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2015-03-19

〔フクイチ核惨事〕◆ <おしどりマコ・ケンさん> / フランクフルトで開かれた「脱原発・宗教者国際会議」で、飯館村の愛澤卓見さんが紹介した「2011年5月」の映像に、「参加者から悲鳴が上がりました」

〔★は大沼〕 ◎ DAYS JAPAN 4月号 ⇒ http://www.daysjapan.net/

 ・ 愛澤さんの会議での発表は、迫力あるものでした。……彼は、原発事故直後の動画、データを示しながら淡々と話していきました。毎時500マイクロシーベルトの地区で、ガイガーカウンターが鳴りっぱなしなのに、みな普通の服で話している11年5月の映像には、聴衆から悲鳴が上がりました……

  ・ 「……飯館村で何がおこなわれたのか? 科学と政治はどのように動いたかのか? 正義と倫理はどのように存在したのか? どのように『使用』されてしまったのか? 知ってほしいです」と愛澤さんは語りました。

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 ★ 関連 : IWJ ウェブ・ジャーナル / 2015/03/04 【フランクフルト】キリスト教、仏教、イスラム教の宗教家やNGO、ジャーナリストらが脱原発への取り組み、福島原発事故の現状、再生可能エネルギーについて提言
 ⇒ http://iwj.co.jp/wj/open/archives/236760

 ・ ドイツ・フランクフルト近郊のアーノルズハイン村で3月3日から開催されている「脱原発から再生可能エネルギーへの『エネルギー転換』を求める国際会議」の2日目となる3月4日、日本から参加した、おしどりマコ氏、日本基督教団の岡本知之牧師、神宮寺(禅宗)の高橋卓志氏、妙心寺(禅宗)の則武秀南老師などの講演が行われた。

 ・ 続いて、飯舘村の小学校の職員をしていた愛澤卓見氏が、飯舘村の現状について講演した。愛澤氏は、「飯舘村の初期被曝の話がタブーになっている。飯舘村の被曝を過小評価したい人たちがいる」と話し、初期避難の対応の遅さを問題視した。

 ・ おしどりマコ氏が、現在の日本の現状について講演を行った。

 「原発事故以降、抑圧的な雰囲気になっていると思う。映画『A2-B-C』について話したい。当初、日本では上映を取りやめさせられた。不安を煽るという理由だった。

 特定秘密保護法など、平和にも圧力がかかった。去年(2014年)、平和美術展を企画していた市民団体が『平和』という言葉には左翼的で政治的なイメージがあるから平和という言葉を取るように言われた。

 他にも、憲法を守りたい、9条を守りたい、そのために政治家になりたいという話を書いた小学生が、先生に、政治的な話だから、文章を書き直せと言われた。その子は結局、キャンプに行った時の話に変えさせられた。

 東電が、汚染水を海に流し続けていることを今年の2月に認めた。今でも東電はいろいろな問題を数年後になってやっと認める状況が続いている。

 2012年、2015年に日本で大きな国際会議があった。ある研究者が私の席に来て、『日本で原発事故が起こっても、今後アジアに原発を輸出することは決まっている。福島で汚染水が流れ続けても、住み続けているということを記事に書け』と言われたので、それをそのまま記事にしたところ、その研究者から連絡が来た。その時に研究者と話した会話の音源を持っていると伝えると、もうその研究者からは連絡が来なくなってしまった。

 他にも、いろいろな研究者が私のところへ来て、『日本では原発の再稼働の問題があり、30km圏内の避難とセットになっている。飯舘村は30km圏外で汚染され、避難指示がなかったという話は、再稼働に影響があるから、その話には触れないように』と言われた」

 おしどり氏は、今の日本が不誠実で溢れていることを訴えた。

Posted by 大沼安史 at 10:13 午前 |