナ、「ハワイブルー」と聞いて、真珠湾の海の色を、あるいは空の色を、想像するのは、わたしだけだろうか?

 70年前、安倍首相の祖父、岸信介氏ら、時の権力者が決断して実行した真珠湾奇襲攻撃!

 鬼畜米英との聖戦に動員された、わたしたちの祖父世代は、安倍首相の元鬼畜への屈服を、どう思うことだろう?

 日本酒で乾杯? 和牛で舌鼓?

 〔★は大沼〕 ◎ AP通信 : Barack Obama state china sports Hawaii blue
 ⇒ http://www.hawaiinewsnow.com/story/28912886/barack-obama-state-china-sports-hawaii-blue

 ・ The official state china of President Barack Obama's administration is a modern-inspired service trimmed in a blue that recalls the waters of his native state of Hawaii, and Japanese Prime Minister Shinzo Abe will be among the first guests to eat from it at a state dinner Tuesday in his honor.

 ・ The menu features Caesar sashimi salad presented in the style of a Japanese gift, Wagyu beef and an American-style cheesecake made using tofu and soymilk.

 Obama will toast Abe with sake, a Japanese beverage made from rice.

Posted by 大沼安史 at 10:43 午前 |

〔安倍首相 米議会演説へ〕◆ 「元・日本軍慰安婦」の李容洙(Lee Yong-soo)さん(87歳)が、ワシントン入りして抗議 / 「安倍首相は公式謝罪をしてください」 ◆ スチーブ・イスラエル下院議員(民主党)も「過去の残虐行為を無視することは、非常にトラブルのある未来を保証するものだ」と厳しく批判!

 ◎ AP通信 / 米「ミリタリー・タイムズ」掲載
 (25日付け)⇒ http://www.militarytimes.com/story/military/2015/04/25/japans-war-history-will-shadow-pms-us-visit-next-week/26360651/

          *

 ・ Korean-American activists are planning protests and critical press ads for Abe's visit. One of the 53 Korean comfort woman survivors, Lee Yong-soo, 87, has been flown to the United States. With a trembling voice, she told reporters Thursday on Capitol Hill that Abe was "denying the truth."

 She said at age 16, she had been taken from her home in Korea and shipped to Taiwan and forced to serve Japanese soldiers, who beat her and used electric shocks on her when she resisted. She said the two years of servitude had "destroyed her life." She demanded Abe make an official apology.

          *

 ・ "To ignore past atrocities, Mr. Speaker, is to ensure a very troubling future," Democratic Rep. Steve Israel said in the House this week.

Posted by 大沼安史 at 10:15 午前 |

〔安倍首相 米議会演説へ〕◆ 「戦時中の行為を悔い改めようとしない」日本の政権は、「日本自身にとっても、日米同盟にとっても、お荷物( burden )」――前・米国務次官補(東アジア担当)が苦言! 「アメリカとしては、ほんと頭に来ている(really frustrating)。日本がもっとまっすぐ正直(more forthright and honest )に歴史に向き合っていれば、いまごろ、もっと重要な指導的役割を果たしていたのに」と、首相訪米を前に痛烈批判!

 ◎ ブルームバーグ : Abe’s Congress Speech to Rivet Audience 7,000 Miles Away  (27日付け)⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-04-26/abe-s-congress-speech-to-rivet-asian-audience-7-000-miles-away

 ・ Japan’s perceived lack of contrition for its wartime actions has been particularly vexing for South Korea, hampering U.S. efforts to mount a united front against North Korea’s nuclear threat and China’s rising assertiveness.

 “It is really a burden for Japan and it becomes a burden for the U.S.-Japan alliance,” said Susan Shirk, a former deputy assistant secretary of state for East Asia.

“What is really frustrating from the standpoint of the United States is that if Japan had confronted its history in a more forthright and honest manner going way back to the post war period, then I think we’d find Japan able to play a much more important leadership role” in Asia, said Shirk, chair of the 21st Century China Program at the University of California in San Diego.

Posted by 大沼安史 at 10:05 午前 |

2015-04-27

〔美しい国の総理大臣、アメリカへ行く〕◆ ボストンの「ジョン・F・ケネディ記念図書館」を、長女のキャロライン・ケネディ米駐日大使の案内で視察 ★ 「赤ちゃんが一人でも奇形を持って生まれてくるということは……我々が無関心を装ってもよいような、単なる統計ではない」――ケネディ大統領はこう言って核の恐ろしさを警告していた! 安倍首相はこの意味をかみしめるべきだ!

 〔★は大沼〕◎ 読売オンライン : 首相、ケネディ大使の案内で「記念図書館」視察 
 ⇒ http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/yomiuri-20150427-50045/1.htm

 ・ 首相は視察後、記者団に「輝くようなリーダーシップによっていかに多くの事を成し遂げることが出来たかということを感じ、改めて感銘を受けた」と述べた。

 ◎ ケネディ大統領、1963年7月26日、米ソが限定的核実験禁止条約締結で合意したことを告げる全米向けのテレビ・ラジオ演説で、以下のように警告した。

 骨に癌ができ、血液は白血病を起こし、肺に毒が入った子どもや孫たちの数は、自然由来の健康被害と比べると統計的に小さいと思えるかもしれない。しかし、これは自然由来の健康被害ではない。さらに、統計的な問題でもない。人間の命が 一人分でさえも失われるということ、あるいは、赤ちゃんが一人でも奇形を持って生まれてくるということは、例えその赤ちゃんが、我々が皆死んでしまったずっと後に生まれて来るかもしれなくても、我々全員にとって重要なことであるべきだ。我々の子どもたちや孫たちは、我々が無関心を装ってもよいような、単なる統計ではない。

 ⇒ http://www.presidentialrhetoric.com/historicspeeches/kennedy/nucleartestban.html

 英語原文は以下の通り。

  The number of children and grandchildren with cancer in their bones, with leukemia in their blood, or with poison in their lungs might seem statistically small to some, in comparison with natural health hazards. But this is not a natural health hazard—and it is not a statistical issue. The loss of even one human life, or the malformation of even one baby—who may be born long after we are gone—should be of concern to us all. Our children and grandchildren are not merely statistics toward which we can be indifferent.

Posted by 大沼安史 at 12:49 午後 |

〔フクイチ・アウト・オブ・コントロール〕◆ 周辺地域で線量が1000倍に急上昇! “フクイチ”で何かが起きている!? ◆ 東京でも最大4倍の急上昇 / 南相馬市では、復旧したての常磐自動車道・南相馬鹿島SA(サービスエリア)ポストで通常線量の1000倍にあたる毎時55μSv(マイクロシーベルト)を最大に、市街地各所で数十倍の上昇が見られた。

★  安倍首相は在米中、米国のメディアから、フクイチはほんとうに「アンダー・コントロール」しているのか、と確認の質問を浴びることになろう。

 〔★は大沼〕◎ 週プレ : (27日付け) ⇒ http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/playboy-20150427-46919/1.htm

 ・ それぞれの線量上昇時には福島第一原発方向からの風が吹いていた。福島県内各地の放射能汚染を詳しく調べてきた「南相馬・避難勧奨地域の会」の小澤洋一さんはこう語る。

 「これら福島県が設置したモニターの高線量折れ線グラフは、異様に長い剣のように突き出た1、2本のピークが特徴的で、しかも短時間に限られた場所で現れたため、あいにく私の個人測定ではキャッチしていません。

 しかし福島県は、この後すぐに40ヵ所ものモニターを“機器調整中”とし測定を止めました。この対応はあまりにも不自然だと思います。もし本当に高額な精密モニター機器が何十台も同時故障したというなら、それ自体が行政上の大問題でしょう」

 ・ この福島第一原発2号機の温度急上昇と関係がありそうな異変は、実は福島県以外にも及んでいた。そのひとつが4月7日の東京都内だ。

 本誌は原発事故から4年間、都内43ヵ所の「定点」で月数回ペースの線量測定を実施してきた。そして北東・北方向から4、5mの風が吹き続けた7日正午から夕方にかけて、港区・新宿区・渋谷区・世田谷区を中心にいつもの2~4倍に達する線量上昇を確認した。

 また「原子力規制委員会」が公開した4月中旬までの全国線量グラフにも東北各県や神奈川県などで急激な上昇が見られた。

Posted by 大沼安史 at 12:34 午後 |

〔美しい国の総理大臣が行く〕◆ 安倍首相、「英語演説でちょっと神経質になっているでの、米議会のみなさんにはお手やわらかに」とお願い 「日本(国会)では、野次に対処しなければならない」といって、ヤジ(怒号?)も牽制 / AP通信が報道

 ★ 安倍首相には、米連邦議会の壇上から、「ニッキョウソ」などとヤジを飛ばさないよう注意してもらいたいものだ!

 〔★は大沼〕◎ Japan's prime minister Abe on weeklong US tour, showcasing defense alliance, business ties
  ⇒ http://www.newser.com/article/2d6fcedbcca54f5b82f267ab20720e62/japans-prime-minister-abe-on-weeklong-us-tour-showcasing-defense-alliance-business-ties.html

 ・ Abe said he is somewhat nervous about making a speech in English, and is hoping the lawmakers will be kinder than their peers back home.

 "In Japan, I have to deal with hecklers," he said.

Posted by 大沼安史 at 12:25 午後 |

2015-04-26

〔イエメン戦争〕◆ ユニセフ(国連児童基金)がサウジアラビア主導の空爆攻撃で、イエメンの子どもたち、少なくとも115人が死亡、172人が手足切断と公表 ★ 日本の安倍政権は、どうしてサウジ主導連合軍(米軍参加)を人道的な立場から非難しないのだ! 自衛隊、イエメン派兵、絶対反対!

 〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/04/24/children-yemen-paying-devastating-price-relentless-saudi-led-assault-unicef

 ・ UNICEF reported Friday that at least 115 children are included among the dead and 172 have been maimed since the Saudi-led air strikes began on March 26. The agency documented at least 64 children killed by bombings, noting that "these are conservative numbers as the verification process is ongoing. The total number of children killed or maimed in Yemen’s conflict is likely to be higher."

 ★ サウジは、イエメンのアルカイダ・グループの活動については、野放しにしている。

 アルカイダとは、サウジが育てた組織だからか?

Posted by 大沼安史 at 07:54 午後 |

〔新たな核惨事を想定?!〕◆ FDA(米食品医薬品局)が、日本のエーザイの甲状腺癌治療薬を、2ヵ月間前倒しで承認! ★ ことし2月のこと。米国では昨年、約6万3千人が甲状腺癌になった。フクイチ放射能プルームのせいでなければよいが! 

 〔★は大沼〕◎ ロイター : FDA approves Eisai's thyroid cancer drug
 (2015年2月13日付け)
 ⇒ http://www.reuters.com/article/2015/02/13/us-eisai-fda-idUSKBN0LH1N820150213

 ・ The U.S. Food and Drug Administration said it approved Japan's Eisai Co Ltd's drug to treat the most common form of thyroid cancer more than two months ahead of the review date.

 The drug, Lenvima, was cleared for use in patients with progressive, differentiated thyroid cancer (DTC) who have not adequately responded to radioactive iodine therapy, the agency said on Friday. (1.usa.gov/1vIeI1Q)

 ・ Last year, about 62,980 Americans were diagnosed with thyroid cancer, and at least 1,890 succumbed to the disease, according to the National Cancer Institute.

 ◎ FDA ニュースリリース
 ⇒ http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm434288.htm

 ★ この記事は、以下のツイッターによる情報がソース! 多謝!

 ⇒ https://twitter.com/chidori6/status/591576954354044928

Posted by 大沼安史 at 03:21 午後 | | トラックバック (0)

〔佐野千遙博士が警告!〕◆ <政府やマスコミは危険が迫っている等とは全くおくびにも出していませんが、実際には”第2次東日本大地震”が近々起こり得る状況に有り、若しそうなった場合、既にメルトダウン核燃料の地下水接触によるトリチウム爆発を起こしている福島原発が大きな核爆発を起こす危険が現実に御座います>
 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://ameblo.jp/allahakbar231/entry-12019038207.html

 ★ 佐野博士は、その理由を、こう説明する。

          *

 何故最近の大地震の時には地磁気に異常が起こるのかというと、米軍HAARPが重水をプラズマ化して超低周波で目的地点の地下にほぼ光速度で(高周波の台風用HAARPは高周波である為に速度は遅いが、人工地震用HAARPは超低周波であるために速度は(この間までのCERNの加速器すら実現していなかったような)ほぼ完全な光速度であり、その為に質量が巨大となり、その衝撃波は地震となる)送る為に、その地下の地点まで地表を貫き、重水素原子核2つが熱核融合しヘリウム原子核となる際に、水素爆弾として目的地点の地下で炸裂するからである。

          *

 ★ そして、警告を発した動機を、こう説明する。

          *

 今まで理論ばかりを述べて来た物理学者の私・佐野千遥が、今度はその理論を背景に時事問題に言及して、その客観的危険性を訴えているのですから、その信憑性が高くなる点を御理解下さい。

 皆さんの危機感を煽る目的で、こう発表したのでは全くない事を御理解下さい。

 事実にそぐわない危機感を煽っても、私には些(いささ)かの利も齎しません。

 私は利権派や帝国主義国家権力や闇の権力に繋がっていない物理学者として実際に危険が有ると判断したから、この見解の発表を行いました。

 ★ 博士は続けて、こう、わたしたちを励ます。

          *

 「そういう事を考えると、不幸な気持ちに成るから考えない。」というような主観的な脆弱な精神は慎むべきであり、又、政治的打算、経済的打算で行動するのも慎むべきであり、客観的真実を直視して考察し、利権派・国際帝国主義国家権力・闇の権力による攻撃の前に社会正義の為、社会的愛の為、一人の隣人も迷子にならないように連帯し判断して行動する必要が御座います。

          *

 ★ 米軍のHAARPが地震、地殻変動を引き起こしているとは……!?

 安倍首相の訪米と関連があるとは、考えたくないが……!?

 もしHAARPが(またも?)巨大地震を引き起こし、フクイチに(またも?)致命的な打撃が加わり、例の「悪夢の連鎖」が起きるようなことになれば、日本だけでなく、北半球――とくに北米が、(これまで以上に)ひどく汚染されることになる。

 そのような重大な結果を招くことを、どこの誰であれ、やるはずがない(フクイチ・トリプルメルトダウンによる「北米第1次汚染」がすでに起きている以上、わたしのような者には思うのだが……/ つまり、かりにあったとしても脅迫行為にとどまる)と思われるが、とにかく、佐野博士の警告である。

 最大限の注意と準備は怠りなく!

Posted by 大沼安史 at 02:56 午後 |

〔あじさいは光の花〕◆( 大倭紫陽花邑 ・ 機関紙 「おおやまと」 4月号より)/ 矢追日聖さん、1992年8月2日、80歳の講演より / 「その光明皇后さんは花を持って出て来てね、仏教やから蓮の花やったらまあ話わかるんやけれども、紫陽花やねん。そしてね、「地下水の如く清く流れ、紫陽花の如く美しく咲け」と言われた。「どういう意味かな?」と思ぅておってんけどね……」

 〔★は大沼〕 ◎ 「おおやまと」電子版 ⇒ http://www.ohyamato.jp/ohmotomiya/pdf/oymt201504.pdf

 ★ 帰幽4年前の講話。

 法主さま(日聖さん)は、こうも言っている。

          *

 ・ 霊的に感応して来るのは、人格霊・子幽霊または畜生霊のどっちかです。それを、「この神さんを信仰したら御利益ある」と言うのは、ほとんど偽もん。ところが、そういう嘘言うたら流行(はや)んねん。それは宗教じゃなくて企業なんですよ。

 ここでは、「うちの神さん、なんぼ拝んでも御利益ないで」とほんまのこと言うてる(笑)。……

          *

 ★ 日聖さんは、4月号(今月号)の別のところで、こう書きのこされている。

          *

 ……だから死んだらしまいと信じている世の多くの人々に、「死んだら、死んだ世界の人々の世界がある」ということを、私は知らせてやりたいだけのこと、姿なき人間の世界だがね。……ついでにこの世界には吾々人間界も含まれていることもね。

          *

          * 
 
 〔★は大沼〕 ◎ 「おおやまと」電子版 ⇒ http://www.ohyamato.jp/ohmotomiya/pdf/oymt201504.pdf

 ◎ 矢追日聖さん略歴 ⇒ https://kotobank.jp/word/%E7%9F%A2%E8%BF%BD+%E6%97%A5%E8%81%96-1657035

Posted by 大沼安史 at 10:28 午前 |

〔フクシマの歌〕◆ 高木桂子さん、『青雨記』より / (爆発後はじめての雨) 繊すぎる雨の降りきてをさなごのやはき身体を汚しゆくなり 

 〔★は大沼〕◎ 高木桂子さんの歌集『青雨記』は、 「いりの舎」  の発行。

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          *

 ★ ヒロシマには「黒い雨」が降った!
  
   フクシマには「青い雨」。

   セシウムの色か。

          *

 ★ 高木さんの歌集から、もう1首。

  あをいろの雨はしづかに浸みゆきて地は深々と侵されてゐる

Posted by 大沼安史 at 09:44 午前 |

〔田中龍作ジャーナル〕◆ 麻生大臣にお追従 外国人記者を嘲笑する日本マスコミの愚 / ★ 中国人女性ジャーナリストの質問に(ナチスの手口に学んだのか?)まともに答えず、香港フェニックスTV、2億5千万人の視聴者を敵に回し、軽蔑を買った、この「副総理」とかいう人物の愚かしさよ!  

 〔★は大沼〕(25日付け)⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/04/00011056

          *

 (前略)麻生:「フェニックスTV、おお」

 李:「はい、特派員の李と申します。AIIBのことについてお尋ねしたいと思います」

 麻生:「ハハハハ」

 複数の記者が麻生大臣と一緒に笑う。

 やっと質問に入れた李さんは、日本政府がAIIBに加盟しないことについて「野党は外交の敗北だとコメントしているが、大臣はどのように見ているか?」と問うた。

 麻生大臣が答える。「おたく(中国)と違って、うち(日本)は野党が何でも言うんですよ」。

 複数の記者が再び笑う。

 麻生大臣が畳みかける。「うちは共産党じゃありませんからね。中国と違って何でも言える国ですからいい国なんです・・・(後略)」。

 ……

 香港フェニックスTVは、世界各国に住む華人を中心に2億5千万人もの視聴者を持つ。李さんは自らのブログで“事件”を綴っている。麻生大臣も記者クラブも物笑いの種だ。

Posted by 大沼安史 at 09:25 午前 |

〔官邸ドローン フクイチ放射能汚染土を、100g搭載〕◆ 「100gの倫理」――山本容疑者は自分の行為に、「倫理のリミッター」(限界)を課していた! ≪官邸も守れない、汚染土も管理できない国が原発を・・・てのは多分マスコミが言ってくれるか・・・≫ ★ 山本容疑者は、(たとえば爆発物を積みこまずに / そして、人に危害を加えない ) ギリギリの線で、問題提起をしたかったようだ!

 〔★は大沼〕◎ 山本容疑者のブログ「ゲリラブログ参 テロとか」/ 4月24日付けブログ「100gの倫理」
 ⇒ http://guerilla47.blog.fc2.com/blog-entry-51.html

 ・ ドローンに積んだ汚染土は99gでもなく101gでもなく100g

 テロにセンスとかコダワリとかはタワゴトだけど・・・

 使用した汚染土はこれが全て・・・ここが今の倫理のリミッター・・・

 ・ 核の平和利用vsテロの平和利用・・・

 再稼動の進行にあわせてリミッターを解除していけばイスラム国と変わらなくなる・・・

 自分の無能さが悲しい・・・

 官邸の警備も無能で悲しい・・・歴史が歪んだじゃないか・・・

 ・ ドローン1機で右往左往・・・証拠処分してしまえば捕まらないな・・・もう一回やるか・・・

 警備を強化した官邸に更に汚染土積んだドローンを落として・・・

 そんなことしても再稼動は止まらないしな・・・

 でも面白そうだな・・・やるか・・・イヤ・・・やらない・・・

 100gのままでいい・・・

          *

 ◎ 福井新聞オンライン : 「官邸サンタ」で事件経緯詳述 ブログに反原発意見、ドローン写真も
 (26日付け)⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150426-00010001-fukui-l18

 ・  12日 4/8、1時、赤坂到着。4時、天候が更に悪化。いったん赤坂離脱 4/9、3時30分、赤坂到着。離陸地点を通りから入った駐車場に変更。迷わず離陸。官邸上空。中庭。全く見えない。真っ暗。官邸の輪郭すらつかめない。目標を官邸前庭に変更。前庭のライトめがけて下降。操縦用の電波は微妙に拾っててスティックを下降させ続ける。そのまま完全ロスト。現場離脱。10時45分、小浜。帰宅後ニュースをみるが、何も報道ない

 22日 (官邸屋上でドローンが見つかり)遅せーよ職員!2週間放置て。工具を持つ手が震える。犯罪者は自分の報道をこんな感じでみるのか。放射線も感知してくれたか。液体とか言ってるけど土だし

 24日 ドローンに積んだ汚染土は99グラムでもなく101グラムでもなく100グラム。証拠処分してしまえば捕まらないな。もう一回やるか。そんなことしても再稼働は止まらないしな

Posted by 大沼安史 at 09:11 午前 |

2015-04-25

〔安倍首相よ、国売り給ふことなかれ!〕◆ 安倍首相の「3本の矢」を聞いて、聖徳太子であれば、あの「狂乱の(蘇我)馬子」(亀井勝一郎)を想起することだろう。崇峻天皇暗殺後、馬子は「3本の矢」を放った。言挙げしながら、暴虐の矢を放った。/ 安倍晋三氏の「3本の矢」とは、「原発再稼働」「集団自衛権」……そして「TPP」である。/ 太子はいま、おのれの17条憲法・第9条が安倍政権によって蹂躙されていることを嘆いているのではないか?

 〔★は大沼〕 ◎ 亀井勝一郎『上代思想家の悲劇―聖徳太子』(春秋社)103~105頁参照。

 ◎ 聖徳太子、17条憲法 第9条

 ・ 信〔まこと〕はこれ義の本(もと)なり。事毎(ことごと)に信あれ。それ善悪成敗はかならず信にあり。群臣ともに信あるときは、何事か成らざらん、群臣信なきときは、万事ことごとく敗れん。

          *

 ★ 安倍政権がこの「聖徳太子憲法・第9条」に違反しているのは、選挙ポスターという公的な証拠をみれば、一目でわかる。

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 民衆の叫び、訴えに聞く耳をもたぬ、まるで邪霊にとりつかれた、戦争ゾンビのような安倍首相よ、「和を以(も)って貴(とうと)し」(第1条)となす、聖徳太子の教えを、あなたはドブに捨てた。

 わたしは、聖徳太子の霊もまた、先の大戦で非条理は死を遂げさせられた幾多の霊とともに、安倍首相の狂乱ぶりを見守り、指導を加えようとしていると、思っている。

 わたしは権力の座にあるもの、聖徳太子の生き方に――ご子息の山背大兄王の生き方(あるいは、平和主義を貫かれたその生き方)に――すなわち「17条憲法」の精神に学び、その精神に生きることが、(いまこそ)求められている、と思う。

 安倍晋三氏よ、これ以上、この国を売ることなかれ!

 自衛隊の血を流し、民百姓の生活を破壊してはならない!

 首相公邸に、なぜ幽霊(怨霊)が出るのか、君は心して考えねばならぬ。

 世間知らずの、無能で傲慢な、お坊ちゃま君、君は禊をして邪霊を払い、斎庭に立って、贖罪をしたうえで、潔く、退陣したまえ!

          *

 ★ わたしが新聞社の主筆であるなら、安部晋三氏に退陣を迫る「社説」を書いていることだろう。

Posted by 大沼安史 at 09:27 午後 |

〔金福童(KIM BOK-DONG )さんが訴え〕◆ 安倍首相は米議会での演説で、日本軍の性奴隷だった私たちに謝罪すべきである。/ 「安倍首相は、証拠がないという。わたしが証拠です」 / 「わたしはもう90歳。でも、でもまだ愛とは何かを知りません」★ 海外メディアが一斉報道!

 ★ 韓国から東京に来て、記者会見した李容洙さんは現在89歳。

 14歳のとき、だまされて「慰安婦」にされ、広東、香港で、日本軍の性奴隷を続けさせられた。

 平日は15人の兵士と、週末はそれ以上の兵士と。

 李容洙さんは言った。

 「わたしは間もなく90歳。でも、わたしは愛とは何か、いまでも知らないのです。わたしは、まだ少女のときに引きずり出されました」

 「でも、わたしは死ねません。わたしがやらねばならないことが、まだあるからです。わたしには正式な謝罪が必要です。わたしの尊厳と名誉が必要です」

 「慰安婦は存在しないというのは不条理なことです。わたしはきょうここに、生きた証拠として来ています。安倍首相は、証拠がないという。わたしがその証拠です」

          *

          * 

 〔★は大沼〕◎ 英紙ガーディアン : Wartime sex slave urges Japanese PM to apologise during US trip
 (24日付け) ⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/apr/24/wartime-sex-slave-japan-pm-shinzo-abe-apologise-us-trip

 ・ A South Korean woman who worked in Japanese military brothels during the war has called on Japan’s prime minister to apologise to her and other survivors of wartime sexual slavery when he visits the US next week.

 ・ Kim Bok-dong, a South Korean who was 14 when she was lured into sexual slavery with the promise of a job in a clothes factory, said Abe should “recognise the mistakes of the past” and acknowledge that up to 200,000 mainly Korean women were forced to work in Japanese military brothels before and during the second world war.

 “What we want [from Abe] is simple – an official apology and reparation,” said 89-year-old Kim, who was first taken to work at a “comfort station” in Guangdong, China, and then to brothels in Hong Kong and several countries in south-east Asia. “He wasn’t personally responsible, but he is Japan’s prime minister and so it is his responsibility to put right the wrongs of the past.”

 ・ She said she was forced to sleep with about 15 soldiers on weekdays, and many more at weekends. She was beaten if she refused to follow orders and still takes medication to manage pain. Her work in military brothels left her unable to have children.

 “I’m almost 90, but I don’t know what love is. I was dragged off while I was still a girl,” she said. “But I cannot die yet, there are things I need to do. I need an official apology. I need my dignity and honour.”

 ・ “To deny that the comfort women ever existed is absurd,” she said. “I’m here today as living proof that they existed. When Prime Minister Abe says there’s not evidence … well I am that evidence

          *

 ◆ ロイターも報道 ⇒ http://www.reuters.com/article/2015/04/24/us-usa-japan-sexslaves-idUSKBN0NF0VW20150424

 ◆ 英紙テレグラフも報道 ⇒ http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/11560506/Korean-sex-slave-calls-on-Japan-to-face-up-to-its-past.html

 ◆ ブルームバーグも報道 ⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-04-24/wartime-sex-slave-asks-japan-for-apology-before-abe-s-u-s-trip

Posted by 大沼安史 at 11:42 午前 |

〔首都放射能汚染〕★ 東京の子どもたちのための公園で、毎時480マイクロシーベルトのホットスポット ◆「フクシマ惨事の放射能汚染の懸念、甦る」 / ロイターが世界拡散報道! ★ 首相官邸の屋上より、子どもたちの遊び場の放射能汚染の方が問題だ!

 〔★は大沼〕◎ ロイター : Tokyo finds high levels of radiation in children's park
 ⇒ http://www.reuters.com/article/2015/04/24/us-japan-nuclear-park-idUSKBN0NF0LR20150424

 ・ Authorities in the Japanese capital have cordoned off a playground where high levels of radiation were detected this week, reviving concerns about nuclear contamination four years after the Fukushima disaster.

 ・ One area of the park registered 480 microsieverts per hour, or nearly half the recommended annual limit of exposure.

          *

 ◎ 朝日新聞デジタル : 東京の公園で高い放射線量 地中に何らかの発生源か
 (23日付け)⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH4R6QN2H4RUTIL050.html

 ・ 東京都豊島区は23日、区立公園「池袋本町電車の見える公園」で、1時間あたり最大480マイクロシーベルトの放射線量を測定した、と発表した。福島第一原発事故で、国が避難の目安とするのは年間20ミリシーベルト。40時間余り居続けると達する計算になる。

 最大値が測定されたのは、二つの滑り台が組み合わさった遊具がある地表部分。……

Posted by 大沼安史 at 11:11 午前 |

2015-04-24

〔イスラム国の反乱〕◆ シリア政府(アサド政権)がダマスカス郊外研究炉用・高濃縮ウラン〔HEU〕の中国返還に同意 /★「イスラム国」など反政府武装組織などの手に落ち、「汚い爆弾」に使われたら、たいへんなことになる! 

 ★ シリアが保有しているHEUは1キロに満たないが、それだけで「ダーティー爆弾」の材料としては十分だ。

 「イスラム国」軍は、ダマスカス郊外に進出し、首都攻略をうかがっている。

 早急なHEUの移転が必要だ。

          *

 〔★は大沼〕◎ アルモニター : Syria agrees to return highly enriched uranium to China
 22日付け ⇒ http://www.al-monitor.com/pulse/originals/2015/04/syria-give-up-highly-enriched-uranium.html#

 
 ・ Miles Pomper, a senior research associate at the James Martin Center for Nonproliferation Studies, told Al-Monitor that he learned at a conference in Bucharest this week that the Syrians are seeking to modify a small HEU-fueled research reactor and have asked for technical assistance from the International Atomic Energy Agency (IAEA). Pomper, who advocates ending the civilian use of HEU worldwide, called the Syria initiative “a good step.”

The Syrian offer comes only months after the regime of Bashar al-Assad fulfilled a pledge to get rid of its stockpile of chemical weapons and precursors. This new initiative could be viewed as another effort to improve the regime’s tattered international legitimacy but it is not insignificant from a nonproliferation point of view.

 ・ The Syrian reactor was provided by China along with fuel, of which less than one kilogram is believed to remain. It is located at the Der al-Hadjar Nuclear Research Center near Damascus.

Posted by 大沼安史 at 07:19 午後 | | トラックバック (0)

〔フクイチ核惨事〕◆ 汚染水タンク中の放射性物質の量は(それだけで)チェルノブイリ放出量を上回る / 「タンクに溜まっている放射性物質の総量は123PBq」 / 「セシウム137とストロンチウム90が同じ濃度比率で含まれていたとして……チェルノブイリ事故での両放出量合計95PBqの約1.3倍になる」/ 山田耕作・渡辺悦司両氏の論文より ★ ああ、「フクイチ核毒水地獄」の恐ろしさよ!

〔★は大沼〕◎ 市民と科学者の内部被曝問題研究会 : 補論2 汚染水問題について、青山道夫氏の『科学』論文によせて 山田耕作・渡辺悦司
 (7日付け) ⇒ http://blog.acsir.org/?eid=36

 ・ 東京新聞は、すでに2013年夏の漏洩事故当時、旧発表の濃度を基に当時溜まっていた汚染水量33万トンに掛け算して、タンクに溜まった汚染水の放射性物質の総量を27PBqと概算していた(2013年8月23日付)。

  東電が新しく発表した濃度と青山氏の引用している汚染水総量を使って再計算してみると、タンクに溜まっている放射性物質の総量は123PBqとなる。

  昨年夏以降現在までに、処理が進んでいる分は減少方向に、新たにデブリから溶け出して汲み上げられた分は増加方向に変化しているはずであるが、ここでは概数が必要なだけである。

  青山氏は、汚染水中では現在セシウムは回収が進んで減少し、ストロンチウム90の割合が大きくなっている点を指摘している。

  いまこの123PBqすべてがストロンチウム90と仮定すると、チェルノブイリ事故のストロンチウム90放出量10PBqの12.3倍が福島の汚染水タンク中に溜まっていることになる。セシウム137とストロンチウム90が同じ濃度比率で含まれていたとしても、チェルノブイリ事故での両放出量合計95PBqの約1.3倍になる。

 このように汚染水に含まれる放射性物質の量は法外に巨大である。青山氏が言うとおり汚染水の問題が極度に深刻で危機的状況にあるのは疑問の余地はない。

Posted by 大沼安史 at 06:39 午後 |

〔フクシマ核惨事〕◆ 浪江町津島地区――DASH村は荒廃し、集落から人のにおいが消えた! 亡くなった勇夫さんは、家の前に腰かけて、酒を飲みながら、ジーッと山を見てた。「いい風が吹いてくっど」ってポツリと言った。/ 写真家の八木澤高明さんがフォトルポ、『にっぽんフクシマ原発劇場』

 ◎ 日刊サイゾー : 『にっぽんフクシマ原発劇場』発売記念インタビュー  / 人のにおいが消えた集落、荒廃したDASH村、にぎわう歓楽街……写真家が語る、百人百様「福島」の風景
 ⇒ http://www.cyzo.com/2015/04/post_21594.html

 ・ もう亡くなられてしまいましたが、利仙さんと同じく津島にとどまり続けた勇夫さんの姿はとても印象に残っています。仕事もしておらず、普通に考えたら避難するはずなんですが、彼にとって血肉となっている故郷の姿、土地に対する思いがあったんでしょうね……。勇夫さんの家に行くと、お酒を飲みながら家の前の庭に腰掛けてジーッと山を見ていました。何を話すわけでもなく、誰を待っているわけでもなく。ただ「いい風が吹いてくっど」ってポツリと言うだけ。山を見ながら、遠い昔を思い出していたのかもしれません。あの光景は忘れられませんね。

 ・ DASH村という空間は、エンタテインメントのための場所であり、そこで行われていたことは、農家からすれば、ままごとのような農作業体験だった。しかし、それでも血肉が通った土地であり、そこが草ぼうぼうになって納屋も壊れています。震災を伝えるに当たって、その現状を表に出す意義があると思いました

 ◆ 現代書館 : 『にっぽんフクシマ原発劇場』/ 八木澤高明 著・写真 四六判上製 288頁 定価2400円+税
   ⇒ http://www.gendaishokan.co.jp/article/A00001.htm

 ・ 福島第一原発の事故という恐るべき事態は、フクシマに何をもたらしたのか。その社会、人間の模様を2011年から2014年にかけ追った気鋭 のフォトジャーナリストによるルポ。著者が追ったフクシマは以下のような場所であった――。

 放射能汚染により帰還困難区域となった浪江町津島には地域の酪農家には廃業するものもあれば、命を絶つことを選んだものもあり、また新たな場 所で酪農を再開するものもあった。また帰還困難区域からの避難を拒み故郷と共に命を終えることを望んだものもあれば、この歴史的な惨事で儲け る商売もあれば、儲けそこなった人もあった。世間の事故への注目は減衰していったが、収束作業は未だ終わらない。冬が来て春が来る。季節の移 り変わりを繰り返すなかで、人々の悲しみが、せつなさがあった。

 小学館ノンフィクション賞受賞の著者がレンズとペンでえぐり迫る。しかしフクシマにとってフクシマとは何なのだ ろうか。読む者に迫る。

[著者紹介・編集担当者より]

 八木澤高明(やぎさわ・たかあき)

 1972年生。写真週刊誌『フライデー』カメラマンを経て、2004年よりフリーランス。『マオキッズ─毛沢東のこどもたちを巡る旅』(小学 館)で2012年、第19回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。他の著書に『ネパールに生きる』(新泉社)、『黄金町マリア』(ミリオン 出版)、『写真録・さらば中国』(ミリオン出版)、『フクシマ物語─幸四郎の村』(新日本出版社)、『フクシマ2011、沈黙の春』(新日本 出版社)、『娼婦たちから見た日本』(KADOKAWA)がある。

Posted by 大沼安史 at 06:23 午後 |

〔フクイチ核惨事・潜在的核武装の底流〕◆ 安倍晋三首相の祖父、岸信介氏は、その「回想録」でこう語っていた。「(原子力の)平和利用にせよその技術が進歩するにつれて、(核)兵器としての可能性は自動的に高まってくる」 ★ 岸氏はまた、首相として、「自衛権の範囲であれば核保有も可能」(1957・5・7)「防衛用小型核兵器は合憲である」(1959・3・2)と国会で明らかにしていた。岸信介氏こそ、「日本の核」の野望と悲劇の原点である!

 ★ そしてその孫が――安倍晋三氏が今、「原発再稼働」を進めようとている。

 「集団自衛権」による「戦争国家」再建の流れのなかで、安倍氏は祖父の描いた夢の実現――「日本の(公然たる)核武装化」を目指しているのではないか?

 「フクイチ核惨事」では「定期点検中」だった4号機で、なんらかの「内職」が行なわれていたのではないか、とも疑われている。

 いずれにしろ、「フクイチ」は、岸氏が築いた「原点」から始まった流れの、帰結として起きた惨事だった。

 この流れは、「フクイチ」を最後に、打ち止めにしなければならない。

          *

 ◎ 上記岸氏の回想録とは、『岸信介 回顧録 保守合同と安保改定』(廣済堂出版)。

 ◎ 岸首相の国会発言は : 東京非核政府の会ニュース230号掲載 「日本核武装論ーこれまでの動き」より
 ⇒ http://homepage2.nifty.com/thsk/kakubusouron-koremadenougoki.htm 

          *

 ◎ 関連情報 ★ 米国のNSNS(ナショナル・セキュリティー・ニュース・サービス)の調査報道によると、米政府はCIAなどの諜報活動により、日本政府が1969年に「必要とあらば、外国からどんなに圧力をかけられようと、核兵器開発の技術的・財源的な手段を維持する」秘密決定を行なっていた。〔拙著『世界が見た福島原発災害4 アウト・オブ・コントロール』(緑風出版)、第6章「核のテロリズム」参照〕

 また、米NBC放送の調査報道によると、日本は1980年代から、「地下室の核爆弾」を維持している。 〔同〕

          *

 ◎〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』   

 ◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html

 ◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html

Posted by 大沼安史 at 11:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクイチ核惨事〕◆ 東電は「ウィンドウズXP」を、サポート終了後もなお、会計検査院や内閣官房情報セキュリティセンターの再三の警告にもかかわらず、48000台のPCで使い続けていた! / 海外メディアが驚きの報道! ★ 3月末で新OSに更新したというが、東電がまともな組織でないことが――自らふりまいた「安全神話」に酔い、セキュリテイーをおろそかにして「フクイチ核惨事」を引き起こした元凶であることが、あたらめて国際社会に知れ渡った!

 〔★は大沼〕◎ 「レジスター」 :  Fukushima nuke plant owner told to upgrade from Windows XP 48,000 PCs at TEPCO still run Microsoft's unloved child
 ⇒ http://www.theregister.co.uk/2015/04/23/fukushima_nuke_plant_owner_told_to_upgrade_from_windows_xp/

 ◎ 「イクストリーム・テク」: 48,000 PCs at Fukushima plant operator TEPCO still run Windows XP
 ⇒ http://www.extremetech.com/computing/204056-48000-pcs-at-fukushima-plant-operator-tepco-still-run-windows-xp

          *

 ◎ 読売新聞 : 東電に「XP更新を」…検査院が「異例」の指摘
 (4月21日付け)⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150421-00050005-yom-sci

 ・ 東京電力が経費削減のため、2014年4月にサポート終了となった米マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズXP」を搭載したパソコンを使い続けていた問題で、会計検査院が「セキュリティー上のリスクを考慮すれば、更新時期を繰り延べるべきではない」と指摘していたことが分かった。
 
 ・ 検査院が3月にまとめた報告書などによると、東電は、18年までXPを使い続けて36億円分削減する計画を立て、サポート終了後もXPパソコン約4万8000台を使い続けていた。内閣官房情報セキュリティセンター(現・内閣サイバーセキュリティセンター)は東電に対し、更新するよう再三要請していた。

 東電は20日、XPパソコンを今年3月までに全て新しいOSに更新したことを明らかにした。当初の計画と比べて3年繰り上げており、東電は「安全性を高めるため、前倒しで更新した」と話した。

          *

 ◎ 産経新聞 : 東電無謀「サポート切れOS更新しない」節約、会計検査院が異例の「金使え」
 ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150420-00000527-san-soc

 ・ 電力は重要なインフラで、サイバー攻撃を始めとしたテロのターゲットにもなる。国も座視はできず、内閣官房情報セキュリティセンターは25年10月、同年12月、26年4月の計3回にわたって、東電に対して、OSのサポート終了に関する注意喚起を行っていた。

 ・ 産経新聞の取材に対し、東電は4月9日、「今年3月までに、すべての更新を終えた」とする。東電ではこれまでから、「電力供給についての基幹設備のシステムは外部のネットワークから切り離されているため、影響はない」と説明していたが、結果的にサポート終了から更新完了まで、1年かかったことになる。

Posted by 大沼安史 at 11:02 午前 |

2015-04-23

〔イスラム国の反乱〕◆ 「イスラム国」、イラクではバグダッドのイラク政府資金(公務員給与など)に「課税」、シリアではアサド政権に石油を売るなどして「世界1リッチなテロ軍隊( World’s Richest Terror Army)に」 戦費金庫に20億ドルを積み上げ / BBCが調査報道 ★ 安倍政権はこういう敵と、自衛隊を戦わせるつもりか?

〔★は大沼〕◎ 英紙ガーディアン ⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/apr/22/isis-fills-coffers-with-iraqi-government-cash

 ・ Islamic State is skimming money from its enemies in both Damascus and Baghdad, making millions out of selling oil to the Assad regime and “taxing” Iraqi government money sent to civil servants in its fiefdom, according to a new BBC documentary.

The film, called World’s Richest Terror Army, to be broadcast on BBC2 on Wednesday, cites officials in Washington, Baghdad and the Kurdistan regional government who said that Isis has adopted a pragmatic, “tax-and-spend” approach to financing, building up a war chest of an estimated $2bn (£1.35bn) in the process.

★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 07:10 午後 |

〔イエメン戦争〕◆ サウジアラビア、対「フーシ」(シーア派)の「決然たる嵐作戦」の停止を言明しながら、その後も空爆、砲撃を続行! / 死者944人に / サウジ、新たに「希望の復興作戦(Operation Restoration of Hope)」を開始 ★ 安倍政権は米国に追随し、自衛隊を、どんな作戦名で投入する(?)つもりなのか! 「オペレーション・美しい国」とでも……?!

 〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ : Saudi Arabia Claims 'Operation Over,' But Bombs Keep Falling on Yemen 
 ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/04/22/saudi-arabia-claims-operation-over-bombs-keep-falling-yemen

 ・ Just hours after declaring the conclusion of "Operation Decisive Storm," Saudi Arabia resumed air strikes against Yemen on Wednesday, signaling that the four-month bombing campaign and violence, which has already killed at least 944 people, is not yet over.

 Media outlets report that a Saudi air strike hit the southern port city of Aden on Wednesday, in addition to bombings in the central city of Taiz, following heavy fighting.

 Ground fighting between rebel combatants and forces aligned with Yemen's government continued in Aden, and clashes are also reported in Taiz, Huta, and Daleh, leaving an unknown number of people dead and wounded, according to AFP.

Posted by 大沼安史 at 06:42 午後 |

〔後藤さんら帰らず〕◆ イスラム過激派問題の専門家、ハサン・アブハヤニ氏はこう証言した! 「(後藤さんらの)映像公開の約1ヵ月半前の12月ごろ、日本政府の担当者が私を訪ねてきた。彼は人質がシリア、とくに(ISが首都と称する)ラッカのある地方で拉致されたと知っていた。私はISの犯行だと言った。なぜ、もっと早く動かなったか」★ 国会は調査委員会を立ち上げ、真相究明と責任の所在を明らかにすべきである!

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 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11719287.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11719287

 ★ 朝日新聞の報道によると、

          *

  菅官房長官は、後藤さんたちを拘束しているのがIS(イスラム国)だと確信したのは「1月20日」だと説明している。だが、複数の政府関係者は、安倍首相が中東歴訪に出発する1月16日より前に、メールの発信元などからISによる犯行の可能性が極めて高いを認識していたと証言する。……

          *

 ★ ハサン・アブハヤニ氏の今回の証言は、安倍政権が昨年12月時点で、すでに後藤さんらがISに拘束されていることを知っていたを示すものだ。

 知っていながら、政府みずから動かなかった。

 これは「見殺し」ではないか?

 ハサン・アブハヤニ氏はさらに、朝日新聞のインタビューに対して、「ヨルダンがISとの間に問題を抱えていると知りながら、なぜ(ヨルダンに)頼ったのか。なぜトルコに頼らなかったのか」と根本的な疑問を投げかけている。

 そして「殺害予告までの間、何をしていたのか。本当に解放したいなら(解放に成功した)トルコやフランスのようにISと交渉すれば出来ていた」と厳しく指摘する。

 結局、後藤さんらは、邦人保護義務を投げ捨てた安倍政権によって、死に追いやられたわけだ。

 国会は事件を検証する調査委員会を発足させ、責任の所在を追及するとともに、こんごの教訓を引き出すべきだ。

          * 

 ◎ 朝日新聞 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11719287.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11719287
  

Posted by 大沼安史 at 06:30 午後 |

〔フクシマの歌〕 ◆ 歌人の川野里子さんは「3・11」にイタリアにいた。「そしたら今後は原発が爆発して」……「みな茫然として、『日本は終わったね』と言われました」/ 帰国したら「あれは福島の問題……」。悩みながら<爆風のやうに桜花は白く咲き三度目の原爆かくもしづけき>と詠んだ。

 〔★は大沼〕★ 雑誌『文藝』(夏号) 、<鼎談 震災と詩歌>より。

 ★ 「三度目の原爆かくもしずけき」……。

 それが、ヒロシマ・ナガサキ70周年の夏を迎える、わたしたちの、いまの日本である。

          *

 川野里子 さんは、福島在住の高木桂子さんの<ゆるやかに針の振れしをその人はしづかに告げて吾を離れぬ>などを紹介し、

  「母という『私』のレベルで原発事故を、どう問いとして迎えることができるかというところに立っていて、これは大きな主題だと思います」

 とも語っている。

          *

 わたしはふとこんなことを考えたことがある。

 「フクイチ」は、日本の「季語」のすべてを滅ぼし得るもの。

 だからこそ、歌人・俳人・詩人には、うたい続けてほしい――と。

          *

 川野里子さんの歌を、もうひとつ。

  <夕暮れに思へばオセロの白い石 原子力発電所島国かこむ>

Posted by 大沼安史 at 04:08 午後 |

〔放射能で美しく輝く国のNEWS〕◆ ① 「放射能ドローン(飛行体=プルーム)」攻撃で、千葉の小学校前は3.42マイクロシーベルト ② 「放射能ドローン」、オオタカを狙い撃ち?! 繁殖力、激減! ③ 「放射能テロ」を予想するSPEEDIの活用を「削除」!

 ① ツイッター報告(はなゆー):首相官邸屋上の「ドローン」は1・0マイクマイクロシーベルト 千葉県柏市の小学校前のホコリは3.42マイクロシーベルト
 ⇒ https://twitter.com/hanayuu/status/590850923078885376

 ② <東京新聞> : 「原発事故でオオタカ繁殖低下」 高線量影響か
 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015042201001899.html

  ・ 11年の東電福島第1原発事故以降、栃木県など北関東で国内希少野生動植物種オオタカの繁殖成功率が低下していることが、名古屋市立大とNPO法人「オオタカ保護基金」(宇都宮市)の研究で判明。要因を統計解析し、空間線量の高まりが大きく影響したと推計している。餌の変化など他の要因の影響は小さかった。

 事故前の推計繁殖成功率78%が、事故後は50%近くに低下。時間経過に伴い空間線量は下がり成功率も回復すると予想されたが、12、13年とますます悪化した。

 ③ 「真実を探す」ブログ : 【これは酷い】放射能拡散予測の「SPEEDI」、削除決定へ! 規制委員会が自治体反対押し切る! 今月中に原子力災害対策指針改正
 ⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6235.html

Posted by 大沼安史 at 12:03 午後 |

〔東京新聞・社説〕◆ <侵略とおわび 自身の言葉で語らねば> /「植民地支配と侵略」への「反省とおわび」は歴史認識の根幹だ。全体として引き継ぐのだから、その都度言及しなくても国際社会の理解は得られると考えるのは、あまりにも独善的である。/ 未来志向に魂を入れるためにも、首相自身の言葉で「侵略」「おわび」を語るべきだ。

 ◎ (23日付け)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015042302000148.html

          *

 ◎ 琉球新報・社説 : 戦後70年談話 負の歴史も直視すべきだ
   (同)  ⇒ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-242146-storytopic-11.html

 ・ 「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる」の一節で有名なドイツのワイツゼッカー元大統領の演説には、次のような一文もある。
 「若い人にかつて起こったことの責任はない。しかし歴史の中でそうした出来事から生じたことには責任がある」
 日本に当てはめれば、軍国主義時代のアジア諸国への侵略に対して、戦後生まれの世代に直接的な責任はない。しかし過去の反省を踏まえつつ、隣国とより良い関係を築くのは現代に生きる者として当然の責務だ。

 ・ これまで築いた日本への信頼を損ねる可能性すらはらむ。日本が国際社会の信頼を揺るぎないものにするには、たとえ負の歴史であろうと直視する勇気こそが必要だ。

          *

 ◎ 沖縄タイムス・社説 :[日中会談と「談話」] 前事不忘の精神を貫け 
  (同)⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=112799

 ・ 「前事不忘 後事之師」-1972年の日中国交回復の際、周恩来首相が使った言葉である。前のことを忘れず後の戒めとすることが、未来志向の和解をもたらす。

Posted by 大沼安史 at 11:45 午前 |

〔北米西海岸異変〕◆ ヒトデ大量死 / 「史上空前の大量死(ダイ・オフ)」に発展 メキシコのバハ・カリフォルニアからアラスカまで、「数億匹」が妥当な線とする推定する専門家も! ★ フクイチ海洋放射能プルームのせいでなければよいが!

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 〔★は大沼〕◎ 「ニューヨーカー」誌 : On Animal Deaths and Human Anxieties(21日付け)⇒ http://www.newyorker.com/tech/elements/on-animal-deaths-and-human-anxieties

          *

 ・ The team’s observations are considered the first official record of an ongoing outbreak of a sea-star wasting disease that has killed millions of starfish from Baja California to southern Alaska, typically wiping out more than ninety per cent of each population it strikes.
  It’s the greatest wildlife mass-mortality event, or “die-off,” of the present day.

          *

◎ 「エネニュース」⇒ http://enenews.com/professors-largest-mass-mortality-associated-disease-recorded-place-along-west-coast-hundreds-millions-died-epidemic-wiped-20-different-species-sea-life-along-fukushima-coast-missing-video

 ・ Dr. Ben Miner, Western Washington Univ., Jan 22, 2015 (35:45 in): “The numbers of stars that have died are probably — reasonable estimates of hundreds of millions.

Posted by 大沼安史 at 11:25 午前 |

〔AIIB〕◆ アジアインフラ投資銀行に「日本は参加しなければならない」/ アジア・太平洋全地域へのプロジェクトになるべきもの。日本はAIIBに参加を拒否することで、アジアと太平洋諸国との間に、再び線を引くリスクを冒してはならない。TPPを締結し、AIIBに参加すべきである。 / 船橋洋一氏(元朝日新聞主筆)がニューヨーク・タイムズに寄稿

 ★ 船橋氏は「ルールにもとづくリベラルな世界」を再確認する「TPP」を締結して、AIIB参加を求めている。

 「TPP]への参加は、それほど、すばらしいことなのか?

 「TPP」に参加せず、AIIBに参加するのが、日本の生きる道ではないか?

          * 

〔★は大沼〕◎ Japan Must Join China’s Bank
 (22日)⇒ http://www.nytimes.com/2015/04/23/opinion/japan-must-join-chinas-bank.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&module=c-column-top-span-region&region=c-column-top-span-region&WT.nav=c-column-top-span-region

          *

 ・ Indeed, the A.I.I.B. must be treated as a project that concerns the entire Asia-Pacific region, rather than just Asia. The bank’s decision-making mechanism has yet to be determined, but one proposal is to allocate up to 75 percent of voting shares to “regional members.” That group should not be limited to Asian states to the exclusion of Pacific Ocean nations, as seems to be Beijing’s design. A pan-regional approach is in Japan’s interest, and it can best defend this idea as a member of the A.I.I.B.

 ・ Feeling excluded by Western nations, in the 1930s, Japan embarked on its own version of the Monroe Doctrine, leading to the second Sino-Japanese war and the Pacific war against the Allied Powers. By refusing to join the A.I.I.B., Japan risks once again drawing a line between continental Asia and the Pacific nations.

 ・ Japan is justifiably unsettled by China’s assertiveness in the East and South China Seas, and in response is seeking to strengthen its deterrence capabilities. Yet projects such as the A.I.I.B., which will play a key role in redefining the region’s economic architecture, can be kept separate from territorial disputes and be advanced despite such tensions.

 ・ There are ways of avoiding such a trap, however, including by urgently concluding negotiations for the Trans-Pacific Partnership, the American-led 12-nation trade pact, which excludes China. That agreement will reaffirm the rules-based liberal world order in the Asia-Pacific region.

 The U.S. Congress’s decision last week to grant President Obama fast-track authority to conclude the trans-Pacific trade pact is timely. Prime Minister Shinzo Abe must now take advantage of his approaching trip to the United States to convince the Obama administration to finalize the agreement and then to join the A.I.I.B.

Posted by 大沼安史 at 10:16 午前 |

〔首相官邸に何者かが「フクイチ放射能汚染水」を届ける〕◆ フクシマ原発事故へのプロテストではないか、との見方も。 /「ドローン」、屋上にいつ着陸したかも、官邸、「わからない」(ありさま) / 捜査員、放射線防護服も着用せず、現場処理 / ニューヨーク・タイムズが報道

 ★ 核毒が猛毒である以上、これは「核テロ」である! 

  実行犯は核のテロリストである。

  日本は、東電が「無主物」を膨大にばらまいたおかげで、いともかんたんに「核物質」を入手し、首相官邸にも「ドローン配達」ができる、放射能汚染国家になってしまった。 

 これで、東京オリンピックの開催も、ますますあやしくなった。

          *

          *

 〔★は大沼〕◎ Drone, Possibly Radioactive, Is Found at Office of Japan’s Prime Minister
 (22日付け)⇒  TV video showed several uniformed policemen without HazMat suits carrying a blue plastic box containing the drone for further examination.

 ・ It was not clear when the drone landed. Officials at the prime minister’s office, located in central Tokyo, said they rarely go up to the roof, which is also used as a heliport in case of an emergency.

 ・  TV video showed several uniformed policemen without HazMat suits carrying a blue plastic box containing the drone for further examination.

 ・ There was also speculation that it could have been a protest against the Fukushima accident.

Posted by 大沼安史 at 09:28 午前 |

2015-04-22

〔イスラム国の反乱〕◆ シリアでの攻勢、サダム・フセインの諜報機関トップ、ハジ・バクールが作戦指導 / 独誌「シュピーゲル」が報道 / 「アルカイダ学校」の灰のなかから、「イスラム国」が生まれた! ★ そして、そのイスラム聖戦主義に、サダム・フセインの世俗主義「スパイ・マスター」に知恵をつけている!

〔★は大沼〕 ◎英紙インデペンデント(ワシントン・ポスト報道を転載) ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/haji-bakr-former-saddam-hussein-spy-is-mastermind-behind-isis-takeover-of-northern-syria-and-push-into-iraq-report-claims-10189280.html

 ・ Isis’s takeover of northern Syria and its intentions to overrun Iraq were masterminded by a man named Haji Bakr, a former intelligence officer for Saddam Hussein, it has been claimed.

 ・ From the ashes of what former inmates called an “al-Qaeda school,” rose the Islamic State. Indeed, when those inhabitants freed in 2009 returned to Baghdad, the Post reported, they spoke of two things: their conversion to radicalism — and revenge.

          *

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Posted by 大沼安史 at 08:19 午後 |

〔イスラム国の反乱〕◆ 英紙ガーディアンが報道 / バグダディ指導者、空爆で重傷 / 3月18日、シリア国境近くのイラクのまち、ニネヴェで / 瀕死状態から、すこしずつ回復 / 米国防総省「確認していない」

 ◎ Isis leader Abu Bakr al-Baghdadi 'seriously wounded in air strike'
 (21日付け)⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/apr/21/isis-leader-abu-bakr-al-baghdadi-wounded-air-strike

Posted by 大沼安史 at 08:09 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ ツイッター重要情報 / 高崎放射能監視所で昨年12月以降、テルル132とヨウ素131が突然、検出されるようになった。間違いなく、昨年末からフクイチが再臨界を起こしている明確な証拠!

◎ 東海アマさん ⇒ https://twitter.com/tokaiamada/status/590829235754799104

          *

 ◆ ◎ 東海アマさんツイッター

 何度も書いたが、フクイチ熔融核燃料の再臨界にはブレーキがついてない

 制御棒が存在せず、核分裂を止める硼素剤も投入不可能

 臨界は水のない環境では起こりにくいが、核燃料は現在、地下水のまっただ中にある

 中性子が無限連鎖に至れば、北半球全域が東日本なみに汚染され、東北は永久に住めない 

 ⇒ https://twitter.com/tokaiamada/status/590830338353430528

          *

 ◎〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』   

 ◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html

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Posted by 大沼安史 at 07:52 午後 |

〔イエメン戦争〕◆ (もちろん「イスラム国」戦闘員ではなく)「フーシ(シーア派)」勢力に対して空爆を続けていたサウジアラビアが「攻撃中断」! / アデンで空爆に加え、「艦砲射撃」の情報 ★ 米空母「セオドア・ルーズベルト」および護衛艦隊がイエメン沖に展開しているが、「艦砲射撃」が事実だとしたら、サウジなどアラブ連合軍によるものだろう。

Warship ★ 米軍が日本の自衛隊の何に最も期待をかけているか?

 それは海上自衛隊の海上戦力である。

 安倍政権は海上自衛艦を中東に差し出そうしているのかも知れない。

          *

          *

〔★は大沼〕◎コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/04/21/escalation-or-cease-fire-saudi-arabia-claims-pause-attack-yemen

 ◎ ツイッター情報
 ⇒ https://twitter.com/adammbaron/status/590609548135784448 

 ・ Sources in Aden say shelling is continuing there--from both land and sea.

Posted by 大沼安史 at 07:14 午後 | | トラックバック (0)

〔首相官邸の屋上に無人機〕◆ 「機体に取り付けられていたプラスチック製の容器の付近から放射性セシウム134などが検出」

 ◎ 時事(ニフティー・ニュース)無人機からセシウム検出=直ちに人体影響なし-操縦者特定急ぐ・官邸無人機事件
 ⇒ http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-2015042200753/1.htm

          *

 ★ 放射性セシウムは、フクイチ被曝地で採取したものなのだろうか?

 ストロンチウムやプルトニウムは含まれていたのだろうか?

 核毒は猛毒だ! 「少量」「基準内」であっても許してはならない!

 それにしても、世界中の戦場に自衛隊を送りかねない勢いの安倍政権の、この脇の甘さは何だ?

 辺野古の前に、官邸に対空兵器・部隊を配備し、放射能供給源であるフクイチ被曝地の除染を徹底するのが先決ではないか!

Posted by 大沼安史 at 06:58 午後 |

〔安倍首相 ジャカルタ演説〕◆ 米国営・公式放送「VOA(アメリカの声)」、<安倍首相は戦争の過去について「深い反省("deep remorse" )」とは言ったが、日本の植民地侵略の犠牲者に対する、過去の公式謝罪を繰り返さなかった>と速報! / 「強い者が、弱い者を力で振り回す」と、暗に中国を批判! ★ オバマ政権は安倍首相がインドネシアで何をいうか、言わないか見ていた( his closely watched speech )!

★ 「強い者が、弱い者を力で振り回す」――は、公式英訳では、 bullying its neighbors という表現だったようだ。

 日本語でいう「弱いものいじめ」って感じ(……では?)。

 これは一国の首相がいう言葉だろうか?

 VOA(ヴォイス・オブ・アメリカ)は、アメリカ政府の国営公式放送である。

 The Voice of America (VOA) is the official external broadcast institution of the United States federal government

 

 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://www.voanews.com/content/japan-pm-shinzo-abe-china-

president-xi-jinping-to-meet-at-asia-africa-summit/2729744.html

 ・ Japanese Prime Minister Shinzo Abe expressed "deep remorse" for Japan's wartime past in a speech Wednesday, but failed to repeat previous official apologies to the victims of Japan's colonial aggression.

 ・ His Jakarta speech made only passing reference to Japan's past militarism, noting Tokyo had "feelings of deep remorse over the past war" but insisting its leaders had long ago committed to the principles of peace.

 ・ Abe also took a veiled swipe at China during his closely watched speech at the Asia-Africa summit in Indonesia, which many hoped would serve as an opportunity for Tokyo and Beijing to mend damaged ties.

 ・ Abe also said the international community should "never allow to go unchecked the use of force by the mightier to twist the weaker around."

 This was an apparent reference to China, which has been accused of bullying its neighbors and is involved in a worsening dispute with Tokyo over a group of strategic islands in the East China Sea.

 ・ Earlier, Abe and Chinese President Xi Jinping exchanged greetings and politely shook hands at a photo session to kick off the conference.

 ◎首相官邸 : アジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念首脳会議における安倍内閣総理大臣スピーチ
 (22日)⇒ 

http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/0422speech.html

 ・ “国際紛争は平和的手段によって解決する。”
 バンドンで確認されたこの原則を、日本は、先の大戦の深い反省と共に、いかなる時でも守り抜く国であろう、と誓いました。

 ・ 強い者が、弱い者を力で振り回すことは、断じてあってはなりません。

Posted by 大沼安史 at 06:48 午後 |

〔安保法制 自公協議が決着〕◆東京新聞 / 他国を武力で守る集団的自衛権の行使は事後承認も容認! / 安全保障法制の制定により、自衛隊はどこへでも派遣され、他国軍の防護はもちろん、海外における武力行使まで可能になる。憲法改正を抜きにした「国防軍」の誕生である。その結果、改憲の動きは加速されるだろう。それこそが安倍晋三政権の真の狙いかもしれない。

 ◆ 東京新聞 本記: 「例外なく事前承認」は一部 国際貢献の他国軍支援のみ
 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015042290070836.html

 ・  自民、公明両党は二十一日、安全保障法制に関する与党協議を国会内で開き、他国軍の支援に自衛隊を随時派遣できるようにする恒久法「国際平和支援法(仮称)」に基づく自衛隊派遣には、例外なく国会の事前承認を必要とする規定を条文に盛り込む方針で一致した。安保法制のうち、例外のない事前承認を定めるのは国際平和支援法だけ。他国を武力で守る集団的自衛権の行使は事後承認も容認した。

 新たに制定する国際平和支援法は、国際社会の平和を脅かす国に対して軍事行動する他国を、自衛隊が物資輸送などで随時支援できるようにする内容。公明党は協議で、他国軍を支援するには慎重な検討が必要だとして例外のない事前承認を求め、緊急時の事後承認を認めるよう主張していた自民党も最終的に受け入れた。

 一方、日本の安全確保を目的とする二つの法改正では、「原則、事前承認」として自衛隊が緊急事態に対応できるように、例外的な事後承認を認めた。日本の存立が脅かされる事態と政府が認定した場合、武力により他国を守る集団的自衛権の行使を可能とする武力攻撃事態法改正、周辺事態法を改正して設ける「重要影響事態安全確保法(仮称)」に基づく派遣は、緊急の場合は事後承認でも可能とする。確保法は、放置すれば日本の平和に重要な影響があると政府が認定すれば、軍事行動する米軍などを弾薬提供などで支援する。

 ◆ 東京新聞 社説: 
 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015042202000159.html

 ・ 
 一連の安全保障法制の制定により、武力行使のハードルは限りなく下がる。今後は共同訓練中の米軍や他国の軍隊であっても自衛隊が防護するというのだ。

 防護できる法的根拠について、政府は「自衛官は自衛隊の武器を守るため武器使用できる」という自衛隊法第九五条を当てはめる。

 この条文は「日本の防衛力を構成する自衛隊の武器を防護する行為」(政府見解)とされる。米軍や他国の軍隊の武器は「米国や他国の防衛力」であって「日本の防衛力」であるはずがない。この時点で相当な無理がある。

          *

 ◆ 朝日新聞社説 : 安全保障法制―抜け道だらけの決着だ
 ⇒ http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=com_gnavi

 ・ 国際社会に寄与するのが恒久法で、日本の平和に関わるのが重要影響事態法。これが政府の説明だが、どちらも活動の中身は後方支援で重なる。

 これでは、国連決議が出なかったり、国会承認が得られなかったりした場合でも、政府が重要影響事態と認定すれば済むことにならないか。

 この法案については、日米安保条約の効果的な運用に寄与することを「中核とする」と規定する方向だ。そういう表現をとることで、条約に縛られない支援が可能になる。原則は事前、緊急時は事後の国会承認が求められるが、政府には使い勝手のいい法律となりそうだ。

          *

 ◆ 朝日新聞(22日朝刊2面より)

 ・ この日の与党協議で事実上合意した方針では、戦争中の他国軍を後方支援する恒久法「国際平和支援法」に基づいて自衛隊を派遣するときは、例学なく事前承認が必要となった。

 しかし、国会には「7日以内に各議院が議決するよう努めなければならない」という努力規定が付けられた。衆参で計14日以内に承認することを求めたものだ。
 
 特定秘密保護法で国会に提出される情報が制限される恐れがあるなか、十分な審議ができるか不透明だ。

              ◆           

 ◆ 公明党の北側副代表は、「事前承認」で「歯止め」をかけた――(朝日新聞によれば)「公明の主張が認められたと理解している」と与党協議後の会見で胸を張ったそうだ。

 胸のはれる「与党合意」を、公明新聞はどう伝えているか?

 「公明党」HPでチェックしたら、「地方創生原動力は公明党」といった記事の見出し(リンク)はあっても、肝心の世紀の大ニュースについては、一言もない!
 ⇒ https://www.komei.or.jp/news/
 ⇒ https://www.komei.or.jp/news/detail/20150422_16765

 なんとも不可解なことだが、それでは創価学会の「聖教新聞」はどうかと思ってみてみたら、すくなくとも、ネットで閲覧できる、22日付けの1面には、ない!
 ⇒ http://www.seikyoonline.jp/news/top/1217679_2118.html

 いったい、どうしたことか?

Posted by 大沼安史 at 01:16 午後 |

〔ニューヨーク・タイムズ〕◆ 「日本の首相、シンゾー・アベが論争の的の靖国神社に供物(真榊)」/ 「歴史観が厳しく検証されるワシントン訪問を前に、隣国(中韓)の怒りを招きかねないジェスチャーである」と、全米・国際社会の拡散報道 / 「中国の強い反発はオバマ大統領の首脳会談を損ないかねない」と警告 ★ 首相が米上下両院演説で「侵略」「性奴隷」に言及しなかった場合、安倍政権は米国からもバッシングに遭うことだろう!

 〔★は大沼〕◎ Shinzo Abe, Japanese Premier, Sends Gift to Contentious Yasukuni Shrine
 (21日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/04/22/world/asia/shinzo-abe-japanese-prime-minister-sends-gift-to-yasukuni-shrine.html?_r=0

 ・ Prime Minister Shinzo Abe sent a ritual gift to a Tokyo war shrine on Tuesday, a gesture that could anger Japan’s neighbors ahead of a visit by Mr. Abe to Washington that will put his views of history under intense scrutiny
 
 ・ Mr. Abe’s offering Tuesday to the shrine may add to concerns in Washington about the prime minister’s views of history, which American officials worry could isolate Japan in the region. A strong Chinese backlash could also hurt the chances for a proposed meeting between Mr. Abe and the Chinese president, Xi Jinping, later this week on the sidelines of a regional summit meeting in the Indonesian capital, Jakarta.

          *

 ◆ ワシントン・ポストが、1995年の「村山談話」を守るよう村山元首相が求めたと報
 ◎ Abe urged to uphold Japan’s apology for wartime aggression
 (20日付け)⇒ http://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/abe-urged-to-uphold-japans-apology-for-wartime-aggression/2015/04/20/b9d36d6e-e75f-11e4-8581-633c536add4b_story.html

Posted by 大沼安史 at 12:50 午後 |

〔山本宗補さんの雑記帳〕◆ 福島県浪江町津島~原発から20キロ以遠の帰還困難区域と開拓入植者~Part1 / 健治さんは「浪江のチベット」と呼ばれた津島の自宅へ一時帰宅した / 奥さんの和代さんは懐かしんだ。自宅裏は「おいしいキノコの宝庫で、マツタケの産地だった」「★ 「フクイチの核毒」は、戦後開拓農家が文字通り、血のにじむ努力の末、切り拓いた「美田畑林」を汚染し、奪い去った! 

 ★ フクイチの核毒は戦後開拓農家ばかりか、明治時代に拓かれた「安積(あさか)野」の大地を汚染してしまった!

 フクイチ核惨事はフクシマの歴史を、人の大地を破壊したのである!

          *

          *

〔★は大沼〕◆(5日付け) ⇒ http://asama888.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/20-8b19.html 

          *

 ◆参考 〔山本宗補さんの雑記帳〕/ シンポジウム「朝日新聞問題を通して考える「慰安婦」問題と日本社会・メディア」報告
 (13日付け)⇒ http://asama888.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-87d9.html

Posted by 大沼安史 at 12:31 午後 |

〔フクシマはいのち〕◆ 自由を奪われたチベットをみつめて来た作家の渡辺一枝さんは、南相馬などで支援活動を続けている。/ 「簡単に『復興』などと口にできない。仮設住宅では(遠隔地避難のため)子どもの声が聞こえないのだから…」

 

 ・ さらに月刊の読書情報誌「青春と読書」(集英社)にルポルタージュ「聞書き南相馬」を連載する。ただ、こうも言う。「私の文章では被災者の肉声は伝えられない。

 〔★は大沼〕◎ 「定年時代」
 (2014年4月下旬号) ⇒ http://www.teinenjidai.com/tokyo/h24/04_2/index.html

 ★ 渡辺一枝さんのことは、大木晴子さんのツイッターで教えていただいた。
 ⇒ https://twitter.com/kuronekoroku/status/589966560346841089/photo/1

Posted by 大沼安史 at 12:13 午後 |

2015-04-21

〔TPP〕◆  安倍首相 訪米前決着に失敗! 「手土産なし」でワシントンへ 「アベの挫折」とブルームバーグが報道 ★ 安倍首相としては、お土産は「集団自衛権行使=米軍用犬化」だけで十分だと思っているのかも知れない?……ワシントンでの冷淡な米側対応に慌て、「最高責任者の独断」で、米側のTPP要求をのんでしまうかも知れない!

 〔★は大沼〕◎ U.S.-Japan Fail to Seal Trade Agreement Before Abe U.S. Trip
 ⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-04-21/u-s-japan-fail-to-seal-trade-agreement-before-abe-s-u-s-trip

          *

 ・ U.S. and Japanese officials failed to reach agreement in marathon trade talks in Tokyo, a setback for Prime Minister Shinzo Abe’s hopes of arriving for a summit in Washington next week with a pact in hand. 

Posted by 大沼安史 at 08:54 午後 |

〔イスラム国の反乱〕◆ スンニ派の拠点、アンバール州のラマディで戦闘激化 / 米国がイランに支援されたシーア派民兵を排除 スンニ派との宗派対立のエスカレートを恐れる / バグダッドへ避難民の群れ / 米当局者、ラマディが「イスラム国」の手に落ちる可能性を警告!

 ◎ ニューヨーク・タイムズ : Humanitarian Crisis Grows as Iraqis Flee ISIS Threat
 (17日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/04/18/world/middleeast/as-iraqis-flee-anbar-province-and-isis-questions-persist-on-role-of-shiite-militias.html?mabReward=CTM&action=click&pgtype=Homepage&region=CColumn&module=Recommendation&src=rechp&WT.nav=RecEngine&_r=0

 ・ In Anbar, the government’s struggles also raise anew the question that has become a difficult one for American military planners advising the Iraqi government and coordinating an intensified campaign of coalition airstrikes: What role, if any, should Shiite militias, backed by Iran, play in the fight for the Sunni heartland of Anbar?

 The militias, which played an important role in the recent victory in Tikrit, Saddam Hussein’s hometown, have been absent, for the most part, from the fighting in Anbar. This is partly because of demands by American officials, who worry that the presence of militias, despite their fighting prowess, could raise sectarian tensions in Sunni-dominated Anbar.

 ・ American officials have warned that the city could fall, and have played down the strategic significance of Ramadi to the efforts of the American-led coalition against the Islamic State in Iraq and Syria. Iraqi government officials and security officers say the situation in the city is critical, with constant fighting, but are confident that it can be defended.

          *

★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 08:33 午後 |

〔TPP〕◆ ワシントンで20日、ファースト・トラック抗議デモ 「これは多国籍企業によるクーデターだ」「この国の未来を売り渡すな」

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 〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ : Progressive Coalition Tells Lawmakers: 'Don't Trade Away Our Future' with Fast Track
 ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/04/20/progressive-coalition-tells-lawmakers-dont-trade-away-our-future-fast-track

          *

 ★ 米商工会議所のロビーなどを占拠し、「秘密交渉からデモクラシーを守れ」と叫んだ。

 コラムニストで政治評論家のジム・ハイタワーさんは参加者らに、「TPPは貿易協定ではない。これは大企業によるクーデターだ。それがアメリカの民衆ののど元を切り裂こうとしている」と訴えた。

 米国では労働組合、地域活動家からもTPPに対する反対の声があがっている。

 沈黙を守る、日本の巨大企業の御用組合とは大違いだ。
 
 ・ "The TPP isn't a trade deal," columnist and political commentator Jim Hightower told the crowd. "It is a corporate coup d'etat that is about to be rammed down the American people’s throats. It would make us poorer and less free and we the people aren’t going to stand by and let it happen."

Posted by 大沼安史 at 08:14 午後 |

〔フクシマはいのち〕★ 雨の17日……<財務省前の交差点では、老人ホームからやってきた熊野亘代さんが反原発の旗をふっていた。彼女は毎週休まずにきていて、雪で中止になった日も一人で旗をふりつづけていたという。体には寒さをしのぐために、宇宙飛行士が使う断熱材をまいていた。もう4枚目になったという>

041723 ★ 老人ホームから来て、「反原発」の旗を振り続ける熊野亘代さん!

 わたしたちも、このおばあちゃんに見習わなければならない!

 17日の金曜デモでは、雨の中、高浜原発差し止め原告団事務局長の松田正さんが、こう声を張り上げた。

 「いま福井で何が起きているのか、原子力発電所の周りの公民館や小学校にはシェルターがつくられ、住民にはヨウ素剤が配られている。これは関西電力自身が原発は壊れるものだと証明しているようなもんだ」

          *

 アベノ「美しい国」は、被曝死したロボットが撮影した、フクイチ原子炉で、妖しく、エメラルドに輝く、メルトダウン核燃のカスのようなものだ。

 フクイチの十字架として現れた、あさみどり!

U1_glowing

 わたしたちはこの国の原子力権力を早急に始末しなければならない。

          *

          *
 
 〔★は大沼〕◎ レイバーネット: 雨の中でも「原発ノー」の人々~4.17金曜行動レポート / 木下昌明さんの現場レポート
 ⇒ http://www.labornetjp.org/news/2015/0417kinosita

Posted by 大沼安史 at 01:13 午後 |

〔フクシマはいのち〕★ 幸せの……五葉のクローバー! / 四葉も次々に見つかる! <フクシマ・ダイアリー>が、南相馬発ツイッター報告を写真つきで、英仏語世界拡散

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 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://fukushima-diary.com/2015/04/photo-minamisoma-citizen-four-and-five-leaf-clovers-are-everywhere-found-seven-leaf-clover-last-year/

         *

 ◎ 参考  ころりんのブログ (原発・放射能)/ 原発で?異常サクラ 周辺部発見率2.3倍 全国調査で9地域 
 (2012年2月26日付け)⇒ http://ameblo.jp/x-csv/entry-11176037775.html

 ・ 昨年(2011年)の場合、全国9地域の原発周辺部で観察した約7万5000の花のうち、1.96%の花に通常より小さな花びらや、枚数が4枚、7枚であるといった違いが見つかった。

 一方、原発から遠い都市部では約5万9000の花のうち、異常が見つかった割合は0.86%。
 
 双方に2.3倍の格差があった。

Posted by 大沼安史 at 12:20 午後 |

〔「美しい国」の宰相は言った〕◆ 戦後70年の「安倍談話」で、戦後50年の「村山談話」などにある「植民地支配と侵略」「心からのおわび」などの文言を使うかどうかについて、「同じことを入れるのであれば談話を出す必要はない」◆ 中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について明言 / <いわば悪い高利貸からお金を借りた企業は、その場しのぎではあっても未来を失ってしまう。そういうものになってはならない> 

 ★ この歴史認識! アジアインフラ投資銀行(AIIB)を「悪い高利貸し」にたとえる、アベノミクス!

 〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH4N71K8H4NUTFK017.html?iref=com_rnavi_srank

          *

 ・ 中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)については、「まずしっかりとしたガバナンスがあるということ。そうしたものを見ていくことが大切だ」と指摘。「いわば悪い高利貸からお金を借りた企業は、その場しのぎではあっても未来を失ってしまう。そういうものになってはならない」とし、「前提条件が満たされるかどうか、慎重に考えていくのは当然。米国はもちろん、参加を表明しているG7の国々も基本的に同じ懸念を持っている」と語った。

Posted by 大沼安史 at 12:01 午後 |

〔梅原猛さん〕◆ <原発の事故は、近代文明の悪をあぶりだした。これは天災であり、人災であり、「文明災」でもある>

 〔★は大沼〕◎ 東洋経済オンライン : 梅原猛・哲学者--原発事故は「文明災」、復興を通じて新文明を築き世界の模範に
 (2011年04月05日)⇒ http://toyokeizai.net/articles/-/6624

          *

 ★ これは梅原猛さんが、3・11の直後に語った言葉である。

 そして――「原発の現場では、自らの身の危険を顧みずに復旧作業にあたっている作業員の方もいらっしゃる。日本人には、本当に立派な人がいると感じる。こういう心を皆が持って、新しい国づくりをしていかなくてはいけない」とも語っている。

 それから4年――。安倍政権下のこの国の、フクイチの、現状を、梅原さんはどう考えているのだろう。

 アベノクローニー(ナカマ)たちがしていることは、「新しい国づくり」ではなく、古い利権にまみれた――亡国への歩みである。

          *

 ・ 原発の事故は、近代文明の悪をあぶりだした。これは天災であり、人災であり、「文明災」でもある。

 今回の震災について、石原慎太郎さんが「天罰」という発言をされたが、何の罪もない一般の人々が被害にあわれたこの災害に対して、「天罰」という表現は間違っている。もし「天罰」があるとすれば、それは道徳心を失った政治家、実業家に対して下らねばならない。

 今も原発の現場では、自らの身の危険を顧みずに復旧作業にあたっている作業員の方もいらっしゃる。日本人には、本当に立派な人がいると感じる。こういう心を皆が持って、新しい国づくりをしていかなくてはいけない。そして、新しい日本が模範となれば、世界をも変えていけるのではないか。今こそ、経済力だけでなく、新しい価値観で世界に範を垂れる国をつくるときだ。

Posted by 大沼安史 at 11:51 午前 |

2015-04-20

〔イエメン戦争〕◆ 国連が2億7400万ドルの人道支援を国際社会にアピール / イエメン 国土の61%が荒廃! 15万人難民化、要保護750万人にも! ★ 安倍政権はサウジアラビア主導(&米軍支援)アラブ・スンニ派連合軍が空爆を続けている以上、国連の人道支援よびかけに耳を塞ぎ続けるしかない?!

 ★ イエメンもまた、自衛隊が参戦を強要される可能性のある場所だ。

 それにしても、日本に独自の「外交」というものがあるのだろうか?

 「9条」に基づく「人道支援外交」に徹すればよいものを、「米軍の軍用犬」に成り果てるとは……!!!

          *

          * 

 〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ : As Yemen Spirals Further into Chaos, UN Urges Humanitarian Relief
 ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/04/17/yemen-spirals-further-chaos-un-urges-humanitarian-relief-0

 ・ The United Nations on Friday launched an appeal for nearly $274 million in humanitarian aid from the international community to help Yemen over the next three months as airstrikes continued to bombard the war-torn country.

 ・ Citing local sources, the UN's Office for the Coordination of Humanitarian Affairs (OCHA) said that roughly 150,000 people have been displaced in the conflict—50 percent more than the UN previously estimated. A total of 7.5 million people need protection from the escalating turmoil, the agency added.

 As the Guardian notes, before the war began, 61 percent of the country was already in need of humanitarian aid.

Posted by 大沼安史 at 07:47 午後 |

〔イスラム国の反乱〕◆ イラク最大の石油精製基地、バイジを一時的に占拠 / 自爆攻撃で血路を拓き、突入 / 「イラク政府軍」、人員不足 「5個師団が機能しているだけ。再建は不可能」との見方も / 「イスラム国」、支配地域から戦闘員を徴兵 同時に複数の戦線で戦闘可能を誇示!

Pg28kimisisgraphic ★ 一時的ながら「イスラム国」軍が、イラク最大の石油精製所を占拠した。

 これは都市部の占拠より、より重大な意味を持つ。

 「イラク政府軍」は組織腐敗もあって、崩壊プロセスに入っているようだ。

 米軍はいやいや空爆支援を続けている。

 安倍首相が「石油」という生命線があぶないという「口実」でもって、イラクに「わが軍(自衛隊)」を派遣する恐れが強まった。

          *

          *

〔★は大沼〕◎ 英紙インディペデント、パトリック・コバーン特派員電 : Isis stalemate forces US into a cold assessment of Iraq government and other potential allies ( 戦線膠着状態は米国にイラク政府および同盟者に対する冷静な再評価を迫る)
 (19日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isis-stalemate-forces-us-into-a-cold-assessment-of-iraq-government-and-other-potential-allies-10188267.html 

 ・ As Iraqi government forces battle Isis for control of the country’s largest oil refinery at Baiji and the city of Ramadi, doubts are being raised about the national army’s long-term strength and cohesion.

 Isis suicide bombers had blasted their way through the refinery’s defences and taken over oil facilities, including storage tanks, a technical institute and a

 ・ But it has shown that it retains its offensive capability and its conscription of men from the population under its control means it can launch attacks on many fronts at once.

          *

★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 07:33 午後 |

〔イスラム国の反乱〕◆ アフガニスタンのジャララバードで、自爆攻撃 / 35人を殺害 ★ 「イスラム国」軍がアフガニスタンでも活動を開始した! 「アベノわが軍」は、こんなところにも、投入されてしまうのか?

Jalalabad

 〔★は大沼〕◎英紙インディペンデント : Isis in Afghanistan: Group claims responsibility for Jalalabad suicide bombing that killed 35
 (18日付け⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isis-in-afghanistan-group-claims-responsibility-for-jalalabad-suicide-bombing-that-killed-30-10186561.html

          *

 ★ 銀行で給与を引き出そうとしていたアフガン政府職員、政府軍兵士が狙われた。

Posted by 大沼安史 at 07:07 午後 |

〔ニューヨーク・タイムズが訪米する安倍首相に社説で警告〕◆ <訪米の成功は、ミスター・アベが、開戦決定、残虐な中韓占領、その残虐行為および数千人の女性を性奴隷、あるいは「慰安婦」として強制的に働かせたことを含む戦時中の歴史と正直に向き合うかどうかに……そして右翼支持者を脇に追いやることができるかに、かかっている> 

 ◆ <とっくに決着していなければならない歴史問題がいまだに決着していないのは、アベ氏と右翼政治家が、歴史を問題視し、歴史を書き変えようとして、地域の緊張をかき立てている勢力と同盟しているからである>

          *

 
 ★ わたしは米オバマ政権が、「米連邦議会演説」というエサをちらつかせて、「集団的自衛権」と「TPP」で、安倍政権を「譲歩」に追い込み(安倍政権には、とくに「TPP」で米国の言い分をのめば、「歴史問題」では見逃してもらえると勘違いさせ)、もし安倍政権がこんご、歴史問題で「戦後・世界レジーム」を尊重しない姿勢を示し続ければ、それを理由に、最終的に「安倍政権斬り」を行なうのではないか、と見ている。 

 そのとき、オバマ政権がどんなカードを切るのか?……日本の核開発問題の暴露も、ありえないことではない、と考えている。

          *

          *

 ★ ニューヨーク・タイムズは、安倍首相に「変身」を迫り、トカゲのシッポ切り(?)を迫っているわけだ!

 安倍首相はワシントン・ポストのインタービュー で、日本軍性奴隷問題について、「人身売買」が問題であると述べ、「業者が悪い」の一点で、米議会演説を乗り切る構えを占めしているが、ニューヨーク・タイムズ社説は、そんな言い逃れ策に、明確な「ノー」を突き付けた。

 米国のポチを続ける以上、安倍首相には、集団的自衛権、TPP、そして歴史認識で、「白旗を掲げる」しか、道は残されていないようだ。

          *
  

 〔★は大沼〕◎ 「安倍晋三と日本の歴史(Shinzo Abe and Japan’s History)」
 (20日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/04/20/opinion/shinzo-abe-and-japans-history.html?_r=0

 ・ But the success of the visit also depends on whether and how honestly Mr. Abe confronts Japan’s wartime history, including its decision to wage war, its brutal occupation of China and Korea, its atrocities and its enslavement of thousands of women forced to work as sex slaves or “comfort women” in wartime brothels.
 

 ・ A lot will depend on whether Mr. Abe is willing to push aside his right-wing supporters and set a tone that can strengthen stability in Asia, rather than weakening it.

 ・ By now, that history should have been settled. That it is not settled is largely the fault of Mr. Abe and his right-wing political allies who keep questioning history and even trying to rewrite it, stoking regional tensions. Mr. Abe may have more to say on all this on Aug. 15, the actual date of the surrender. But his remarks to Congress will send an important signal.

Posted by 大沼安史 at 06:10 午後 |

〔フクイチ核毒汚染〕◆ 「東京23区は事故後のチェルノブイリ以上に汚染されており、10歳以下の子どもたちの血液細胞は懸念すべき異常を示している」/ 英国の先端科学研究所、「社会における科学研究所(ISIS)」が論文をサイトに掲載!/ 「医療従事者や市民に対する圧力は、こんご数十年のうちに、惨憺たる健康被害を引き起こすことだろう」 ★ 放射性廃棄物焼却による「死の灰」汚染の増・拡大についても警告!

 ★ 論文は、「WHO、IAEA、日本政府を信じることはできない」との日本人医師の警告を引用している。

 日本人医師は「できることなら、こどもたちを東日本から(西日本へ)移住させたい」とも語っている。

 ・ All 23 districts of Tokyo contaminated with radiation from the Fukushima meltdown, worse than at Chernobyl after the accident, and blood cells of children under ten are showing worrying changes; the WHO, the IAEA & the Japanese government cannot be trusted.

 ・ The pressure on health professionals and other citizens in Japan to remain silent about the health consequences of Fukushima, will lead to a health catastrophe there - not now, but in the decades to come.

 ・ If at all possible, I would like them to move away from East Japan.

 ・ the radioactive contamination of Tokyo is increasing because of the Japanese government’s policy of transporting radioactive waste from the Fukushima zone all over Japan for incineration or burial. The Japanese government and the nuclear authorities claimed that filters on the stacks of the incineration plants would remove most of the radioactivity, but this is not the case, and in the opinion of many, it is adding to the contamination. Arnie Gundersen, for instance says, “They are creating 100 to 1000 times more radioactive material by burning debris than keeping it in concentrated form”

 〔★は大沼〕◎ 「東京は放射能に汚染されており、生活に適していない  医師が指摘(Tokyo Contaminated & Not Fit for Habitation, Doctor Says)」 
 (2014年9月24日付け) ⇒ http://www.i-sis.org.uk/Tokyo_contaminated_and_not_fit_for_habitation.php

 ◎ ジュネーブの「インディペンデントWHO」が転載し、拡散!
 (2015年2月10日付け)⇒ 

http://independentwho.org/en/2015/02/10/tokyo-contaminated/

          *

 ◎〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』   

 ◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html

 ◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html

Posted by 大沼安史 at 12:35 午後 |

〔ふくしま作業員日誌〕◆ ≪東京新聞≫ <現場では人が次々に入れ替わり、一年もいればベテランになる。被ばく線量が上限に近づき、「今年の桜は見られない」と言って去った同僚に、写真を送ろうと思う。腕のいい技術者だったのに。彼が去ってから、現場は大変なことになっている。> ★(怒!) 現場の作業員は放射能汚染水が浸み込む、粗悪なものを「防護服」だと言って着せられている! 労基署はただちに現場査察に入れ!

 
 〔★は大沼〕◎ 「49歳男性 来年、桜見られるか」
 (4月17日付け)⇒ http://www.tokyo-

np.co.jp/article/feature/tohokujisin/fukushima_diary/list/CK201504170

2000138.html

          *

 ★ 上記、49歳の男性作業員は 「今年も桜が満開になった。福島第一に来て二度目の春。あっという間だったなと思う。一年前に比べて、随分桜が減った」と言っている。

 随分桜が減った?

 どういうことなのだろう?

          *

 ★ 東京新聞〔ふくしま作業員日誌〕の昨年7月3日付けの報告で、現場の人たちのいわばいのち綱である「防護服」が、すぐに破れたり、放射能汚染水が沁み込むゆおな粗悪品に代わっていたことが、写真つきで「内部告発されていた。
 ◎ ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/fukushima_diary/list/CK2014083002100014.html

Pk2014083002100136_size0_2 ・ 春前に新しい防護服に変わったが、とにかく破れやすい。一部破れると豪快に破れる。いちいち着替えていたら仕事にならないので、みんなその辺にあるテープで補修している。

 ・ 生地の目が粗いから、紫外線を通して日焼けする。特に首がひどい。全面マスクを留めるゴムバンドや半面マスクのひもの跡がくっきりつく。口の周りが白く目の周りが黒くなって、パンダみたいでかっこ悪い。何より水が浸透しやすいのが難点。汚染水などの現場に行くのは不安になる。

 作りが粗雑でズボンや袖の長さが短いものも。線量計の装着を確認する胸の透明な窓が、背中についている不良品もある。そんな時はふざけて、フードの後ろに顔を描いて遊ぶ。風通しはいいようだけど、放射性物質を防ぐか心配。コスト削減もあるんだろうな…。

 ★ これで、よく「放射能防護服」などと言えたものだなと思う。

 労基署や原子力規制委員会は現地調査に入るべきではないか!

          *

 ◎関連 / 参考 :「2013年後半、何と1Fからカバーオールの代名詞〝タイベック〟が消えてしまった」 / 「一日に休憩ごとに何度も使い捨てするものに、一着千円以上もかけていられない東電の台所事情」 / 「三着に一着はジッパーが不良でテープ養生が必要になる中国製カバーオールは何と五百円以下」/ 写真家の釣崎清隆さんがレポート!
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/04/post-b623.html

Posted by 大沼安史 at 12:31 午後 |

2015-04-19

〔アベノ「わが軍」は、米軍のドローン攻撃にも使われるかも知れない!〕◆ そんな恐れさえ強まるなか、イエメンでの米軍・CIAのドローン(無人機)攻撃の実態を暴露するレポート / ニューヨーク・タイムズが報道 / 一般の民間人も巻き込まれ、26人が死亡(うち、5人は子ども)! 「厳格な攻撃基準が守られているか疑問」

 ★ ニューヨークの「オープン・ソサエティー・ジャスティス・イニシアチブ」がイエメンの人権団体の協力で、レポートをまとめた。

 自衛隊はいつの間にか、イエメンの対岸、ジブチに基地を設けているが、近くには、米国のドローン発着場があるとされている。

 米国のドローン攻撃の実態は機密のヴェールに包まれ、これまでほとんど何も知られていない状態が続いていた。

 安倍政権も「特定秘密保護」の網をかぶせ、ドローン攻撃の後方支援に参加するのではないか?

          *

          * 

 〔★は大沼〕◎ Drone Strikes in Yemen Said to Set a Dangerous Precedent
 (13日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/04/14/world/middleeast/legal-advocacy-group-says-us-drone-program-sets-dangerous-example.html?mabReward=A5&action=click&pgtype=Homepage&region=CColumn&module=Recommendation&src=rechp&WT.nav=RecEngine&_r=0

 ・ But the new report questions how careful the strikes have been, based on the analysis of nine strikes in Yemen, where strikes are carried out by both the C.I.A. and the military’s Joint Special Operations Command. Each of those strikes killed civilians, the study found, with a total of 26 civilians killed, including five children, and 13 others injured.

 “We’ve found evidence that President Obama’s standard is not being met on the ground,” said Amrit Singh, a senior legal officer at the Open Society Justice Initiative and a primary author of the report. “There’s a real question about whether the near-certainty standard is being applied in practice.”

Posted by 大沼安史 at 09:22 午後 |

〔その名も≪頭が爆発するシンドローム≫! 米国の学生5人に1人が経験!〕◆ 米CBS放送、英紙インディペンデントが報道 / Exploding head syndrome! / 「志向性エネルギー兵器によるものではないかと疑う人々も」

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 ★ それにしても、≪頭が爆発するシンドローム≫って何なんだ?!

 同紙によると、文字通り、頭が爆発して吹き飛ぶわけではない。

 眠りに就こうとする際、あるいは眠りから寝覚める際、「大きなノイズ( loud noises 騒音)」が「突然」聴こえる症状だそうだ。

 寝入りと寝覚めに、突然、何か聴こえて来る! そんなシンドローム(書状)が、若者たちの間でも起きている。

 米国のワシントン州立大学の調査によると、学生のうちの18%が、最低1度は経験している。

 いったい、どうして?

 学術誌「睡眠研究ジャーナル(the Journal of Sleep Researc)」に論文を発表した研究チームのリーダーによると、何らかの「志向性エネルギー兵器( directed-energy weapon)」によるものではないかと、「誤って信じ込んでいる人々」もいるというから、なんだか、怖い。

 でも、なぜ?
 医学の研究者らによると、脳が眠りに就く際のシャットダウンと、目覚める際のスタートアップに、なんらかのトラブルが出ていることが原因。

 聴覚ニューロンが不適切に、いちどに活性化することから、「音(ノイズ)」が聴こえるのだそうだ。

 いまのところ、治療法はない。

 しかし、こういうことがけっこうフツーに起きていると知ることによって、「恐怖感は和らぐ」と、研究チームは指摘しているそうだ。

          *

 ★ わたしは医学者でも何でもないが、「電磁波スモッグ」の危険性に注目する一人として、最近の若者が、スマホなど「電磁波漬け」になっていることが問題の背景にあるのではないかと疑っている。

          * 

 〔★は大沼〕◎ CBS : "Exploding head syndrome" is real, and surprisingly common
 (3月31日付け)⇒ http://www.cbsnews.com/news/exploding-head-syndrome-is-real-and-surprisingly-common/

 ◎英紙インディペンデント : Exploding head syndrome: One-fifth of US college students suffer from ailment, study fin
(4月1日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/americas/exploding-head-syndrome-onefifth-of-us-college-students-suffer-from-ailment-study-finds-10149851.html

          *

 ◆ 英紙インディペンデントより。

 ・ The syndrome does not actually involve heads exploding, but instead is characterised by hearing sudden, loud noises when going to sleep and waking up. Not much is known about the condition, but the study disproves a previously held theory that it only affects older people.

 ・ “Some people have worked these scary experiences into conspiracy theories and mistakenly believe the episodes are caused by some sort of directed-energy weapon,” said Brian Sharpless, the author of the study, according to Medical News Today. “For this scary noise you hear at night when there's nothing going on in your environment, well, it might be the government messing with you.”

 ・ Medical professionals think that exploding head syndrome happens when the brain has trouble shutting down when going to bed or starting up when waking, reports say. Dr Sharpless said that the loud noises associated with the condition could happen because auditory neurons activate all at once instead of shutting down properly.

Posted by 大沼安史 at 09:18 午後 4.電磁波被曝問題 |

〔帰還して年間20mSv被爆生活!〕◆ 米有力誌「フォリン・ポリシー(FP)」が、「前の基準は、1mSv。20mSvは、ほとんどの原発労働者と同じ」と指摘! ★ ああ、ヒロシマ70年の、フクシマ受難よ! 

 〔★は大沼〕◎ FP : The Mushroom Cloud and the X-Ray Machine 70 years after Hiroshima, scientists still don’t truly understand the health risks of radiation.(キノコ雲とレントゲン / ヒロシマ70周年 科学者は被曝の健康リスクをいまだ本当に理解していない): SARAH LASKOWさんが執筆
 (3月26日付け)⇒ http://foreignpolicy.com/2015/03/26/low-dose-radiation/

          *

 ・ In the aftermath of Japan’s nuclear accident, the country’s general public is being pushed to take on more risk of chronic exposures. Last year, some of the first evacuees from the area around Fukushima returned home to contaminated areas that have been cleaned up, but not entirely. Members of the public can now legally receive higher radiation doses than they could before the disaster: 20 mSv per year—the same as most nuclear workers—compared with the previous 1 mSv limit.

Posted by 大沼安史 at 11:39 午前 |

〔ウォールストリートジャーナル〕◆ 避難勧奨地点「解除は不当」 福島・南相馬の530人提訴 ―― 東京地裁 / 提訴後に記者会見した原告で地元区長会会長の菅野秀一さん(74)は「国際基準と比べ、年20ミリシーベルトはあまりにも高い」と指摘。この基準を基にした解除は不当と訴えた。

 ◎(17日付け 時事)日本語版 ⇒ http://jp.wsj.com/articles/JJ10524442634139053368220174121640503395991
 ・  東京電力福島第1原発事故の影響で放射線量が局地的に高い「特定避難勧奨地点」に指定されていた福島県南相馬市の住民ら約530人が17日、まだ安全と言えないのに国が昨年12月に指定を解除したのは不当として、国に解除取り消しと1人10万円の慰謝料を求める訴訟を東京地裁に起こした。弁護団によると、原発事故に伴う国の避難基準の妥当性を問う訴訟は初めてという。

          *

 ◆ 泉田・新潟県知事ツイッターコメント : 

 年間約5mSv以上被曝する場所は放射線管理区域です。

 ここでは、未成年者の就労等が禁止されています。
 
 一方で、20mSvの被曝する地域で子育てが認められることは理解に苦しみます。
  ⇒ https://twitter.com/IzumidaHirohiko/status/589293900893794304

Posted by 大沼安史 at 11:26 午前 |

〔美しい国のニュース!〕◆ NHK受信契約書 筆跡一致せず! ◆ 東京オリンピックに花を添えるのは、フクイチ放射能だけではない!

          *

〔NHKが裁判で「完敗」 全国で受信料“不払い一揆”の恐れも〕◆ ≪受信契約書の筆跡が男性本人でなければ、一体、だれが男性の名を勝手に記入したのか。ヘタをすれば「私文書偽造」の刑事事件に発展しかねない大問題だ≫
 ◎ 日刊ゲンダイ ⇒ http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/gendai-20150418-251220/1.htm

          *

〔ヤクザとオリンピック〕◆ ≪日本オリンピック委員会や国際相撲協会でも幹部を務めているが、以前にも黒い関係があると噂されていた≫
 ◎ バイス ⇒ http://jp.vice.com/program/saturday-night-vice/9764

Posted by 大沼安史 at 11:20 午前 |

〔NHKが7時のニュースで、SPEEDI拡散動画映像を流していた!〕◆ 危機後の大量放出で汚染深刻化  福島第一原発  / 動画保全記録で判明! / ≪2011年3月夕方から深夜に「大量放出」≫! 

 〔★は大沼〕◎ ユーチューブ(SPEEDI動画は開始2分15秒過ぎから) ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=AIKUdmRndP0

 ★ NHKが流していたのは「15日夕方以降」のWSPEEDI(新型SPEEDI 3・11時点ですでに稼働)の拡散動画を含む映像である。

 しかし、NHKはそれ以前の(W)SPEEDIを流してはいない。

 SPEEDIは公表されたような、点線静止図ではなく、拡散予想動画のはず。

 NHK「かぶん」のみなさんには、その入手と公開に動いてほしい!

          *

 ◎ NHKの報道 : 危機後の大量放出で汚染深刻化
 (2014年12月21日付け) ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20141221/1836_osen.html

 ◎ 関連 : NHK「かぶん」ブログ : 危機後の大量放出で汚染深刻化 ★ 「かぶん」は「わたしたちのNHK」だ!
  <2014年12月21日 (日)> ⇒ http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/205894.html

          *

 ・ 東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質は、核燃料のメルトダウンや水素爆発が相次いだ事故発生当初の4日間ではなく、その後に全体の75%が放出され汚染を深刻化させていたことが、日本原子力研究開発機構の分析で分かりました。

 政府などの事故調査はこの時期に何が起きていたかを解明しておらず、専門家は「放射性物質の大量放出がなぜ長期化したのか、原因の解明が求められる」と話しています。

 ・ 事故が起きてから放出がおおむね収まった3月末までに放出された放射性物質の量は47万テラベクレルと推定され、このうち、核燃料のメルトダウンや水素爆発が相次いだ3月15日の午前中までの4日間の放出量は全体の25%で、むしろ、その後の2週間余りで全体の75%を占める大量の放出が続いていたことが分かりました。

 ・ 政府の事故調査・検証委員会の委員長代理を務めた作家の柳田邦男さんは、「15日以前のことに圧倒的に重点が置かれていて、15日以降については、付随して起こったことくらいの意識しかなかった。いちばん謎の多い原子炉からの放射能漏れのような点は、さらに継続して調査するという点では、完全にやり残してしまった」と期間がおよそ1年に限られた当時の調査を悔やんでいます。
そして、政府が常設の調査機関を作るべきだとしたうえで、「被害を受けた人たちは、なぜ自分がこんな目に遭うのか、原因をはっきりさせてくれと考えている。こういうニーズに対して、国も電力会社も応えていかなければならない」と述べ、被災者に寄り添った調査を続けていく必要性を強調しています。

Posted by 大沼安史 at 11:17 午前 |

〔国際社会も安倍首相を見限り出した?!〕◆ 「タイム(Time)」誌が選ぶ「世界の100人(TIME 100)・2015」から消える! 中国の習主席、北朝鮮の金正恩は残ったのに……! 村上春樹さんに加え、ことしは日本人のニューフェイスとして、「片づけコンサルタント」の近藤麻理恵さんが世界デビュー ★ フクイチのお片付けものできない安倍首相へのあてつけとしか思えない!

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  ← ◆ 落選

 

    ◎ 祝・当選 ⇒ 2_2

 

 ★ 近藤さんに頼んで、「安部政権」を「お片付け」してもらいたいと思っている民草は、多いはずだ。

 「TPP反対」を公約して政権を握った安部政権の罪は重すぎる。

 〔★は大沼〕◎ タイム誌 : The 100 Most Influential People in the World
 ⇒ http://time.com/magazine/#3824763/time-100/

 ◎ Japan's Abe Loses TIME 100 Slot to Novelist, Professional Tidier
 ⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-04-18/japans-abe-loses-time-100-slot-to-murakami-pro-tidier

          *

 ◆ ブルームバーグ報道より

 ・ Shinzo Abe no longer ranks among the world’s most influential leaders, according to Time Magazine. The prime minister isn’t even the most influential Japanese.

Abe lost his spot even as Chinese President Xi Jinping and Kim Jong Un, North Korea’s Dear Leader, remained on the TIME 100. Abe was the only Japanese representative in 2014, while this year there are two: novelist Haruki Murakami and Marie Kondo, a professional organizer.

          *

 ★ 片づけコンサルタント、近藤麻理恵さんの本は英訳され、世界的に読まれている。
 英語のホームページもある。
 ⇒ http://konmari.com/en/ 

          *

 ★ 安倍首相には近藤さんに見習い、沖縄の米軍基地の「お片付け」にも精を出してもらいたいものだ。

Posted by 大沼安史 at 10:41 午前 |

2015-04-18

〔イスラム国の反乱〕◆ イラク・アンバール州の州都、ラマディ ISISの攻撃で陥落寸前 / ユーフラテス川東岸部、全域を占拠 西岸部も80%、「イスラム国」軍が占領

 ◎ 英紙ガーディアン : Iraqi PM warns Isis could become unstoppable as key city threatened(イラクの首相は、ラマディーが脅かされる中、「イスラム国」、止めようもない事態になりかねないと警告)
 (16日付け)⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/apr/16/iraqi-city-ramadi-verge-falling-isis-prime-minister

 ・ Ramadi, the administrative capital of Anbar, is split by the Euphrates river into an eastern and western section. Al-Hashimi said Isis is fully in control of the eastern part of the city, and now holds 80% of the western side, with the militant group’s fighters just a kilometre away from the Anbar operations command and two kilometres from key government buildings.

★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 07:02 午後 |

〔フクイチ・アウト・オブ・コントロール〕◆ (飯山一郎さんが画像分析) /  ことし(2015年)1月31日、「3号機の地下深くで、沈み込んだ100トン近い核燃料が核爆発」/ (続いて)3月20日、「激烈な水蒸気爆発が連続的に発生」

 ★ 汚染水の処理問題もある! 

 辺野古だ、海外派兵だ、などと言ってる場合ではない! 

 核の悪魔という空前の人類的脅威は――最悪の敵は……フクイチにあり!

 〔★は大沼〕◎ 1月31日のフクイチ現場映像 ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=XOrOrN-cu_s

 ◎ 3月20日の同 ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=LmPXnKWuphg
  

Posted by 大沼安史 at 11:05 午前 |

〔翁長・沖縄知事、安倍首相と初会談〕◆ ロイター通信が「日本のアベと沖縄知事が、日米サミットを前に、米軍基地をめぐって、激突!(Japan's Abe, Okinawa governor clash over U.S. base before U.S.-Japan summit)」と、全世界拡散報道! / 翁長知事、「新基地をわたしは絶対許さないと、オバマ大統領に会ったら伝えなさい」と首相に迫った!

 ★ ロイター電は沖縄の怒りを、翁長知事の満身の憤怒を、ストレートに伝えている!

          *

 〔★は大沼〕◎ ロイター
   ⇒ http://www.reuters.com/article/2015/04/17/us-japan-usa-okinawa-idUSKBN0N80PH20150417

 ・ "I said that I will never allow a new base in Henoko," Onaga later told reporters, adding he had asked Abe to convey the prefecture's stance to U.S. President Barack Obama at their summit in Washington on April 28.

          *

 ◎ 関連 / 琉球新報 : 翁長知事、首相に辺野古断念迫る 初会談
 ⇒ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241929-storytopic-271.html

 ・ 会談の冒頭で、翁長知事は昨年の名護市長選、知事選、衆院選の全てで辺野古移設反対の候補が当選しており「辺野古新基地反対という圧倒的民意が示された」と強調した。その上で「(強制接収で)自ら土地を奪っておきながら、老朽化して世界一危険だから沖縄が負担しろ、嫌なら代替案を出せという、こんな理不尽なことはない」と述べ、辺野古移設を強行している首相を批判した。

          *

 ◎ 沖縄タイムス : 翁長知事・安倍首相会談全文
  ⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=112136

 ・ 翁長知事 全ての選挙で辺野古新基地反対という圧倒的な民意が示されたわけであります。沖縄は自ら基地を提供したことは一度もございません。普天間飛行場もそれ以外の基地も戦後県民が(捕虜)収容所に収容されている間に、(土地が)接収された。または居住場所をはじめ銃剣とブルドーザーで強制接収され、基地造りがなされたわけであります。

 自ら土地を奪っておきながら老朽化したから、世界一危険だから沖縄が負担しなさい。嫌なら代替案を出せと言われる。こんな理不尽なことはないと思います。

          *

 ◎ 琉球新報 : 翁長知事、来月末にも訪米 米政府に辺野古撤回要求へ
 ⇒ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241930-storytopic-271.html

          *

 ◎参考 朝日新聞デジタル ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH4K4GBRH4KUTFK00F.html

 ・ 安倍晋三首相は17日午後、首相官邸で翁長雄志(おながたけし)・沖縄県知事と会談した。昨年12月に翁長氏が知事に就任してから、首相と会うのは初めて。首相は、沖縄県と対立する米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設に理解を求めた。

Posted by 大沼安史 at 10:52 午前 | | トラックバック (0)

〔イスラム国の反乱〕◆ イラク・クルディスタンの首都、エルビルの米領事館に対し、自爆攻撃 / エルビル領事館は、セキュリティー上の懸念から、バクダッド大使館の大使館員を移していた避難場所……そこに自爆テロの自動車が突っ込んだ!

 〔★は大沼〕◎ 米軍準機関紙「星条旗」:Bombing is 1st attack on US in Iraq since Islamic State took Mosul
 (17日付け)⇒ http://www.stripes.com/news/middle-east/bombing-is-1st-attack-on-us-in-iraq-since-islamic-state-took-mosul-1.340926

★ ブッシュ政権が、戦争利権と石油利権をねらって、イラク・スンニ派を打倒したツケが回って来ている。

 「イスラム国」軍は、いずれバグダッドの「グリーンゾーン」にも、攻撃をしかけるのではないか?

 

Posted by 大沼安史 at 10:31 午前 |

2015-04-17

〔TPP交渉 大統領に権限一任 貿易促進法案 超党派が提出〕◆ オバマ大統領、「誇らかに≪メイド・イン・アメリカ≫としるしたモノとサービスの新市場を拓く機会を手にした」と称賛 / ニューヨーク・タイムズ 「TPPの最大の勝者は米国の農業。ハイテク・製薬・保険など大企業も勝ち組に」/ 米国防長官 「TPPは新空母の配備と同じくらい重要! 米軍に続き、米国産業労働者が世界をリードするとき」と演説で檄!

 ★ 安倍首相は「米議会演説」の「栄誉」をエサに、集団的自衛権ばかりかTPPも、のまされるのだろうか?!

 安倍首相は今月29日に米議会上下両院合同会議で、日本の首相として初めて(つまり異例の)演説を行う。

 「大統領貿易促進権限(TPA)」法案の委員会採決は、来週(20~24日)の間に行なわれる予定。

 委員会可決のあと、安倍首相がワシントンに乗り込み、「TPP参加最終合意」と「集団的自衛権行使(米軍の軍用犬化)の誓い」を表明する段取りになっているのではないか? 

          *

          *

 ◎ 東京新聞 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015041702000260.html

 ・ 環太平洋連携協定(TPP)交渉の妥結を目指す米議会の超党派議員は十六日、大統領に通商交渉権限を一任する「大統領貿易促進権限(TPA)」法案を米上下両院に提出した。TPAは大統領が外国と妥結した通商協定について議会の修正を認めず、採決のみを求めることができる権限で、オバマ大統領の交渉権限を強めることになる。今後のTPP交渉に弾みがつきそうだ。

 ・ 政府はこれまでTPAを持たない状態で交渉を進めてきた。この状態のまま妥結した場合、議会がTPPの条文一つ一つを精査することになり、膨大な手続きや交渉結果の修正要求などが予想されていた。

 このため、各国は交渉で米政府の示した方針の確実性に疑念を抱えた状態だった。日本の交渉担当者は、TPA法案成立のめどが立たない段階では、米国側が踏み込んだ提案や譲歩姿勢を示す可能性は低いと指摘。甘利明TPP担当相は「交渉の妥結に極めて重要」との認識を示していた。

          *

 ◎ ニューヨーク・タイムズ : Deal Reached on Fast-Track Authority for Obama on Trade Accord(オバマにTPP交渉でファースト・トラック権限)
 (16日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/04/17/business/obama-trade-legislation-fast-track-authority-trans-pacific-partnership.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&module=first-column-region&region=top-news&WT.nav=top-news

 ・ President Obama embraced the legislation immediately, proclaiming “it would level the playing field, give our workers a fair shot, and for the first time, include strong fully enforceable protections for workers’ rights, the environment and a free and open Internet.”

 “Today,” he added, “we have the opportunity to open even more new markets to goods and services backed by three proud words: Made in America.”

 ・ While supporters have promised broad gains for American consumers and the economy, the clearest winners of the Trans-Pacific Partnership agreement would be American agriculture, along with technology and pharmaceutical companies, insurers and many large manufacturers that say they could also expand United States’ exports to the other 11 nations in Asia and South America that are involved.

          *

 ◎ 同 : U.S. Defense Secretary Supports Trade Deal With Asia(国防長官がTPP指示を表明)
  (6日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/04/07/us/politics/defense-secretary-supports-trade-deal-with-asia.html?action=click&contentCollection=Business%20Day&module=RelatedCoverage&region=Marginalia&pgtype=article

 ・ But Mr. Carter appeared to relish it, claiming that “passing TPP is as important to me as another aircraft carrier.”

 ・ Those are not the type of issues that people at the Pentagon talk about routinely. “As secretary of defense, I see our military personnel demonstrate every day that American men and women, American innovation and American hard work do not just compete, but outpace every other country in the world,” Mr. Carter said. “By passing trade promotion authority and finalizing a strong TPP, we will allow American workers to do the same.”

Posted by 大沼安史 at 10:25 午後 |

〔北米西海岸異変〕◆ イワシ資源、謎の激減 ワシントン・オレゴン・カリフォルニア沖の漁獲期間を繰り上げ終漁 / 2011年から新魚群、出現せず! ★ アシカの大量死といい、ヒトデの異変といい、異常すぎる事態だ! フクイチ発の海洋放射能プルームの影響でなければよいが!

 〔★は大沼〕◎ エネニュース 
  ⇒ http://enenews.com/emergency-closure-fishery-along-entire-west-coast-practically-babies-survived-2011-population-decimated-catastrophic-crash-collapse-severe-latest-series-alarming-die-offs-along-west-coast-mas

Posted by 大沼安史 at 08:20 午後 |

〔安倍政権が参戦しかねないイエメン情勢〕◆ サウジアラビア主導の連合軍が、シーア派「フーシ」武装勢力支配地域の紅海の港町、ホダイダの酪農工場を空爆! 「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」が「少なくとも31人が死亡」と発表 / 酪農工場、「フーシ」が占拠するイエメン空軍基地から100メートルの距離 / ハラダーの難民キャンプでも地上戦に巻き込まれ、40人が死亡、200人が死亡 ★ 「アベノ日本軍」は下手すると、イラクばかりか、このイエメンでも「米軍支援」に駆り出される可能性が出て来た!?

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          *

 ★ 英紙インデイペンデントによると、米英軍は直接、空爆には参加していないが、兵站にかかわる形で、サウジ主導のアラブ(シーア派)連合軍を支援している。

 日本が安倍政権の手引きで巻き込まれるとすれば、当面は米英両軍とともに兵站支援にあたる形だろう。

 「フーシ」は、同じシーア派のイランが支援している。

 日本はイランの反発を買うことになる。

 そして、そのイランは、シーア派が支配するイラク政府を支援し、そのイラク政府が、スンニ派過激派組織である「イスラム国」と戦っている。

 そしてそのイラク政府軍の戦いを、米軍が空爆で支援している。

 日本政府は、イランの怒りをなだめるため、米軍に追随するかたちで、イラク政府軍の支援に乗り出す展開も予想される。

 となると、「日本軍」はイエメンとイラクで、戦争に巻き込まれることなる。   

          *

 〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : Saudi-led coalition air strikes killed 31 civilians in Yemen factory, says Human Rights Watch
 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/saudiled-coalition-air-strikes-killed-31-civilians-in-yemen-factory-says-human-rights-watch-10181360.html

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Posted by 大沼安史 at 08:02 午後 |

〔イスラム国の反乱〕◆ シリア:「イスラム国」軍、首都ダマスカス攻撃で、地下トンネル構築の可能性 アサド宮殿まで5キロ地点に迫る ◆ イラク : 「イスラム国」、ラマディのイラク政府庁舎に自爆攻撃を開始 「政府」側から周辺の3村を奪取

 ★ シリアでは「イスラム国」とヌスラ戦線が、ダマスカス攻撃で連係しているようだ。

 アサド政権の崩壊は時間の問題なのか?

 イラクではスンニ派拠点であるアンバール州で、「イスラム国」側の反攻が始まった。

 イラク政府軍は米軍の空爆支援で戦っている。

 こうした戦地に、自衛隊員は「アベノわが軍」として投入されるのか?

          *

 〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : An (underground) road to Damascus: Isis could tunnel into heart of Syria's capital to take fight to gates of Assad's palace, warn experts
 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/an-underground-road-to-damascus-isis-could-tunnel-into-heart-of-syrias-capital-to-take-fight-to-gates-of-assads-palace-warn-experts-10165660.html?origin=internalSearch

 ◎ 同 : Isis suicide bombers target government buildings in Ramadi as militants launch counter-offensive in western Iraq
 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isis-suicide-bombers-target-government-buildings-in-ramadi-as-militants-launch-counteroffensive-in-western-iraq-10182328.html

          *

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Posted by 大沼安史 at 07:08 午後 |

〔自民・公明両党は、集団的自衛権・武力行使要件で「他に適当な手段がない」を武力攻撃事態対処法に盛り込むことを了承〕★ 安倍首相の祖父、岸信介氏も閣僚として署名した、大東亜戦争の対米英「開戦詔勅」も、「他に手段なし」だった! ≪今や自存自衛(じそんぼうえい)の為、蹶然(けつぜん)起(た)って、一切の障礙(しょうがい)を破砕(はさい)するの外(ほか)なきなり≫ 

 
 〔★は大沼〕◎ NHK : 与党 集団的自衛権で「他に手段なし」の新要件了承
 (17日付け)⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150417/k10010051591000.html

 ・ 安全保障法制の整備に向けた与党協議が開かれ、自民・公明両党は、集団的自衛権を行使できる武力行使の新3要件のうち、「他に適当な手段がない」という項目を武力攻撃事態対処法に盛り込むとする政府の方針を了承しました。

 ◎ 朝日新聞 : 集団的自衛権行使、法に「他に手段ない」明記 政府方針
 (16日付け)⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH4J76NGH4JUTFK007.html

 ・  政府・自民党は16日、集団的自衛権を行使する時の判断基準となる「武力行使の新3要件」のうち、「国民を守るために他に適当な手段がない」という第2要件を、武力攻撃事態法に盛り込む方針を決めた。集団的自衛権の行使にできるだけ歯止めをかけたい公明党が要求。安全保障関連法案の早期成立をめざす政府・自民が受け入れた。

          *

 ◎ 参考 : 東亜戦争 開戦の詔勅  (米英両国ニ対スル宣戦ノ詔書)
 ⇒ http://www.geocities.jp/taizoota/Essay/gyokuon/kaisenn.htm

Posted by 大沼安史 at 06:48 午後 |

〔フクイチ核毒汚染〕◆ 「フクシマのまちにはかつて、少なくとも数百羽のツバメ(barn swallow)がいたものだ。それがいまや、多くのまちで数十羽(a few dozen)に激減している」 / 4年経った時点でも、危機に瀕するフクイチ周辺の鳥たち! ―― 米CBS放送が全米に周知報道! / 米国の鳥類学者、ムーソー(Mousseau)教授 「オオヨシキリ(the great reed warbler)も激減」!

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 ◎ (←) ツバメの写真は、「アース・ウイーク」の報道より。
   ⇒ http://www.earthweek.com/2015/ew150417/ew150417b.htm

 ★ サウスカロナイナ大学のティム・ムーソー教授率いる研究チームによると、フクイチ周辺に生息する57種類の鳥類の半分で、個体数が「劇的に」減少しているそうだ。

 安倍政権は鳥たちも生きにくい場所に、避難民を追い返そうとている!

          * 

 〔★は大沼〕 ◎CBS :Near site of Fukushima disaster, bird still in peril
(16日付け)⇒ http://www.cbsnews.com/news/fukushima-disaster-taking-a-toll-on-birds/

  ・ Four years after the Fukushima disaster, birds are becoming a rarity around the damaged nuclear site.

  ・ “There are dramatic reductions in the number of birds that should be there based on the overall patters,”Mousseau told CBS News.“In terms of barn swallows in Fukushima, there had been hundreds if not thousands in many of these towns where we were waoking. Now we are seeing a few dozen of them left. It's just an enormaous declile.”

Posted by 大沼安史 at 11:43 午前 |

〔アベノ年金PKO〕◆ 「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の最高投資責任者(CIO)に就任した英投資会社出身の水野弘道氏は、世耕氏(弘成官房副長官)がスカウトした人物」と判明! 「所管する塩崎氏(恭久厚生労働相)は……GPIFのガバナンス体制を抜本的に改革する案を主張。世耕氏は菅義偉官房長官の応援も得て、塩崎氏の抜本改革法案は今国会提出が見送られる方向」/ 「週刊文春」が報道!

 ★ 塩崎氏には、公的年金による株価PKO疑惑を解明してもらいたい!

 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/bn-20150416-5026/1.htm

Posted by 大沼安史 at 11:13 午前 |

〔古賀茂明さん、外国特派員協会を通じ、日本の報道の危機を国際社会に訴え〕◆ 「日本のメディアは危機的な地点に到達している」 ―― 英紙ガーディアンがさっそく、世界拡散報道! ★ 言うまでもなく、ガーディアンは米国でも発行されている世界的な権威紙である!

 〔★は大沼〕◎ 英紙ガーディアン : Japanese media facing political pressure, says Abe critic
 (16日付け)⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/apr/16/japanese-media-political-pressure-shinzo-abe-critic

 ・ “Years ago, producers would have probably ripped up a letter like that and thrown it in the bin, but in this case they copied it and sent it to their news departments,” he said. “The Japanese media are reaching crisis point because if this pressure and their own tendency to exercise self restraint when confronted with that pressure.”

          *

 ◎ 毎日新聞(電子版、共同通信): 古賀茂明氏:「自民聴取は放送法違反」テレ朝とNHKで
 (16日付け) ⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150417k0000m040070000c.html

          *

 ・ ……古賀茂明氏が16日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見し、自民党がテレ朝とNHKから番組内容に関する事情聴取を行うことについて「政権与党が報道内容に口を挟むのは、明らかな放送法違反だ」と批判した。

 聴取対象は「報道ステーション」と、やらせが指摘されたNHK「クローズアップ現代」。自民党は17日の情報通信戦略調査会に両局の関係者を呼ぶ方針を示している。

 古賀氏は会見で、……放送法3条が番組編集の自由を定めている点を指摘した。

Posted by 大沼安史 at 11:04 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 「一言で言って、原発は非人間的な技術なのです」 / 山本義隆さんは、新著『原子・原子核・原子力』(岩波書店)に、こう書いた。

 ★ 山本義隆さんは、こうも書いている。

          *

 ・ それゆえ、福島やその近辺のお母さんたちが、子供の健康を心配して避難するのは汚染のレベルにかかわらず当然の判断であって、それを過剰に反応しているというよう言い方をするのは間違っています。

 それどころか、本来は国と電力会社が責任をもって安全な場所に移住されるべきであり、自発的な避難者であれ、すべての避難者にたいして国と電力会社はしかるべく補償する義務を負っています。
 (226頁)

          *

005329

          *

 〔★は大沼〕◎ 『原子・原子核・原子力 わたしが講義で伝えたかったこと』
  岩波書店HP
  ⇒ http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0053290/top.html

  【著者からのメッセージ】……事柄によっては,専門家と自称している人たちに任せておけばとんでもない結末になることもあるということは,今回の原発事故でよくわかりました.結局,勉強する目的は何かというと,いろんな問題について,自分で考えて,自分の言葉で意見を言うことができるようにするためなのです.

 ★ 東大全共闘議長(東大物理学助手)だったころの山本義隆さんは、「近代合理主義批判」ということを、しきりにおっしゃっていた。

 あれから半世紀近く……その意味が、わたしにも、遅まきながら、最近、わかりはじめてきた。

Posted by 大沼安史 at 09:56 午前 |

2015-04-16

〔女性器アート「ろくでなし子」(漫画家、五十嵐恵さん)が、初公判で無罪を主張〕◆ 英高級紙、ガーディアン(電子版)が、川崎・金山神社の「かなまら祭り」のユーチューブ映像(ご神体や、かなまらキャンディーなど)を、ついでに全世界紹介報道! / 彼女は言った、「男性器の3D(三次元)像だって数千人を集めてるじゃない」★ 「女性が輝く日本」を目指すこの国の警察はなぜそんなに「女性器」にこだわり、陰湿に猥褻指定したがるのか!

 〔★は大沼〕◎ 英紙ガーディアン : Japanese artist goes on trial over 'vagina selfies'
  ⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/apr/15/japanese-artist-trial-vagina-selfies

 ・ Igarashi has said she wants to use her art to “demystify” female genitalia in Japan, where 3D images of male genitalia draw thousands of visitors to the Kanamara penis festival at a Shinto shrine in the city of Kawasaki, near Tokyo, every April.

 ◎ 日刊スポーツ ⇒ http://www.nikkansports.com/general/news/1462181.html

 ・ 自らの女性器の立体的データを提供したとして、わいせつ電磁的記録頒布の罪などに問われたペンネーム「ろくでなし子」の漫画家五十嵐恵被告(43)の初公判が15日、東京地裁(田辺三保子裁判長)で開かれ、「私のアート作品はわいせつではない」と無罪を主張した。法廷で女性器を意味する3文字の呼称を使い、表現の趣旨を説明した。弁護側はわいせつ物陳列などを禁じた刑法175条そのものが違憲と主張。真っ向から争う姿勢を示した。

 「女性器を元にした私のアート作品は『わいせつ』ではありませんので、私は無罪です」。五十嵐被告は、金髪ショートボブに黒い大きなリボン姿で出廷し、無罪を主張した。

 ◎ ユーチューブ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=xpJVGlZvAiQ

Posted by 大沼安史 at 08:44 午後 |

〔パトリック・コバーン記者の中東報告〕◆ シーア派武装勢力「フーシ」がスンニ派のハディ大統領をクーデターで追い落としたあと、サウジアラビア主導で「フーシ」支配地域への空爆がつづくイエメンで、(スンニ派の)「アラビア半島のアルカイダ」が県都・アルムカラーを、ハディのイエメン政府軍から奪取! / 「敵の敵は必ずしも味方ではない」――★ これが中東というものだ! 

         *

 ★ コバーンさんは、嘆き含んだ皮肉まじりに、こう書いている。

 西側当局者は数ヵ月前、彼らのイラク・シリア政策のねじれについて、「敵の敵は必ずしも味方ではない」と、コバーンさんに説明したという。

 米国など西側にとっての「敵の敵」――たとえば、西側が打倒を目指す(敵である)「シリアのアサド政権」の「敵」は「イスラム国」などアルカイダ型聖戦組織だが、それは西側にとって「味方」ではないのだ。

 中東にはこういう、ねじれと複雑さがある。

 イエメンで、サウジなど湾岸スンニ派王国が米軍とともに空爆しているのも、(少なくとも今のところは)シーア派の「フーシ」であって、アルカイダ型の聖戦組織ではない。

 コバーンさんは、この記事でも、強調している。

 「イスラム国」などアルカイダ型聖戦組織に対処する道は、それらを育てたサウジやパキスタンなどの中にある、と。 

          *

 〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント (Sunday 12 April 2015 )/ In the Middle East, our enemy's enemy must be our friend (中東でも、われわれの敵の敵は友でなければならない)
 ⇒ http://www.independent.co.uk/voices/in-the-middle-east-our-enemys-enemy-must-be-our-friend-10169984.html?origin=internalSearch

          *

 ・ Once again al-Qaeda-type movements are not being targeted effectively despite their many enemies. This failure can best be explained by a saying popular a few months ago among western politicians and diplomats to explain their policy in Syria and Iraq. This was “the enemy of my enemy is not necessarily my friend”.

 ・ What should be done? The only way of dealing with Isis, al-Qaeda and other jihadi movements is in the countries where they flourish.

          *

★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 06:58 午後 |

〔梶村太一郎さんのベルリン通信〕◆ ギュンター・グラス氏の訃報に接して : 「墓の下からも大喧嘩」の遺言詩 / そこで旧い記憶をたどると、確か30年ほど前に、日本の雑誌の取材で彼の北ドイツ海の近くのアトリエを訪ねたことを思い出しました。彼は小説家であるだけでなく非常に優れた画家でもあり彫刻家でした。これが初対面で インタヴューの後に「これはポルトガルのものだよ」と珍しいイチジクのリキュールを親切にふるまってくれ乾杯しました。

 ⇒ http://tkajimura.blogspot.jp/2015/04/blog-post.html

      Wegzehrung   旅の糧

 Mit einem Sack Nüsse   ひと袋の堅果*とともに
  will ich begraben sein    わたしは埋葬されたい
  und mit neuesten Zähnen. もっとも新品の歯もそえて。
 Wenn es dann kracht,   そして砕く音が響けば、
 wo ich liege,          わたしが横たわっているところで、
 kann vermutet werden:   こう推測されてよし:
 Er ist das,           それは彼だ、
 immer noch er.        またもや彼だと。

 Aus: „Fundsachen für Nichtleser“, 1997『読者でない人への遺失物』1997より
 (翻訳:梶村太一郎。訳注:堅果*はクルミやハシバミのような堅い殻のある木の実)

〔★大沼〕 加藤周一さんは、幽霊になって残る、と言い遺した。

 グラスさんも同じような気持ち、なのだろう。

Posted by 大沼安史 at 04:47 午後 |

〔夕陽村舎日記〕◆ 紅葉の花が咲いた!

 借りている畑で大根とジャガイモが芽吹いた。

 そしてきょう――庭の紅葉が、花をつけていた。

 まさに紅(くれない)の花!

 数日で土に落ちる。

          *

 畑に出たり、山菜を摘んだりの合間に、引き続き、リン・マックタガートさんの The Intention Experiment を読んでいる。

 その本の最後の方に、遠くにいる大好きな人のため、癒しの祈り(インテンション)を送る時は、その人の背中の方へ、送りなさい、と書いてあった。(209頁)

 わたしはかねがね、相手の右側の背中の方から、自分の気持ちを伝えることができるのではないか、と考えていた。(相手はその方向から、送り手の思念を受け取る、と)

 リンさんは「右側の」とは書いていなかった。

 でも、背中の方から、心を伝えることができる、とわかって、うれしかった・

          *

 リンさんが勧める「インテンション」はもちろん、大事な人に対する癒しや愛の祈りの送信だが、悪用はご法度だ。

 呪いは「還り矢」として、いずれ送り手に、帰って行く。

 世の中には、最新のテクノロジーを悪用して「清浄波」と称する「呪い」を送りつけて、「敵」とみなした相手を苦しめ続ける集団もいるやに聞くが、邪は、愛には勝てない。

          *

 ところで、リンさんは自分が嫌いな相手にも、その人の心を癒す「インテンション」を送るよう勧めている。

 で、わたしも、たとえば安倍首相に、もうすこし心を落ち着かせ、庶民の声に耳を傾け、まともな仕事をするように――と、わたしの思念を、ときどき送り届けている。

 いや、ほんとに。

          *

 畑の大根もジャガイモも、庭の紅葉も、もしかしたら、そのそばで暮らす、わたしの心(思念)を感じて、周囲に何事かを囁きかけながら、生きているのかも知れない。

 わたしはたぶん、彼らに、癒されているのだ。

 岡山の限界集落の、土と植物たちのそばで暮らして、半年近く。

 初めて迎えた春。

 都会暮らしで汚れた心にも、どうやら、あさみどり色の芽が吹き、くれない色の小さな花が咲いてくれたらしい。

          *

 きょう畑にいたら、鮮やかな黄緑色のカエルがピョンと跳ねた。

 「蛙」は春の季語。

 庭に古池があるが、飛び込む音を、まだ聞いてはいない。

Posted by 大沼安史 at 04:28 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 米NOAA(海洋大気局)が、フクイチ放射能プルームの<Xe-133 ホッットスポット(赤で表示)>形成予想をシュミレーション動画化! / (2011年)3月15日午後7~8時 群馬県南部に出現!

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 ◎ ユーチューブ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=xpQ7DVem-MU

 ◆ ソース :「エネニュース」
  ⇒ http://enenews.com/noaa-model-shows-fukushima-radioactive-gas-tokyo-skyrocketed-10-billion-times-normal-levels-after-311-very-high-concentrations-recorded-all-monitoring-posts-northern-hemisphere-video

          *

 ◆(日本時間<動画のUTC(協定世界時)に9時間をプラス>

 ◎ 2011年3月15日午前0~1時 福島県浜通り南部に出現
    (そのまま南下して、茨城県北部へ)

          ↓

 ◎  同 15日午前5~6時 茨城県北部に出現
   (その後、西へ移動して栃木県境を越える)

          ↓

 ◎  同 15日正午~午後1時 茨城県南部に出現
   (その後、北上)

          ↓

 ◎  同 15日午後2~3時 埼玉北部と群馬南東部の県境地帯に出現
   (その後、埼玉県内北部に侵入し、勢力を拡大し、西行して群馬へ)

          ↓

 ◎  同 15日午後7~8時 群馬県南部に出現
   (その後、南下し、埼玉県北西部へ))

Posted by 大沼安史 at 12:11 午後 |

〔フクイチ核毒・食品汚染〕◆ 「産地偽装」発覚を受け台湾政府が、日本食品の輸入で新規則 ◆◆ この台湾の動きを受け、英国で、フクイチ放射能汚染食品の「輸入の抜け道」を指摘する警告報道! ★ 悪質な偽装工作がこんごさらに海外で発覚すれば、日本の輸出食品のすべてが疑われ、国際社会から締め出されることになろう!

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 ★ 英国はフクシマ周辺の「危険ゾーン(danger zone)」からの輸入食品に、「産地」申告(表示)を義務付けているが、台湾で発覚したような「(組織的)偽装申告(表示)」が行なわれたら――英国でも「水際阻止」は難しくなる、としている。

          *

          *

 〔★は大沼〕◎ 「真実を探す」ブログ : 台湾が日本の食品放射能検査強化を決定へ!東日本に検査義務!日本政府は大激怒!菅官房長官「強化するのは極めて遺憾だ」
  ⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6163.html

3 ・ 台湾衛生福利部(衛生省)は13日、東京電力福島第1原発事故で汚

染された食品の日本からの輸入を防ぐための新規則を5月中旬にも導入する

ことを決めたと明らかにした。

 既に実施している福島、茨城、群馬、栃木、千葉の5県からの食品輸入禁

止に加え、都道府県ごとの産地証明の添付や乳幼児向けなど一部食品の放射

性物質の検査を義務付ける。

          *

 ◎ 英紙インディペンデント : Food from Fukushima could be hitting Britain's shelves through legal safety loophole
 (13日付け) ⇒ http://www.independent.co.uk/news/uk/home-news/food-from-fukushima-could-be-hitting-britains-shelves-through-legal-safety-loophole-10174298.html?origin=internalSearch

 ・ Experts warned that Britain’s food regulations were not strong enough to prevent these kinds of contaminated products – which are fraudulently marked as coming from radiation-free regions of Japan – from entering the UK. This raises the prospect of mildly carcinogenic ingredients entering the food system.

 The alarm is being sounded after Taiwanese investigators uncovered more than 100 radioactive food products which had been produced in Fukushima but falsely packaged to give their origin as Tokyo.

 ・ “I suspect what has happened in Taiwan might well have already happened in the UK. Intermediary supply chain middlemen can buy food in bulk and package and label as they like – before shipping them to the UK,” said Alastair Marke, a fellow at the Royal Society of Arts and principal adviser in London to Shantalla, a food safety consultancy.

 “Although we have adopted one of the world’s most comprehensive and stringent traceability laws, the UK has virtually no control over how foods are processed, manufactured and packaged in Japan.”

Posted by 大沼安史 at 11:30 午前 |

〔フクイチ核毒汚染〕◆ <ツイッター報告> ① 群馬県内走行トラックのエアフィルター、交換後1年使用で、セシウム合算 5900Bq/kg 「同じ空気を人間も吸っている!」 ② 2013年春 群馬県桐生市自宅で採取した空気から、17核種も検出! 「U235まで出てしまった。健康でいられるわけない!」

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          *

 ① ⇒ https://twitter.com/zcpower/status/586533578265116672

 ②  ⇒ https://twitter.com/zcpower/status/579595344180183040

Posted by 大沼安史 at 10:36 午前 |

〔高浜再稼働 即時差し止め〕◆ <内田樹さん> : 今回の差し止め決定は、民主主義の根幹である三権分立が機能し、司法の健全性を証明したといえる。わが国の統治機構がシステムの内側から欠陥を補正できる「復元力」を持っている可能性を示した。

 ◆ 今回の決定を下した裁判長は昨年5月の大飯原発の運転差し止め判決で、「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富である」との認識を示した。

  国富とは金のことではなく、国土の保全と国民生活の安定のことであるという裁判長の見識に私は同意する。

  特定の政治イデオロギーによって管理されてはならず、投機の対象になることも許されない。

  私たちは国富を傷つけることなく、未来世代に手渡す義務がある。目先の銭金のために、未来世代と共有すべき国富を損なうことは、国民として決して許されない。

 ◎ 朝日新聞デジタル ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH4H3GLXH4HPTIL009.html

Posted by 大沼安史 at 10:26 午前 |

〔後藤さん、帰らず〕★ 政府関係者は、言った。「交渉の主体はあくまで後藤夫人だった」と。 / そして政府は、「イスラム国」から妻に届くメールをリアルタイムで把握していた! それなのに…… / 安倍政権にとって「邦人保護」は、他人事だったことが、朝日新聞の報道で判明! 安倍政権は自ら動かず、結局は後藤さんらを見殺しにしていた!

〔★は大沼〕◎ 「あと数時間で終わりだ」 IS、期限区切り迫る
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH4H5GBQH4HUTFK00C.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH4H5GBQH4HUTFK00C

          *

 ・ 妻は間を置かず、ISにメールを返信した。自らがISの要求に応じ、日本政府に働きかけもするとの内容を書き込んだ。

 ・ 政府は妻の承諾を得たうえで、後藤さんの妻に届くメールをリアルタイムで把握する態勢をとっていた。

 ・ 政府はISからの新たな要求について、映像が公開される前に後藤さんの妻に届いたメールで把握していた。ただ、「外に漏れれば後藤さんの身に危険が及ぶ」(政府関係者)として、扱いは極秘とされた。菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で「24日夜に後藤さんの映像が投稿される前に、後藤さんの家族にメールが届いていたとの報道がある」と問われ、「まったく把握していない」と否定していた。

 ・ 後藤さんの妻には「夫人の気持ちに寄り添いながら、外務省、警察庁がバックアップ」(菅官房長官)するとしており、政府関係者は「交渉の主体はあくまで後藤夫人だった」と話す。別の政府関係者は「後藤さんの妻はコンサルタントと信頼関係があった」と指摘する。

Posted by 大沼安史 at 10:24 午前 |

2015-04-15

〔イスラム国の反乱〕◆ 「イスラム国」が、「第2の9・11」が起きる、と脅迫ビデオ / 「われわれはアメリカを炎上させる」

America62

          *

 ◎ 英紙インディペンデント : Isis releases propaganda video warning America and Obama of a 'second 9/11'
 (13日付け 動画つき) ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isis-has-released-a-gruesome-propaganda-video-warning-of-a-second-911-10172024.html

 ・ The 11 minute long video, titled ‘We Will Burn America’, was dated 10 March.

This is not the first Isis video aimed at the US - a video threatening to behead Barack Obama and turn the US into a Muslim province emerged online in January.

 ・ It continued: ‘But today, it's time for payback. By the grace of Allah, today the mujahideen are much more stronger and they have more rescources. Thus they are able to burn United States again.'

          *

 ◆(関連) 英国人の聖戦士が「イスラム国」のリクルーターに / 「メディア・センター勤務」「爆弾製造部門勤務」「フィットネス・トレーナー」「イスラムの教えを正しく伝える学校教師」――ネットに求人広告
 ◎ 英紙インディペンデント : Isis advertises 10 jobs in the 'caliphate' including press officers, bomb makers and teachers
(10日付け) ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isis-advertises-10-jobs-in-the-caliphate-including-press-officers-bomb-makers-and-teachers-10168485.html

 ・ A British jihadist who fled the UK to join extremists in Syria has posted a list of Isis "jobs" online for supporters who do not want to fight.

 A man writing under the name of Abu Sa'eed Al-Britani insisted that an aversion to battle was a “sign of weak faith” but there was work available for press officers, fitness instructors and bomb makers.

          *

★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 08:39 午後 |

〔シリア内戦〕◆ アサドのシリア政府軍 「毒ガス樽爆弾」をヘリ投下の疑い / 一般住民も巻き込まれる 206人が死傷 / 人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」が告発 / 3月16~31日、アレッポの西、ヌスラ戦線が進出するイドリブで 

 ◎ 英紙インディペンデント
  ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/syria-conflict-report-strongly-suggests-government-used-toxic-chemicals-in-bombings-10176342.html

          *

 ・ The group said it had evidence strongly suggesting that toxic chemicals dropped by helicopters between 16 and 31 March affected 206 people, with one attack killing six people, including three children.

 ・ Muhammad Yazan, a local activist, told HRW that he had gone to where two barrel bombs had landed in a field on 16 March but there was no explosion. Soon afterwards, 30 civilians and 40 rebel fighters were affected and sought treatment in hospital. “There was a very strong chlorine smell there,” said Mr Yazan. “One of our team members passed out. It was horrible. My eyes were burning. I wanted to throw up. My skin felt like I had rashes.”

Posted by 大沼安史 at 08:36 午後 |

〔ギュンター・グラスさん、死去〕◆ 「われわれは夢遊病者のように、世界大戦に突き進みかねない」 / 3月21日、ドイツ国内の自宅で、スペイン紙「エル・パイス(El País)」による“最後のインタビュー”(死の翌日の紙面に掲載)で警告 ★ 安部首相の「幼児的なナルシスト・マッチョ」ぶりを侮ってはならない! 

 〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/04/14/final-interview-gunter-grass-warned-against-war-everywhere

  ・ 「戦争はいたるところにある。かつて犯した同じ過ちに繰り返す危険を抱え込んでいる。それに気づかなければ、われわれは夢遊病者のように、世界大戦に突き進みかねない」

 ・ (英訳) "There is war everywhere; we run the risk of committing the same mistakes as before; so without realizing it we can get into a world war as if we were sleepwalking."

Posted by 大沼安史 at 08:04 午後 |

〔高浜再稼働 即時差し止め〕◆ 日本のおばあちゃんの「安全は大うそ 原発を止めろ」プラカード写真(タケシ・ガルシアさん撮影)、米有力ネットメディアで全世界拡散開始!

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★ 安倍首相という人は、このおばあさんの顔をまともに見ることができる人なのだろうか? (拡大写真は ↓ )

          *

          *
 
 〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ : Landmark Injunction Cheered as Crushing Blow to Japan's Nuclear Restart (日本の原発再稼働に痛打! 歴史的判決に歓喜の声)
 ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/04/14/landmark-injunction-cheered-crushing-blow-japans-nuclear-restart

 ◎ タケシ・ガルシアさん フィリッカー写真
 ⇒ https://www.flickr.com/photos/takeshigarcia/6860293861

Posted by 大沼安史 at 07:44 午後 |

〔夕陽村舎日記〕◆ 昨夜、雷が響き渡り、激しい雨が降った!

 昨日の午後、タヌキをみた。

  2匹。

 健康そうなタヌキだった。毛が輝いていて、うれしかった。

 タヌキに原因不明の皮膚病が広がっている。

  そう聞いていたし、いちど、そんなかわいそうなタヌキを目撃していたから、うれしかった。

          *

 昨夜、雨が激しく降り出し、雷が轟いて、西の夜空へ移って行った。

 怒っているようでもあり、決然たるを意志を響かせているような雷鳴でもあった。

          *

 きのう、高浜原発再稼働を差し止める裁判所の判断が下された。 

          *

 1998年の初め、ブラジル・ロライマ(Roraima)の熱帯雨林で、史上空前の森林火災が、3ヵ月も荒れ狂った。

 国連の専門家が地球上で過去に例のない環境惨事(an environmental disaster without precedent on this planet)」と呼んだ大規模なものだった。

 半年も雨が降らず、からからに乾いていた。

 アルゼンチンやベネズェラからも消火隊が駆けつけ、ヘリコプターの散水が続いたが、火勢は衰えなかった。

 火の海は、石器時代以来の生活を続けるヨナマミ(Yanomami)族の居住区の迫った。

 その時点で、同じアマゾンに住むカイアポ(Caiapo)族のシャーマンが2人、雨乞いの儀式を始めた。夜、ダンスを踊り、木の葉を集めて盛り上げた。

 翌朝、雨が激しく降り出し、4時間続いた。

 雨が森林火災をアンダーコントロールした。

 これは史実(事実)である。

 ◎ CNNの以下の報道を参照 

       ⇒ http://edition.cnn.com/EARTH/9803/31/brazil.fires.update/

          *

 祈りの力を、わたしたちは侮蔑していないか?

 なおも続く「フクイチ」に対しても、わたしたちは祈るべきではないか?

          *

 きょう午後、机に向かって仕事をしていたら、BBCのネット・ラジオから、Villagers の Courage という歌が流れてきた。

 勇気を持とうと訴えかける、アイルランドの若者たちの歌だった。

 ◎ ブログ「空から歌が聴こえる」
  ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog3/2015/04/courage.html

Posted by 大沼安史 at 03:57 午後 |

〔高浜再稼働 即時差し止め〕◆ ニューヨーク・タイムズが国際社会に拡散報道 / 安倍政権の原発再稼働へ向けた戦場となっていた「原発銀座(Genpatsu Ginza)」の福井で、地元の裁判官( a local judge )が政権の企てをブロック! 「基準を上回る地震についての説明に合理的な根拠、なし!」/ ヒグチ裁判長の決定、日本の原発再稼働基準への真正面からの挑戦として、さらに大きな重要性を持つ!

 ◎ ニューヨーク・タイムズ : Nuclear Reactors in Japan Remain Closed by Judge’s Order
 (14日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/04/15/business/energy-environment/judge-rules-against-restarting-2-nuclear-reactors-in-japan.html?_r=0

 ・ Fukui Prefecture, with 13 commercial nuclear reactors clustered along a short, rugged coastline, has earned the area a reputation as a political stronghold for the atomic power industry. Nuclear-friendly politicians dominate most of Fukui’s government offices, and the region is nicknamed Genpatsu Ginza, or Nuclear Alley.

 Fukui has now emerged as a battleground for the Japanese government’s effort to rebuild the nuclear industry and reverse the economic impact of the reactor shutdowns.

          *

 ・ On Tuesday, a local judge blocked the latest attempt to get atomic power back on the grid, issuing an injunction forbidding the restarting of two nuclear reactors at the Takahama power plant in the region.

 ・ “There is little rational basis for saying that an earthquake with a magnitude that exceeds the safety standard will not occur,” said Judge Higuchi, 62. “It is an optimistic view.”

 ・ Judge Higuchi’s decision on Tuesday was potentially more significant because it directly challenged the new safety standards set out by the Nuclear Regulation Authority

          *

 ◎〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』   

 ◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html

 ◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html

Posted by 大沼安史 at 12:00 午後 |

〔高浜再稼働 即時差し止め〕★ ブルームバーグが関電株の値動きを報道 ! 福井地裁決定後の下落を即、取り戻す! ★ まさか公的年金資金で買い支えたのでは……?

〔★は大沼〕◎ ⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-04-14/court-bars-kansai-electric-from-restarting-reactors-at-takahama

 ・ Kansai Electric shares rose 2.2 percent to 1,165.5 yen at the close of trading in Tokyo, recouping losses immediately after the decision when they fell as much as 4.7 percent.

Posted by 大沼安史 at 11:38 午前 |

〔高浜再稼働 即時差し止め〕★ 9人の申立人はそれぞれに人生をかけ、いのちがけも同然の背水の決意で、裁判所に訴えていた! / 「関電が本訴訟に持ち込み、負けた場合は稼働が遅れた日数に応じて、数億円にも上る損害を関電から請求される恐れ」 ★ それでも、断固、裁判を闘った申立人のみなさんに、感謝! 水戸喜世子さん、松田正さん(そしてほかの方々)、ほんとうにありがとうございます!

 ★ こういう人たちが出ると、世の中が変わる! ほんとうに変わる!

 

 ◎ 東京新聞 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015041502000120.html

          *

 ・ 大阪府高槻市の水戸喜世子さん(79)は、芝浦工業大の教授だった夫巌(いわお)さんの遺志を継ぎ、仮処分申し立てに参加した。約二十九年前に亡くなった巌さんは放射線物理学の専門家として講演会や論文を通じて原発事故による被害の危険性を訴え、科学者の立場から反原発運動を支えてきた。

 「原発には潜在的な危険があり、最悪の事故が起きる可能性がある」との巌さんの警告もむなしく、福島では事故が起きた。「夫の訴えを決して無駄にしない」。事故後に脱原発運動に参加し、昨年五月に判決が出た関電大飯原発3、4号機の差し止め訴訟にも原告に加わった。

 しかし今回の仮処分では、申立人の間で損害賠償への不安が広がった。仮に再稼働差し止め決定が出ても、関電が本訴訟に持ち込み、負けた場合は稼働が遅れた日数に応じて、数億円にも上る損害を関電から請求される恐れがある。

 実際、九州電力川内(せんだい)原発の再稼働差し止め仮処分(鹿児島地裁)で、住民の多数が申し立てを取り下げた。

 自営業松田正さん(65)=福井県坂井市=も、弁護士から仮処分のリスクについて念押しをされた。説明を聞き、泣く泣く参加を断念する知人もいた。しかし「原発を止めるチャンスがあるのなら、家や土地など惜しくない」と、水戸さんらとともに昨年十二月、申し立てに踏み切った。

Posted by 大沼安史 at 10:59 午前 |

〔高浜再稼働 即時差し止め〕◆ 関電は樋口英明裁判長の「忌避」を申し立てていた! ◆ 一方、最高裁(人事局)は樋口裁判長の人事を発令、2015年4月1日付で名古屋家裁判事に異動 ◆ 「しかし、名古屋高裁が福井地裁判事職務代行の辞令を発令したため、今回の決定を言い渡すことができた」

 〔★は大沼〕◎ ハフィントン・ポスト ⇒ http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/14/takahama-nuclear-power_n_7060358.html

 ★ 樋口英明さんは、原発メーカーに天下りするような「法匪」ではなかった!

 ありがとう、樋口裁判長! 敬意を表します!

Posted by 大沼安史 at 10:46 午前 |

〔高浜再稼働 即時差し止め〕◆ 福井地裁 安倍政権のいう「世界最高水準の原発再稼働安全基準」は「緩やかにすぎ、合理性を欠く」/ ◆ 東京新聞社説 : 「高浜原発3、4号機は、動かしてはならない危ないもの、再稼働を直ちにやめさせなければならないもの―。司法はそう判断したのである」! / ◆ またも「粛々」と菅官房長官!  ★ アベノ問答無用政権、振る尻尾はあっても、聞く耳持たずの態度! 

〔★は大沼〕◎ 東京新聞社説 : 国民を守る司法判断だ 高浜原発「差し止め」 
 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015041502000122.html

 ★ 東京新聞の社説は「三権分立の国である。政府は司法の声によく耳を傾けて、国民の幸福をより深く掘り下げるべきである」と、問答無用の安倍政権にクギを刺した。

 これに対して安倍政権は、菅義偉官房長官が14日午後の会見で、「独立した原子力規制委員会が十分に時間をかけて、世界で最も厳しいと言われる新基準に適合するか判断をしたものだ」と語り、「粛々と進めていきたいという考え方だ」と述べた。

 辺野古でも粛々、原発再稼働でも粛々!

 安倍政権は国民を忘れた原子力マフィア犬であることが分かった!

 憲法9条無視の米軍用犬でもある安倍政権は辺野古でも、原子力村でも、「シュクシュク」と吠えて、しっぽを振る!?

          *

◎ 東京新聞 : 高浜再稼働 認めず 「緩い規制基準 合理性欠く」
 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015041502000121.html

 ・ 福井地裁の仮処分決定の内容は、新規制基準を満たしたと判断した原子力規制委員会の対応を根底から問い直すものとなった。規制委は「本件の当事者ではない」と平静を装い、高浜3、4号機の安全性のチェック作業も進める考えだが、大きな危険性を内包する原発の安全が、規制委が「世界で最も厳しい」と自負する新基準をもってしても十分なのか、あらためて見直しが求められる。

◎ 朝日新聞デジタル : 高浜原発再稼働を差し止め 福井地裁が仮処分決定
 ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH3X43MLH3XPTIL00M.html
 
          *

 ◎参考 / 昨年1月6日の年頭記者会見での安倍首相の発言
 ⇒ http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/0106kaiken.html

 ・ 独立した原子力規制委員会によって、世界最高水準の新しい安全基準が策定されました。まずは厳格な新安全基準を乗り越えた原発について、その再稼働を判断していくことになります。

Posted by 大沼安史 at 10:34 午前 |

2015-04-14

〔フクイチ・アウト・オブ・コントロール〕◆ 太陽を連日遮るモヤのような異常な水蒸気雲は福島原発のトリチウム爆発が原因? / 佐野千遙博士が「フクイチ発トリチウム水蒸気雲」襲来を警告! / 「気温が最高になる正午前後は危険なので、外出を極力控えるよう呼びかけたい」

 ◎ (12日付け)⇒ http://ameblo.jp/allahakbar231/entry-12013183585.html

          *

 ・ そして東京が本来晴れるべき日(天気予報が”快晴”の日)にも、昼間も薄暗くなる異常に濃厚な水蒸気雲が低空にモヤのように霧のように立ち込めて、雲間が途切れて青空が現れる事が決して無く、日光が殆ど常にモヤのような霧雲に遮られていて、連日”曇り”または雨が続いている原因が、福島原発のこの重いトリチウム水水蒸気爆発にあると言えます。

 その物理学的理由を述べます。トリチウム水は普通の水より沸点が高いために、同じ温度でも普通の水よりも大量な”水蒸気”を発生します。しかも、日光が遮られているために、日中も気温が上がらず低いので、トリチウム水からの更に大量な水蒸気雲が生成される為です。

 ・ 皆さんには、強い放射能を含んだ雨に濡れないように、そして外を歩く時にはマスクを着用するように極力注意するように呼びかけます。

 そして、気温が最高になる正午前後は危険なので、外出を極力控えるよう呼びかけたい。その理由はトリチウム水は重く、比重が大きいため、その水蒸気雲はモヤの様に霧のように低空を漂い、決して雲間が途切れる事が無く、太陽の直射日光は遂に地表に届く事が出来ず、温度の上がった正午前後は水蒸気雲が気体の水蒸気ガスへと気化するので、水滴状のトリチウム雲なら高性能マスクで遮断できても気体となったトリチウム水蒸気ガスは分子となって遣って来る為にマスクで防げないからです。

 気体のトリチウム水蒸気ガスを大気と共に呼吸して吸い込むと、肺の奥深くまでトリチウム水蒸気ガスが侵入し、血液に溶け込み、生命体が生命体である由縁である負の誘電率・負の透磁率の生体内環境が根本から破壊され、癌を初めあらゆる重病を引き起こすからです。

Posted by 大沼安史 at 12:43 午後 |

〔フクイチ現場報告〕◆ 「2013年後半、何と1Fからカバーオールの代名詞〝タイベック〟が消えてしまった」 / 「一日に休憩ごとに何度も使い捨てするものに、一着千円以上もかけていられない東電の台所事情」 / 「三着に一着はジッパーが不良でテープ養生が必要になる中国製カバーオールは何と五百円以下」/ 写真家の釣崎清隆さんがレポート!

 ◎ 【東京から二〇〇キロの最前線(ゾーン)/福島第一原発戦記 連載第1回】  ⇒ http://tocana.jp/2015/02/post_5723_entry_4.html

          *

 ・ だが2013年後半、何と1Fからカバーオールの代名詞〝タイベック〟が消えてしまったのだ。

 タイベックは素材他二種が透湿性、伸縮性が高いといわれるスパンボンド不織布なのに対し、防水性に優れ、軽く、保温効果もある独自開発の高密度ポリエチレン不織布だった。

 その質感はこれぞタイベックというべきもので、シルエットもまたタイベックならではの節度があった。

 しかし、汎用品より割高に違いない1F仕様で、一日に休憩ごとに何度も使い捨てするものに、一着千円以上もかけていられない東電の台所事情であった。

 三着に一着はジッパーが不良でテープ養生が必要になる中国製カバーオールは何と五百円以下である。墨汁をぶっかけられた時に中の下着が真っ黒に塗れてしまった経験がある。何よりもシルエットがぐたぐたで形状も一定でない。あんなかっこ悪いものを作業員に着せるのは酷い拷問だ。

Posted by 大沼安史 at 11:59 午前 |

〔フクイチ核惨事 首都圏被曝〕◆ この国は生命の危険があっても国民には知らせない プルームとガレキ焼却排煙は直ちに健康に影響がある / 死者数、2010/3からの1年間と2011/3からの4年間を比較 ―― 東京都豊島区の4.8倍はダントツだ。神奈川、埼玉が悪い。初期のプルームが通ったところで高いところに赤いマーカーを、20日過ぎのプルームが通ったところを青のマーカーで示した。プルームの流れと増加率の関係は歴然としている。

201504116

 ◎ ブログ「ずくなしの冷や水」
  ⇒ http://inventsolitude.sblo.jp/article/118409702.html

Posted by 大沼安史 at 11:46 午前 |

〔フクシマはいのち〕◆ 2014年度の福島市の死者数は16%増(対2009年度) / 県県民健康管理調査・基本調査を集計すると、原発(事故)後わずか4ヶ月でICRPが1年間の公衆の被ばく限度として定める1ミリシーベルト以上の被ばくを8割の(福島)市民がしています。平均の被ばく線量を計算すると原発事故後4ヶ月で1.4ミリシーベルトで、福島県の59市町村中でも上位に位置します。

 ◎ ブログ:めげ猫「タマ」の日記
 ⇒ http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-1402.html

Posted by 大沼安史 at 11:40 午前 |

〔アベノ・アンダー・コントロール〕◆ 安倍政権の当局者が、ある外国特派員に、「中野晃一(上智大教授、政治学)は信用できないから、インタビューするな」と要請! それが外国メディアの間で、中野晃一教授の信頼性を、逆に、一気に高めた! / テンプル大学ジャパン・アジア研究所のジェフ・キングストン所長が皮肉まじりに暴露!

 〔★は大沼〕◎ ジャパンタイムズ / Abe gets negative reviews ahead of U.S. visit by Jeff Kingston
 (11日付け)⇒ http://www.japantimes.co.jp/opinion/2015/04/11/commentary/abe-gets-negative-reviews-ahead-u-s-visit/#.VSxw1bmJgqR

          *

 ★ 御殿女中も顔を赤らめそうな、恥ずかしい話ではある。

 キングストンさんの取材に対し、中野晃一教授は安倍首相の政治手法について、「エア・ナショナリスト」と厳しく指摘していた。

 「エア・ナショナリスト」?――そう、あの「エア・ギター」の「エア・ギタリスト」の政治家版。

 「大仰な身振りと物言い。偽物かつ空虚!」

 中野さんはキングストンさんのインタビューに対して、安倍首相の歴史修正主義や中韓憎悪の煽り立ては、アベノミクスの失敗や、TPPでの日本売渡しなどから国民の目を逸らすためのものだと批判している。

          *  

 ・ I asked Sophia University’s Koichi Nakano about Abe, though you should be warned that a Japanese government official actually requested one foreign correspondent not to interview Nakano because he is “unreliable” — inadvertently boosting his credibility.

 “Rather like air guitarists, Abe is an ‘air nationalist,’ ” Nakano said. “There is a lot of exaggerated motions and lip-synching, but it is all fake and empty. He delivers precious little to the nation.”

 All that posturing on historical revisionism and fanning anti-Chinese and anti-Korean sentiments are diversions from the failure of Abenomics and his “selling out to the U.S. on TPP (the Trans-Pacific Partnership trade deal), collective self-defense and Henoko relocation.”

Posted by 大沼安史 at 11:12 午前 |

2015-04-13

〔夕陽村舎日記〕◆ ツツジが、桜の後に、咲いた!

 ◆ 吉備大学農学部百姓学科卒を自認するGさん(84歳)が、首をかしげている。

 桜がツツジの前に咲くなんて、初めてのこと、どうしたんだろう?

 異常気象は、岡山の在の限界集落に及んでいる?!

          *

 ◆ 瀬戸内の「エーゲ海」と呼ばれる、岡山の牛窓を、所用で訪ねた。

 帰り道、岡山市東区のお蕎麦屋さん「愛庵」で昼食!

  ⇒ https://plus.google.com/117641022550231268384/about?gl=jp&hl=ja

 田舎そばと卵丼の「定食」を食べた。人生66年史上、トップの味!

 女主人の原愛子さんとお話をさせてもらった。

 店に、絵筆を口にくわえて描いた、お客さんの絵が掲げられていた。

          *

 ◆ 最近、日蓮上人が今という時代を生きてらしたら、どんな行動をとられるか、とても気になって、安倍政権の「再稼働」「集団的自衛権」に賛成の立場をとっている創価学会の「聖教新聞」をネットで読んでいる。

 池田大作・名誉会長が入学式に、「祝辞」ではなく「伝言」を寄せたり、幹部会員が創価学会の活動について「……を電源として……」と表現していることについて、フームとうなりながら、考え込んでいる。

Posted by 大沼安史 at 07:33 午後 |

〔魚住明さんの<魚の目>〕◆ <憲法九条の制約を外して外務省が自衛隊を外交カードに使う。軍事力で相手国を脅して日本が望む資源や権益や国際的地位を手に入れる。それが解釈改憲の本当の狙いだからである> /<防衛省は「外務省の道具ではない」と反発してきたという> ★ アベノパペティーア(操り人形師)は、外務省のエリート官僚だった! 

 〔★は大沼〕◎ わき道をゆく / 「歴史は繰り返す」と言いたくない
 ⇒ http://uonome.jp/article/uozumi-wakimichi/2936

          *

 ・ 首相や外務省の腹の底にあるのは、米国の利害を離れたところでも自由に軍事力を行使できる自衛隊のイメージだ。当面は日米同盟を最重視するだろうが、目標は米国から自立した軍事強国・日本である。

 ・ 肝心の自衛隊制服組は集団的自衛権の問題をどう見ているのだろうか。それを知るうえで参考になるのは、東京新聞の半田滋編集委員が4月に書き上げた『 日本は戦争をするのか―集団的自衛権と自衛隊』(岩波新書)だ。

 彼によると制服組には賛否両論ある。「日本が他国の軍隊並みの活動をするのは当然」という賛成派もいれば「武力を使わない国際貢献に磨きをかけるべきだ」との反対派もいる。「自衛隊がどう変化するのか想像もつかない」といった不安の声が複数から出た。
「当事者」だから当然だ。

 ・ しかし安倍政権の安全保障問題で主導権を握るのは防衛省でなく、外務省である。新設された日本版NSC(国家安全保障会議)の局長と安保法制懇の座長はともに外務事務次官経験者で、首相の有力ブレーンの学者は国連代表部次席大使にもなった外務省寄りの人物だ。

 外務省と防衛省の対立はPKO協力法が制定された92年から続く。自衛隊 の海外活動で日本の国際的評価を高め、国連安保理事会の常任理事国入りを目指す外務省に対し、防衛省は「外務省の道具ではない」と反発してきたという。

          *

 ◎関連 : ≪日本の総領事がフランクフルトのFAZ本社に乗り込み、「中国から金をもらっているから、中国のビザを取りたいから、安倍首相の歴史修正主義を批判する反日記事を書いているんだろう」と、まるでスパイ呼ばわりの暴言!≫ 
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/04/post-4c8c.html

 ★ そういえばIAEAの天野事務局長も外務省上がりの人間だ!

 外務省の官僚の犯罪的行為は、太平洋戦争開戦時の対米通告遅れサボに典型的である!

Posted by 大沼安史 at 06:57 午後 |

〔AIIBへの独仏伊参加が伝えられた3月17日〕◆≪慌ただしく官邸に駆けつけ……安倍首相に「これはアプローチの違いだけです」と説明した(朝日新聞)≫のは「長嶺安政外務審議官、浅川雅嗣財務省国際局長」(時事通信・首相動静)と判明!

 ★ 朝日新聞によると、官邸には「両省(外務・財務)から「主要7ヵ国から参加はない」との情報が伝えられていた――そうだ。(12日付け朝刊)
 長嶺、浅川の両氏は、情報収集に失敗したのだから、即・罷免すべきではないか!

 ふつうの日本人の感覚では、即(自分から)辞表提出である!

 霞が関は不能な上、腐っている!

 ◎ 時事動静 ⇒ http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015031700128

Posted by 大沼安史 at 06:45 午後 |

〔イエメン 米など食料品の輸入、途絶える〕◆ サウジ主導空爆、2週間経過 / 潘基文・国連事務総長が、イエメンの一般民衆 ★ 米は100%、輸入に頼っているそうだ。安倍政権は人道支援すべきではないか! / 空爆には米軍も参加していると伝えられる。長期化すれば、「アベノわが軍」も投入されかねない!

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〔★は大沼〕◎コモンドリームズ : With Weapons Pouring In and Aid Locked Out, Yemeni Civilians 'Willfully Abandoned'
 (10日付け) ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/04/10/weapons-pouring-and-aid-locked-out-yemeni-civilians-willfully-abandoned
 
 ・ Two weeks of a Saudi Arabia-led bombardment and siege on the impoverished nation of Yemen has bred a profound humanitarian crisis—marked by hundreds of civilian deaths and worsening food and water shortages.

 As the Saudi-led coalition blocks almost all food and medical aid from getting in, while bombing public infrastructure, residents and aid organizations warn that the worst is yet to come.

 "So many of my family members are saying that if the war is not going to kill you, it's the humanitarian crisis that will," Rooj Alwazir, Yemeni activist currently based in Washington, D.C. and co-founder of Support Yemen Media, told the Shay wa Nana Radio Show, which aired Wednesday.

 The war, which is led by Saudi Arabia and now includes the United States, Kuwait, Qatar, the United Arab Emirates, Bahrain, Jordan, Egypt, Sudan, and Morocco, is being waged against one of the poorest countries in the world.

 The United Nations estimates that 16 million out of 25 million people in Yemen were in need of humanitarian assistance before the fighting began. Yemen relies on imports for 90 percent of staple food items, including 100 percent of rice.

 ・ UN Secretary-General Ban Ki-moon told reporters on Thursday that civilians in Yemen are being "willfully abandoned." He charged, "Ordinary Yemeni families are struggling for the very basics—water, food, fuel and medicine. Hundreds of civilians have been killed. Hospitals and schools are shutting down—some of which are direct targets of the fighting."

Posted by 大沼安史 at 05:05 午後 |

〔イスラム国の反乱〕◆ ヤジディの9歳の少女を「イスラム国」の聖戦士らが集団強姦 ★ あの沖縄の米兵らと変わらないではないか? 戦争は恐ろしい!

 ★ イラク北部のキリスト教少数派、ヤジディの少女の過酷な体験を伝えたのは、カナダの支援団体メンバーだそうだ。

 おなかに子どもをみもごっているそうだ。

 少女がこの経験を乗り越えられるか、心配だそうだ。

          *

 「イスラム国」は8日、キルクーク近郊で、拉致拘束していたヤジディの女性たち、216人を解放した。

          * 

〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : Nine-year-old Yazidi sex slave raped by 10 Isis militants is now pregnant – and could die delivering the baby
 (12日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/nineyearold-yazidi-sex-slave-raped-by-10-isis-militants-is-now-pregnant--and-could-die-delivering-the-baby-10170743.html

◎ 英紙インディペンデント : Yazidi sex slaves 'gang-raped in public' by Isis fighters, harrowing accounts reveal
 (4月10日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/yazidi-sex-slaves-gangraped-in-public-by-isis-fighters-harrowing-accounts-reveal-10166875.html 

◎ 関連 / アムネスティー・インターナショナル : イラク:ヤジディ教徒の少女たちが性暴力の犠牲に
 (2014年12月24日付け)⇒ http://www.amnesty.or.jp/news/2014/1224_5047.html

★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 04:52 午後 |

〔フクイチ・アンダー・コントロール〕★ 放射線量モニタリングポスト 電波で遠隔操作! / 南相馬市のMP / メーカーの担当者 : 「状況を見ると、一時的な電波障害・通信障害が起きて、そこからずっと、通信が途絶えていた状況。開発期間が短かったというのが、原因としてはあります」 

 〔★は大沼〕◎ wantonのブログ : 【驚愕】各地のモニタリングポストは本部から遠隔操作していたの!?
 (11日付け) ⇒ http://ameblo.jp/64152966/entry-12012802789.html

          *

 ★ 問題のMPは「福島県庁」が設置したものだ。

 電波で実測値をコントロールして、低く表示している疑いがある。

 地元マスコミの調査報道を望む!

Posted by 大沼安史 at 11:06 午前 |

〔フクイチ・アウト・オブ・コントロール〕★ 探査ロボット、被曝死! / ロボットは「格納容器内で2012年10月に計測された毎時約11.1シーベルトの高線量にも耐えられるよう設計され」ていた!

 〔★は大沼〕◎ 河北新報 : 格納容器内調査ロボ停止
 (11日付け) ⇒ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150411_63014.html

          *

 ・ 東京電力福島第1原発事故で炉心溶融(メルトダウン)した原子炉からの溶融燃料の取り出し準備に向け、東電は10日、1号機原子炉格納容器でロボットを使った状況調査を始めた。建屋の除染などにロボットを使ったケースはあるが、放射線量が極めて高い原子炉内に投入するのは初めて。

  初日は、ロボットが調査途中で停止するトラブルが発生し、作業の難しさがあらためて浮き彫りになった。

 ・  ロボットは国際廃炉研究開発機構(IRID)などが開発した。計画では10、13両日に1台ずつ投入。放射線量や温度を計測しながら、15~20メートルを移動し、地下に通じる開口部周辺での落下物の有無や機器類の損傷などを調べる。

 東電によると、10日午前にロボットを投入し開口部周辺に障害物がないことを確認したものの、午後2時10分ごろ、予定ルートの約3分の2を進んだ地点で動かなくなった。原因は不明。今後回収作業を進める。

 ロボットは長さ約60センチ、高さ約9.5センチ。遠隔で操作できる小型カメラを備え、周囲に合わせて形を変えることができる。

 格納容器に入る際は棒状になって配管(内径10センチ)内を進む。格納容器1階の作業用足場「グレーチング」に着いた後は、安定走行のためにコの字形に変形する。格納容器内で2012年10月に計測された毎時約11.1シーベルトの高線量にも耐えられるよう設計された。

Posted by 大沼安史 at 10:31 午前 |

〔フクシマはいのち〕◆ この子はたぶん、こういう姿になることで、たいせつなお母さんのいのちを救ったのだ。そして、わたしたちを――これから生まれてくる「わたしたち」を救おうとしてくれているのだ!

 ★ わたしはずっと、この子のことを考え、大事なことを教わっている。

          *

          *

 おととい、リン・マックタガートさんの本(The Intention Experiment)の「昨日を祈る」という章を読んでいて、この子のおかげで、そこに書かれてたことを――「時間巻き返し効果(time reversed effects)」というものの「意味」を、わたしなりに納得した。

 この子が、10か月の全生命史的ないのちの進化を遂げるなかで苦しんだ苦しみ、悲しんだ悲しみを、いま、わたしたちが想い、それをすこしでもやわらげ・慰めようといま、深く、真剣に、祈ることができれば、その子の苦しみ・悲しみは、(いまにおいて振り返えられた)その子のその時点において、やわらぎ、慰められる!

 その子の苦しみ・悲しみを、未来への希望に変えようと、わたしたちが祈り、意志すれば、その子とともあるわたしたちにおいても、その子の苦しみ・悲しみを、(いまにおける「未来」からの時間の巻き返しとして)希望に返ることができる。

 わたしたちはたとえば、十字架の上で、神に恨み言を言う、苦しみ、悲しむキリストのために祈る。(キリスト教の信者であれば)キリストが「復活」したことを分かっていながら、それでも祈る。

 なぜか?

 それはその苦しみ・悲しみをいまにおいて、そこへ遡って、やわらげ:慰めることで、「復活」をわたしのいまに続く未来において実現するためではないか!

 「この子の復活」に対して、わたしたちは祈り、意志する責任がある。

          *

 

Posted by 大沼安史 at 10:22 午前 |

2015-04-12

〔東京新聞・社説〕◆ ≪たとえば原発立地地域の苦悩を思って、自らのエネルギー消費、ひいては暮らし方を省みる。今住むまちの自治について、未来について考える。そして気づいたことなどを投票用紙に込める。きょう、それがすぐにできる日です。≫

〔★は大沼〕 ◎ 「週のはじめに考える」/ 言葉よ自治の種になれ
 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015041202000126.html

          *

★ きょう、わたしたちが、投票用紙に鉛筆で書く「名前」も言葉であり、自治の種子である。

 その「名前」の向こうに、わたしたちが当面する、地方政治の未来がある。

 北海道の知事選で多くの人が 「佐藤のりゆき」 と書けば、原発のない未来へ、一筋の道が生まれる。

          *

 

 ・ 桜は咲く時と散る時を自ら決めているような気がします。自治とは依存し過ぎないこと。よく考え、よく語り、よく耳を澄ますこと。一票を投じること。

 若狭路は桜が満開でした。

 十四基が立ち並ぶ“原発銀座”に沿うように、国道27号を西へ向かいます。

 京都府との境にそびえるピラミッドのような青葉山の麓では、関西電力高浜原発3、4号機の丸いドームが、原子力規制委員会の審査を終えて、3・11後の新規制基準による再稼働第一号になるのを待っています。

 高浜町議会は先月、改選を待たずに再稼働に同意した。

          *

 ・ 原発再稼働に反対する「ふるさとを守る高浜・おおいの会」代表の東山幸弘さんも、重たい空気を背中に感じ続けています。

 話題にもできない以上、選挙の争点にはなり得ません。福島原発事故のあと、空気は一層重たくなりました。

 高浜生まれ。高校を卒業後、大阪の京大原子炉実験所で事務職として働いた。五年前、定年退職を機にUターン帰農した。ふるさとを“鳥の目”で見ることもある。

          *

 ・ 東山さんたちは昨年秋から暮れにかけ、高浜町と、隣接する同じ原発立地地元のおおい町の計約六千戸に用紙を配り、アンケートを試みました。

 設問は四つ。年齢、性別、原発再稼働に賛成、反対の家族がそれぞれ何人いるか。

 そして最後に、賛成、反対は抜きにして「あなたの声をお聴かせください」というスペースを大きく取った。

 切手代本人負担にもかかわらず、百十五通の返事がありました。

          *

 ・ <原発の補助金で得た利益より、人間として失ったものの方が悲しい(70代・女性)>

 <地震の多い日本は原発に向いていると思いにくいです(30代と40代・男女の連名)>

 <立地自治体は国が責任を…と言い、国は自治体の意見にと言い、どちらも自分で責任を負うことを逃げている(70代・男性)>

 <福島の事故の事を考えれば絶対動かしてならないと思わないのが不思議です(70代・女性)>

 <責任の取れない物は作らないでほしい!!(30代・男性)>

 <「フクシマ」の事は、ここ当地でもあり得ます。「経済」より「命」です(80代・男女連名)>

 <もうやめて!えらそうに反対するなら、この田舎町で生活できる基盤を下さい(年齢、性別未記入)>

          *

 ・ 東山さんと一緒にアンケートを実施したおおい町の僧侶宮崎宗真さんの言葉が忘れられません。

 「気がついていただきたい。福島の皆さんの犠牲の上に、私たちの今の暮らしが成り立っているんです。私は心苦しくて…」

 福島の人に思いを寄せながら、福井の自治を、そして未来を考える-。宮崎さんは、涙で言葉を詰まらせました。

 さて私たちは、どうでしょう。

 たとえば原発立地地域の苦悩を思って、自らのエネルギー消費、ひいては暮らし方を省みる。今住むまちの自治について、未来について考える。そして気づいたことなどを投票用紙に込める。

 きょう、それがすぐにできる日です。

Posted by 大沼安史 at 09:31 午前 |

〔フクシマはいのち〕◆ 「ママレボ」!――お母さんたちが立ち上がる!

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 ◎ 【ママレボ 3つのミッション】
 ⇒ http://momsrevo.blogspot.jp/

(1)福島をはじめ、北関東や首都圏など、汚染されてしまった地域で「今、起こっていること」「抱えている問題」などをほかの地域に伝える

(2)「子どもたちを守りたい」「私たちの未来を守りたい」という思いで行動している全国の人たち(とくにママ)の様子をご紹介する

(3)「私にも何かできることはないかしら……」と思った方が、すみやかにアクションを起こせるよう、人と人を「つなぐ」役割を担う

          *

 ◎ 最新の呼びかけ

  ◆「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」をみんなの手で成功させよう
 ⇒ http://momsrevo.blogspot.jp/2014/02/no10.html

          *

 ◎関連 ツイッター(noe♡3.29ママデモ@渋谷♡ )
    ⇒ https://twitter.com/noekuma

Posted by 大沼安史 at 09:02 午前 |

〔AIIB 日本不参加〕◆ ≪AIIBへ参加しなかった日米「新冷戦同盟」は、「無駄な破壊的なものであり、おそらくは悲劇的な愚劣である」≫ / 世界的な経済誌、「フォーブス」のジャパン・ウォッチャー、ステファン・ハーナー氏が「衰弱ジャパン(Whither Japan)」コラムで批判

◎ Abe To Tout U.S.-Japan Alliance In D.C. While Xi Expounds On A 'Common Asian Destiny' At Boao(アベ首相がワシントンへ出向き、日米同盟を持ち上げようとする中、中国の習主席は海南島のボアオ・アジア・フォーラムで、「アジアにおける共通する運命」を語った)
 (3月31日付け)⇒ http://www.forbes.com/sites/stephenharner/2015/03/31/abe-to-tout-u-s-japan-alliance-in-d-c-while-xi-expounds-a-common-asian-destiny-at-boao/

 ・ We have today, March 31, occasion to observe the dysfunction—indeed irrationality—of the U.S.-Japan alliance at work.

 ・ The WWII/Cold War U.S.-Japan military alliance, linked to U.S. alliances with South Korea, the Philippines, Australia, Thailand and potentially Vietnam, as a permanent New Cold War China-containment order in Asia dressed up in “rebalance to Asia” rhetoric is neither necessary nor sustainable.  It is wasteful, destructive, possibly tragic folly.

 At Boao, Xi Jinping described a vision and a plan for building an Asian “community for common destiny.”  This hopeful, inspiring vision is what Asia needs now.

Posted by 大沼安史 at 08:38 午前 |

〔AIIB 日本不参加〕◆ 「自民党のある中堅議員」の証言 / 「中国の銀行に先進国は参加しないという希望的観測にもとづいて情報を集め、対中強硬を好む官邸の意向を忖度(そんたく)して、議論を避ける空気があった」

 〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : 「(波聞風問)アジア投資銀と日本、空白の1年」 吉岡桂子さん
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH4B3TVPH4BULZU003.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH4B3TVPH4BULZU003

          *
◎ 関連 / 朝日新聞デジタル : アジア投資銀に独参加、衝撃
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11700740.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11700740

 ・ 3月17日朝、首相官邸に衝撃が走った。英紙フィナンシャル・タイムズ電子版が、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)にドイツ、フランス、イタリアが参加を決めた、と伝えていた。

 正午過ぎ、慌ただしく官邸に駆けつけた財務、外務両省の幹部は、首相の安倍晋三に「これはアプローチだけの違いです」と説明した。官邸には、両省から当初、「主要7カ国(G7)から参加はない」との情報が伝えられていた。……

          *

 ★ この国の権力(霞が関)のエリートとは、「この程度」のものなのだ。だから、「首相」が務まる!

Posted by 大沼安史 at 08:37 午前 |

〔フクシマはいのち〕◆ この子は、わたしたちの子 / わたしたちは、この子 / この子とともに、なすべきことがある

 きのう、夕方、このユーチューブ画像を、はじめて見た。

 この子は、わたしたちの子、だと思った。

 ことし、2月に、わたしたちのところへ来てくれた、この子は、わたしたちの子どもだ。

 わたしたちが産んだ子どもだ。

 この子は、わたしたちの子どもだ。

          *

 わたしたちは、この子である。

 この子は、わたしたちと同じく、10か月の間に、お母さんのおなかのなかで、宇宙と生命の進化の全歴史を繰り返した。

 140億年の宇宙史を、46億年の地球史を――40億年前の原始生命誕生以来の地球の生命史を、12億年前からの多細胞生物の歴史を、20億年前からのホモサピエンスのいのちの歴史を、一身に体現し、いま、わたしたちの……おそらくはわたしたちのフクイチの子として、わたしたちに生まれた。

          *

 この子は、どんな思いで、おかあさんのおなかを蹴ったのであろう。

 この子は、この世の光を見たのだろうか?

          *

 わたしたちには、この子に対して責任がある。

 この子とともに、なすべきことがある。

          *

 今朝、やはり、この子のことをブログに書こうと思い、あたらめて、ユーチューブの画面に手を合わせた。

 謝った。

          *

 この子は、わたしたちの御子である。

 わたしたちの御仏である。カミである。

 わたしたちには、この子とともに、なすべきことがある。

 いのちであることの責任において、義務として、なすべきことがある。

          *

 被曝70周年。

 ヒロシマが沈黙で、ナガサキが祈りであるなら、フクシマはいのちである。

          *

 この子は、いのちである。

          *

          *

 ◆〔閲覧注意〕2015/03/14 に公開
   ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Z7oAJGb4bBM&feature=youtu.be 

 
          *

◆ 参考/ ユーチューブ(閲覧注意): 「チェルノブイリ」では ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Bkznw_BkEyA

◆ 同 : Paul Fuscoさんの写真報告
『 Chernobyl Legacy 』 (チェルノブイリ・レガシー)
 ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=vwyiDTOcf14

◆ 本ブログより : ◇ ヘレン・コルディコット女史(小児科医)2012年4月2日 米コロンビア大学農学大学院で講義 「チェルノブイリのまわりの施設は、小児医学の歴史の中で見て来た、最もひどい奇形の子どもたちであふれている」
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/05/post-8aef.html

Posted by 大沼安史 at 07:27 午前 |

2015-04-11

〔イスラム国の反乱〕◆ 「イスラム国」軍、イラク・ラマディの北郊、アルブ・ファラジを攻撃 / (これに呼応するように)首都バグダッドのシーア派住区で、自爆攻撃、自動車爆弾攻撃、相次ぐ / イラク政府軍の「腐敗」で補給が停滞

 〔★は大沼〕◎ ニューヨーク・タイムズ
 ⇒ http://www.nytimes.com/2015/04/11/world/middleeast/iraq-islamic-state-anbar-province-attack.html?ref=world

 ・ http://www.nytimes.com/2015/04/11/world/middleeast/iraq-islamic-state-anbar-province-attack.html?ref=world

          *

 ★ 「イスラム国」軍のティクリット放棄は、やはり、戦術的な撤退だったのか?

 
          *

★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-

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Posted by 大沼安史 at 06:53 午後 |

〔原発テロの脅威!〕★ 原発攻撃被害 外務省が1984年に極秘研究 東京新聞が報告書を入手 / 格納容器の破壊で済んでも「最悪のシナリオとして急性被ばくで1万8千人が亡くなり、原発の約86キロ圏が居住不能になると試算」 ★ フクイチで起きた「全電源喪失・炉心溶融・核爆発」事態での死者数の予想は、なぜか、ない! 数百万~数千万人のオーダーになり、衝撃的すぎるからではないか! 

          *

 ★ 原発テロは絵空事ではない。現実の脅威である。

 米国防総省の情報機関、DIAは、1990年代に米国内に侵入し、有事の際、米国の原発に対し攻撃を加えようとしていた北朝鮮の潜伏・奇襲部隊の存在を把握していた(――ことが、米紙の情報公開請求で明らかになっている)。(奇襲部隊がその後、米軍によって、どう処分されたかは明らかでない)

 ちょっと話はそれるが、DIAの初代長官は、ジョセフ・キャロルさん(故人、空軍中将)といって、わたしが尊敬する米国のコラムニスト(ボストン・グローブ紙、小説家、詩人でもある)、ジェームズ・キャロルさんのお父さんである。

 ジョセフさんは核兵器を備蓄している米空軍基地の保安状態を調べる「トップハット作戦」なるものを実施した。

 基地にDIAの覆面奇襲チームを潜入させ、最終的に基地の司令官を逮捕し、「あなたの基地は核兵器を持ちながら、無防備状態にある」との通告文を突き付け、警備体制の見直しを求めるものだった。

 結果は、「日本の基地」(場所は不明。沖縄の嘉手納ではないか?)を除いて、丸裸状態だった。(「日本の基地」では警備していた日本人に、DIAのエージェントらは殺されかけたという ジェームス・キャロル著『戦争の家』(緑風出版)より)

 慢心は許されないのである。

 核テロの脅威は冗談ではないのだ。

          * 

 ★ 参考:〔原発テロの恐怖〕◆ 北朝鮮の奇襲部隊が1990年代に米国潜入 有事に原発を攻撃 / 米国ペンタゴンの情報機関、DIA(防衛情報局)の機密指定解除文書で判明
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2014/12/post-8e59.html

 ★ 日本の原発や核施設の「核テロ」に対する脆弱性については、下記の拙著の「第6章」を、ぜひお読みなってください。

 ◎〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』   

 ◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html

 ◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html

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 ◎ 東京新聞 : 被ばく死 最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究(4日付け)
 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015040802000140.html

 ◎ 紙面写真 ⇒ http://ameblo.jp/takumiuna/image-12011677659-13269956001.html

Posted by 大沼安史 at 10:32 午前 |

〔人類史上最悪・フクイチ核惨事〕★ 牛久市(茨城県)で受診した子どもたち89人のうち、48人が甲状腺に異常! / B判定が8人も! / ≪フクシマ・ダイアリー≫ が英仏分で全世界拡散報道!

48of89childrenfoundthyroidabnormali

〔★は大沼〕◎ 写真は ≪フクシマ・ダイアリー≫掲載のものを借用
 (2月3日付け)⇒ http://fukushima-diary.com/2015/02/48-89-children-found-thyroid-abnormality-ushiku-city-ibaraki/

 ・ By 1/30/2015, Ushiku city government of Ibaraki announced 48 of 89 children were given A2 or B diagnosis in their thyroid inspection.

 ・ Dans la ville d’Ushiku, dans Ibaraki, 48 enfants sur 89 présentent des anomalies thyroïdiennes

 ◎ 参考 ふくしま集団疎開裁判の会 ⇒ http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2015/01/b.html

          *

 ◎ B判定(5.1mm以上の結節や20.1mm以上ののう胞。2次検査を勧告)

          *

 ★ 遅ればせながら、重要性に鑑み、掲載! 

  牛久といえば、「橋のない川」の住井すゑさんである。

 彼女が健在なら、政府・東電の不正義に対し、憤りを覚えたことだろう。
  ⇒ http://satsuei.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-ddc1.html

Posted by 大沼安史 at 09:33 午前 |

〔公僕はアベノナニサマに成り上がった!〕◆ ≪田中龍作ジャーナル≫ / 「録音、撮影ダメ」 官僚の傲慢 / 「あってはならない行政の傲慢、官僚は国会議員や国民を見下している」/ 「政策は公共のもの。録音もダメというのは、本末転倒も甚だしい。原発問題であれば、福島の人にも、鹿児島の人にも政府が何と言っているか聞かせたい。政府には説明責任がある」

 ★ ドイツの特派員に批判された外務省の当局者といい、田中龍作さんに「写真は撮るな」と食ってかかった官僚といい、この霞が関の官僚の増長ぶりは何だ!

 わたしが東京で付き合っていたエリート官僚は、こんな連中ではなかった!

          *

 〔★は大沼〕(10日付け)⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/04/00010962

Posted by 大沼安史 at 09:09 午前 |

2015-04-10

〔イスラム国の反乱〕◆ フランスの国営テレビ(TV5Monde)をサイバー攻撃 / パリの局のコンピューター、全面的にダウン / 画面に「フランスの兵士はイスラム国から手を引け」 / 8日夜10時から4時間

 〔★は大沼〕◎ 英紙ガーディアン ⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/apr/09/french-tv-network-tv5monde-hijacked-by-pro-isis-hackers
 
 ★ 日本政府は安倍首相のあの軽々しい「カイロ演説」でもわかるように、「イスラム国」の脅威を侮っているいるようだ。

 日本国内原発に対する直接テロを、「想定外」としてはならない。

          *

★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 08:34 午後 |

〔ドイツの保守派最有力紙、フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)紙のカーステン・ガーミス東京特派員が、5年間の任期を終えるにあたり、日本外国特派員協会のホームページで、日本外務省・安倍政権を徹底批判!〕 ◆ ≪日本の総領事がフランクフルトのFAZ本社に乗り込み、「中国から金をもらっているから、中国のビザを取りたいから、安倍首相の歴史修正主義を批判する反日記事を書いているんだろう」と、まるでスパイ呼ばわりの暴言!≫ / ≪日本外務省当局者に昼食に呼ばれ、「歴史の漂白」という言葉を使うなと批判される≫ 

 ★ 報道の自由・言論の自由をわきまえない、安倍政権のまるで、ヤクザのような恫喝ぶりが、ドイツを代表する名門新聞の特派員によって、暴露された!

 それも、日本外国特派員協会(FCCJ)のホームページで!

 それにしても、フランクフルトの総領事のFAZ側への「抗議」は(事実とするなら)、冷静な申し入れというより、恫喝であり、侮辱である。

 この問題を報じた、ハフィントン・ポストに対して、日本外務省は、「事実関係を確認するとしている。

 事実がFAZの言う通りだったら、岸田外相は辞任しなければならない。

 外交官はあくまで本国(外務省)の指示によって動くからだ。

 岸田外相の指示がなければ、そこまで「暴言」は吐かない!

 ガーミスさんは、ドイツ語ではなく(世界語の)英語で、安倍政権批判を行ない、帰国して行った。

 ガーミスさんの英語による告発で、安倍政権の愚かしさが、国際社会の知るところとなった。

 恥ずかしいかぎりである。

          *

 ◎ Confessions of a foreign correspondent after a half-decade of reporting from Tokyo to his German readers (ドイツ特派員の告白)
 by Carsten Germis
 〔★は大沼〕(2日付け) ⇒ http://www.fccj.or.jp/number-1-shimbun/item/576-on-my-watch.html

 ◎ ハフィントン・ポスト : 「え?私が中国のスパイだって?」 ドイツ紙の東京特派員が安倍政権から圧力を受けたと告白
 (10日付け)⇒ http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/10/carsten-germis-confession_n_7038596.html

          *

 ★ ガーミスさんの英語による安倍政権批判のポイントは以下の通り。

          *

 ・ わたしのスタンスをまず、はっきりさせてほしい。〔東京に赴任してから〕5年経った今も(間もなく離任する今も)、わたしの日本に対する愛は、愛情は壊れてはいない。いや、実際のところ、わたしが会った多くの人びとのおかげで、わたしのこの国を愛する感情は、これまでになく高まっている。わたしの友人の日本人のほとんどが、ドイツでわたしの記事を読んでくれた日本人の大半が、わたしの記事に、わたしの愛情を感じると言った。とくに、あの2011年の3月11日以降の記事については。
  Let me make my own stance clear. After five years, my love and affection for this country are unbroken. In fact, thanks to the many fine people I’ve met, my feelings are stronger than ever. Most of my Japanese friends and Japanese readers in Germany have told me they feel my love in my writing, especially following the events of March 11, 2011.

 ・ (民主党政権時代には)、たとえば岡田克也副総理には、外国人ジャーナリストらはしばしば招待され、意見を交換した。会合は首相官邸で週に一度、行なわれて、日本の政府当局者らは、多かれ少なかれオープンに、時事問題をすすんで議論しようとした。わたしたちは特定の問題に関し、日本政府への批判を躊躇しなかった。当局者は自分たちの立場を、わたしたちに理解させようと努力し続けた。
 Foreign journalists were often invited by then Deputy Prime Minister Katsuya Okada, for example, to exchange views. There were weekly meetings in the Kantei, the PM’s residence, and officials were willing to discuss – more or less openly – current issues. We didn’t hesitate to criticize the government’s stance on certain issues, but officials continued to try to make their positions understood.

          *

 ・ 2012年12月の総選挙後まもなく、巻き戻しが起きた。安倍新首相はたとえば「フェースブック」など新しいメディアに関心を抱いていたが、彼の政権のどこにも、オープンさの重要性を認めている証拠は見出せなかった。麻生太郎・財政相は、外人ジャーナリトと一度たりとも話をしなかったし、膨大な財政赤字に関する質問に応えることもなかった。
 The rollback came soon after the December 2012 elections. Despite the prime minister’s embrace of new media like Facebook, for example, there is no evidence of an appreciation for openness anywhere in his administration. Finance Minister Taro Aso has never tried to talk to foreign journalists or to provide a response to questions about the massive government debt.

          *

 ・ 外国の特派員たちには、政府の公式見解を聞きただす長い質問項目のリストがあった。エネルギー政策、アベノミクスのリスク、憲法改正、若い世代への機会の確保、地方の人口減問題……。しかし、これらの問題について、政府代表者がすすんで外国プレスに対して話をしようとする態度は、ほとんどゼロに近かった。首相が提唱する「素晴らしき新しい世界」を批判する者は誰でも、「ジャパン・バッシャー(日本叩き人)」と呼ばれた。
 In fact, there is a long list of issues that foreign correspondents want to hear officialdom address: energy policy, the risks of Abenomics, constitutional revision, opportunities for the younger generation, the depopulation of rural regions. But the willingness of government representatives to talk with the foreign press has been almost zero. Yet, at the same time, anyone who criticizes the brave new world being called for by the prime minister is called a Japan basher.

          *

 ・ 5年前には考えられなかった新しい事態は、日本の外務省からの攻撃にさらされることだった。それはわたしへの直接な攻撃であるばかりか、ドイツの(フランクフルター・アルゲマイネ=FAZ)本社の、編集幹部スタッフに対しても向けられた。安倍政権の歴史修正主義に批判的な私の記事が紙面に出たあと、フランクフルトの日本総領事が、FAZ本社の上級外交エディターを訪ね、「東京」からの異議申し立てを伝えた。日本総領事は言った。わたしの書いた記事を、中国が反日プロパガンダに使っていると。
 What is new, and what seems unthinkable compared to five years ago, is being subjected to attacks from the Ministry of Foreign Affairs – not only direct ones, but ones directed at the paper’s editorial staff in Germany. After the appearance of an article I had written that was critical of the Abe administration’s historical revisionism, the paper’s senior foreign policy editor was visited by the Japanese consul general of Frankfurt, who passed on objections from “Tokyo.” The Chinese, he complained, had used it for anti-Japanese propaganda.

          *

 ・ 事態はさらに悪化した。90分に及んだ会談の終わりの方で、FAZの編集幹部は日本の総領事に、わたしの記事に書かれた事実関係のどこかが間違っている情報を提示するよう求めたが、提示されなかった。日本の総領事は、「金の問題が絡んでいると、疑い始めなければならないよう思わざるを得ない」と言って、わたし個人を、編集幹部を、フランクフルター・アルゲマイネ紙全体を侮辱した。総領事は、わたしの記事をまとめたフォルダーを取り出すと、中国への入国ビザを得るためには、中国のためのプロパガンダ記事を書かねばならないのですねと哀れんだ。
 It got worse. Later on in the frosty, 90-minute meeting, the editor asked the consul general for information that would prove the facts in the article wrong, but to no avail. “I am forced to begin to suspect that money is involved,” said the diplomat, insulting me, the editor and the entire paper. Pulling out a folder of my clippings, he extended condolences for my need to write pro-China propaganda, since he understood that it was probably necessary for me to get my visa application approved.

          *

 ・ このわたしが? 金で自分を売り渡した北京のスパイ? わたしは北京に一度も行ったことがなければ、ビザを中国政府に申請したこともなかった。これがもし、日本の新政権(安倍政権)の、日本の目標を理解させようとするアプローチの仕方であるならば、こんごの困難は目に見えている。もちろん、こうした反中国非難は、わたしの上司である編集幹部を説得できなかった。わたしは、報道を続けるよう励ましを受けた。わたしの東京発の報道への編集の扱いは、より鋭いものになった。
 Me? A paid spy for Beijing? Not only have I never been there, but I’ve never even applied for a visa. If this is the approach of the new administration’s drive to make Japan’s goals understood, there’s a lot of work ahead. Of course, the pro-China accusations did not go over well with my editor, and I received the backing to continue with my reporting. If anything, the editing of my reports became sharper.

          *

 ・ 2014年になって、状況は一変したようだ。日本の外務省の当局者は批判的な報道に対して公然と攻撃を仕掛けているようだった。わたしは、安倍首相のナショナリズムが日本の対中貿易にどのような影響があるか、という記事を書いた。するとわたしは外務省から呼び出された。わたしは外務省の当局者らに、政府の統計を引用したまでだと言った。彼は統計数字が違っていると言い張った。
 But things seem to have changed in 2014, and MoFA officials now seem to openly attack critical reporting. I was called in after a story on the effect the prime minister’s nationalism is having on trade with China. I told them that I had only quoted official statistics, and their rebuttal was that the numbers were wrong.

 ・ 日本のフランクルト総領事と、わたしの新聞エディターの記録に残る会談の2週間前のことだった。わたしは日本外務省の当局者と昼食をともにした。そこで外務省の当局者は、わたしの使った「歴史の漂白」という言葉づかいに対して、さらにはまた、安倍首相のナショナリスティックナな方向性が「日本を、東アジアの中で孤立させかねない」という、わたしの見方に対して、わたしに抗議した。日本の立場を説明するのでもなく、説得するのでもなく、氷のような冷たさだけが増したような口調だった。ドイツのメディアはとりわけ歴史修正主義には敏感だというわたしの説明に耳を傾けようとする日本外務省の当局者はいなかった。
 Two weeks before the epic meeting between the Consul general and my editor, I had another lunch with MoFA officials, in which protests were made of my use of words like “whitewash history,” and the idea that Abe’s nationalistic direction might “isolate Japan, not only in East Asia.” The tone was frostier and, rather than trying to explain and convince, their attitude was angrier. No one was listening to my attempts to explain why German media are especially sensitive about historical revisionism.

 ・ わたしは同僚らに、自民党の広報担当部局に、英語を話せたり、外国人ジャーナリトに対して情報を提供する者が一人もいないということを聞かされても、(そんなバカなと)面白がりはしない。外遊していることを豪語している安倍首相は、東京の外国人記者クラブへの短い旅行を拒絶していることを知っても、驚きはしない。わたしは日本の安倍政権が、外国のプレスばかりか、日本の国民に対して秘密主義になっていることを、ただただ悲しむばかりだ。
 It doesn’t strike me as funny any more when colleagues tell me that the LDP doesn’t have anyone in the press affairs department who will speak English or provide information to a foreign journalist. Nor does the fact that the present prime minister, who claims to be well traveled, has declined to make the short trip to speak to us at the Foreign Correspondents’ Club. In fact, I can only be saddened at how the government is not only secretive with the foreign press, but with its own citizens.

          *

 ・ わたしは日本にいる外国人ジャーナリストたち――そして、より重要な日本の人びとが、自分の思いを口に出し続けることができるよう希望している。圧政や無知からは、調和は生まれないと、わたしは信じている。そして、真に開かれた、健康的なデモクラシーこそ、わたしが、この素晴らしき5年間を過ごした(日本という)ホームにふさわしい、価値ある目標だと信じている。
 My hope is that foreign journalists – and even more importantly, the Japanese public – can continue to speak their minds. I believe that harmony should not come from repression or ignorance; and that a truly open and healthy democracy is a goal worthy of my home of the last five great years.

Posted by 大沼安史 at 07:20 午後 |

〔空から歌が聴こえる〕♪ Alexandra Leaving

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⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog3/2015/04/alexandra-leavi.html

Posted by 大沼安史 at 03:14 午後 |

〔人類史上最悪・フクイチ核惨事〕★ 万里の長城を上回る、史上空前の「フクイチ石棺」化のファイナンスは、結局、中国主導で誕生する(米国も加入せざるを得ない)「AIIB(アジアインフラ投資銀行)」によって行なわれることになるのではないか? チェルノブイリの新「石棺化」が、EBRD(欧州開発復興銀行)の手で行なわれているように! 

Original_big ★ 小出裕章さんは雑誌『世界』(5月号)で、フクイチは「最終的には、地上と地下に石棺を作って封印するしかない」と指摘している。

 チェルノブリの場合は「地下のコンクリート構造物が破壊されずに残っていたため、石棺は地上に作れば済んだが、(フクイチの場合は)地震で地下の構造物も破壊されており、地下にも石棺になる構造物を作らなければならない。そのためにいったい何年の歳月が必要なのか分からない。仮にそれができたとしても、事故後、29年たって、チェルノブイリ……では石棺がぼろぼろになり、それを覆う第二石棺が建設されている。福島の場合、いったいどうなれば収束と言えるのかそれすらが定義できない」――と。

 こうなると「フクイチ石棺化」はチェルノブイリを上回る、空前絶後の巨大難工事になり、それだけ巨額な工事費がかかるわけだが、財政難の日本に(それも米軍の補助犬として戦争までしようという安倍政権に)は、ファイナンスできる力は、おそらくない。

 それは米国でも同じであり――米日主導のアジア開銀にも無理なことであり、結局は、中国のAIIB頼みになるのではないか?

 安倍政権は「アンダーコントロール」の呪文を唱えてばかりいないで――現実から逃避しないで、「フクイチ問題」と真正面から取り組む必要がある。

 亡国の敵は、フクイチにある!

          *

          *

 〔★は大沼〕◎ 欧州復興開発銀行(EBRD)、チェルノブイリ石棺化プロジェクト ⇒ http://www.ebrd.com/what-we-do/sectors/nuclear-safety/chernobyl-overview.html

 ◎ キエフ・ポスト紙 : Chornobyl's New Safe Confinement still needs $652 million to be built by 2017(2017年完成予定のチェルノブイリの「新石棺」、なお6億5200万ドルの資金不足)
 (3月21日付け)⇒ http://www.kyivpost.com/multimedia/photo/chornobyl-new-safe-confinement-is-almost-ready-and-life-in-exclusion-zone-383966.html

 ◎ ウォールストリート・ジャーナル : Chernobyl Containment Funding Talks Lined Up
 (3月17日付け)⇒
 http://www.wsj.com/articles/chernobyl-containment-funding-talks-lined-up-1426585540

Posted by 大沼安史 at 12:10 午後 |

〔人類史上最悪・フクイチ核惨事〕◆ 小出裕章さんは言った! フクイチは「人類が初めて遭遇した、収束が極めて困難な事故。最終的には地上と地下に石棺を作って封印するしかない」/ 事故当日の発せられた「原子力緊急事態宣言」は……今も継続中である。……オリンピックなどに浮かれている時ではない……もしオリンピックに反対して非国民といわれるのであれば、私は喜んで非国民になる」

 〔★は大沼〕 ◎ 雑誌『世界』 5月号 ; 小出裕章さん、「核廃絶への道程 福島原発事故の地平に立って」
 ⇒ https://www.iwanami.co.jp/sekai/

          *

 ★ 3月、いっぱいで京大を定年退職した小出さんは、上記の文章の最後をこう結んだ。

 ・ 今後は一層厳選して私にできることを探そうと思う。

          *

 ★ わたしも小出さんと同じ、戦後生まれ。自分にできることを見つけ、わたしなりに続けてゆきたい。

 団塊世代の同輩諸君、それぞれにやり方で、たとえ「非国民」と言われようとも、最後まで、力を振り絞って行こうではないか!

  わたしたちは「アベノ非国民」になればなるほど、「日本国民」になる!

Posted by 大沼安史 at 11:14 午前 |

〔教科書アンダー・コントロール〕◆ ≪東京書籍の3年用の理科には当初、原発事故の解説に「炉心」「半減期」など中学校の学習内容になかったり、高校で学習する内容だったりする用語を使っていたが、「生徒にとって理解しがたい」と検定意見が付けられ、修正した。≫ ★ フクイチ事故理解に不可欠な「炉心」が、「溶融核燃」とともに、消えた新アベノ中学教科書?!

 〔★は大沼〕◎ 産経ニュース : 再稼働と脱原発併記 原発事故で各社記述増も内容苦心
 (6日付け)⇒ http://www.sankei.com/life/news/150406/lif1504060030-n1.html

Posted by 大沼安史 at 11:12 午前 |

〔わが国はアメリカの金犬ハチ公?〕◆ イスラエルが中国のAIIB(アジアインフラ投資銀行)に滑り込み加入 「創設メンバー」に! ★ アベノ忠犬は飼い主の顔色、見守る?

 〔★は大沼〕◎ 英紙テレグラフ : Israel applies to become founding member of China development bank
 (1日付け)⇒ http://www.telegraph.co.uk/finance/economics/11509242/Israel-applies-to-become-founding-member-of-China-development-bank.html 

          *

 ・ The Israeli government has submitted its application to become a founding member of a controversial Chinese-led development bank, in a move that is likely to cause consternation in Washington.

 Newly re-elected Prime Minister Benjamin Netanyahu signed a letter to join the Asian Infrastructure Investment Bank (AIIB) by the March 31 deadline, according to the country's foreign ministry.

          *
 ★ 上記情報は、田中宇さんの以下の「国際報告」で教えていただきました。多謝!
 ⇒ http://tanakanews.com/150408japan.htm

Posted by 大沼安史 at 11:10 午前 |

〔わが軍は米軍用犬!〕◆ (再掲)イラク、アフガン、パキスタンの戦争犠牲者は、少なく見積もっても、この10年間に130万人(イラク100万、アフガン22万、パキ8万人)! 実際は200万人を超す可能性 ! PSR(社会的責任を持つ医師団)などが「ボディー・カウント」報告書を発表! ★ 米国のしりぬぐいで、自衛隊員を、こんな戦地に送り込んではいけない!

 

 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://www.psr.org/assets/pdfs/body-count.pdf

          *

 ・ This investigation comes to the conclusion that the war has, directly or indirectly, killed around 1 million people in Iraq, 220,000 in Afghanistan and 80,000 in Paki- stan, i.e. a total of around 1.3 million. Not included in this figure are further war zones such as Yemen. The figure is approximately 10 times greater than that of which the public, experts and decision makers are aware of and propagated by the media and major NGOs. And this is only a conservative estimate. The total num- ber of deaths in the three countries named above could also be in excess of 2 mil- lion, whereas a figure below 1 million is extremely unlikely.

Posted by 大沼安史 at 11:01 午前 |

2015-04-09

〔英紙インディペンデント〕◆ 地上では「イスラム国」聖戦士が斬首を続け、空からはシリア政府軍機の「樽爆弾」が降る!――「死の天使が舞い降りてきた」と、難民のひとりは言った! / ★ ダマスカス(シリア首都)郊外、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの地獄

 〔★〕 安倍首相は、中東地図の複雑さを「テロと闘う」のひとつ覚えで「理解」してはならない!

          *

          *

 〔★は大沼〕Syria civil war: Government's 'indiscriminate and stupid' bombing of the Yarmouk refugee camp is the latest threat to its 18,000 residents
 ◎ 
 (7日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/syria-civil-war-governments-indiscriminate-and-stupid-bombing-of-the-yarmouk-refugee-camp-is-the-latest-threat-to-its-18000-residents-10160805.html

          *

 ・ Beheadings, the gruesome calling card of the self-proclaimed “Islamic State”, are now carried out on the rubble-filled streets of Yarmouk. By night, the residents of a camp built for Palestinians fleeing the 1948 Arab-Israeli war, watch bombs fall from the sky. “With the fall of the barrel bomb, the angel of death arrives,” one refugee said. 

★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 06:05 午後 |

〔イエメン戦争激化〕◆ サウジ空爆、続く! すでに643人が死亡(WHO) / アデン、「破局的状況」(国際赤十字)/ 「戦争は、もうたくさん(Kefaya War)」 ネット・キャンペーン始まる! 国際社会に停戦を求める声 / パキスタンのラホールで、サウジ主導連合軍への参加拒否を呼び掛けるデモ! ★ イエメン戦争が長期化すれば、安倍政権は産油国・サウジの参戦要請に応え、「生命線」確保のため、自衛隊を派兵することになる?

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 ★ Kefaya とはアラビア語で、「もう十分、もういらない」という意味だ。

 戦争は、もういらない!

          *

 ◎ コモンドリームズ : Enough War: Living Beneath Bombs, Yemenis Refuse to be Collateral Damage
 ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/04/08/enough-war-living-beneath-bombs-yemenis-refuse-be-collateral-damage

 ◎ パキンスタン・デモ ⇒ http://dunyanews.tv/index.php/en/Pakistan/272201-Lahore-Civil-society-protests-over-dispatching-tr

Posted by 大沼安史 at 06:03 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 東電、トリチウム汚染水を「蒸発」処分か? / 漁業者が抵抗する<太平洋「放流」処分> に代え / これを東京電力の原子力改革監視委員のデール・クライン氏(元米原子力規制委員長)が、「蒸発させても結局は雨になって帰ってくるだけで、安全性は高まらない」と批判 / ロイターが報道

 ★ デール・クライン氏によれば、トリチウムの蒸発処分は、米国のスリーマイル島原発事故処理でも採用されたが、フクイチの場合はスケールが違い過ぎるといる。

 蒸発処分とはつまり、わたしたちが呼吸する大気を汚染し、風下トリチウム被曝・汚染& 「トリチウム呼吸・内部被曝」を引き起こすだけだ。

 なんども言う! キュリオン社の実証テストの結果に期待しながら、スーパータンカーに汚染水を貯蔵するしかないのではないか?

          *

 〔★は大沼〕◎ ロイター:Tepco may evaporate tritium-laced Fukushima water instead of ocean release 
 8日付け、ジャパンタイムズ掲載 ⇒ http://www.japantimes.co.jp/news/2015/04/08/national/tepco-may-evaporate-tritium-laced-fukushima-water-instead-of-ocean-release/#.VSXQp7mJgqQ

          *

 ・ With the release into the ocean stalled, the government task force overseeing the cleanup is looking at letting the water evaporate or storing it underground, Tepco’s chief decommissioning official, Naohiro Masuda, said Wednesday at the close of a seminar on the decommissioning.

 Masuda said he doesn’t know when the discussions will be completed and a decision made.

 Time and space is running out for Tepco, which has been forced to build hundreds of tanks to hold contaminated and treated water.

 ・ The evaporation method was used after the Three Mile Island disaster in the U.S., but the amounts were much smaller, Dale Klein, an outside adviser to Tepco, said last week.

 “They have huge volumes of water so they cannot evaporate it like they did at Three Mile Island,” Klein said. “If they did, it would likely be evaporated, go out over the ocean, condense and fall back as rainwater. There’s no safety enhancement.”

Posted by 大沼安史 at 10:21 午前 |

〔視覚化されたフクイチ放射能汚染〕◆ 「オートラジオグラフィ―」 / ◆ 「ガンマカメラ」★ フクイチ核惨事のどれだけの惨劇なのか……この映像証拠は、もっともっと記録・蓄積されねばならない!

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 〔★は大沼〕◆  「オートラジオグラフィ―」:
 ◎「放射線像」サイト ⇒ http://www.autoradiograph.org/info/%e6%af%94%e8%bc%83%e4%b8%80%e8%a6%a7/
  
 ◎ 〔緊急増刷!〕『放射線像 放射能を可視化する』(森敏・加賀谷雅道著、皓星社)
 (丸善&ジュンクドー)⇒ http://www.junkudo.co.jp/mj/products/detail.php?product_id=3000321319

 ・ 写真は同書の表紙。

           *

 ★ ガンマカメラ
 ◎ 高度汚染(ガンマ線)を可視化する「ガンマカメラ」を汚染状況重点地域で活用すべきでは? ⇒ http://togetter.com/li/794751

 ・ 写真は、飯館村の長谷川健一さん講演、放射線を捉えるガンマカメラで庭先
 ◎ ツイッター(シナトラ・ベイシーさん)⇒ https://twitter.com/SINATRA_BASIE/status/575673338481115136/photo/1

Posted by 大沼安史 at 09:55 午前 |

〔We are not Abe.〕◆ ツイッター報道 : 世界がハラハラ、日本政治! (世界時事風刺画集) ◆ そして日本国内・ネット拡散中の「風刺ポスター」

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 外国風刺画: ◎本田宏さん ⇒ https://twitter.com/honda_hiroshi/status/584471502357012481

Posted by 大沼安史 at 09:33 午前 |

〔後藤さんら帰らず〕◆ 安倍首相がまたしても、≪「イスラム国」と闘う周辺国を支援≫カイロ演説を正当化! / 「脅しに屈せずに頑張っている国々に対して、あなたを支援していきますよとメッセージとして出していくのは、当然のこと」★ 結局は、〔I am not Kenji.〕 なんだ、この人は……。

 ・ 「ISILは脅かしをかけている。しかし、その脅かしにも屈せずに頑張っている国々に対して、私たちもあなたを支援していきますよということをメッセージとして出していくのは、私は当然のことだろうと思います。それは、たとえ日本人の人質をとろうとも、私たちはそれを曲げることはない。このことによって国際社会はISILの動きを止めることができるんだろうと、この信念を私は変わることはありません」(安倍晋三総理大臣)

          * 

 〔★は大沼〕◎ TBS(8日付け) ⇒ http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/tbs-20150408-31818/1.htm

          *

 ・ 1月に、過激派組織「イスラム国」に日本人2人が拘束される中、安倍総理大臣が中東で行ったスピーチについて、野党側が「イスラム国」を刺激するような表現は避けるべきだったのではと追及したのに対し、安倍総理は改めて反論しました。
 「『ISILと闘う周辺各国に』と、このように表現されていらっしゃる。日本人が人質にとられているという現実を踏まえれば、これは言葉に出さないで、そして、しかし、テロには厳しく対応する、こういった姿勢が私はあるべきだったと思うのですが、総理、いかがでしょうか」(民主党 小川敏夫議員)

 ・  民主党の小川議員は安倍総理の答弁に対し、「総理の話を聞いていると、大きな国家の目的のためには一人ひとりの国民の命は顧みなくていいと言っているように聞こえる」と追及しました。

 これに対し、安倍総理は、「今、小川さんの発言に民主党から拍手が出たことにあ然とした。日本人から人質をとれば日本の意思をくじくことができる、それでいいと宣言したようなものだ」と逆に批判したうえで、「人質事件が長引いていけば、我々はずっとそういうメッセージを出すことができないということになる。全ての国がそういう国になったとしたら、ISILはどんどん彼らの支配地域を増やしていくだろう」と反論しました。

Posted by 大沼安史 at 09:23 午前 |

2015-04-08

〔イエメン戦争激化〕◆ サウジ主導の空爆で「こどもたち75人が犠牲になって死んでいる」と「ユニセフ(国連児童基金)」が声明で非難 / 米オバマ政権 サウジなどへ兵器援助 ★ いまや「アベノわが軍」と化した自衛隊は、こんなところで使われることになるのか!

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 ◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/04/07/scores-children-among-civilian-dead-yemen-us-sending-more-weapons
 
・ In a statement on Monday, the United Nations Children's Fund (UNICEF) said that at least 74 children have been killed and 44 maimed since fighting began on March 26, while countless others have been injured, displaced and put at risk from disease.

・ the United States announced on Tuesday that it will be expediting the shipment of more weapons to fuel the conflict.

Speaking to reporters in Riyadh after meeting with Gulf Arab allies and Yemeni President Abd-Rabbu Mansour Hadi, U.S. Deputy Secretary of State Tony Blinken said the United States is increasing its support, through more arms and intelligence-sharing, of Operation Decisive Storm.

Posted by 大沼安史 at 08:43 午後 |

〔白人警察官が黒人男性を射殺!〕◆ ニューヨーク・タイムズが「実写ビデオ(動画)」付きで報道 / 米南部・サウス・カロライナ州 / ★ この白人警官もまた、「粛々」と殺人行為を遂行したのだろう/ ★ こんなアメリカの「軍用犬ポチ」に成り上がろうとしている安部政権の愚かさよ! 

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 ◎ ニューヨーク・タイムズ 
 ⇒ http://www.nytimes.com/2015/04/08/us/south-carolina-officer-is-charged-with-murder-in-black-mans-death.html?_r=0

 

          *

 ★ 米国は「世界の警察官」を自認している。

 この「白人警官」とは、米軍そのもののことだ。

 白人警官が撃ったのは、米軍のいう「テロリスト」である。

 こんな残虐な米国の「ポチ」に成り上がろうとしている安部政権の愚劣さには、憤りを感じる。

 

Posted by 大沼安史 at 08:00 午後 |

〔イスラム国の反乱〕◆ シリアの首都ダマスカス 「イスラム国」軍、アサド大統領の大統領府まで、わずか5キロの地点に迫る! / 敵対していた聖戦士集団「ヌスラ戦線」、中立的な立場を表明! 「イスラム国」軍の攻勢を容認 / シリア政府軍 ダマスカス郊外、「ヌスラ戦線」と「イスラム国」が占拠したヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに「樽爆弾」を投下か!

Cbvtjoxiaafhcr★ シリア情勢が緊迫している!

 米政府(米軍)は、アサド政権の崩壊を望んでいるから、「イスラム国」軍の進撃を、空爆で止めるようなことは……おそらく、しないだろう。

 いや、どうだろう?

 オバマは迷っているのではないか?

          *

  【新刊案内】◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

          *

 〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント :Isis militants just three miles away from Syrian President Assad’s seat of power in Damascus
 (7日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isis-in-yarmouk-group-is-now-just-five-kilometres-away-from-syrian-president-assads-seat-of-power-in-damascus-10159642.html

          *

 ・ Isis is now just five kilometres away from the Syrian President's Presidential Palace after militants invaded a sprawling Palestinian refugee camp in Damascus.

 ・ The extremist group and members of the al-Qaeda affiliate Jabhat al-Nusra are believed to have taken control of up to 90 per cent of the Yarmouk camp, where over 18,000 mostly Palestinian men, women and children remain trapped.

 ・ Both groups have fought fiercely against each other in the past but appear to be working together during the Yarmouk assault. Nusra said in a statement it is taking a neutral stance, according to Reuters.

Posted by 大沼安史 at 06:41 午後 |

〔We are not ABE!〕◆ 英誌「エコノミスト」は、古賀茂明さんについて、こう書いていた! ≪ああ、恥ずかしき日本! この良き公僕を見よ!(Japan's shame The good bureaucrat)≫ 「この国の不幸は、自分にふりかかる結果を覚悟しながら、正しきことを追求するミスター・コガのような人物が登用されるのではなく、舞台から姿を消していることにある」と!

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 ★ わたしたち日本人は、古賀さんを支えて行かねばならない! わたしたちはみな〔I am Koga!〕であり……そう、〔I am Kenji!〕でもあり続けなければならない!

          *

          *

 ★ 「3・11」後、古賀さんが経産省の官僚をして、原子力村の在り方について内部告発を続けていたころの、古賀さんに対する英誌「エコノミスト」の評である。

 ≪名前も、顔も出さず、自分の乗ったボートを揺さぶらないことで褒美をもらえるシステムのなかから、コガは前に踏み出し、日本の最も醜悪な秘密のいくつかを暴いてみせた≫――と。

          *

 〔★は大沼〕
 (2011年9月14日付け)⇒ http://www.economist.com/blogs/banyan/2011/09/japans-shame

          *

・ In a system that prizes remaining nameless, faceless and not rocking the boat, Shigeaki Koga chose to step forward and reveal some of Japan's ugliest secrets.

・ The country's haplessness is precisely because people like Mr Koga, who strive for what is right despite the personal consequences, are banished rather than elevated.

Posted by 大沼安史 at 06:18 午後 |

〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ 「立方mあたり1.4~5.8ベクレル」/ 今後、さらに「検出」が続く見通し /フクイチ発・海洋放射能セシウム 北米西海岸、到達 / カナダ・CBC放送も拡散報道 / 予想されたことだし、低線量なので大丈夫と、専門家がコメント 

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 ★ 「ホットスポット海水塊」が漂着するような事態にならなければよいが……。

 漁業者たち、あるいはサーファーたちは、どう受け止めているのだろう?

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 ◎ 本ブログ既報 : 04-07 〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ フクイチ海洋放射能プルーム、ついに北米西海岸に本格到着! バンクーバー島の埠頭で2月に採水した海水から、セシウム134/137を検出! 「米西海岸、初到着」と! / ウッヅホール海洋研 :「低線量 リスクはゼロではないが、非常に低い」 米オレゴン紙、カナダ・バンクーバーのTVが報道 ★ フクイチ汚染水の太平洋「垂れ流し」処分は、これで、許されないものとなった!
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/04/post-f195.html

 ・  Ken Buessler, the researcher who leads the Woods Hole monitoring program, said he expects more of the monitoring sites to show detectable levels of cesium-134 in coming months. However, the amounts of cesium-134 and cesium-137 in the B.C. sample were extremely low — just 1.4 and 5.8 becquerels per cubic metre of water respectively. Canada allows up to 10,000 becquerels of cesium-137 per cubic metre in drinking water.

 "Today's report is not alarming at all. It's kind of to be expected," he said.
 
          *

〔★は大沼〕◎ Fukushima radiation measured on B.C. shore for 1st time
 (6日付け)⇒ http://www.cbc.ca/news/technology/fukushima-radiation-measured-on-b-c-shore-for-1st-time-1.3022565

Posted by 大沼安史 at 08:48 午前 |

〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ 「これはたしかに、史上最大の海洋放射能汚染だ(certainly the largest accidental release of radioactive contaminants to the oceans in history)」 /フクイチ発・海洋放射能セシウム 北米西海岸、到達 / 米ABC放送が全米拡散報道 / ★ 米国の人びとの危機意識が高まっているようだ!

 ★ ABC放送の電子版記事に寄せられた視聴者(読者)の「コメント」は、その数といい、内容といい、米国人の危機意識の高まり(目覚め?)を示すものだ。

  フクイチから放射能汚染水が「流出」し続けていることに警鐘を鳴らすコメントも多い。

 ・ Thousands of gallons of contaminated water are still pouring into the ocean every day and they have no clue how to stop it.

 ・ Fukushima is still leaking with no plan on how to stop it.

 かりにこんご、セシウム以外のより毒性の強い核種が検出されれば、米国人の危機意識は、「アンダー・コントロール」といってすまし顔の東電・日本政府に対する「怒り」へ、一気にエスカレートするだろう。

 フクイチ・汚染水の「放流処分」などもってのほかだ。

 なんどでもいう。小出裕章さんがかつて提案したように、スーパータンカーでとりあえず貯蔵しながら、対策をとるしかない!

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〔★は大沼〕◎ http://abcnews.go.com/International/fukushima-radioactivity-detected-north-american-shoreline/story?id=30133224
 (7日付け)⇒ http://abcnews.go.com/International/fukushima-radioactivity-detected-north-american-shoreline/story?id=30133224

 ・……what is certainly the largest accidental release of radioactive contaminants to the oceans in history

Posted by 大沼安史 at 08:30 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 「夜の森の桜」 住民のいない街で切なく満開

 ◎ 河北新報(8日付け) ⇒ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150408_65015.html

          *

 
 ・ 東京電力福島第1原発事故で全域が避難区域にある福島県富岡町の夜の森地区のソメイヨシノが7日、満開となった。住民がいない街で、ことしも静かに咲きこぼれている。

Posted by 大沼安史 at 08:06 午前 |

〔多発する甲状腺がん、福島県が医療費を全額負担〕★ 福島県以外の「風下被曝地」でも、医療費無料化は必要だ。闘病に伴う補償支援も始めなければならない!


 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/480.html

Posted by 大沼安史 at 08:00 午前 |

2015-04-07

〔これはもしかしたら、洲本の殺人事件捜査本部の事件解明のヒントになるかも知れない!〕◆ 洲本(淡路島)で、近隣住民を殺害した犯人は「電磁波」がどうの、と取り調べに対し「供述」していたという。なぜ、そんな「妄想」にとらわれたのか? 捜査本部は、下記の「業者」から、捜査のアドバイスを受けたらいい!

 ◎ 電磁波攻撃で復讐
 ⇒ http://blog.livedoor.jp/gunshop_yamiakinai/archives/43234436.html

          *

 上記のブログには、以下のように書かれている。

 ・ アパートマンション、隣の騒音がうるさい!! 1 隣の住民とトラブル続きで追い出したい 2 マンション・アパートの二階の騒音がうるさい 3 引っ越して貰いたい そんな方のために電磁波マシーンで追い出せます。

 ・ 複数居住しているマンションなどでもターゲットの部屋だけ集中して攻撃ができますが家族がいた場合は特定することは理論的には可能ですが、実際は難しく家族全員が被害に遭うことになります。

 電圧の調整で身体の痛み、幻覚、物忘れを起こさせることができます。夜の睡眠は聴覚に影響して寝る事もできなくさせられます。

 1週間程度の攻撃で鬱病、自殺、身体全身の痒み、幻覚などに悩まされます。期間は1週間~10日で表情が現れます。これらの攻撃で自殺することはありますが、死ぬことはありません。

 ・ 左右隣の部屋・上下の階の部屋には効果がでます。
 最近は社宅などに住んでいる人の注文が多いです。
 それはトラブルです。

 電磁波攻撃を受けて仕事もできなくなり、病院で、「統合失調症」と診断されて退職した人もいます。

 電磁波放射器とは電子レンジの小型のようなものです。
 電子レンジはドアを閉めないと電源は入りませんが、そのドアのないものです。
 飛び出すのは、「マイクロ波」 水分に反応して熱を発します。

 これで1週間もすると寝られなくなり、体調を崩します。
 隣のターゲットを追い出すには優れものです。

 電源は600wと喰いますが効果は3日で出ます。
 騒音がうるさいと注意すると非常識な連中はもっと嫌がらせをしてくる奴もいます。
 注意して収まらないとしたら電磁波を浴びせて追い出せばいいわけです。

 死ぬ前に精神病に入院するので死ぬことはありません。
 病院は精神病は国から補助金も出るので一度入院させたら出しません。
 これで会社の復帰も部屋に戻ることはなくなります。

          *

 ◎ 参考 : <電磁波ニュース> イラク戦争で米軍、ファルージャなどで「電磁波兵器」を使用! カナダの調査報道ジャーナリストが、イラク米軍ソースの証言をもとに暴露! / 建物の屋上の死角に、「ポッパー」あるいは「ドーム」と呼ばれる、ドーム状の発信装置を設置 / 射程 半径0.8キロ 住民に照射! 頭痛・白内障・記憶喪失・癌・自殺……ターゲット区域の住民の抵抗を殺ぎ、追い出しを図る
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2014/03/post-40ee.html

Posted by 大沼安史 at 10:08 午後 4.電磁波被曝問題 |

〔安倍首相のおともだち、イスラエル・ネタニヤフの側近が言明〕◆ イランに対する軍事力の行使は、なお「テーブルの上にある」! ★ せっかくの「イラン核合意」をぶちこわそうというイスラエル右翼強硬派! おともだちの安倍政権は、これにどう対処するつもりか? 「霞クラブ(日本外務省記者クラブ)」の記者諸君、岸田外相に質問をぶつけたまえ!

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 〔★は大沼〕◎ コモン・ドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/04/06/israeli-official-says-military-action-against-iran-still-table

Posted by 大沼安史 at 09:26 午後 |

〔フクイチ・アンダー・コントロール?〕◆ 韓国のテレビ局、KBSが日本で販売されている農水産物を独自に検査し、「魚などの食品からセシウムが検出された」と報じた。それを中国・央視国際が伝えた。/ 干ししいたけと干し柿、また魚の干物から「基準内」セシウムを検出!

 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/413320/

 ★ 中韓が「日本 放射能ボイコット」に動く可能性が現実化して来た。

 安倍政権の「歴史修正主義」は、中韓の「フクイチ放射能ボイコット」に拍車をかけることになろう!?

Posted by 大沼安史 at 09:14 午後 |

〔英インディペンデント紙〕◆ 「イスラム国」軍、昨年6月、イラク北部、ティクリット攻略後、イラク政府軍兵士ら1700人を虐殺 / ★ 宗派対立が、戦争の憎悪の炎を極限まで燃え上がらせている! 安倍政権は「わが軍(自衛隊)」を、こんな中東に投入するつもりなのか? 

★ 日本が、イラク「政府」(シーア派、親イラン)側につけば、サウジなどスンニ派アラブ諸国は黙っていないだろう。(わたしは、サウジをはじめ湾岸諸国が、対日「石油禁輸」をちらつかせることもあり得ないことではないと思っている)

 安部政権は結局は、自分で判断がつかないまま、米軍の都合で、いいように使われるだけだ。(安部晋三氏と取り巻きの連中は、なんと愚かな者どもなのだろう!)

 「集団的自衛権」で日本が「戦争をできる国」になるのはたしかだが、実は「戦争をさせられる国」に成り果てるだけである。

 中東は、米軍が結局、「テロとの戦い」に敗北した場所であることを忘れてはならない。

          *

 

〔★は大沼〕◎ Isis mass execution: Soldier describes surviving brutal Tikrit massacre by playing dead
 7日付け ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isis-mass-execution-soldier-describes-surviving-brutal-tikrit-massacre-by-playing-dead-10159320.html

 ★ 死んだふりして助かった23歳のイラク政府軍兵士が、当時の模様を証言している。

 イラク「政府」側は、イラン軍将校の作戦指導と、シーア派民兵の支援でティクリットを奪還した。

 シーア派・スンニ派の残虐な殺し合いを、日本は調停できる立場にあったかも知れないのに……。

 安倍首相のあの「カイロ演説」で、その可能性は一発で吹き飛んでしまった。 

          *

 【新刊案内】◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 07:58 午後 |

〔ニューヨーク・タイムズ〕◆ 「戦争ほど恐ろしいものはない。日本の若者たちに同じ恐怖を経験させたくない」/ 「最後のゼロ・ファイター」、零戦撃墜王の原田要さん(98歳)が、非戦を訴え /「わたしは操縦席で戦争を闘った。私が殺した相手の顔も覚えている。彼らもし父親であり、息子だった……憎んでもいないまったく知らない人を殺すか、殺されるか。人間性を奪うのが戦争だ」

 〔★は大沼〕◎ Retired Japanese Fighter Pilot Sees an Old Danger on the Horizon
 3日付け ⇒ http://www.nytimes.com/2015/04/04/world/asia/retired-japanese-fighter-pilot-sees-an-old-danger-on-the-horizon.html?smid=tw-share&_r=0

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04zero1master675★ 原田さんは、敵機を19機撃墜した零戦パイロットの生き残りだ。

 戦争のことはずっと話さないできたが、1991年の湾岸戦争が天気となった。日本の若者がまるでビデオ・ゲームのように空爆の話をするのを聞いて、証言することを決心したという。

 原田さんは言った。

 「戦争はわたしを殺人者に変えた。そんな人間に、わたしはなりたくなかった」

          *

 長野まで出かけ、原田さんの講演を聞き、インタビューして記事を書いたのは、タイムズのファクラー東京特派員だ。

 ファクラー記者は、原田さんの「発言」の、決定的な意味、歴史的な重みをわかって、取材に出かけたのだろう。

          * 

・ “Nothing is as terrifying as war,” he began, before spending the next 90 minutes recounting his role in battles, from Japan’s early triumph at Pearl Harbor to its disastrous reversals at Midway and Guadalcanal. “I want to tell you my experiences in war so that younger generations don’t have to go through the same horrors that I did.”
 
・ He said it took many more years before he could finally talk about the war itself. The turning point came during the Persian Gulf war in 1991, when he was appalled to overhear young Japanese describe the bombing as if it were a harmless video game. He said he resolved to speak out.

・ “I realized the war had turned me into a killer of men,” he said, “and that was not the kind of person I wanted to be.”

          *

 ◎ 原田要さんウィキ ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%94%B0%E8%A6%81

Posted by 大沼安史 at 07:31 午後 |

〔アベノ教科書〕◆ 傲慢です、現代史の改ざん / 事実上、戦前の「検閲」です  / ★ × アイヌの人々の土地を取り上げ ⇒ ○ アイヌの人々に土地を与え / ★ 教科書アンダー・コントロール! 

 〔★は大沼〕◎「破れ傘・月寒閑浪人」氏より

          *

           *

 次にやってくるのは「アジア太平洋戦争」を肯定、賛美する教科書づくりでしょう。「日本は五族(日本人・漢人・朝鮮人・満洲人・蒙古人)共和をはかろう、と満洲(中国東北部)を占領したのをはじめ、アジア各国に軍隊を派遣、積極的平和主義を実現させました」と。

 文部省の教科書検定は、従来の記述「狩猟採集中心のアイヌの人々の土地を取り上げて、農業を営むようにすすめました」を、書き換えさせました。「狩猟や漁労中心のアイヌの人々に土地をあたえて、農業中心の生活に変えようとしました」と。事実上、戦前の「検閲」です。

 歴史というより、生々しい現代史の勝手な改ざんです。戦前回帰どころか明治回帰です。浅薄にして、恐ろしくも傲慢な、安倍晋三首相・政権の「アイヌ民族」観に驚いています。

          *

【歴史、正しく伝わるか 中学教科書検定、アイヌ民族に「土地あたえた」】=北海道新聞4月7日(2015年)

 文部科学省が6日公表した中学校の 教科書検定 では、政府見解による新しい基準に基づき、従来は認めていた表現についても修正を求めた。歴史教科書の中には、「北海道旧土人保護法」の記述を修正した結果、狩猟、採集などの場を奪われたアイヌ民族の歴史が中学生に正しく伝わりにくい事例も出ており、専門家からは疑問の声が上がっている。

 <狩猟採集中心のアイヌの人々の土地を取り上げて、農業を営むようにすすめました>

 日本文教出版(東京、大阪)の歴史教科書は従来、1899年(明治32年)施行の同法についてこう表記していたが、次のように修正された。

 <狩猟や漁労中心のアイヌの人々に土地をあたえて、農業中心の生活に変えようとしました>

 表現上、逆の意味となったことについて、文科省は「アイヌ民族を保護するという法律の趣旨に照らすと生徒が誤解する恐れがある」と説明する。

 歴史をさかのぼれば、国は明治初頭、土地所有制度を北海道に導入。集団的に土地を利用していたアイヌ民族には個人的な土地所有の概念がなかったため、土地を所有しようとする人はほとんどいなかった。その結果、アイヌ民族は次第に狩猟や漁労、採集などの場を失い困窮。そこで北海道旧土人保護法は、アイヌ民族に土地を「下付」(下げ渡し)するとした。

 今回の検定意見は、アイヌ民族の困窮対策として施行された同法の内容を法的に解釈し、土地を「あたえた」と表現するよう求めた形だ。日本文教出版の編集者は「法の狙いは土地を取り上げる趣旨ではない。納得するとか反論するではなく指摘があったことは直していく」と話す。

 だが、政府の有識者懇談会が2009年にまとめた報告書は「すでに和人に対する払い下げが進んだ後で、アイヌの人々の土地は農地に適さないものが少なくなかった」と明記。同法は和人への同化を迫ったとの批判も強い。だが、この教科書は同法が施行されるまでの経緯についてほとんど触れられていない。

 北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長は「歴史の全体像を抜きにして、該当部分だけ修正して記述するのであれば、間違った歴史認識を子どもたちに教えることになる。承服できない」と批判する。

 北大アイヌ・先住民研究センターの落合研一准教授も「該当部分だけを見れば、修正は妥当と言えるが、北海道旧土人保護法に至ったプロセスが書かれていなければ、アイヌ民族が事実上、土地を失った歴史が分からない。教科書のページ数の制約があるとはいえ、言葉が足りない」と指摘する。

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【教科書検定 戦後教育を否定するのか】=北海道新聞「社説」2015年4月7日

 戦後教育は、かつて日本を戦争に追いやった国家主義、全体主義的な国民教育への反省に立って行われてきた。

 安倍晋三政権はそうした戦後教育の歩みを否定しようとしているのか。そうとしか思えない。

  教科書検定 の基準が強化されて初の検定が行われた。2016年度から中学校で使われる。

 新基準などで文部科学省が政府見解を盛り込むよう求めた結果、社会科では領土問題の記述が倍増した。

 一方で、過去の誤った政策や方針が、あたかもそうではなかったようにとられかねない書き換えも目立つ。

 過去の誤りも認め、ありのままを正視してこそ歴史から教訓をくみ取れる。もう一つ、教育には多様性や自主性も欠かせない。

 教科書づくりからそうした大事な精神が消えていくことに危惧の念を禁じ得ない。

■出版社はすでに萎縮

 「政府見解や確定判例を確実に反映させる」「学説が確定していない場合はバランスを取り、通説がないと明示する」。13年の検定基準の改定で、近現代史ではこの2点が新たに求められた。

 加えて、愛国心を養うことを盛り込んだ改正 教育基本法 の教育目標などに照らして、文科省が不合格にできることにもなった。

 国の考えを前面に押し出す一方、国の立場にそぐわない学説は根拠薄弱として曖昧にする―。そんな意図があるとすれば、ご都合主義と言われても仕方あるまい。

 

 今回の検定では、領土問題が「歴史」「公民」「地理」のすべての分野で取り上げられた。

 領土をめぐる認識は確かに大切だが、歴史的経緯などに触れなければ視野の狭いナショナリズムを助長しかねない。

 出版社にとって、教科書が合格するかどうかは経営に直結する。政府がたとえ直接、圧力をかけなくても敏感に反応せざるを得ない立場にいる。

 政権の意を忖度(そんたく)する。教科書づくりの現場でそんな萎縮が進んでいることを憂慮する。

■負の歴史正視せねば

 教育基本法に照らした不合格はなかったものの、新基準に沿わないとの修正は6件あった。厳格に適用しようとする文科省の姿勢は明らかだ。

 典型的な例は、関東大震災後に起きた朝鮮人殺害の犠牲者数だ。

 「数千人」との当初の記述が「当時の司法省は230名あまりと発表した。数千人になるとも言われるが、人数に通説はない」と改められた。

 歴史に複眼的発想は必要だが、一つの見方に「通説はない」とあえて付け加えれば、見解自体が否定されたかのように映る。

 現行教科書では通っていた記述が書き換えられる事例もあった。

 例えば、差別法とされた北海道旧土人保護法をめぐる記述だ。

 「アイヌの人々の土地を取り上げ」の記述が「政府はアイヌの人々に土地をあたえて、農業中心の生活に変えようとした」と、あたかも恩恵を施したように書き換えられた。

 アイヌ民族への支配や同化の歴史をねじ曲げ、薄めようとしているようにしかみえない。

■改変の動き急すぎる

 これほど矢継ぎ早に教育の根幹へ介入した政権がかつてあっただろうか。

 安倍首相は第1次政権で愛国心を改正教育基本法に盛り込んだ。続く第2次政権で掲げたのが、検定基準の見直しだった。愛国心教育の延長線上に検定強化があるのは間違いあるまい。

 政権に返り咲いた後の2年余りの間に、教育行政の独立・中立性を揺るがしかねない教育委員会 制度改革を行い、規範意識や愛国心の押しつけが懸念される 道徳の教科化 にも道筋をつけた。

 安倍首相は「戦後レジーム(体制)からの脱却」を唱えている。それから察すると、一連の動きの目指すところは戦後積み上げてきた教育の空洞化と読める。

 安倍政権と歩調を合わせて、自民党内には記述の内容や検定のあり方を包括的に示す教科書法(仮称)の制定を目指す動きがある。そうなれば教育がますます画一的なものに変質しかねない。

 教科書採択は各教育委員会に権限がある。それぞれの教育観、歴史観に基づいた教科書候補を、使う側が丁寧に比較したうえで政治から離れて採択するのが筋だ。

 次世代を担う子供たちをどう育てるか。それが教育の原点である。だからからこそ、教科書づくりでは多様性や自主性が最大限尊重されるべきだ。

 教科書の自由度が教育現場に反映されることで、自ら発見し、学ぶという本来の教育理念が保障される。

          *

【中学教科書検定 「なぜ」考えさせる授業に】=東京新聞「社説」4月7日

 来春から中学校で使われる社会科教科書は、日本の領土に関する記述が豊富になる。安倍政権の意向が反映された形だ。中身をうのみにさせるのではなく、なぜなのかを考えさせる授業が大切だ。

 文部科学省は一年前、社会科教科書の検定基準を見直した。例えば、近現代史では政府の統一見解や最高裁の判例があれば、それに基づいて記述するとした。

 教科書作りの指針となる中学校と高校の学習指導要領の解説書も改めた。地理や歴史、公民の分野で、北方領土のみならず、竹島と尖閣諸島を「固有の領土」などと明記するよう求めた。

 日本を悪者扱いばかりする。国益を損ないかねない。そうした偏った見方を排し、愛国心を養うといった教育基本法の目標にかなう教科書にそろえる狙いからだ。

 合格しないと日の目を見ないから教科書会社は従うほかない。竹島と尖閣諸島の領有権を取り上げたのは三分野の全十八点に上り、日本編入の経緯も記された。

 バランスの取れた教科書に仕上がったといえるのだろうか。教科書会社の考え方によって扱い方の大小に差が出るのは当然としても、気がかりなのは中身だ。

 日本の立場については、竹島は「韓国が不法占拠している」、尖閣諸島は「領有権の問題は存在していない」などと横並びの表現をしている。外務省のホームページを参照したケースも多いという。

 ところが、韓国や中国の主張も、対立の歴史的背景も見当たらない。これでは子どもたちに政府見解ばかりが刷り込まれ、敵対心をあおりかねない。なぜ問題になっているのかという素朴な疑問を素通りしては教育とはいえまい。

 竹島について韓国は「朝鮮の古い文献や地図に載っている」、中国は尖閣諸島をめぐり「日本が日清戦争を通じてかすめ取った」などと反論している。先生は授業で取り上げ、子どもたちと共に調べ、議論する工夫が欠かせない。

 歴史では、新規参入の教科書会社が初めて一九九三年の河野談話を載せた。自虐史観批判を受けて、十年前に教科書から消えた慰安婦問題が再び登場した。

 無論、軍や官憲による強制連行を示す資料は発見されていないとする政府見解も、併せて紹介している。検定の決まりを守れば、題材選びは自由と心得たい。

 重要なのは、子どもたちに正確な素材を多く与え、考える機会をつくり出すことだ。大人の萎縮は教育の放棄につながりかねない。

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【検定発表―教科書はだれのものか】=朝日新聞「社説」4月7日

 教科書は、国の広報誌であってはならない。

 来春から中学校で使う教科書の検定結果が発表された。

 文部科学省は今回の検定から新しいルールを用いた。

 教科書編集の指針を見直し、領土問題について日本政府の考え方を書くよう求めた。

 検定基準も、慰安婦や戦後補償など政府見解がある事柄はそれに基づいて記すよう改めた。自民党の意向に沿ったものだ。

 これまでの検定は、教科書会社が書いてきた記述を前提に判断する姿勢だった。それを具体的に書かせる方向に転換した。

 結果はどうだったか。

 領土問題は、社会科の全社が扱った。「日本固有の領土」「竹島を韓国が不法に占拠している」など編集の指針をなぞる社が多い。相手国の主張や根拠まで扱った本はほとんどない。

 これでは、なぜ争っているか生徒にはわからない。双方の言い分を知らなくては、中韓やロシアとの間で何が解決に必要かを考えるのは難しいだろう。

 文科省は答えが一つでない問いについて、多様な人々と話し合いながら解決の道を探る力を育てようとしている。その方向とも相いれない。

 

 社会科の教科書は、国が自分の言い分を正解として教え込む道具ではない。

 子どもが今の社会や過去の歴史、国内外の動きを理解するのを助けるためにある。

 政府の見解を知っておくことは悪いことではない。ただ、それは一つの素材に過ぎない。

 例えば戦後補償問題の場合。戦争で被害を受けた人々の証言、彼らの生きた戦後、中韓や欧米、国連の動きも併せて紹介し子どもが考える。そんな教科書が求められるのではないか。

 どんな教科書をつくるかは、出版社が判断することだ。国の検定は控えめにすべきである。

 政府見解は絶対的なものではない。時の政権で揺れ動く。

 検定でそれを書くよう強いれば、合格がかかるだけに教科書会社や執筆者は萎縮し、政府の主張ばかり記すようになる。

 教育内容が国に左右される危うさを、この社会は先の大戦で痛感したのではなかったか。

 教科書を選ぶ作業が、これから各自治体で始まる。

 今月から、自治体の長が設ける「総合教育会議」の制度が始まった。首長の教育への関与を強める狙いだ。

 だが、教科書採択はあくまで教育委員会の権限である。

 我が街の子どもに、どの教科書がふさわしいか。教委は教育の視点でこそ選んでほしい。

          *

【教科書検定 創意工夫の道、より広く】=毎日新聞「社説」4月7日

 来春から中学校で使われる教科書の検定結果が出た。全教科で104点が合格した。

   文部科学省は先に、学習指導要領の解説や検定基準を改定。社会科の領土に関する内容をより詳細にすることや、近現代史で政府の統一的見解があれば、これに基づいた記述をするよう事実上指示した。

 今回は、その条件が適用された最初の検定になったが、教科書はそれを反映し、特に日本の領土に関する記述は大幅に増えた。

 部分的にだが、それは「国定教科書」的性格を帯びたといえないだろうか。一律内容の教育への反省から、敗戦後に国定制は廃止された。複数の民間出版社がそれぞれに工夫する現行の検定制では、限定部分にせよ、一律の方向づけには、できるだけ抑制的であるべきではないか。

 領土問題にしても、いわば政府公認の記述を、生徒に暗記させるのが教育の目的ではないはずだ。

 例えば、古今東西の地理や歴史に深く関わってきた「領土」というものについての理解や見方を広げる学習も大切だ。先生の工夫がカギになるだろう。時間が必要だ。

 全体に新しい流れも見られる。

 今回、教科書はより分厚く、色彩がより豊かになった。図版も多く使い、本も大きくなる傾向にある。親しみやすくと、人気キャラクターなども多く登場する。

 内容についても、近年、国際学力テストなどで課題が指摘される「活用力」や討論の仕方など言語活動学習に力を入れる。あるいは、同じ日の新聞の読み比べで、多様な価値判断があることを学ぶものもある。

 「グローバル化時代の人材」の育成が目標に据えられている。

 現在、文科相の諮問を受けて中央教育審議会が審議する次の新たな学習指導要領は、知識の一方的伝授ではなく、問題を自ら見つけ、双方向の討議などを通じて協力もしながら解決を図る「アクティブ・ラーニング」への転換を目指す。

 これからの動きは急だ。

 「何を教えるか」から「どう学ぶ力を育成するか」。教科書の内容も従来の概念にはない創意工夫が求められる。文科省はこれと呼応するように、現在の学校教育に強い影響を与えている知識テスト頼りの大学入試を抜本的に改めるという。教科横断型の総合的なテストも検討されており、暗記型は通用しない。

 小中一貫校など新しいタイプの学校に即した教科書も課題だろう。

 仮に、教科書づくりが政権や文科省の意向を過度にそんたくしながらであったら、まったく創造的なものを生み出すことは難しい。創意工夫の道は広くありたい。

Posted by 大沼安史 at 01:13 午後 |

〔フクイチ・アウト・オブ・コントロール〕◆ 2号機の温度、22度から80度以上に急上昇 /  3号機付近から、蒸気が爆発的に噴出  / 南相馬のよつば公園の県設置MP 平時の0.130μSv/h前後から急激に上昇、6日午後11時頃には、5.914μSv/hにも! ★ またも再臨界か?

〔★は大沼〕◎「真実を探るブログ」⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6084.html

 ◎ cmk2wl ツイッター情報:福島第一原発 3号機付近。爆発的に蒸気を噴出中。
 (現場監視カメラ動画)⇒ https://twitter.com/cmk2wl/status/584750464882778112

 ◎ ★阿修羅 : [注意喚起] 福島第一原発周辺で異常な高線量が検出されている 再臨界か?
 ⇒ http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/491.html

          *

 ◎ 風下・雨にご注意 / スイス気象台 フクイチ放射能粒子拡散予報(動画)⇒ http://www.meteocentrale.ch/ja/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

Posted by 大沼安史 at 10:57 午前 |

〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ フクイチ海洋放射能プルーム、ついに北米西海岸に本格到着! バンクーバー島の埠頭で2月に採水した海水から、セシウム134/137を検出! 「米西海岸、初到着」と! / ウッヅホール海洋研 :「低線量 リスクはゼロではないが、非常に低い」 米オレゴン紙、カナダ・バンクーバーのTVが報道 ★ フクイチ汚染水の太平洋「垂れ流し」処分は、これで、許されないものとなった!

 ★ 本格到着はことしの「年内」と、拡散モデルが予想していたフクイチ海洋放射能が、早くも確認された。

 場所はバンクーバー島のウクルレットの埠頭( a dock in Ucluelet )だそうだ。

 ウッズホールのケン・ベッセラー研究員は、「毎日6時間泳いでも大丈夫」と、冷静な対応を呼びかけている。

 ただし、人間の直接被曝の心配はあまりないにしても、海洋生物における生体蓄積・食物連鎖による濃縮は避けられない、のではないか ?!

          *

 ★ 「エネニュース」によると、米西海岸ではアシカなど海洋生物の異常が相次いでいる。
 ⇒ http://enenews.com/13-baby-gray-whales-55-dolpins-found-dead-west-coast-corpses-sea-lions-birds-sea-turtles-decomposing-rash-dead-humpback-whales-oregon-fear-whales-encountering-radiation-hot-spots-whale-watchi

 コクジラ(グレイ・ホエール)やイルカなども多数、死体で発見されており、保護団体の「カリフォルニア・コクジラ連合」は、クジラたちがフクイチ発の「西海岸海洋ホットスポット( radiation hot spots” along West Coast waters )」に遭遇するのではないか、心配している。

          *

 ★ たいへんな事態になってきた――かも知れない。

 米西海岸の関係者から、東電に対する損害賠償請求訴訟が提起されるかも知れない。

 いずれにせよ、フクイチから放射能汚染水を太平洋に放流処分する選択肢は、もはや採りようのないものになった。

 海流にのって米西海岸へ漂着し続けることがわかった以上、「垂れ流し」を続けることは許されない。

          *

★〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』   

 ◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html

  ◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html

         *

 〔★は大沼〕◎ ステーツマン・ジャーナル(オレゴン州セーラム): Fukushima radiation has reached North American shores
 ⇒ http://www.statesmanjournal.com/story/tech/science/environment/2015/04/06/fukushima-radiation-reached-north-american-shores/25322871/

 ◎ CTV (動画つき) : First low-level trace of Fukushima radioactivity detected off B.C.
 (6日付け)⇒ http://www.ctvnews.ca/sci-tech/first-low-level-trace-of-fukushima-radioactivity-detected-off-b-c-1.2313531

 ◆ ソースは「エネニュース」: “BREAKING NEWS – Scientists detect Fukushima radiation on North American shores” — Coastal communities ‘concerned’ — Over 7 Bq/m3 of cesium from dock in Pacific Northwest — Professor: It indicates arrival of other radioactive substances — “Represents potential radiological health risk”
 ⇒ http://enenews.com/top-headline-fukushima-radiation-reached-north-american-shores-7-bqm3-cesium-detected-dock-pacific-northwest-professor-indicator-other-types-radioactive-substances-arrived-represents-potentia

          *

【ステーツマン・ジャーナル】

 ・ Seaborne radiation from Japan's Fukushima nuclear disaster has reached North America.

 Scientists at the Woods Hole Oceanographic Institution detected small amounts of cesium-134 and cesium-137 in a sample of seawater taken in February from a dock on Vancouver Island, British Columbia.

 It's the first time radioactivity from the March 2011 triple meltdown has been identified on West Coast shores.

 Woods Hole chemical oceanographer Ken Buesseler emphasized that the radiation is at very low levels that aren't expected to harm human health or the environment.

          *

【CTV】

 ・ For the first time, scientists have detected small amounts of radioactivity in seawater along the shores of British Columbia that can be traced back to the 2011 Fukushima Nuclear Power Plant disaster. But the levels are so low they are likely of little concern.

 Scientists with the Woods Hole Oceanographic Institution (WHOI) in Massachusetts reported Monday that a water sample collected in mid-February from a dock in Ucluelet, on British Columbia's Vancouver Island, contained trace amounts of cesium-134 and cesium-137 – isotopes that only come from human sources.

 However, the levels detected in the sample were so low that even if someone were to swim for six hours a day, every day of the year in water containing twice as much cesium, the radiation received would still be 1,000 times less than what they would receive from a single dental X-ray.

 University of Victoria oceanographer Jay Cullen, who has been working with the InFORM Network – which stands for Integrated Fukushima Ocean Radionuclide Monitoring – says the Fukushima radiation plume has been heading toward B.C. for some time and is expected to drift back out into the ocean as well.

 "This news wasn't unexpected based on monitoring we had been doing off-shore," he told CTV News Channel Monday.

 "Measurements made off-shore and models predicted that this contamination would arrive on our coast sometime this year."

 Still, researchers say this is the first detectable of radioactivity from Fukushima found in a water sample taken from the U.S. and Canadian West Coast.

Posted by 大沼安史 at 10:12 午前 |

2015-04-06

〔集団的自衛権を行使する――米国の軍用犬になる、とは、こういう戦闘行為を支援・代理することである!〕◆ 2007年7月12日 バグダッド 米軍アパッチ・ヘリの虐殺行為 実写ビデオ(ウィキリークス)/ 「ナイス、グッドな掃射だぜ」! ★ 「イスラム国」などの「テロリスト」は、ブッシュが始めた「対テロ戦争」から生まれた!

 〔★は大沼〕◎ ユーチューブ : Collateral Murder - Wikileaks - Iraq
 【閲覧注意】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=5rXPrfnU3G0#t=1043

          *

 ◎ 関連本ブログ  /〔重要 NEWS〕 バグダッド郊外 米軍アパッチヘリ 住民ら10数人を30ミリ機関砲で掃射・虐殺 内部告発ビデオを「ウィキリークス」が公開 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2010/04/post-42e9.html

 ◎ 同 /〔NEWS〕 「撃ち続けろ、撃ち続けろ、撃ち続けろ、撃ち続けろ」 「ナイス、グッドな掃射だぜ」 米軍ヘリ 機関砲掃射による虐殺 全交信
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2010/04/post-c09f.html

          *

米軍兵士1:あそこに立っている、あの連中、見える?
US SOLDIER 1: See all those people standing down there?

兵士2:ぬかるなよ。やつらが見えるポジションをとれ。
US SOLDIER 2: Stay firm. And open the courtyard.

兵士1:はい、了解。たぶん、20人くらい。ひとかたまりになって。間違いありません。
US SOLDIER 1: Yeah, roger. I just estimate there’s probably about twenty of them. There’s one, yeah.

兵士2:そうか、わかった。
US SOLDIER 2: Oh, yeah.

兵士1:でも、はっきりしない。
US SOLDIER 1: I don’t know if that’s—

兵士3:ヘイ、こちら司令部、「マムシ1-6号」どうぞ。
US SOLDIER 3: Hey Bushmaster element, Copperhead one-six.

兵士2:武器を持っている。
US SOLDIER 2: That’s a weapon.

兵士1:間違いない。「ホテル 2-6号」、「クレージー・ホース 1-8号」
US SOLDIER 1: Yeah. Hotel two-six, Crazy Horse one-eight .

兵士4:「マムシ1-6号」、司令部「ブッシュマスター 6-ロメオ」「了解」
US SOLDIER 4: Copperhead one-six, Bushmaster six-Romeo. Roger.

兵士1:武器を持っている何人かを確認。間違いなし。あいつは武器を持っている。「ホテル 2-6」号、「クレージーホース 1-8号」。武器を持っているのは、5、6人だ。掃射の許可を。
US SOLDIER 1: Have individuals with weapons. Yep, he’s got a weapon, too. Hotel two-six, Crazy Horse one-eight. Have five to six individuals with AK-47s. Request permission to engage .

兵士5:了解。わが陣地の東に展開する友軍なし。戦闘に自由に従事可能。以上。
US SOLDIER 5: Roger that. We have no personnel east of our position. So you are free to engage. Over.

兵士2:了解。戦闘に従事する。
US SOLDIER 2: All right, we’ll be engaging.

兵士1:了解。行くぞ。やるぞ。でも今は、やつらを殺れない。建物の陰に隠れてしまった。
US SOLDIER 1: Roger, go ahead. I’m gonna—I cant get ‘em now, because they’re behind that building.

兵士3:司令部、どうぞ。こちら、「マムシ 1-6」号。
US SOLDIER 3: Hey Bushmaster element, Copperhead one-six.

兵士1:あの男、手榴弾発射装置(RPG)を持っている!
US SOLDIER 1: He’s got an RPG!

兵士2:了解。RPGを持った男を照準にとられた。
US SOLDIER 2: Alright, we got a guy with an RPG.

兵士1:発射します。OKですね。
US SOLDIER 1: I’m gonna fire. OK.

兵士2・いやダメだ。ちょっと待て。様子を見よう。
US SOLDIER 2: No, hold on. Let’s come around.

兵士1:建物の陰。いま見ているすぐそのすぐ後ろの。
US SOLDIER 1: Behind building right now from our point of view.

兵士2」:OKだ。出てくるのを待つぞ。
US SOLDIER 2: OK, we’re going to come around.

兵士1:「ホテル 2-6」号。RPGを持った男を捕捉。発射準備完了。だめた、うまく撃てない(t—yeah を hit—yeahと解釈)。撃っている奴を捕捉。でも建物の陰だ。こん畜生!
US SOLDIER 1: Hotel two-six, I have eyes on individual with RPG, getting ready to fire. We won’t—yeah, we got a guy shooting, and now he’s behind the building. God damn it!

兵士5:違うよ。やつは、照準のすぐ目の前。そう一時の方向。だから、見えないんだ。
US SOLDIER 5: Uh, negative. He was right in front of the Brad, about there, one o’clock. Haven’t seen anything since then.

兵士2:この(ののしりの言葉)。ゲットしたら、撃て。
US SOLDIER 2: Just [expletive]. Once you get on, just open up.

兵士1:撃つさ。
US SOLDIER 1: I am.

兵士4:やつらを視認。4台のハムビ車両に向かっている。そっちにいってるぞ。
US SOLDIER 4: I see your element, got about four Humvees, out along this—

兵士2;見えてるか。
US SOLDIER 2: You’re clear.

兵士1:大丈夫。掃射。
US SOLDIER 1: Alright, firing.

兵士4:撃ち殺したら教えてくれ。
US SOLDIER 4: Let me know when you’ve got them.

兵士2:一斉掃射だ。皆殺しだ。
US SOLDIER 2: Let’s shoot. Light ‘em all up.

兵士1:行くぞ、撃て!
US SOLDIER 1: Come on, fire!

兵士2:撃ち続けろ、撃ち続けろ、撃ち続けろ、撃ち続けろ。
US SOLDIER 2: Keep shootin’. Keep shootin’. Keep shootin’. Keep shootin’.

兵士6:「ホテル」、こちら司令部2-6.こちら司令部2-6。引き揚げるぞ。今!
US SOLDIER 6: Hotel, Bushmaster two-six, Bushmaster two-six, we need to move, time now!

兵士2:了解。8人の敵との戦闘行動に従事。
US SOLDIER 2: Alright, we just engaged all eight individuals.

兵士1:まだ2人いる。掃射を続行。
US SOLDIER 1: We saw two birds. We’re still firing.

兵士2:了解。
US SOLDIER 2: Roger.

兵士1:やったぜ。
US SOLDIER 1: I got ‘em.

兵士3:「6-2」号、こちら「2-6」号。次の任務に移動。
US SOLDIER 3: Two-six, this is two-six, we’re mobile.

兵士2:おっと。ごめん。何が起きているんだ?
US SOLDIER 2: Oops, I’m sorry. What was going on?

兵士1:くそったれたことさ、カイル。
US SOLDIER 1: God damn it, Kyle.

兵士2;ごめん、ハハハ。おれ、撃ったぜ。わからせて、やったぜ。だいたいのところ8人。戦闘で殺したわけさ。RPGにカラシニコフ、持っていた。「ホテル 2-6」号、「クレージホース 1-8」号。
US SOLDIER 2: Sorry, hahaha, I hit ‘em—Roger. Currently engaging approximately eight individuals, KIA, RPGs and AK-47s. Hotel two-six, Crazy Horse one-eight.

兵士1:よく、やったぜ。見よろ、あの野郎どもの死体を!
US SOLDIER 1: Oh, yeah, look at those dead bastards.

兵士2:ナイス、グッドな掃射だぜ。
US SOLDIER 2: Nice. Good shootin’.

兵士1;ありがと。
US SOLDIER 1: Thank you.

兵士2:怪我したのが1人。這って逃げようとしてるぜ。
US SOLDIER 2: One individual appears to be wounded, trying to crawl away.

兵士3:了解。そっちに向かう・
US SOLDIER 3: Roger, we’re going to move down there.

兵士2:了解。撃ち止めだな。
US SOLDIER 2: Roger, we’ll cease fire.

兵士1:そうだな。もう撃たない。おい、あの男、立ち上がっているぞ。
US SOLDIER 1: Yeah, we won’t shoot anymore. He’s getting up.

兵士2:でも、そいつ、武器を持っていない?
US SOLDIER 2: If he has a weapon, though, in his hand?

兵士1:いや、持っていないな。見ていないから。交差点の角に向かって、這っているの、見えるよね。よし、照準に収めた。やつの近くに威嚇射撃したぞ。君らも掃射を加えたようだな。どうなったら見ることにしよう。
US SOLDIER 1: No, I haven’t seen one yet. I see you guys got that guy crawling right now on the curb. Yeah, I got him. I put two rounds near him, and you guys were shooting over there, too, so we’ll see.

兵士3:わかった。了解。
US SOLDIER 3: Yeah, roger that.

兵士4:司令部3-6へ。こちら「ホテル 2-7」。どうぞ。
US SOLDIER 4: Bushmaster three-six Element, this is Hotel two-seven. Over.

兵士3:「ホテル 2-7」、司令部7.どうぞ。
US SOLDIER 3: Hotel Two-Seven, Bushmaster Seven. Go ahead.

兵士4:了解。指揮下にあることを確認したかっただけ。どうぞ。

US SOLDIER 4: Roger. I’m just trying to make sure that you guys have my turf. Over.

兵士3:了解。指揮下にあることを確認。
US SOLDIER 3: Roger, we got your turf.

兵士2:お前さん、何言ってるんだよ。余計なこと言わずに武器を手にしな。
US SOLDIER 2: Come on, buddy. All you gotta do is pick up a weapon.

兵士1:あのバン、どこへ行った?
US SOLDIER 1: Where’s that van at?

兵士2:死体のそばにだ。
US SOLDIER 2: Right down there by the bodies.

兵士1:わかった。
US SOLDIER 1: OK, yeah.

兵士2:司令部、クレージーホース。現場に人が集まっている。たぶん、遺体と武器を回収しに。
US SOLDIER 2: Bushmaster, Crazy Horse. We have individuals going to the scene, looks like possibly picking up bodies and weapons.

兵士1:撃たせてくれ。撃ってもいいか?
US SOLDIER 1: Let me engage. Can I shoot?

兵士2:了解。でも待て。「クレージーホース 1-8」、掃射の許可を求めている。
US SOLDIER 2: Roger. Break. Crazy Horse one-eight, request permission to engage.

兵士3:でも、負傷者を救出してるんだろう?
US SOLDIER 3: Picking up the wounded?

兵士1:そうだけど、おれたち、掃射の許可を求めてるんだ。許可しろよ、撃たせろよ。
US SOLDIER 1: Yeah, we’re trying to get permission to engage. Come on, let us shoot!

兵士2:司令部、こちら「クレージホース 1-8」。
US SOLDIER 2: Bushmaster, Crazy Horse one-eight.

兵士1:やつら、助け出そうとしている。
US SOLDIER 1: They’re taking him.

兵士2:司令部、こちら「クレージホース 1-8」。
US SOLDIER 2: Bushmaster, Crazy Horse one-eight.

兵士4;こちら司令部ー7。続行を許可する。
US SOLDIER 4: This is Bushmaster seven, go ahead.

兵士2:了解。黒のSUV車かボンゴトラックを捕捉。遺体を収容中。掃射の許可を。
US SOLDIER 2: Roger. We have a black SUV—or Bongo truck picking up the bodies. Request permission to engage.

兵士4:司令部ー7、了解。こちら、司令部ー7。了解。戦闘に従事せよ。
US SOLDIER 4: Bushmaster seven, roger. This is Bushmaster seven, roger. Engage.

兵士2:「1-8」、従事します。完了。
US SOLDIER 2: One-eight, engage. Clear.

兵士1:やれ!
US SOLDIER 1: Come on!

兵士2:殲滅、殲滅。
US SOLDIER 2: Clear. Clear.

兵士1:われら、戦闘に従事。
US SOLDIER 1: We’re engaging.

兵士2:掃射しまくり。完了。
US SOLDIER 2: Coming around. Clear.

兵士1:了解。やっているね……。
US SOLDIER 1: Roger. Trying to—

兵士1:完了。
US SOLDIER 2: Clear.

兵士1:聞こえたよ。やつら、見えない。土煙で見えない。
US SOLDIER 1: I hear ‘em—I lost ’em in the dust.

兵士3:いや、見える。
US SOLDIER 3: I got ’em.

兵士2:道路の真ん中にバンが。死体は12人から15人。
US SOLDIER 2: Should have a van in the middle of the road with about twelve to fifteen bodies.

兵士1:そうか、ちゃんと見てくれ。(ヘリの)風防ガラス越しにな、ハハ。
US SOLDIER 1: Oh yeah, look at that. Right through the windshield! Ha ha!

 ⇒ http://www.democracynow.org/2010/4/6/massacre_caught_on_tape_us_military

Posted by 大沼安史 at 06:16 午後 |

〔この国は(言われなくとも)美しい国!〕◆ 福島が生んだ偉人、朝河貫一博士(米エール大学・歴史学教授〔1873~1948〕)は言った! / 「今日のごとく日本人民の反省力を国民的に長ずることを怠り、わずかに少数者の知察と道念とをもって、一国の行路を導くに任するときは、日本の前途は極めて不安心のものといわざるべららず」★ 安倍政権の暴走は亡国へ通じる道だ!

Kwanichi_asakawa

 〔★は大沼〕◎ 朝河貫一著、『日本の禍機』(1909年刊、講談社学術文庫に収録)より。同文庫版、226頁より。

          *

 ★ 朝河貫一氏は、福島・二本松の出身。父親は二本松藩の侍。

 二本松城が落城、二本松少年隊が戦陣に散った戊辰戦争6年後に生を享けた。

 日本の近代史においては、日米戦争を回避しようと、ルーズベルト大統領に働きかけ、天皇あての書簡を送るべく努力し、書簡送達も空しく、太平洋戦争の開戦に至ったことが最も有名だが、わたしたちの時代に関することでは、フクイチ事故・国会事故調の黒川清委員長がその報告書の「はじめに」で、以下のように記したことを忘れてはならない。

          *

 100 年ほど前に、ある警告が福島が生んだ偉人、朝河貫一によってなされていた。

 朝河は、日露戦争に勝利した後の日本国家のありように警鐘を鳴らす書『日本の禍機』を著し、日露戦争以後に「変われなかった」日本が進んで行くであろう道を、正確に予測していた。

「変われなかった」ことで、起きてしまった今回の大事故に、日本は今後どう対応し、どう変わっていくのか。これを、世界は厳しく注視している。

 この経験を私たちは無駄にしてはならない。

 国民の生活を守れなかった政府をはじめ、原子力関係諸機関、社会構造や日本人の「思いこみ(マインドセット)」を抜本的に改革し、この国の信頼を立て直す機会は今しかない。

 この報告書が、日本のこれからの在り方について私たち自身を検証し、変わり始める第一歩となることを期待している。

 ◎ 国会事故調報告書(6頁)
 ⇒ http://naiic.tempdomainname.com/pdf/naiic_honpen.pdf

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 ★ 上記引用の文は、「原発再稼働」に、まさに狂奔する安倍政権の現在のあり様をきびしく批判する言葉でもある。

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 ★ 朝河貫一氏は、敗戦の翌年――死の前年の日記に、こんな「遺詠」ともとれる歌をのこしていた。(評伝、『最後の「日本人」』(阿部善雄著、岩波書店、281頁)

 光満ちわがたまつゐに融(と)くる時 われも世を照らすと星とならむか

          *

 ◎ 朝河貫一氏のウィキは ⇒  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E6%B2%B3%E8%B2%AB%E4%B8%80

Posted by 大沼安史 at 03:20 午後 |

〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ 安倍首相の「東京オリンピック誘致・≪アンダー・コントロール演説≫に関する、参院予算委での「真意」答弁を、≪Fukushima Dairy≫ が英仏訳で、全世界拡散! ★ 首相の国会答弁は、世界を口先のコントロールで言いくるめた「歴史的な証拠」となるものだ!

 〔★は大沼〕◎ ≪フクシマ・ダイアリー≫
 ⇒ http://fukushima-diary.com/2015/03/jp-pm-abe-my-saying-under-control-was-only-to-reassure-the-world-to-let-japan-host-2020-olympics/

 ・ The Prime Minister of Japan, Abe stated he only wanted to “improve the atmosphere” by commenting “contaminated water situation is under control”.

 ・ Le premier ministre japonais, M. Abe; a affirmé qu’il ne voulait que “détendre l’atmosphère” en déclarant que “la situation des eaux extrêmement radioactives était sous contrôle”.

          *

 ◎ 関連 : ◆ 「収束したとは言っていない」と弁明! / 安倍晋三首相、2020年・東京オリンピック招請ブエノスアイレス演説に関する参議院予算委での答弁 ★ 首相の「アンダーコントロール」演説は、汚染水問題が深刻化する中、こんご2020年に向けて、国際社会の厳しい指弾の的になって行くだろう。なんらかのかたちで責任を追及されるかも知れない。
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/04/post-9fbb.html

          *

○ 内閣総理大臣(安倍晋三君) ……ただ、我々は決して収束したとは言っていないわけでございますが、ただ、まだ汚染水の様々な報道がある中において、報道でコントロールできていないのではないかという方々もおられたんだろうと、こう思うわけでございますが、要は、英語のプレゼンテーションに中において、大切なことは、あのときは、まさに日本はちゃんと対応できていないのではないか、事態も全く掌握できていないではないかという中において、そういう国にはオリンンピックを任せることはできないねという雰囲気があったのは事実であります。それをいかに私は、日本の総理大臣としてその雰囲気を払拭することができるかどうかが私のスピーチのポイントでございましたから、そのところにおいて、わたしは責任者としてそれはしっかりと事実を掌握して対応していますよという意味においてコントロールしていますよということを申し上げたところでございます。

          * 

 〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』   

 ◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html

Posted by 大沼安史 at 10:17 午前 |

〔パトリック・コバーン記者 中東レポート〕◆ 「イスラム国」支配下のティクリットを、「イラク政府」側が奪還するも、米軍の空爆支援下ではゲリラ戦術に転じて正面戦を回避する「イスラム国」側の撤退戦術か? / 「イラク政府」側の侵攻、イラン軍将校らの指揮下に行なわれた疑い! 

 ★ イラン軍が、シーア派つながりで、どうやら「イラク政府」の直接支援に乗り出しているらしい! 

 サウジなどスンニ派アラブの反発は必至だ! 

 ティクリットはバグダッドの北、イラン国境から、そう遠くない位置にある。

 「イスラム国」軍はこんご、首都・バグダッドに対し、西方――ファルージャ側から襲うのではないだろうか?

          *

 【新刊案内】◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

          *

          *

 〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント: War with Isis: Iraq declares victory in the battle for Tikrit - but militants make make ominous advances in neighbouring Syria's capital

 (1日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/war-with-isis-iraq-declares-victory-in-the-battle-for-tikrit--but-militants-make-make-ominous-advances-in-neighbouring-syrias-capital-10150360.html?origin=internalSearch

          *

 
 ・ Isis appears to have decided that it would not fight to the end in Tikrit, where its forces would have to engage in a slogging match against greatly superior numbers backed by artillery. The jihadist group is at its most effective when its forces act as guerrillas rather than as a regular army defending or attacking fixed positions.

Over the winter it suffered its first serious defeat when it failed to take the Syrian-Kurdish town of Kobani in a siege of 134 days during which it suffered heavy losses from some 700 US air strikes. Over the last week, the US has started to use its air power in Tikrit, though Shia militias said they would not fight in the city if there were American air attacks.

 ・ For all the official euphoria, the slow pace of the assault on Tikrit, a small Sunni Arab city that once had a population of 200,000, is not a good omen for further advances. The attack began on 2 March with some 20,000 Shia militiamen encircling the city with only 3,000 government soldiers, some special forces and 1,000 Sunni tribal fighters. The operation appears to have been under the control of Iranian officers and the Iraqi government was only told about it at the last moment.

Posted by 大沼安史 at 10:04 午前 1.いんさいど世界 |

〔沖縄 命は宝(ヌチドゥ タカラ)〕◆ ≪米カウンターパンチ誌≫米国の歴史家、チャルマーズ・ジョンソンさんは書いた! / 沖縄で1988年から1995年までの7年間、「性暴力」で米軍の軍事法廷にかけたれた米兵は169人! もちろん氷山の一角! ★ 「ヘノコ」でこの時間も「粛々」と続けられているのは、米国のジャパン・ハンドラー(調教師)に服従した安倍政権による「集団自衛権レイプ」である!

Printmag
 ★ 今から20年前、3人の米兵が沖縄の12歳の少女を拉致し、集団レイプしたとき、8万5000人もの大規模抗議デモが起きた。

 そのとき、米軍のトップは、「(3人の米兵が借りた)レンタカー代で、女の子をひとり、買えたはずなのに」と言って、沖縄の怒りを増幅させたという。

 安倍政権の「上から目線/粛々」は、この米軍トップの目線・物言いと同じである。

 いのちの尊厳を、ひめゆりたちのいのちの春を、辺野古の春の海を蹂躙してはならない! 

 フクシマを、NHKを、本土マスコミを、アンダーコントロール化において、傲慢な態度をとり続ける安倍政権に、引導をわたすべき時が来た!

          *

◎ 関連 

 ◆ 琉球新報 : 「キャラウェイと重なる」 知事、弁務官例え批判 菅官房長官と初会談 
 ⇒ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241467-storytopic-53.html

 ・ 翁長氏は「『粛々』という言葉を何度も使う官房長官の姿が、米軍軍政下に『沖縄の自治は神話だ』と言った最高権力者キャラウェイ高等弁務官の姿と重なる。県民の怒りは増幅し、辺野古の新基地は絶対に建設することはできない」と強く批判した。

 ・ 日米安保体制の重要性は認識しているとした上で「基地建設のために土地を強制接収され、県民は大変な苦しみを今日まで与えられてきた。そして普天間飛行場は世界一危険になったから『危険性除去のために沖縄が負担しろ』と言う。(反対すると)『日本の安全保障はどう考えているんだ』と言う。こんな話が出ること自体、日本の政治の堕落ではないか」と批判した。
 さらに「(辺野古新基地)建設途中で頓挫することで起こり得る事態は全て政府の責任だ。辺野古(移設)ができなければ、官房長官もラムズフェルド元国防長官も世界一危険だと言う普天間飛行場が固定化されるのか聞かせてもらいたい」と突き付けた。

          *

 ◆ 沖縄タイムス・社説 : [翁長・菅初会談] 菅流 上から目線にノー / 翁長氏は普段より強い調子で沖縄の民意を代弁した。
 ⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=110476

          ◆

 〔★は大沼〕◎ 米カウンターパンチ誌 : Sexual Violence is a Trademark of Imperialism(「性暴力は帝国主義のトレードマーク」) by BRIAN PLATT
  ⇒ http://www.counterpunch.org/2015/04/03/sexual-violence-is-a-trademark-of-imperialism/

          *

 ・  Twenty years ago 85,000 Okinawans took to the street in protest after two American marines and a sailor kidnapped and raped a 12 year old Okinawan girl “just for fun” according to one of perpetrators. Admiral Richard C. Macke, commander of US forces in the Pacific, heaped insult onto injury when he responded to questions about the rape, “I think that [the rape] was absolutely stupid. For the price they paid to rent the car, they could have had a girl,” meaning a prostitute from one of the many brothels set up for the use of American servicemen.

 Indeed the life of Okinawans is considered cheap by their American occupiers. As historian Chalmers Johnson notes, between 1988 and 1995 169 soldiers in Okinawa were court-martialed for sexual assault. This rate was twice the rate of the general population in the United States. A startling fact consider the great lengths the military goes to cover-up rape at its overseas bases and the immense social pressure in places like Okinawa on women not to report. In fact the 169 number must be a vast underestimation of the actual level of victimization. (Blowback)

Posted by 大沼安史 at 09:06 午前 |

〔ニューヨーク・タイムズの東京支局長、マーティン・ファクラーさん〕◆ 「問題はそれに疑問も挟まず、従って何の質問もせず、説明も求めないメディアの方です」 / 「一部の自民党の政治家や官僚とジャパンハンドラーとの付き合いしかないのです。……そういう人が同盟関係を管理している。だから、辺野古しかないという結論になってしまう。もっと幅広い人脈と付き合っていれば、さまざまな意見、選択肢が出てくるはずです」

 ◎ 日刊ゲンダイ : NYタイムズ東京支局長指摘 「大新聞は国民を見下している」
(3月16日付け) ⇒ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158019/2

 ・ 私は何も新聞に反安倍のキャンペーンをやれと言っているわけではないんです。安倍政権はこういうことをやろうとしているけれども、そこにはこういう問題点や危険性がある。こういう別の意見もある。せめてさまざまな立場の見方を紹介して、幅広い議論を喚起することが必要なんじゃないですか。

 ・(後藤さんらの事件)私は中東で調査をしたわけではありませんが、東京から見ている限り、安倍政権はあらゆるルートを駆使したわけではないでしょう。最初からあきらめていたように見えます。身代金の支払いにしても早い段階から拒否しているし、この事件を政治的に利用し、テロに屈しないと宣言して米英の一員であることを国内外にアピールするのが狙いだったように感じました。

 ・ 9・11の直後、米国では国を守るためには団結しなければダメだという危機感がメディアの批判精神を鈍らせました。これは大きな失敗でした。あの時こそ、メディアは冷静になって、きちんとブッシュ政権に問うべきだったんです。本当にイラクに大量破壊兵器はあるのか。本当に、この戦争をしなければいけないのか。しかし、それをやらなかった。それと同じ失敗を日本のメディアは犯そうとしていますね。いま、日本の国家はどういう危機に直面しているのでしょうか? 台頭する中国への不安や懸念ですか? イスラム国の脅威ですか? そんな小さなことでジャーナリズムが批判精神を失うのでしょうか。

 ・ 私は列強の仲間入りをしたいという安倍首相が悪いとは言いません。彼は素直に自分のやりたいことをやっている。それは就任前の言動から容易に推測できたことです。問題はそれに疑問も挟まず、従って何の質問もせず、説明も求めないメディアの方です。だから、安倍首相が積極的平和主義を唱えれば、多くの国民が何の疑問も持たずに“そんなもんか”と思ってしまう。ここが危険なところです。

 ・ ジャパンハンドラーの人々は非常に保守的で、オバマ政権にも入っていないし、決して米国の意見を代表しているわけではありません。それなのに、自民党の政治家や外務省の官僚はジャパンハンドラ―に頼ってしまう。

 ・ 鳩山政権の時に脱官僚を唱えた瞬間、日米関係がぶっ壊れたでしょ? あんなにすぐ壊れるものかと驚きました。このことは日米のパイプがいかに細いかの裏返しです。一部の自民党の政治家や官僚とジャパンハンドラーとの付き合いしかないのです。日米関係に関わっている人は非常に少数で、そういう人が同盟関係を管理している。だから、普天間基地の移転問題にしても辺野古しかないという結論になってしまう。もっと幅広い人脈と付き合っていれば、さまざまな意見、選択肢が出てくるはずです。

Posted by 大沼安史 at 08:21 午前 |

2015-04-05

〔フクシマの詩〕◆ たかが電気のために/たかが湯わかし器のために/僕らはなん言うことをしでかし/まだ処理する手だてのない核廃棄物の山を/まだ見ぬ子孫に押し付けて/この世を去ると言うのか ◆ 増尾由太郎さん、『誰も喜ばない詩をかく』(「市民の意見」4月1日号)より 

〔★は大沼〕◎ 「市民の意見」は「市民の意見30の会・東京」の機関紙です
 ⇒ http://www1.jca.apc.org/iken30/new/new_iken30/iken30_main.html

          *

 ★ 増尾さんは上掲の詩のなかで、こうも書いている。

          *

 三・一一の「ウソ」の上に/次から次へと/「ウソ」を重ねていく社会/一見ソフトに装われたファシズムの衣におおわれて/しつけの良い日本人が亡びに至るす/ユデガエルの道をつきすすむ

 この国の民主主義は/ムサシが票を数える民主主義だよ/もう「問答無用」の民主主義なんだよ……

          *

 ★ わたしたちは「フクイチ核惨事」の時代に生まれ合わせた者として、希望の道筋をつけてからでないと、この世にオサラバしてはならない!

Posted by 大沼安史 at 12:07 午後 |

〔パトリック・コバーン記者 中東レポート〕◆ 「イスラム国」軍、シリアの首都、ダマスカス近郊に侵攻! 首都中心部から16キロしか離れていない、「ヌスラ戦線」占拠地区のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの一角に進出 / サウジアラビア、「ヌスラ戦線」を支援し、その一方で、イエメンに進出――若きサルマン王子(国防相)の指導下、アラビア半島での「絶対覇権」確立を意図! ★ 中東に大動乱の兆し!

 ★ 「イスラム国」と「ヌスラ戦線」は、喧嘩仲間のようなライバル関係にある。

 「イスラム国」は、「ヌスラ戦線」との「内々戦」に勝っている。

 コバーン記者によると、シリアのヌスラ戦線へ供与された武器は、「イスラム国」聖戦士の手に渡り、イラクで使われる、というパターンが出来上がっているという。

 「核開発合意」による米国とイランの接近は、サウジを怒らせ、イランと同盟するイラク、およびシリアの政権の権力基盤を弱体化するため、手段を択んではいられない状況を生みだした。

 これはコバーン記者が言っていることではないが(下記の記事では言っていないが、下に紹介した新著では、可能性を明言している!)、「イスラム国」軍はバグダッドへの進撃を近々、開始するかも知れない。

 サウジはこのところ「イスラム国」と距離を置きつつあったが、「イラン核協議合意」によるイラン・米国間の最接近に対抗し、「イスラム国」に対する(間接的な)支援を強化するかも知れない。

          *

 【新刊案内】◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

1504n

 ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

          *

〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント: 
A young prince may cost Syria and Yemen dear /World View: As the US and Iran reach accord, Saudi Arabia endangers the status quo in the Middle East
 (5日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/voices/a-young-prince-may-cost-syria-and-yemen-dear-10156167.html?origin=internalSearch

          *

 ・ Meanwhile, Isis fighters have for the first time entered Damascus in strength, taking over part the Yarmouk Palestinian camp, only ten miles from the heart of the Syrian capital

 ・ A popular war would help unite Saudi liberals and Islamists behind a national banner while dissidents could be pilloried as traitors. Victory in Yemen would compensate for the frustration of Saudi policy in Iraq and Syria where the Saudis have been outmanoeuvred by Iran. In addition, it would be a defiant gesture towards a US administration that they see as too accommodating towards Iran.

 ・ Yemen is not the only country in which Saudi Arabia is taking a more vigorous role. Last week, President Bashar al-Assad of Syria suffered several defeats, the most important being the fall of the provincial capital Idlib, in northern Syria, to Jabhat al-Nusra which fought alongside two other hardline al-Qaeda-type movements, Ahrar al-Sham and Jund al-Aqsa. Al-Nusra’s leader, Abu Mohammed al-Golani, immediately announced the instruction of Shia law in the city. Sent to Syria in 2011 by Isis leader Abu Bakr al-Baghdadi to create al-Nusra, he split from Baghdadi when he tried to reabsorb al-Nusra in 2013. Ideologically, the two groups differ little and the US has launched air strikes against  al-Nusra, though Turkey still treats it as if it represented moderates.

The Syrian government last week accused Turkey of helping thousands of jihadi fighters to reach Idlib and of jamming Syrian army telecommunications, which helped to undermine the defences of the city. The prominent Saudi role in the fall of Idlib was publicised by Jamal Khashoggi, a Saudi journalist and adviser to the government, in an interview in The New York Times. He said that Saudi Arabia and Turkey had backed Jabhat al-Nusra and the other jihadis in capturing Idlib, adding that “co-ordination between Turkish and Saudi intelligence has never been as good as now”. Surprisingly, this open admission that Saudi Arabia is backing jihadi groups condemned as terrorists by the US attracted little attention.

 

Posted by 大沼安史 at 10:45 午前 |

〔フクシマはいのち〕◆ 「福島の女たち」が県知事に要望書 / 福島県内20ヵ所・24基の「仮設焼却炉」は、生活圏へ放射能をまきちらす「ミニ原発」! 二次汚染を許すな! ★ 10項目を要求! これは「フクシマの十戒」ではないか!

〔新刊案内〕 『世界が見た福島原発災害 4―アウト・オブ・コントロール』 

 ◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html

〔★は大沼〕◎ ⇒ http://onna100nin.seesaa.net/

 ・ 国の管轄である8,000ベクレル以上の指定廃棄物の処分にも行き詰まり、国・環境省は減容化のためと称して市町村単位に仮設焼却炉建設をもくろみ、地元住民への説明も了解も不十分なまま事を進めようとしています。福島県内には20カ所24基の建設が何千億円という巨額予算で計画され、建設が急ピッチで進んでいます。鮫川村、二本松などの住民との軋轢があちこちで起きています。焼却処分による排ガスには放射能物質が含まれ、それを吸い込むと内部被曝の恐れのあるものです。気化から吸収されるのは食物としてとるよりも危険と言われており、先進国では禁止されています。チェルノブイリでも行われませんでした。国・環境省はバグフィルターで99.9%除去できると豪語していますが実証データはなく、鮫川村の実証炉結果からもせいぜい60~70%だろうと推測されています。これはまさに生活圏内に建てられる“ミニ原発”建設と同じようなものであり、放射能による二次汚染とも言えます。放射能に影響されやすい子どもたちの健康にとって新たな大気汚染と言っても過言ではないでしょう。

          *

 ★ 「福島の女たち」のみなさんは、上記ブログで公開された「要望書」にあるように、10項目の要求を、県知事に対し、行なった。

 たとえば、

          *

 4.生活圏の一層の環境破壊につながるゴミ焼却炉建設計画は取りやめること。

 6.県民の健康調査のデーターを県民のために活かし、県民の健康被害払拭に努め、生涯医療保障を行うこと。放射能の影響を受けやすい子どもの健康を守るためにまずは「保養体制」を確立すること。「健康手帳」(仮称)の配布や簡便で正確な食料品放射能測定機を開発し、各戸に配布すること。

          *

 どれも、まっとうな、あたりまえの要求である。

 内堀知事は、これを知事としての戒めとすべし!

Posted by 大沼安史 at 10:01 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 福島県警が夜間、構内で、防護服の作業員を職質! / 「夜勤の時、福島第一の敷地内を防護服を着て歩いていたら、福島県警の車に乗った警察官に呼び止められた」★ フクイチは「核テロ」のかっこうのターゲットだ! 警察官(拳銃で武装)が警備するのは当然だが、警察官たちの放射線防護は大丈夫か?

 〔★は大沼〕◎ 東京新聞:【ふくしま作業員日誌】 36歳男性 原発敷地内で職務質問
 (3月16日付け) ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/fukushima_diary/list/CK2015031602000128.html 

 ・ 「すみませんね。一応、夜だから身分証出してください」。身分証を見せると「遅くまでご苦労さまです」と言われた。腰の低い丁寧な感じだった。うわさでは聞いていたけど、本当に職質されるとは。

 夜は危ないから徒歩は禁止、移動は車でというルールがある。作業員の中には「警察官が来たら、面倒だから隠れろ」なんて言う人もいる。でも隠れたら余計に怪しい。

 ・ 
 夜勤は拘束時間が長い。作業が終わっても、東電のバスが出る午前四時まで待たなくてはならない。仮眠を取る場所がないので休憩所や廊下で寝る。敷地内は、被ばくを抑えるため十時間を超えては滞在できないので、寝過ごさないようにしないと。

 シャワーも使えず、トイレに「洗髪禁止」の張り紙があるが洗いたくなる気持ちは分かる。夜勤手当は高いので、会社がけちって準夜勤にされたりしてシフトがコロコロ変わり、体がきつい。

Posted by 大沼安史 at 09:50 午前 |

〔沖縄の美ら海を守れ〕◆ 仏紙ルモンドが「辺野古」ルポ報道 :「日本で続く、沖縄の孤独な戦い(Au Japon, le combat solitaire d’Okinawa)」/ シマブクロ・フミコさんは勇敢な人だ。「わたしの体は米軍の火炎放射に焼かれた。先祖の土地はかけらも渡さない」――85歳の高齢にもかかわらず、全ての抗議行動に参加し、負傷もしている。/ 東京の冷淡さは島民らの「沖縄独立」を求める声を強めている! 

 ◎ ルモンド: Au Japon, le combat solitaire d’Okinawa (Par Philippe Pons (Baie d'Oura, envoyé spécial)
 (3月25日付け)⇒ http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2015/03/25/int-au-japon-le-combat-solitaire-d-okinawa_4600787_3216.html

 ・ « Je porte sur mon corps les cicatrices des brûlures des lance-flammes américains et je refuse de céder la terre de mes ancêtres », martèle Fumiko Shimabukuro. Vaillante en dépit de 85 ans, présente à toutes les manifestations, elle a récemment été légèrement blessée.

 ・ L’indifférence de Tokyo renforce en tout cas une revendication identitaire dont s’est fait écho le gouverneur lors sa campagne électorale (« Non aux idéologies. Oui, à l’identité d’Okinawa ») et alimente une demande croissante d’autonomie de la part des habitants.

          *

 ◎ 内田樹さんがブログでルモンド記事の全文を日本語訳!
   「内田樹の研究室」⇒ http://blog.tatsuru.com/2015/04/03_1842.php

Posted by 大沼安史 at 09:39 午前 |

〔フクイチの悪魔は、70年前の≪トリニティー≫で生まれた!〕◆ 「世界初の核実験が行なわれた、米ニューメキシコのアラモゴード実験地跡を公開 / 「風下被曝」に苦しむトゥラロサ盆地住民(ヒスパニック、先住民族ら)のひとり、父親を癌でなくしたティナさんは、「トリニティー」で、地元の人間がいまなお影響を受けていることを知ってほしいと言った。

 〔★は大沼〕◎ (ブログ「東京江戸川放射線」): 70年たっても高線量、米の核爆発の爆心地 世界初の核実験場跡公開(4/4 共同通信)
 ⇒ http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-5132.html

 ・ 米ニューメキシコ州アラモゴード近郊の「トリニティ・サイト」で世界初の核実験が行われてから7月で70年になるのを前に、実験場跡が3日、メディアに公開された。爆心地では今も高い放射線量を観測。実験に携わった技術者は、取り返しのつかないことになったと人類史上かつてない爆発の威力を振り返った。

 ◎ AP通信 : Trinity Test site opening to face protest from residents
 4月1日付け ⇒ http://www.bigstory.ap.org/article/659c092727844e50805961fd3951da88/trinity-test-site-opening-face-protest-residents

 ・ But as the 70th anniversary of test approaches, residents are pressing for acknowledgement and compensation. They say the test caused long-term health problems, including rare forms of cancer, for many Hispanic, white and Native American ranching families living in the area at the time.

"The history of the bomb is always told through the eyes of scientists and industry," said Tina Cordova, co-founder of the Tularosa Basin Downwinders. "We've been left out of the narrative."

 ・ Cordova she has no problem with the country wanting to remember the legacy of the bomb. "But it's frustrating that we have money for parks and not for the people affected by the bomb," she said.

She wants the federal government to compensate New Mexico families hurt by the test. But more importantly, she wants people to stop and think about the Americans directly exposed to the atomic blast and how it's affected them for generations.

"We know the people visiting the site aren't in control of anything," Cordova said. "But maybe they'll see us, and think, we should do something for them."

          *

 ★ 1945年7月16日の「最初の核爆発実験」に付けられた暗号名、「トリニティー」は、キリスト教の「三位一体(トリニティー)」から来ている。

 わたしは、このプルトニウム爆弾の爆発実験で、「御父・御霊・御子」もまた、まるごと、爆砕されたと思っている。

Posted by 大沼安史 at 09:07 午前 |

2015-04-04

〔フクシマ・グローバル核惨事〕◆ 「万本桜プロジェクト」が進むいわき市平中神谷をデンマーク人の一行が訪ねた。参加したジャーナリストのシモンさんは、こう書いた。/ 「子どもの絵でたくさんの桜をみることができました。私には、2歳と5歳の娘がいます。自分の娘が同じような悲劇にあって、このような絵を描いていたら…と重ねると悲しくなりましたが、福島の子どもたちが明るい未来を描いていたことにとても感動しました」

 ◎「いわき万本桜だより」(2014年12月20日付け)
  ⇒ http://www.siga.co.jp/sakuranetpdf/2014-NO19.pdf

 ◎ いわき万本桜プロジェクト / 春、桜の花が満開に咲いているのを見て、20年後、30年後の未来の子供達に、山一面の桜を見てもらえるようにしようと思いたちました。万が一いわきに住めなくなった時でさえ、いわきの土地を愛していた人達の気持ちが伝わるくらい、沢山の桜の木を植えたいと思っています。
 ⇒ http://www.siga.co.jp/iwakicherry/cherryindex.html

          *

 ★ 米国のネット・メディアのPRIも「万本桜プロジェクト」を報道 : The 99,000 cherry trees Japan planted to salve the sorrow of a tsunami
 2日付け ⇒ http://www.pri.org/stories/2015-04-02/99000-cherry-trees-japan-planted-salve-sorrow-tsunami

Posted by 大沼安史 at 11:37 午前 |

〔パトリック・コバーンさんの「イスラム国」報道〕◆ バグダッド西方40マイルのファルージャを制圧 1年以上が経過 / モスクをアフガニスタンやアラブ諸国から来た聖職者が占拠 7世紀の厳格なイスラム支配に回帰 ★ ファルージャは米海兵隊が侵攻・占拠した、バグダッドの門前都市。「イスラム国」軍は、バグダッドのすぐ目と鼻の先まで迫っている!

Isis_area_of_control
[← ◎ 英紙インディペンデントより]

 〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : Life under Isis: The everyday reality of living in the Islamic 'Caliphate' with its 7th Century laws, very modern methods and merciless violence
 (3月15日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/life-under-isis-the-everyday-reality-of-living-in-the-islamic-caliphate-with-its-7th-century-laws-very-modern-methods-and-merciless-violence-10109655.html
          *

 ◎ パトリック・コバーンさんの新著、『イスラム国の反乱』は、⇒ こちら
          *

 ◆ コバーンさんのレポートのファルージャに関する部分

   A crucial success came when Isis-led forces seized the city of Fallujah, 40 miles west of Baghdad, on 3 January 2014 and the Iraqi army failed to win it back. This was the first time that Isis had ruled a large population centre and it is important to understand how it behaved and how and why this behaviour became more extreme as Isis consolidated its authority. The stories of two men, Abbas (generally known as Abu Mohammed) and Omar Abu Ali, who come from the militant Sunni strongholds of Fallujah and the nearby town of al-Karmah, explain graphically what happened during those first crucial months when Isis was in power.

  Abbas is a 53-year-old Sunni farmer from Fallujah. He recalls the joyous day when Isis first entered the city: “At the beginning… we were so happy and called it ‘the Islamic Conquest’. Most of the people were offering them feasts and warmly welcoming their chief fighters.”

  A gunman makes a radio call in rebel-held Fallujah, just west of Baghdad in Iraq. A gunman makes a radio call in rebel-held Fallujah, just west of Baghdad in Iraq. 
Isis told people in Fallujah that it had come to set up an Islamic state, and at first this was not too onerous. A Sharia Board of Authority was established to resolve local problems. Abbas says that “everything was going well until Isis also took Mosul. Then restrictions on our people increased. At the mosques, local imams started to be replaced by people from other Arab states or Afghanistan. During the first six months of Isis rule, the movement had encouraged people to go to the mosque, but after the capture of Mosul it became obligatory and anybody who violated the rule received 40 lashes.” A committee of community leaders protested to Isis and received an interesting reply: “The answer was that, even at the time of the Prophet Mohamed, laws were not strict at the beginning and alcoholic drinks were allowed in the first three years of Islamic rule.” Only after Islamic rule had become strongly entrenched were stricter rules enforced. So it had been in the 7th century and so it would be 1,400 years later in Fallujah.

Posted by 大沼安史 at 10:48 午前 1.いんさいど世界 |

〔イラク核協議合意〕◆ イラン、中東のアメリカの警察官に? 「それはありうることだ」 ―― 英紙インディペンデントの中東専門家、ロバート・フィスクさんが解説記事 / 「米国、サウジアラビアとの関係見直しも」  ★ スンニ・シーア派対立激化 「イスラム国」軍、バグダッド進攻の可能性も! 

 ★(〔★は大沼〕) フィスク(ベイルート駐在)さんは、インディペント紙が誇る、中東報道の2枚看板のひとりである(もうひとりは、バグダッド駐在のパトリック・コバーンさんだ)。

 そのフィスク記者が、こんごの中東情勢を占う、大胆な観測記事を書いた。

 イランが、シャー時代(パーレビ王政)のように、中東における米国の同盟国(ポリスマン)の立場に戻るかもしれない、と。

 フィスクさんによれば、これが今回の「枠組み合意」で、サウジが怒っている(最大の)理由だという。

 しかし、フィスクさんの観測で、なによりも驚かされるのは、米国がサウジとの関係を見直すかもしれないと指摘している点だ。

 これは、フィスクさんの同僚のパトリック・コバーンさんが、新著の『イスラム国の反乱』でも詳しく述べていたことだが、サウジアラビアの国教である、イスラムのワッハービズム(スンニ派に位置づけられる。イランはシーア派)は、「イスラム国(IS)」などイラク・シリア内で暴れ回っている聖戦士集団と同じか、それに近いものである。

 アルカイダのビンラディンも、9・11のハイジャック・テロリストの多くも(19人中15人)もサウジの出身。

 「イスラム国」など聖戦士集団にしても、サウジなど湾岸諸国(スンニ王政)からの資金援助で、軍事的勝利を収めているのが実態だ。

 こんご、米国がイランにさらに接近することがあれば、サウジが反発を強めることは必至。

 サウジなどの支援を受けた「イスラム国」が、イラクのシーア派政権の首都・バグダッドへ侵攻する可能性もまた高まったと言わざるを得ない。

 中東のシーア派対スンニ派の対立は、こんごさらにいっそう激化することになるだろう。

          *

 〔★は大沼〕◎ Iran nuclear deal: A powerful Tehran turned into America’s policeman in the Gulf? It could happen / This week’s Lausanne deal could trigger a political earthquake
⇒ http://www.independent.co.uk/voices/commentators/fisk/iran-nuclear-deal-a-powerful-tehran-turned-into-americas-policeman-in-the-gulf-it-could-happen-10154920.html

 ・ ……the framework could one day return the 36-year-old Islamic Republic to the status of a regional superpower which last existed under the Shah.

 Which is why the Saudis are so angry. For Iran as America’s new best friend may seriously damage Saudi Arabia’s privileged alliance with the United States.

 ・ …… Iran could, over time, become America’s “policeman in the Gulf” as it was under the Shah’s reign.

 ・ And who would be surprised if the US begins to re-examine its relationship with the Wahhabi Saudis who gave the world Osama bin Laden and 15 of the 19 hijackers of 9/11? Their state religion is the same as that of the Taliban and, alas, of the more gruesome rebels in Iraq and Syria. Saudi Arabia as a state will do its best to pose, as usual, as the symbol of the local “anti-terrorist” struggle. But the times they are a-changing, albeit slowly.

Posted by 大沼安史 at 10:23 午前 1.いんさいど世界 |

〔フクイチ・グローバル核惨事・史料〕◆ 「収束したとは言っていない」と弁明! / 安倍晋三首相、2020年・東京オリンピック招請ブエノスアイレス演説に関する参議院予算委での答弁 ★ 首相の「アンダーコントロール」演説は、汚染水問題が深刻化する中、こんご2020年に向けて、国際社会の厳しい指弾の的になって行くだろう。なんらかのかたちで責任を追及されるかも知れない。

 〔★は大沼〕◎ 参議院議事録(二八〔頁〕を参照): 2014年3月3日 参院予算委員会議事録
    ⇒ http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/186/0014/18603030014005.pdf

          *
 

○ 内閣総理大臣(安倍晋三君)……ただ、我々は決して収束したとは言っていないわけでございますが、ただ、まだ汚染水の様々な報道がある中において、報道でコントロールできていないのではないかという方々もおられたんだろうと、こう思うわけでございますが、要は、英語のプレゼンテーションに中において、大切なことは、あのときは、まさに日本はちゃんと対応できていないのではないか、事態も全く掌握できていないではないかという中において、そういう国にはオリンンピックを任せることはできないねという雰囲気があったのは事実であります。それをいかに私は、日本の総理大臣としてその雰囲気を払拭することができるかどうかが私のスピーチのポイントでございましたから、そのところにおいて、わたしは責任者としてそれはしっかりと事実を掌握して対応していますよという意味においてコントロールしていますよということを申し上げたところでございます

          *

 ★ 議事録を読んで、あらためて驚いた。

  安倍首相はなんと、「我々は決して収束したとは言っていない」と言っていたのだ!

  「収束した」を英語に訳すなら、「アンダーコントロール」のひとつの訳し方である。

  しかし、安倍首相はあのIOC総会スピーチで、「アンダーコントロール」していると言い切った。

  これは「収束しました」と言ったも同然ではないかしら?

  安倍首相はさらに、「アンダーコントロール」の「意味」を、「責任者としてそれはしっかりと事実を掌握して対応」していることだとも明言している。

  「事実を掌握して対応」することは、「アンダーコントロール」とは、まったく違う!

  現在、「事実を掌握して対応」していますということとは、アンダーコントロールしていないからこそ、そうしているわけだ。

  「フクイチ・アンダーコントロール」とは、放射能汚染水問題を解決し、いまだ行方不明の溶融核燃料を回収してからでないと、言えないことである。

Posted by 大沼安史 at 08:56 午前 |

2015-04-03

〔イラン核協議〕◆ P5+1(米英露中仏+核武装していないドイツ)が、イランと枠組み合意/ ウラン濃縮分離機3分の2以上を停止し、プルトニウム生産可能原子炉を解体/ ★ ドイツが交渉に参加できたのに、唯一の被爆国である日本はなぜカヤの外に置かれたか? 安倍政権の「核武装」への意欲(?)が、交渉の障害になると見られたのではないか!

Iran_deal

 ★ 日本外交の影もなく!

 (左端は中国代表)

 被曝70年の節目の年に、なんの役割も果たせない、安部政権の無力ぶりを象徴する合意記念の「歴史的」写真では、ある!

 〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ/ 'We Agree': Iran and P5+1 Announce Consensus on Nuclear Framework
 ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/04/02/we-agree-iran-and-p51-announce-consensus-nuclear-framework

 ◎ ロイター(日本語)/ イラン核協議で枠組み合意、ウラン濃縮制限など盛り込む
  ⇒ http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0MT23D20150402

 ◎ 毎日新聞 / イラン核協議:枠組み合意 イスラエルは強く反発
  ⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150403k0000e030237000c.html

          *

★ P5+1のPとはパワー(国家<権力>の頭文字である。

  日本は、イラク核協議で外されていた!

  安倍首相はお友達のネタニヤフと、こんご、どんな提携策を探ることだろう?

Posted by 大沼安史 at 05:32 午後 |

〔イスラム国の反乱〕◆ 山崎拓さん(元自民党副総裁)は言った。/ <イラク戦争という力の裁きの結果、「イスラム国(IS)」という鬼子が生まれたとも言えます。私はいま、当時の判断に対する歴史の審判を受けているようにも思える。ISの製造者責任は米国であり、間接責任は小泉首相にも、私にもあると言えるからです> 

1504n
 ★ 「イスラム国」は、イラク戦争の鬼子である、という山崎拓さんの認識!

 これは、わたしが訳した、英インディペンデント紙の中東特派員、パトリック・コバーンさんの『イスラム国の反乱』 と共通する認識である。

 サダムが「大量破壊兵器を持っている」と、ブッシュ政権にまんまとだまされ、自衛隊をイラクに派遣した日本。

 安倍政権の「集団自衛権」行使によって、日本の参戦リスクは桁違いなものになって行くだろう。

 「イスラム国」はイラク戦争の落とし子であり、排除され、追われた「スンニ派イスラム」の怒りをよりどころにしていることを忘れてはならない。

 ◎ 関連・参考 :朝日新聞デジタル / 「イスラム国」侵攻、シリア政権衝撃 首都5キロに迫る
  ⇒ http://www.asahi.com/articles/DA3S11685319.htm 

          *  

          *

 
 〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : 軍事力での貢献、行き過ぎ 山崎拓さん(元自民党副総裁)
 
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH3W535TH3WUPQJ006.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH3W535TH3WUPQJ006

  
 ・ イラク戦争とは何だったのか。それを考えると、自衛隊の派遣は行き過ぎだったと思います。

 自民党幹事長をしていた2003年2月、米国のパウエル国務長官が来日し、公明党の冬柴鉄三、保守新党の二階俊博(現自民党総務会長)両幹事長とともに米大使公邸で説得を受けました。パウエル氏は「イラクには大量破壊兵器がある。フセイン大統領に使われると甚大な被害が発生する恐れがある」と説明し、「日本も同調するよう小泉純一郎首相を説得してくれ」と要請されました。

 私たちはその主張をうのみにし、小泉首相に「ゴーサインを出すべきだ」と進言した。小泉首相はブッシュ大統領に「イラク戦争を支持する」と伝えました。

 結果論から言えば、大量破壊兵器があると信じたのは間違いでした。米国追随主義の典型です。米国の圧力というよりも、日本の政治家にたたき込まれた「日米同盟堅持」という外交理念によるものが大きい。同盟堅持のため、米国の要求にはできるだけ応えようという「対米コンプレックス」の表れだったかもしれません。

 イラク戦争という力の裁きの結果、「イスラム国(IS)」という鬼子が生まれたとも言えます。私はいま、当時の判断に対する歴史の審判を受けているようにも思える。ISの製造者責任は米国であり、間接責任は小泉首相にも、私にもあると言えるからです。

Posted by 大沼安史 at 03:55 午後 |

〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ 膨大な放射能汚染水問題で、日本政府の担当当局者が、「諸外国が(日本政府に)問い合わせて来ている」ことを、ロサンゼルス・タイムズに認める! ★ 太平洋は人類の共通財産。諸外国の政府が、フクイチ放出放射能放出による「死の海」化に対し、懸念を表明し、安倍政権としてどうするつもりなのか、聞いて来るのは当然のことだ!

 ★ こうなったらやはり、放射能汚染水をスーパータンカー貯蔵し、どこか別のところに貯蔵・処理基地をつくって、そこで保管・浄化を行なうしか手がないのではないか?

 それが一番の(あるいは唯一の)現実的な処理策と思われるが、いかがなものか?

 決断のときだ!

          *

〔★は大沼〕◎ ロサンゼルス・タイムズ : 4 years after Fukushima, Japan considers restarting nuclear facilities
 (3月30日付け)⇒ http://www.latimes.com/world/asia/la-fg-japan-nuclear-20150330-story.html#page=1

          *

 ・ "This issue of water, it involves everyone — from fishermen, to the Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries, to civil engineers at the Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism," said Tatsuya Shinkawa, director of the Cabinet Office's Contaminated Water and Decommissioning Issues Team. "Other countries are asking questions too, so the Ministry of Foreign Affairs is involved as well."

          *

 ★ 日本の内閣府の責任者のシンカワ氏は、諸外国も問い合わせて来ているので、汚染水は外務省の問題でもある、として、国際社会の懸念の広がりを明らかにした。

 この点について、米国の市民科学者団体、「憂慮する科学者たち」のエドウィン・ライマン博士は、「汚染水の問題は誰しも考える以上に複雑な問題」としたうえで、日本が原発再稼働を計画するなら、汚染水対策をもっと深刻に考えるべきだと批判している。

 ・ Edwin Lyman, coauthor of "Fukushima: The Story of a Nuclear Disaster" and a nuclear expert at the Union of Concerned Scientists, said the post-accident management of water "has been a lot more complex than anyone imagined."

"If they are going to be restarting plants in Japan, they need to think harder about it," he said.

          *

★〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』   

 ◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html

Posted by 大沼安史 at 02:51 午後 |

〔空から歌が聴こえる〕♪ Open up your door

 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog3/2015/04/open-up-your-do.html

Posted by 大沼安史 at 01:42 午後 |

〔フクシマの歌〕◆ 「3・11」の12年前、波汐國芳さん(元東北電力・川俣営業所長)は、メルトダウンを予感し、こんな歌を詠んでいた / 桜木の木下の闇や原発の炉心溶融あるかも知れぬ ★ フクイチ被曝地の桜はことしも咲いたはずだ! 安倍政権が再稼働を進める日本。美しい国の桜を放射能で穢してはならない!

 ・ 退職前の一九七八~八〇年には、福島県川俣町の川俣営業所長を務めた。東北電力は当時、浜通りの浪江町と小高町(現南相馬市)で「浪江・小高原発」を計画。波汐は社の方針に従い、電化教室などで地元住民に原発の安全性を説いた。

 「会社も、組合も推進だから。飯舘村の人たちを福島第一原発に案内したこともありました。チェルノブイリとは型が違うから安全だって言ったりね。実際は受け売りにすぎなかったわけだけど」

 ・ 事故の後、波汐は深い贖罪(しょくざい)の思いを歌っている。

 <原発に一枚噛(か)んで古井戸の汲(く)んでも汲んでも尽きない悔いだ>

          *

 〔★は大沼〕◎ 東京新聞 / 心に見えていた原発事故
 :(2014年3月19日付け) ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/issyu/CK2014031902000218.html

Posted by 大沼安史 at 10:57 午前 |

〔フクシマはいのち〕◆ <飯館村でワンニャン給餌ボランティア活動> / 阪神大震災でペットを救ってもらった日比輝雄さんは、恩返しに神戸から郡山市に移住、ほぼ毎日、飯館村に通って、いのちを救う活動を続けている! ★ おりしもスペインの首都、マドリッドが、ペットを処分しない世界最初の都市に! フクイチ被曝地の、それ以外の日本のペットたちを救おう!

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 ・ 福島県郡山市に住む給餌ボランティアの日比輝雄さん。日比さんは、食料や水、清掃道具などを車に満載し、ときには一人で、ときには奥さまの優子さんと一緒に、ほぼ毎日飯館村に通い続けている。往復の走行距離は200kmを越えるといい、この長距離の運転が何よりも大変だそうだ。

 ・ 日比さんが給餌ボランティアを始めたきっかけは、自身が阪神大震災の被災者であり、その際にペットの救済が必要なことを痛感し、また実際にボランティアに助けられたからだ。飯館村で給餌ボランティアを始めた当時、日比さんはまだ神戸在住。月に約2回、電車で通い、現地でレンタカーを借り、すでに給餌ボランティアを行っている人たちに話を聞きながら、活動したという。その後、通いでは費用も時間もかさむこと、仕事が定年を迎えたタイミングもあり、一昨年の8月に、45年間暮らした神戸を離れて移住を決意。郡山で家を探し、奥さまと愛犬とともに移り住んだ。

〔★は大沼〕◎ 日比輝雄さんのブログ
 ⇒ http://ameblo.jp/t-hibidas/entry-12009260883.html  

 ◎ 関連ブログ <飯館村ワンニャン給餌ボランティア>
 ⇒ http://jafmate.jp/jmp/311/iidate_namie/000.html

 ★ 上記写真を拝借(写真説明:「日比さんが現れると、尻尾をプロペラのように回して大喜び。しかし、1か所に長くは滞在できない。帰るときの追いすがってくる顔を見るのがつらいという。」)

          *

 ★ 関連サイト
 ◎ 犬猫救済の輪 動物愛護活動ドキュメンタリー
   ⇒ http://banbihouse.blog69.fc2.com/blog-entry-4546.html
 ◎「犬猫救済の輪」
   ⇒ http://inunekokyusainowa.la.coocan.jp/

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 ★ マドリッドが3月23日、世界初のペットを安楽死させない「ノーキル・シティー」に! / たとえホームレスになってもいのちをエンジョイする権利が付与される!!!
  ⇒ http://www.lifewithdogs.tv/2015/03/madrid-becomes-a-no-kill-city/

 ・ On March 13, 2015, Madrid became a no-kill city after the government signed in a new law making the euthanasia of strays or abandoned animals illegal. From now on, all pets in Madrid will have the right to enjoy their lives even if they have no homes or responsible owners.

Posted by 大沼安史 at 10:32 午前 |

〔TPP、許すまじ!〕◆ ウィキリークス、TPP投資家条項〔ISD(投資家・国家間紛争)条項〕を暴露……「超国籍企業が最優先」/ <多国籍企業が投資先の政府による「不利益」を、特別国際裁判所に訴えることができる「投資家・国家間紛争(ISD)条項」が盛り込まれる> ◆ ウィキ暴露の翌日、米政府交渉責任者が「TPP、数ヵ月で合意可能」と超強気の見通し。

 ★ ビッグ・ビジネス・ブラザーズによる世界支配、国民国家の植民地化を許してはならない!

         *

 ★ ……そして、日本政府の担当大臣は2日、こう言った。

 ・ 甘利TPP相は2日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉を巡って米議会がオバマ大統領に通商一括交渉権(TPA)を与える動きについて、「良い動きがあると伝え聞いている。議会が処理すれば、TPP(交渉)は一気に進む」と述べた。
 ◎ ヨミウリ・オンライン ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150402-OYT1T50173.html

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 ★ TPP加速が「いい動き」なんだそうだ。

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 〔★は大沼〕◎ レーバーネット ⇒ http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/intl/1427553541126Staff

 ◎ しんぶん赤旗 ⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-03-29/2015032901_02_1.html
 
 ◎ ウィキリークス: Secret Trans-Pacific Partnership Agreement (TPP) - Investment Chapter
 (3月25日公表)⇒ https://wikileaks.org/tpp-investment/press.html

 ◎ ニューヨーク・タイムズ : U.S. Hopes to Wrap Up Pacific Trade Deal, Fast-Track Soon
  (3月26日付け ロイター電)⇒ http://www.nytimes.com/reuters/2015/03/26/us/politics/26reuters-usa-trade-textiles.html?_r=0

 ◎ 米国の消費者団体、パブリック・シティズン : TPP Leak Reveals Extraordinary New Powers for Thousands of Foreign Firms to Challenge U.S. Policies and Demand Taxpayer Compensation (数千の外国企業が米国の政治に挑戦し、納税者による損失補てんを要求する新権限を暴露)
 ⇒ http://citizen.typepad.com/eyesontrade/2015/03/tpp-leak-reveals-extraordinary-new-powers-for-thousands-of-foreign-firms-to-challenge-us-policies-an.html
 

Posted by 大沼安史 at 09:29 午前 |

〔沖縄の美ら海を守れ〕◆ 「際立つ民意無視 県民の理解得られず」 / 琉球新報・菅長官インタビュー・解説記事 / 菅長官の「丁寧な説明」がこのインタビューの中身通りだとすれば、知事をはじめとする県民を納得させることは不可能だろう。それが明らかになった……」

 ◎ ツイッター(「ジョージ」さん)拡散ニュース
    ⇒ https://twitter.com/GeorgeBowWow/status/583607053605679104

Posted by 大沼安史 at 09:05 午前 | | トラックバック (0)

2015-04-02

〔日本は米軍用犬ポチの家?〕◆ 「総理大臣でもバカはバカでしょ」 / J-CASTニュース / 安倍晋三首相を「バカ」と連呼 爆問・太田光のラジオ発言が物議醸す/ 「翁長さんが県知事になったわけだから、じゃあ、あんたたちは選挙っていうことの意味を全部無効にするのか、っていうふうに捉えられてもしょうがないよね」

 ★ バカはバカなりに、日本(東京)の権力者の「沖縄に対するものの考え方」をモロ出しにしてくれた! 

 沖縄の人びとは、県民投票を経て、「米軍」と「アベノわが軍」は出て行け、沖縄から出て行け!――といずれ宣言することになろうだろう。

          * 

 〔★は大沼〕 ◎ J-CASTニュース
  ⇒ http://www.j-cast.com/2015/03/31231893.html

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 ★ 関連/沖縄タイムス社説:[米軍本島上陸の日に] もう捨て石にはならぬ
 (4月1日付け)⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=109744

 ・ 1945年3月下旬、慶良間諸島を攻略した米機動部隊は4月1日朝、沖縄本島中部の読谷・嘉手納・北谷に至る西海岸に上陸した。

 ・ 沖縄戦は「捨て石」作戦だったといわれる。日本政府は戦後、サンフランシスコ講和条約に基づき、自らの主権回復と引き換えに沖縄を米軍に委ねることを、敗戦国として了承した。沖縄の人々はまたしても「捨て石」になったのである。

 そして今、政府は名護市辺野古の沿岸部を埋め立て、米軍の意向に沿って新基地を建設することによって沖縄を米国に差し出そうとしている。選挙で示された民意を無視しているという意味で、これもまた、「捨て石」の論理というほかない。

 ・ 実は辺野古への新基地建設も、普天間返還と引き換えに沖縄において使い勝手のある恒久的な基地を建設する試みなのである。

 辺野古沿岸部に揚陸艦の接岸できる新基地が建設されると、新基地とキヤンプ・シュワブ、キャンプ・ハンセンは陸でつながり、北部訓練場や伊江島補助飛行場などとあわせ、国内法(例えば航空法)の適用を受けない、制約のない一大演習地域として使われることになる。

          *

          *

 ◎ 以下のように発言した爆問の太田光さんは、リッパだ!

          *

 ・ 2015年3月29日放送のTBSラジオ番組「爆笑問題の日曜サンデー」でのこと……

 ・  沖縄県が現地を調査できないのはおかしいというのは当然だとデスクが答えると、太田さんは、それにうなづき、いきなり「まず、まずは、安倍っていうバカ野郎は」と切り出した。

 ・ “「でも、それ散々無視してきた経緯は、沖縄県民もみんな見ているわけですよね。だから、そんなのは言い訳っていうか、言い逃れに過ぎないっていうのは、子供だって分かるし、ましてや幼稚すぎるよね、やってることが」

 ・ 「安倍っていう男のやっていることは、幼稚すぎると思うんだよね。何か自分の都合の悪くなったら会いませんみたいなことは、いくらなんでもバカにしすぎなんじゃないの」

Posted by 大沼安史 at 08:48 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 「安倍首相は原発について楽天的で、何も未来も考えていない」/ 大江健三郎さん 3月28日、東京都新宿区で講演会で /「原発がある状態では人間の未来はない、という態度を継いでいかないといけない」/ 「(安倍晋三首相は)原発について楽天的で、何も未来を考えていない。私たちは考え方の根本が同じで、強い信頼を感じる」

 ◎ 琉球新報(共同通信): 「原発ある状態、未来ない」 大江健三郎さんが講演会で
 3月28日付け ⇒ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241078-storytopic-1.html
 

Posted by 大沼安史 at 04:00 午後 |

〔ワシントン・ポスト 安倍首相インタビュー〕◆ タイトル(電子版)は「シンゾー・アベの楽天的視野」(Shinzo Abe’s optimistic vision)/ 「首相は、瀕死長らく瀕死状態にあった日本経済に<アニマル・スピリット>をよみがえらせたい、と言った」/ 「米国の友兼アジアにおける中国パワーの平衡錘に」と、訪米メッセージを予告 

 ◆ TPPについては、「交渉の最終段階にある」と述べただけ。

 ◆ 「慰安婦」問題では、「人身売買(human trafficking )」の犠牲に、と(首相側近によると)初めて触れた。

 ★ エコノミック・アニマルとしての行き詰まりは――「軍慰安婦」問題の清算は、アニマル・スピリットではなく、ヒューマン・スピリット(人間精神)の回復でしか打開できないのではないか?

          *

 〔★は大沼〕◎(3月26日付け) ⇒ http://www.washingtonpost.com/opinions/shinzo-abes-optimistic-vision/2015/03/26/2108bef0-d3e5-11e4-8fce-3941fc548f1c_story.html

 ◎ 一問一答は ⇒ http://www.washingtonpost.com/blogs/post-partisan/wp/2015/03/26/david-ignatiuss-full-interview-with-japanese-prime-minister-shinzo-abe/

          *

 ・ Prime Minister Shinzo Abe says he wants to restore “animal spirits” in the long-moribund Japanese economy.

 ・ In an hour-long interview at his office here, Abe offered a preview of the upbeat message he’ll bring to Washington next month. A simple summary is that Japan is back — as a growing economy, an enthusiastic friend of the United States and a counterweight to Chinese power in Asia.

 ・ As for the administration’s hopes that Abe’s visit will cement the free-trade agreement known as the Trans-Pacific Partnership, Abe said only that Japan was “into the final leg of negotiation.”

 ・ “On the question of comfort women,” he said, “when my thought goes to these people, who have been victimized by human trafficking and gone through immeasurable pain and suffering beyond description, my heart aches.” An aide said this was the first time he had publicly referred to “trafficking” in connection with the women.

          *

 ◎ Goo辞書 「アニマル・スピリッツ」:。<「血気」「野心的意欲」「動物的な衝動」などと訳される>
  ⇒ http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/5521/m0u/

 ◎ ウィキ : <「アニマル・スピリッツ(血気)」という言葉は、予測不能な不確実性下であっても投資活動を行う投資家の心理を表したものである>
  ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BA

Posted by 大沼安史 at 03:13 午後 |

2015-04-01

〔フクイチ核惨事〕◆ 記録映画『Alone in the Zone』を、グンダーセンさんの「フェアウィンズ」が全世界拡散! / ただひとり富岡町に残り、動物の世話を続ける松村直登さんは言った、<東電の社員の同級生が俺に「逃げねのが」というのよ。「俺、悪いごどしてねから逃げね」……で、聞いだ、「大丈夫だべ」って。「2、3日で治っから」って。そんな嘘つくがって。自分の家族は逃がして、いねんだぞ>

 ◎ フェアウィンズ(動画つき)
   ⇒ http://www.fairewinds.org/alone-in-the-zone/#sthash.InlGMT8n.dpbs

          *

 ◎ 松村直登さんのブログ「警戒区域に生きる」/ 2015.03.29 本当の春がもう少し!
   ⇒ http://ganbarufukushima.blog.fc2.com/

Posted by 大沼安史 at 11:28 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 【厳重警戒】福島で放射線量が急上昇!福島原発付近は線量が20倍以上に! 福島原発で何らかの異常か? / 国道6号線富岡町新夜ノ森地内は過去30日間の平均値の30倍(0.127μSv/h⇒3.647μSv/h)に跳ね上がっています。★ 風下、雨にご注意!

 〔★は大沼〕◎「真実を探すブログ」(3月31日付け)⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6020.html

 ◎ スイス気象台 フクイチ粒子拡散予報(動画 日本語)
  ⇒ http://www.meteocentrale.ch/ja/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

Posted by 大沼安史 at 10:53 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 「福島第一の再爆発に備えよ」 日系米国人の世界的理論物理学者ミチオ・カク教授の警告を忘れてはならない! / 「忘れてはいけませんよ。いったん作業員全員が避難するようなことになれば、あとはもうフリーフォールです」★ 時間の経過とともに劣化が進むフクイチ! 「排気塔」が危ない! 

 ◎ 週刊現代:2011年 7月16日23日合併号  ⇒ http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/869.html

 ◎ ◆ 1~2号機間の排気塔が腐食で倒壊の恐れ! 推定毎時25シーベルト / 「防護服を着ていても命に影響が出るほどの汚染」★ 倒壊したら、放射性物質が飛散し、現場での作業は困難なものになる。これこそ、日本の「存立事態」、日本政府が総力を挙げて取り組むべき、この国の存続をかけた問題! 間違ってはならない。敵はフクイチにあり!――である!
  ⇒ 
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/03/post-20c0.html

 ◎ ◆ 「死の灰の大煙突」、倒壊へ……?! 時間の問題? ◆ 1・2号機の背後にある。高さ120メートルの排気塔(スタック)、原子炉建屋へ倒壊の恐れ! / 劣化・腐食・切断、進む! / 基部 毎時25シーベルトで作業員、修理に近づけず! / おしどりマコさんの独・デュッセルドルフ講演での警告、「Fukushima Voice」の全英訳で、世界拡散開始!
  ⇒ 
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2014/06/fukushima-voice.html

Posted by 大沼安史 at 10:52 午前 |