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2015-03-29

〔沖縄の美ら海を守れ〕◆ 「希望の神学」のユルゲン・モルトマンさんは2003年4月28日、沖縄のチャペルで、こう言った。/ 祈りましょう。平和の主よ、沖縄の島々と共におられますように。海と、丘と、魚と、鳥たちと、そして、私たち人類と共におられますように。

〔★は大沼〕◎ 『人類に希望はあるか 21世紀沖縄への提言』(モルトマン博士招聘委員会編、新教出版社)より。

 ★ ドイツの神学者、ユルゲン・モルトマンさん(1925~ )は、ナチス・ドイツ軍に従軍し、戦争の悲惨を知り尽くした人だ。ハンブルク空爆を経験、砲台で奇跡的ないのち拾いをした。

 さっきまで隣にいた友を爆弾の爆発で失ったとき、モルトマンさんは「神よ、あなたはどこにいるのですか」と問いかけたそうだ。(自伝『わが足を広きところに』より)

 そしてモルトマンさんは、英軍の捕虜収容所で、旧約聖書の詩編(39編)のこの言葉に出会う。

 「主よ、私の祈りを聞き、私の叫ぶに耳を傾け、私の涙を見て、黙さないでください」

 この詩編のことばが、「希望の神学者」、モルトマンさんを生みだすことばとなった。

 神の約束のみが未来と拓く。「約束の星」を信頼する力は勇気、希望。

 神は「未来の力」。

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 モルトマンさんはなお健在である。

 辺野古のことも、きっと心配していることだろう。

 モルトマンさんは、同年4月27日の教会での説教を、こう結んでいた。

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 イエスは「起きなさい」と、まどろんでいる弟子たちに呼びかけました。そして「立て、行こう」と語りました。私たちも目を覚まし、注意深く新しい日を歩き出しましょう。神は私たちを待っていて下さるのです。神は私たちに期待しておられるのです。

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 辺野古で立ち上がった沖縄はいま、日本の私たちの――いや人類の、希望である。

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 ◎ モルトマンさんWiki
   ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%B3

Posted by 大沼安史 at 09:59 午前 |