〔戦後70年の春は悲しく〕★ 自公・春のお彼岸・合意 / 日蓮の志を継いだ藤井日達上人(日本山妙法寺)は、かつて、こんな警告を発せられた。「日本国の前途もはたまた世界人類の前途も、今日なお剣の福音を信じて妄に兵を用うるならば、一刹那にして、いっさいは大火災の中に滅亡してしまわねばなりません。叫ばねばならぬ事はこれからであります」
★ 上記は、藤井日達上人著、『仏教と平和』(1966年刊)、「はじめに」の結びの言葉だ。
おりしも、春の彼岸。
仏教者がとるべき態度は、日達上人の言葉にある通りである。
現世利益の欲得にまみれ、軍国主義の片棒を担ぐことではない。
◎ 参考 : 日本山妙法寺と藤井日達聖人
⇒ http://nipponzanmyohoji.net/
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★ 写真は、日達上人(右端)が昭和8年(1933年)秋、インドのワルダに、ガンディーを訪ねた際のもの。
ガンディーは日達上人から、団扇太鼓のたたき方と南無妙法蓮華経の唱え方を教わると、早速「法鼓を撃って唱導」したそうだ。(前掲書、73頁)
こんどは、日本のわたしたちが、ガンディー翁から非暴力・平和主義の神髄を(あらためて)学ぶときである。
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〔★は大沼〕◆ 参考
◎ 東京新聞 : 戦争参加の懸念増す 事実上の海外武力行使法
(21日付け)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015032190072213.html
・ 自民、公明両党は二十日、安全保障法制に関する与党協議を国会内で開き、武力で他国を守る集団的自衛権の行使を可能にする武力攻撃事態法(事態法)改正など新たな法制の大枠に合意した。日本が武力攻撃された際、個別的自衛権に基づく対処を定めた事態法は事実上の「海外武力行使法」の要素が加わる。政府は合意に沿って関連法案の条文作成を進める。関連法案が成立すれば、自衛隊の活動範囲は地球規模に広がり、専守防衛を掲げた日本の安保政策が大きく変質する。
・ 「切れ目のない法制整備」を掲げ、(1)日本の安全に重要な影響を与える事態に他国軍支援を可能にする周辺事態法改正(2)世界中で他国軍の戦闘支援を随時可能にする恒久法制定(3)国連平和維持活動(PKO)以外の国際的な復興支援活動に参加できるようにするPKO協力法改正(4)武力攻撃に至らないグレーゾーン事態への対処(5)海外での邦人救出-を盛り込んだ。
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◎ 朝日新聞デジタル : 安保政策、根底から転換 自衛隊の海外活動拡大へ
(21日付け) ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH3N5HLFH3NUTFK00Y.html?_requesturl=articles%2FASH3N5HLFH3NUTFK00Y.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH3N5HLFH3NUTFK00Y
・ ただ、こうした自衛隊の海外派遣拡大への思惑が日米で完全に一致しているわけではない。
今回の基本方針を踏まえ、安倍政権は日中が対立する尖閣諸島をめぐる対応を想定し、グレーゾーン事態での日米協力の強化を狙う。だが、米国はこれが日中の衝突につながって紛争に巻き込まれることを警戒しており、安倍政権が望むような米軍の軍事的支援がどこまで可能なのか見通せない面もある。
逆に、米国に期待が広がる集団的自衛権の行使について、日本側は「極めて限定的なもの」とし、「米の期待が膨らみすぎれば、日米同盟にとってはマイナスだ」(政府関係者)との懸念を示す。今後の協議で、支援内容をめぐる日米の思惑の違いが表面化する可能性もある。
Posted by 大沼安史 at 11:00 午前 | Permalink

















