〔フクイチ核惨事〕★ 河北新報 :「原子力 明るい未来のエネルギー」――双葉町に掲げられた「安全神話」標語の前に、大沼勇治さんは奥さんと防護服と喪服姿で立ち、セルフタイマーのシャッターを押した。「地縁すら奪われた怒りといら立ち、むなしさを1枚に込めた」 / 勇治さんは子どものころ、この標語を考え、応募・当選していた!

◎ 原発標語前 考案者が胸痛め「脱原発」発信
(3月5日付け)⇒ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150305_63008.html
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・ 東京電力福島第1原発事故で住民の大半が避難する福島県双葉町で、写真を撮り続けている男性がいる。撮影ポイントは「原子力 明るい未来のエネルギー」との看板が掲げられた町中心部へのゲート前。「子どもの時に自分が応募した標語。考案者として責任を感じている」と、画像で脱原発のメッセージを発信している。
・ 男性は同町に住んでいた自営業大沼勇治さん(38)。事故後、避難先の茨城県古河市に移住した。以前はゲートのすぐ脇で、オール電化のアパートを東電関係者らに貸していた。
・ 初めてゲート前で撮影したのは2011年8月。以来、町に戻るたびにレンズを向けるようになった。構図を工夫し、標語の「明るい」の部分を「破滅」と書いた紙で隠したり、「原子力」の部分を「脱原発」としたりしたこともあった。
13年11月には妻せりなさん(39)と一緒に写真に収まった。喪服姿の下は白い防護服。叔母の遺骨を双葉町内にある寺に納骨する際、撮影した。
親類は事故でばらばらとなり、納骨に参加できたのは大沼さん夫妻だけ。地縁すら奪われた怒りといら立ち、むなしさを1枚に込めた。
Posted by 大沼安史 at 09:12 午前 | Permalink

















