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2015-02-27

〔フクイチ核惨事〕◆ ツイッター情報 / 2015年1月27日午前2時55分、爆発したフクイチ3号機の上に現れたプラズマ発光と思われる現象

Bueqztwwae1fu_ ◎ OMP(さらば暴政) ⇒ https://twitter.com/ompfarm/status/570695208519778304

★ 右下の球状のものが、OMPさんが指摘しているものだ!

  上記リンクをクリックすると、拡大写真を見ることができる!

 

Posted by 大沼安史 at 11:34 午前 |

2015-02-26

〔フクイチ核惨事〕◆ ウイリアム王子の福島訪問が論議を呼んでいる、と英国紙が報道(Prince William in Japan: controversial visit to Fukushima during visit)/ 地元の僧侶は言った、「安倍首相は王子を利用している」「わたしならゴーストタウン化した被曝地と仮設住宅の現実を見てもらう」。

 ★ ウイリアム王子はどうやらフクイチにはいかないらしい。

 Jビレッジも車で通りすぎるだけのようだ。 

          *

〔★は大沼〕◎ 英紙テレグラフ ⇒ http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/prince-william/11436152/Prince-William-to-make-controversial-visit-to-Fukushima.html

 ・ Tokuo Hayakawa, a Buddhist priest from the town of Naraha, two miles from the Fukushima plant, told The Times: “I think Abe is using him. It’s true that you can find children playing outside, and you can eat some Fukushima food.

 “But to take that as the overall reality here is totally wrong. If I could, I would take him to these abandoned ghost towns, and to the temporary houses where people still live, so he could see the reality that we are facing.”

Posted by 大沼安史 at 10:26 午後 |

2015-02-25

〔フクシマ核惨事〕◆ 東電、2号機建屋屋上の汚染水、排出路を通じ海に放流 昨年4月から把握も「公表」せず! / 放射性物質のセシウム137が1リットル当たり2万3000ベクレル、セシウム134が6400ベクレル、ベータ線という放射線を出す放射性物質が5万2000ベクレル!/ 政府(国)にも報告せず!

 ★ 東京オリンピック、ドタキャンの流れが、またひとつ定まった!

 

 東電のいうことを信じる人は、もういない! 

 間もなく、世界の医師たちが、自国アスリートの健康を考え、東京五輪参加に対して、警戒警報を発することになるかもしれない!

 ・ 地元のいわき市漁協の矢吹正一組合長は「これまでの説明と異なり、港の外に汚染水が漏れていたという発表にショックを受けている。東京電力への信頼喪失につながると思う。現在、東京電力から受け入れ要請を受けている建屋周辺の井戸からくみ上げた汚染水を浄化して海に放出する計画にも影響が出かねない。原因究明と対策の徹底を求めたい」とコメント。

 ◎ NHK ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150224/k10015716031000.html

 ◎ 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150225k0000m040087000c.html

 ・ 東京電力は24日、福島第1原発2号機の原子炉建屋の屋上に高い濃度の汚染水がたまっていたと発表した。一部が雨どいなどを伝って排水路に流れ、外洋に流出したという。22日に汚染水が流出した場所とは別の排水路。昨年4月以降、放射性物質濃度の上昇が確認されていたが、東電は濃度のデータを約10カ月間公表せず、国にも報告していなかった。

Posted by 大沼安史 at 09:13 午後 |

〔さあ、あじさいの国へ〕◆ 日本の皇太子は第2次大戦を「正しく」思い出さねばならないと言った! /  英紙が皇太子さまのご発言を、日本の政治家の「歴史的な犯罪」を否定する試みと比較して報道 ★ 安倍首相は昨年のダボス・サミットで(ブラックホールになる前の)「超新星」呼ばわりされていた! 愚劣なこの男に、日本を破壊させてはならない!

Pressh270223 ・ Japan's crown prince has warned in a rare public statement that his country must remember World War II 'correctly'.

          *

 〔★は大沼〕◎ デイリー・メール : Prince of Japan says it is important the country remembers its role in World War II 'correctly' as the nation's politicians try to play down its historic crimes
 23日付け ⇒  http://www.dailymail.co.uk/news/article-2964845/Japan-crown-prince-warns-correct-history.html#ixzz3SkyOnEsx
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 ◎ 宮内庁 : 皇太子殿下お誕生日に際し(平成27年)
 20日付け ⇒ http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/02/kaiken/kaiken-h27az.html

          *

私自身,戦後生まれであり,戦争を体験しておりませんが,戦争の記憶が薄れようとしている今日,謙虚に過去を振り返るとともに,戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に,悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています。両陛下からは,愛子も先の大戦について直接お話を聞かせていただいておりますし,私も両陛下から伺ったことや自分自身が知っていることについて愛子に話をしております。
 
 我が国は,戦争の惨禍を経て,戦後,日本国憲法を基礎として築き上げられ,平和と繁栄を享受しています。戦後70年を迎える本年が,日本の発展の礎を築いた人々の労苦に深く思いを致し,平和の尊さを心に刻み,平和への思いを新たにする機会になればと思っています。

Posted by 大沼安史 at 09:02 午後 |

2015-02-24

〔東海アマさんの新しいツイッター amaちゃんだ をフォローしよう!〕

 ◎ ⇒ https://twitter.com/tokaiamada

Posted by 大沼安史 at 06:40 午前 |

2015-02-23

〔何なのだ、これは! 東海アマさんのツイッターが凍結される!〕 

 真実を探すブログ ⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5643.html

 ◎ とりあえず、以下のサイトで発信を継続!
 ⇒ http://tokaiama.minim.ne.jp/tokaiama/yoti01

Posted by 大沼安史 at 10:46 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 22日、排水溝で警報 / 「ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり5050〜7230ベクレル含まれていた」/ ★ 東電基準値の1000倍から1400倍超にあたる高濃度汚染! 過去最高値を70倍も上回る! 

★ 安部政権はいまこそ、フクイチ封じ込めに全力を挙げねばならない。 

 それをしないで集団的安全保障もクソもない!

 

 国会でヤジる気力があるのなら、フクイチの現実と立ち向かうべきである!

 〔★は大沼〕◎ 時事通信 ⇒ http://getnews.jp/archives/829943

 ・ 最初の警報は22日午前10時ごろ。その10分後にはさらに高濃度であることを示す警報が鳴った。

 同10時20分から50分にかけて計測された値では、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり5050〜7230ベクレル含まれていた。地下水を海に放出する「地下水バイパス」の運用で東電が定めた濃度基準値は同5ベクレル未満。

          *

 ★ AFPも全世界に速報した。

 Fresh leak of highly radioactive water detected at Fukushima nuclear power plant
 ⇒ http://www.abc.net.au/news/2015-02-22/fresh-nuclear-leak-detected-at-fukushima-plant/6200746

 それによると、この値はフクイチ構内で測定された最高観測値を最大で70倍も上回る最悪のものだという。

 ・ Tokyo Electric Power Co (TEPCO) said the sensors, which were rigged to a gutter that pours rain and ground water at the Fukushima Daiichi plant to a nearby bay, detected contamination levels up to 70 times greater than the already-high radioactive status seen at the plant campus. 

Posted by 大沼安史 at 10:31 午後 |

2015-02-22

〔ニューヨーク・タイムズ〕◆ 訃報 :スターングラス博士が91歳で逝去 / 原発周辺のこどもたちの乳歯にストロンチウムが蓄積していることを発見! / 核実験の放射性降下物で1950年以降、米国で少なくとも40万人の赤ちゃんが死亡と批判

 ★ スターングラス博士はこんな言葉も遺している。( ⇒ こちら

 「わたしは原発について沈黙を続けることができません。沈黙すれば、わたしのなかで、わたしは犯罪者になってしまいます。秘密主義は、社会をコントローするひとつの方法です。すなわち、物事を人びとから遠ざけることによって」
 . . . I could not remain quiet about nuclear reactors. If I had, it would have been criminal on my part. Secrecy is the one way an open society can be controlled--namely by keeping things from the public.

          *

〔★は大沼〕◎ Ernest Sternglass, Physicist and Nuclear Critic, Dies at 91
 ⇒ http://www.nytimes.com/2015/02/21/science/ernest-sternglass-physicist-and-nuclear-critic-dies-at-91.html

 ・ After retiring from the University of Pittsburgh in 1983, Dr. Sternglass looked for additional projects. During the era of nuclear tests, scientists had tracked the dispersion of radiation by looking at the levels of strontium-90 — a radioactive element produced by nuclear fission reactions with chemical properties similar to calcium — in baby teeth. They found that the levels increased in the 1950s, when testing was at its height.

 Dr. Sternglass and Jay Gould, a statistician, came up with the idea of doing a similar study looking at children living around nuclear power plants. The research, which led to the founding of the Radiation and Public Health Project, found higher strontium levels in the baby teeth of children living closer to the plants.

 ・ Dr. Sternglass wrote an opinion article opposing Project Ketch and became a frequent critic of nuclear weapons and nuclear power, making controversial claims such as that fallout from nuclear tests was to blame for a halt to a two-decade decline in infant mortality. He argued that from 1950 on, such fallout had contributed to the deaths of 400,000 babies in the United States alone.

Posted by 大沼安史 at 06:23 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ DAYS JAPAN : かえせ飯館村 「つながれた犬たち 4度目の冬」/ 仮設住宅でのペット、認められず / 村役場近くに犬たちのシャルター、「福光の家」をつくった平山ガンマンさんは、飼い主と連絡をとり、定期的に家に残った犬の様子を見にゆく。/「平山さんが去るのを心配してか、フードを頬張るのをやめ、じゃれついてゆく姿がせつない」

 ★ 仮設住宅の家の中で犬は買えないという規則なら、犬小屋を併設すればいいだけではないか! 東電は、仮設住宅に犬小屋を立てよ! 

 〔★は大沼〕◎ 最新 ・3月号 ⇒ http://www.daysjapan.net/about/index2.html

Posted by 大沼安史 at 05:50 午後 |

2015-02-21

〔核科学者報(BAS)〕◆ 臨界原発に新たな脅威 ―― それはクラゲの襲来! / 巨大化し数も増加! ★ これは笑いごとではない! 取水口を詰まらせる恐れがあるからだ。日本では島根原発2号機で2011年6月23日、大飯原発3号機で2012年7月8日、クラゲ・テロリストの「攻撃」で被害が出ている! ホルムズ海峡で機雷を除去するより、クラゲ対策が先ではないか?

 〔★は大沼〕◎ 原子力に対する無脊椎攻撃、増加の恐れ : Spineless attacks on nuclear power plants could increase

Jellyfishtextsize
 (19日)⇒ http://thebulletin.org/spineless-attacks-nuclear-power-plants-could-increase8001

 ・ The sheer number and size of the animals seems to be increasing as well; in some incidents, there have been more jellyfish than water, jellyfish biologist and senior marine scientist Monty Graham of southern Alabama’s Dauphin Island Sea Lab has reported. Sometimes, the jellyfish concentrations can be quite dramatic, with as many as 50 to 100 of the animals per cubic meter of water. News photos show jellyfish taken from power plant intakes filling containers the size of the bed of a pickup truck. Occasionally, schools of jellyfish are so large and thick that they can be seen from the air, as shown in this video footage from LiveScience.

 ◎ 参考 インターナショナル・ビジネス・タイムズ(IBT) : Jellyfish Invade Four Nuclear Reactors in Japan, Israel, Scotland
 (2011年7月10日付け)⇒ http://www.ibtimes.com/jellyfish-invade-four-nuclear-reactors-japan-israel-scotland-photos-707777

Posted by 大沼安史 at 10:02 午後 |

2015-02-20

〔ロイター〕◆ <原発訴訟、最高裁が誘導した過去> / 元裁判官の瀬木比呂志・明治大学法科大学院教授は、住民側が負け続けてきた過去の原発訴訟の背景に、最高裁の誘導があったと指摘する。今年1月に出版した著書『ニッポンの裁判』(講談社現代新書)で、瀬木教授は「最高裁判所事務総局は、原発訴訟について、きわめて露骨な却下、棄却誘導工作を行っていた」と批判する。

 ◆ 同書によると、誘導の舞台となったのが、原発商業利用の初期だった1976年10月と、本格的な拡大期だった1988年10月にそれぞれ行われた裁判官協議会だ。ここでの協議会とは、最高裁で行われた裁判官による内部議論のこと。最高裁に請求して得た関連資料からは、瀬木氏の指摘通りの議論があったことが読み取れる。
 
 88年10月の協議会では、高度な専門知識が求められる原発訴訟における司法の役割について、「行政庁の判断を、裁判所として一応尊重して審査に当たる態度をとるべき」との意見が記載されている。
 
 瀬木氏はロイターの取材に対し「一般に日本の裁判所は、行政や立法に関するきちんとしたチェックをしていない。非常に及び腰であることは間違いない」と述べた。
 
 一方、最高裁関係者は「最高裁事務総局が現場の裁判に対してどちらに持っていくべきだと考えていることは一切ない」とロイターに説明した。

 ⇒ http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0LN08B20150219?pageNumber=3&virtualBrandChannel=0&sp=true

Posted by 大沼安史 at 08:47 午後 |

〔ロイター〕◆ 焦点:福島事故経て原発訴訟に変化の予兆、司法現場には重い課題 / 電力業界に詳しいある関係者は、ロイターの取材に応じ、「高浜3・4号再稼働差し止め仮処分申請で、関電が負ける可能性は相当にある」と予想するとともに、「川内原発1・2号差し止め仮処分決定の確率は五分五分。負けた場合、九電はふたけた%台の再値上げ申請に踏み切るだろう」との見通しを明らかにした。

 ⇒ http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0LN08B20150219?pageNumber=3&virtualBrandChannel=0&sp=true

Posted by 大沼安史 at 08:41 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ アラスカで相次ぐ赤ちゃんの急死 米国の2人の医師がフクシマの影響かも知れない?――と問題を提起 / 眠っているうちに死亡! 現地紙も警告報道 / 乳児死亡率が低下傾向にあったアラスカで2012~13年に実数で122人が死亡 2年前の85人から急増

 ★ 米疾病予防センター(CDC)によると、アラスカの1歳未満児の乳幼児死亡率は 

  2010~2011 10万の出生あたり390.82

 だったのが

  2012~2013には       同   533.66

 に激増した。

 CDCによる大気中のベータ線量の観測結果によると、フクシマ放射能プルームの影響で、2011年の3月15日から、線量が急上昇している。

 アンカレジの観測結果は以下の通り。

 March 15 to April 30, 2010 (14 measurements) .0029 pCi/m3

 March 15 to April 30, 2011 (13 measurements) .0113 pCi/m3

 問題を提起したのは、ジャネット・シャーマンさんとジョセフ・マンガーノさん。

 二人はこれまで被曝と小児死亡の関係を調べてきた。

 そして、14日の、アラスカの地元紙の報道!

 赤ちゃんがベッドやカウチに上で眠ったまま、いつの間にか死んでいるのだという。

 (刑事)事件性はないそうだ。

 そういえば、米国の太平洋岸では、ウミツバメやアシカの衰弱死が報じられている。

 シャーマン医師らの言うように、解剖検査による原因究明とと徹底した放射能検査が求められている。
 

 〔★は大沼〕◎ カウンターパンチ : Infant Deaths in Alaska: a Fukushima Effect?
 19日付け ⇒ http://www.counterpunch.org/2015/02/19/infant-deaths-in-alaska-a-fukushima-effect/

 ・ Infant mortality in Alaska has been falling for years, however 122 infants died in 2012-2013, compared to 85 deaths two years before.

 Research of causes of this highly unexpected increase is needed, and consideration should be given to the arrival of radioactive fallout from Fukushima after the 2011 meltdown. Radiation levels were highest in Alaska, Hawaii and the Pacific west coast .

  ◎ アラスカ・ディスパッチ・ニューズ紙 : “Rash of sleep-related infant deaths troubles health officials
 (14日付け)⇒ http://www.adn.com/article/20150214/rash-sleep-related-infant-deaths-troubles-health-officials

Posted by 大沼安史 at 08:34 午後 |

2015-02-19

〔さあ、あじさいの国へ〕◆ 小泉純一郎元首相は17日、都内で講演し、「原発はいつ爆発するかわからず、時限爆弾を抱えたような産業だ」と再稼働を目指す安倍政権を批判、「原発は安全で最もコストが安く、クリーンだというのは全部ウソだ」「政治が原発の導入を決めたのだから、止めるのも政治が決めればできる」と語った。

 ◎ 産経 ⇒ http://www.sankei.com/politics/news/150217/plt1502170015-n1.html

Posted by 大沼安史 at 06:49 午後 |

〔フクシマ核惨事〕◆豪ABCテレビがフクイチ・レポート / 炉の溶融核燃処理の取り出しは途方もなく困難。近づけば即死するからだ / 原発災害避難者のシンイチさんは言った、「未来に希望はない」と。

◎ ⇒ http://www.abc.net.au/news/2015-02-18/japan-prepares-to-restart-their-nuclear-power-program/6142528

 ・ Removing the molten fuel from these reactors will be an enormous challenge as workers cannot enter because it would lead to instant death.

 ・ "We escaped with nothing but the clothes on our backs and I know we won't be going home," said Shinichi Kumadah, a Fukushima evacuee.

 "When I think of the future I can't think of anything. It's hopeless."

Posted by 大沼安史 at 06:44 午後 |

〔フクシマ核惨事〕◆ 米ウェズリアン大学のウイリアム・ジョンストン教授(歴史学・東アジア研究)は日本人舞踏家のエイコ・オータケさんと広野町のフクイチ作業員の宿泊施設で、作業員らと食事をともにした。下請け作業員たちはフクイチ現場での「死のすべて(all of the deaths)」を語った。

 ★ ジョンストン教授は、作業員が打ち明けてくれたことは、「ほんとうに、いいことじゃない( It really is not pretty.)」ことだと言っている!

 下請け作業員の「死」は、正社員ではないので、東電は死者としてカウントして――遇していない、ということか?

〔★は大沼〕◎ エネニュース ⇒ http://enenews.com/professor-fukushima-workers-revealed-all-deaths-happened-nuclear-plant-stayed-dormitory-learned-lot-about-whats-going-really-pretty-instructor-during-trip-weeps-during-conversation-video

Posted by 大沼安史 at 06:43 午後 |

2015-02-18

〔フクイチ死の灰・海洋汚染〕◆ IAEAの調査団長が「考え」示す!!! / 「薄めて海へ放出含め検討を」 / NHKが垂れ流し(?)報道 /★ タンク増設のスペースがない? フクニかどこかに増設すればよいだけではないか!

 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150217/k10015535811000.html

 17日、都内で記者会見したファン・カルロス・レンティッホ調査団長は……汚染水を処理しても取り除けないトリチウムと呼ばれる放射性物質を含む水が増え続けていることに触れ、「タンクを増設しなければならないが、このままではスペースがなくなる。管理して海に放出することも含め、廃炉が滞らずに安全に進められるように長期的な視野に立って考えてほしい」と述べました。

Posted by 大沼安史 at 06:01 午後 |

〔だから、あじさいの国へ〕◆ 営業再開まだ半数 損賠打ち切りに猛反発

◎ 河北新報 ⇒ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150217_63011.html

 ・ 国と東京電力が福島第1原発事故による営業損害賠償を2016年2月に打ち切るとした素案をめぐり、福島県内の商工業者が反発を強めている。避難区域の商工会に加盟する事業所のうち、営業を再開したのは半数。商圏の崩壊で厳しい経営を迫られている事業者が多く「実情を無視している。打ち切りは早計だ」と怒りが渦巻く。

Posted by 大沼安史 at 06:00 午後 |

2015-02-13

〔HSBCファイル〕◆ 英紙ガーディアンが報道 / 「HSBCスイス」が犯罪容疑者らの金を隠す(Swiss bank hid money for suspected criminals)/ 汚職、麻薬、マネーロンダリング

  〔★は大沼〕 ◎ ⇒ http://www.theguardian.com/news/2015/feb/12/hsbc-files-swiss-bank-hid-money-for-suspected-criminals

・ HSBC’s Swiss bank concealed large sums of money for people facing allegations of serious wrongdoing, including drug-running, corruption and money laundering, leaked files reveal.

 ★ 英紙ガーディアンは「HSBC]ファイルのなかに英保守党への献金者らが含まれていることも明らかにしている。
 ⇒ http://www.theguardian.com/business/2015/feb/11/hsbc-files-show-tories-raised-over-5m-from-hsbc-swiss-account-holders

 ★ 日本の報道機関の調査報道の待たれるところだ。

Posted by 大沼安史 at 04:46 午後 |

〔フクイチ核惨事・被曝受難〕◆ 福島県の甲状腺検査で、2巡目で初となるがんの診断確定例が明らかに! 「検査関係者」は言った、「でもそれが放射線の影響かは簡単には言えない」――★ もうフクイチ放射能と「関係ない」などと言える状況ではない!

 〔★は大沼〕◎ 共同通信 : 検査結果、注視必要に 原発事故から4年
 (12日付け)⇒ http://www.47news.jp/47topics/e/261955.php

 ・ 福島第1原発事故の影響を調べる福島県の甲状腺検査で、2巡目で初となるがんの診断確定例が明らかになった。来月で事故から4年。チェルノブイリ事故で甲状腺がんが多発した時期と重なり、今後福島でもがんが急増しないか、 結果を注視していく必要がある。

Posted by 大沼安史 at 04:33 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 米国の有力誌 「ハーパーズ・マガジン」に 被曝地ルポ、「フクシマの静かなるホラー」を書いた作家・ジャーナーリストのウィリアム・T・ヴォルマンさんが、NPR(米公共ラジオ)のインタビューで語った!――「森や山は除染不可能」「町の中心部は悲しく、壊れていたね。そこに戻るたび、ホラー(恐怖)の感覚がひときわ迫ってくる感じなんだ」/ 「クレージーなのは、放射能マイホームの家のローンから、逃れられないことだよ」

 〔★は大沼〕 ◎ NRP : Vollmann Writes About Fukushima's 'Quiet Horror' In 'Harper's Magazine' ⇒ http://www.npr.org/2015/02/12/385646951/vollmann-writes-about-fukushima-s-quiet-horror-in-harper-s-magazine
 

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◎ ハーパーズ・マガジン(有料)⇒ http://harpers.org/archive/2015/03/invisible-and-insidious/

          *

 ★ NPRのインタビューによると、ヴォルマンさんは昨年10月、被曝覚悟で、大熊、富岡町の警戒区域に入ったそうだ。

 家のローンを払い続けていたのは、富岡のエンドーさんという60歳の男性。

 津波のガレキとネズミの糞にまみれたマイホームのローンを払い続けているエンドーさんのことをヴォルマンさんから聞いて、NPRのインタビューアーは、あまりのことに絶句していた……。

 ヴォルマンさんは2005年の全米図書賞を受賞した人。

 「ハーパーズ」の3月号に書いたルポのタイトルは、Invisible and Insidious ―― 「見えなくて、陰険なもの」という意味。

 それは直接的には「フクイチの放射能」を指す言葉であるはずだが、被曝地の人々を「アンダー・コントロール」下において恥じない、この国の権力者たちのことも……あるいは彼らによる支配のシステムを意味するものでもあるだろう。

          *

 ・ But the fact is they can't really decontaminate the forest, the mountains and so forth unless they were to clear-cut everything.

 ・  And then in the centers of the cities, everything is sad and broken. There are weeds growing through the sidewalk, and the feeling of horror just kind of grows as you go back and back to these places.

 ・ And one of the crazy things about being a nuclear refugee is that you are still on the hook for the mortgage of your radioactive house...

Posted by 大沼安史 at 04:21 午後 |

〔「トモダチ作戦」洋上被曝〕◆ 医師は、女性水兵のレティシアさんに、こう尋ねた。「空母『ロナルド・レーガン』の乗組員でしたか? トモダチ作戦の時に」。「そうですが、それが何か?」。聞き返すと、医師は言った。「この数か月間だけで、『ロナルド・レーガン』の乗員6人の甲状腺を手術で除去しました」/ 独「シュピーゲル」誌の「洋上被曝」レポートが「エネニュース」で、さらに世界拡散! ★ 甲状腺被曝は、フクシマの子どもたちだけの悲劇ではなかった!

 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://enenews.com/doctor-removed-6-thyroids-recent-months-uss-reagan-sailors-exposed-fukushima-fallout-officer-sick-soldiers-everywhere-many-hospitals-san-diego-hawaii-dont-whats-going-video

 ・ It was the endocrinologist who asked her if she had been on the Ronald Reagan. During Tomodachi? Yes, Morales told her. Why? The doctor answered that he had removed six thyroid glands in recent months from sailors who had been on that ship…

Posted by 大沼安史 at 03:16 午後 |

〔米西海岸異変続く〕◆ アシカが謎の大量衰弱 エサのイワシ、エビが消える 依然、原因不明 / 「フクイチ海洋プルーム」の影響はないのか? ★ 一方、≪フクシマ・ダイアリー≫は、東京・上野動物園でのアザラシなどの死亡を報じている。 

1mccain300x196 〔★は大沼〕 ◎ エネニュース ⇒ http://enenews.com/fox-sardines-crawfish-pretty-disappeared-pacific-ocean-theyve-vanished-marine-mammals-struggling-survive-strandings-2015-already-surpassed-whats-normally-entire-yearly-5-weeks-videos

 ◎ フクシマ・ダイアリー ⇒ http://fukushima-diary.com/2015/01/large-mammals-die-rapid-succession-ueno-zoological-gardens-tumor-heart-failure-etc/

Posted by 大沼安史 at 03:15 午後 |

〔2015 報道の自由・世界ランキング〕◆ 日本、前年より2位下げ、世界61位に / 韓国(60位)の後塵を拝す/ 国境なき記者団(パリ)が発表 ★ 今の日本の「報道」は、「洗脳」に近い、まがいものか――あるいは「洗脳」そのものである、ということか!

〔★は大沼〕◎ ⇒ http://index.rsf.org/#!/
 ◎ AFP電(日本語) ⇒ http://www.afpbb.com/articles/-/3039424

 ★ 昨日のNHKニュースは、報道ではなく、安倍政権の御用洗脳機関と化した、この国の大本営放送局の姿を、はしなくも現したものだ。

 NHKはなんと、安倍首相の施政方針演説の決め文句、「戦後以来の大改革」を3回もリピートし、そのたびにテロップの文字を大きくさせた!
 ◎ ツイッター情報 ⇒ https://twitter.com/yagainstfascism/status/565816837523664896

Posted by 大沼安史 at 03:14 午後 |

〔東洋経済オンライン〕◆ 日本人は「政府への信頼」が世界最低だった! / 信頼度は2014年の44%から37%に低下 /「2015 エデルマン・トラスト・バロメーター」で確認 

 ★ 世界最大のPR企業、エデルマン社の調査結果と、日本の大マスコミの「世論調査」結果(?)の、あまりの違いに、戦慄をおぼえるのは、わたしだけではあるまい。

 〔★は大沼〕 ◎ ⇒ http://toyokeizai.net/articles/-/58596

 ◎ エーデルマン ⇒ http://www.edelman.com/insights/intellectual-property/2015-edelman-trust-barometer/

Posted by 大沼安史 at 03:12 午後 |

〔アベノジャパン〕◆ ロイター通信が世界拡散報道 / 安倍政権が繰り広げている、日本の戦争の過去をただす5・9億ドル、巨額PR世界キャンペーンは、〔むしろ〕困難さをひきおこすかも / 米国の歴史学者、ジェニファー・リンド教授は言った、「(世界の)人々は、歴史をめぐる議論に引きずり込まれることで、〔安倍政権の思惑とは逆に〕日本に「残虐」イメージの烙印をおすことになるだろう。それ〔安倍政権のPRキャンペーン〕は、敗北のバトルである」

 〔★は大沼〕◎ ロイター: 安倍政権の「戦争の過去」に焦点をおいた「グローバルPR戦略」、「不発」で終わるかも Japan global PR message could misfire with focus on wartime past
 (10日付け)⇒ http://www.reuters.com/article/2015/02/10/us-japan-diplomacy-campaign-idUSKBN0LE0O920150210?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=twitter

 ◎ 内田樹さんが全訳 ⇒ http://blog.tatsuru.com/2015/02/12_1816.php

          *

 ・ A push by Japan to correct perceived bias in accounts of the country's wartime past is creating a row that risks muddling the positive message in a mammoth public relations campaign to win friends abroad.

 ・ But the government is also targeting wartime accounts by overseas textbook publishers and others that it sees as incorrect and damaging to Japan's image.

 One such effort has already sparked a backlash.

 ・ Experts said government efforts to seek changes in historical accounts would be counter-productive, since it would keep the issue of Japan's wartime past in public focus.

 "Dragging people into a long discussion about history ... seems like they are going to brand Japan with that atrocity in terms of its image," said Dartmouth College professor Jennifer Lind. "It’s a losing battle."

Posted by 大沼安史 at 03:09 午後 |

2015-02-12

〔HSBC / スイス・リーク・プロジェクト〕◆ 英紙ガーディアンが世界各国政府の動きを報道 / ベルギーの裁判官、HSBC銀行スイスのディレクターらの国際逮捕状の発行を検討 / デンマーク 税逃れの可能性のあるHSBC顧客の自国民を把握へ / フランス 課税逃れと闘う決意を表明

 

 ★ 日本政府は、日本のマスコミは、どうして音なしの構え(?)なのだろう?

 日本の296人の「顧客」のなかには、政治家らが含まれているから、手を出さない――というのでは、あるまいな!

 〔★は大沼〕 ◎ ⇒ http://www.theguardian.com/news/2015/feb/09/hsbc-files-bank-swiss-arm-tax-international-response

Posted by 大沼安史 at 08:18 午後 |

〔米軍産政複合体がさらなる“終わりなき戦争”を画策〕◆ オバマ大統領、連邦議会に、「イスラム国」との戦争拡大で、新たな「AUMF」(軍事力行使権限)の承認を要請 / ブッシュ政権が2001年の9・11後に手にした(アフガンからエチオピアまでの米軍展開を可能とした)「2001 AUMF」は維持 / ★ これは「中東・アフリカ・永久大戦争」への突入宣言ではないか! 安倍首相は、自衛隊員らのいのちを、米国に差し出してはならない!

 〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/02/11/obama-asks-congress-authorize-another-endless-war

Posted by 大沼安史 at 08:05 午後 |

〔福島原発告訴団〕◆ あきれ果ててもあきらめない! 2.15 福島県集会 /14:00~16:00 / 郡山市 ビッグパレットふくしま コンベンションホールB

2_153
 ◎ ⇒ http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2015/01/215.html

20150215

Posted by 大沼安史 at 07:47 午後 |

〔亡国の原発再稼働〕◆ 「美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会」などが 「高浜3・4号機の審査書確定・変更許可に強く抗議する」 共同声明 

 ★ ああ、なんということ! 原子力“寄生”委員会?!

 ・ 福島事故のような汚染水への対策は審査されていない。 (今回の審査書では、汚染水に対する具体的な対策にはいっさい触れないままの措置を、規制委員会は容認した。パブコメへの回答では「体制を整備する方針であることを確認しています」としてこれで十分としてしまっている。具体的方針・対策は一切問題にしていない。これでは、重大事故直後から流出する汚染水により海が汚染されることは避けられない)

 ・ プルサーマルの審査なく、使用済MOXは地元に据え置かれる。 (パブコメへの回答では「既に許可されたものであり、本審査は、MOX燃料の使用を前提としています」と述べ、さらに「MOX燃料に特定した基準・審査ガイド等は必要ありません」とまで述べ居直っている。また、住民が強く懸念する使用済MOX燃料は、関電の設置変更許可申請書のどこにも、その言葉さえ見当たらない。結局、プルサーマルは申請されたという明確な形跡がなく、審査もなされていないのである)
   

 ・ 避難計画はないに等しい。 (関電が想定している重大事故では、炉心溶融が始まるまでに19分、溶融炉心が原子炉容器の底を貫通するのに1時間半しかかからない。これでは、住民が重大な被ばくを被るのは必然……仮に避難しても、高浜原発から30km圏の住民が避難する兵庫県の避難施設の31%は、土砂災害や洪水などの危険区域にある。要援護者の避難は困難を極めることが明らかになっている)

 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://www.jca.apc.org/mihama/takahama/kougi_takahama_20150212.pdf

Posted by 大沼安史 at 07:40 午後 |

〔言論ファシズム〕◆ 安倍政権(外務省)、シリア行き(難民取材)日本人フリーカメラマンのパスポート没収問題、日本外国特派員協会が正式抗議を検討 / 「ジャーナリストの報道の権利は不可侵のもである」(ルーシ・バーミンガム会長)/ ★ 自衛隊・中東派兵の「取材」を、御用メディアにさせて、フリー記者にはさせない布石だろう! アナクロ強権主義の安倍政権に対し、海外のメディアから、さらに強い批判が出ることだろう。

 〔★は大沼〕◎ タイム誌 ⇒ http://time.com/3704662/japan-japanese-journalists-syria-passports/

 ・ “Although I realize the Japanese government is balancing many difficult concerns at this time, the right of journalists to cover stories and the principle of freedom of the press must remain an inalienable right,” said Lucy Birmingham, president of the Foreign Correspondents’ Club of Japan. She said the group was considering filing a formal protest.

 ★ タイム誌の記事は、テンプル大学ジャパンのジェフ・キングストン教授の「政府が一方的に、ジャーナリストが何を取材するか決めたもので、危険な前例だ。パスポート没収は検閲のひとつのかたちであり、市民的自由の侵害である」のコメントを紹介している。

 ・ “It is a dangerous precedent for the government to unilaterally decide where journalists can go and what they can report on. Revoking the passport is a form of censorship and an encroachment on civil liberties,” said Jeff Kingston, director of the Asian Studies program at Temple University’s Tokyo campus.

 ◎ 田中龍作ジャーナル :【旅券返納事件】 フリーカメラマン「最後まで争う」
   ⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/02/00010694

 ・ 憲法で保証された移動の自由、表現の自由を奪われたフリーカメラマンの杉本祐一氏(新潟市在住・59歳)が、きょう(12日)、日本外国特派員協会で記者会見を開いた。

Posted by 大沼安史 at 07:27 午後 |

〔「トモダチ作戦」洋上被曝〕◆ 空母「ロナルド・レーガン」の日系水兵、ダガン・ホンダ(Honda)さんも被曝受難 偏頭痛、予期せぬ疲労感、異常な速さで劣化してゆく椎間板 / 同僚のロン・ライトさんは精索静脈瘤で睾丸腫れ上がり、子どもをつくれなくなる恐れ / 米シアトルのテレビ局がレポート 

 ★ サンディエゴ連邦裁判所での「対東電・洋上被曝・集団訴訟」は、時間の経過とともに、被曝した水兵たちの症状が悪化していることで、ますます米国の人々の注目を集めているようだ。

  どれだけ注目度が高まっているか――それは、テレビ局電子版サイトに視聴者・読者が寄せた「コメント」の数のすごさを見ても分かる!

 メルトダウンを隠し続けた東電は、結局、巨額な賠償を余儀なくされるのではないか?

 それは同時に、われわれ日本人(国民)の被曝問題が一気に表面化し、政府・東電に対する非難(賠償要求)を総噴出させるものになるだろう。

          *

 ★ KMO局の放映映像には、空母の甲板の向こうに――意外な近さで。海岸線というか、海沿いの山並み(山影)がはっきり映っている(たとえば開始2分54秒~)。

 これはどこの海岸線だろう?

 仙台沖ではない。

 これはたぶん、浜通り、ではないか!(福島のみなさんの判断を乞う)

 これがそうだとすると、「ロナルド・レーガン」はかなりフクイチに接近して、放射能プルームを受けたことになる。

 
 〔★は大沼〕◎ KMO:「フクシマ被曝訴訟:水兵たちは放射能漬けになった(Fukushima fallout suit: 'Sailors were marinating in radioactive particles')」
 (11日放送)⇒ http://www.komonews.com/news/local/Fukushima-Fallout-Part-1-291553081.html?tab=video&c=y

Posted by 大沼安史 at 03:55 午後 |

〔フクイチ核惨事の記録〕◆ ① 2巡目で初のがん確定診断 福島の子ども甲状腺検査 / 沖縄タイムスが報道! ② 日光山輪王寺の空間線量 線香の煙の処で計測したら 0.088μSv/h

 ①  ⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=102606

   ・ 事故直後から3年目までの1巡目の検査では「異常なし」とされた子ども1人が、昨年4月から始まった2巡目検査で甲状腺がんと診断が確定したことが11日、関係者への取材で分かった。また、がんの疑いは7人になった。 

 ②  ⇒ https://twitter.com/tokaiama/status/565627792617140227

Posted by 大沼安史 at 03:54 午後 |

〔希望は未来にある〕◆ 脳卒中で入院したティク・ナット・ハン師、昏睡から回復! 

 ⇒ http://plumvillage.org/news/an-update-on-thays-health-3rd-january/

 昨年11月1日、フランス・ボルドの病院に入院していた。

 ◎ ティク・ナット・ハン師 ビデオ講話 「新しい年をほんとうに新しくもの」⇒ http://plumvillage.org/news/how-to-make-your-new-year-truly-new/

 ◎ ウィキ ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%B3

   ◎ ティク・ナト・ハン師の本

  ・ 『ブッダの〈気づき〉の瞑想』
     ⇒ http://www.shinsensha.com/detail_html/11yasou/1186-2.html

  ・ 『ブッダの〈呼吸〉の瞑想』
     ⇒ http://www.shinsensha.com/detail_html/11yasou/1282-2.html

  ・ 『 リトリート ブッダの瞑想の実践 』
     ⇒ http://www.shinsensha.com/detail_html/11yasou/1481-2.html

Posted by 大沼安史 at 02:29 午後 | | トラックバック (0)

〔カイラさん帰らず〕◆ カイラ・ミューラーさん(26歳)の家族、カイラさんの死亡を確認 「イスラム国」、家族に写真3枚を送信 1枚は白い葬儀の衣類に包まれた写真だった / 拘束中のカイラさんが、解放された人に頼んで家族に送った手紙も公表

 ★ 手紙には、拘束中に、こんな歌をつくったと書かれていた。

   ♪ それはわたしの悲しみ、
      希望はわたしのちから

 手紙はこう結ばれていた。

   おそれないで

   わたしのように祈り続けて

   わたしは神のみこころのままに祈り続けている

   すぐに会えるから……

          *

635592057826653493kayla1 ★ カイラさんは、ふるさとアリゾナで高校生のころ、「ホピ」族など先住民族が「聖地」とする山(The Peaks)に、スキー・リゾート(フラッグスタッフ)のため、下水処理水で人工雪を降らせることに反対して、処理水を供給するな、と反対運動に立ち上がった。

 シリアの人を(世界各地の苦しんでいる人々を)助けに入ったカイラさんとは、そういう人だった。

 日本の反原発運動のひとつの流れは、実は「ホピ」族との連帯のなかから生まれたものである。

 1988年夏には、ホピのトーマス・バンヤッカさんが、映画『ホピの予言』をつくった故・宮田雪さんらの尽力で、「ホピ独立国」のパスポートで来日(入国)し、広島~フクシマ経由~幌延(北海道)間を走る「セイクリド・ラン」を行っている。

          *

 ★ カイラさんを追悼するサイトによると、彼女はフランスのテック・ナット・ハン師の「李村」で、瞑想の時間を持ったことがあるという。

 ★ いま、わたしたちに大事なことは、赦しあい、和解することだ。

 カイラさんに葬儀用の白い布を巻いて写真を撮った「イスラム国」の人の心のなかに、哀悼のこころがあること――を知ることだ。

 〔★は大沼〕◎ ニューヨーク・タイムズ
  ⇒ http://www.nytimes.com/2015/02/11/world/middleeast/parents-of-kayla-mueller-isis-hostage-confirm-she-is-dead.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&module=mini-moth&region=top-stories-below&WT.nav=top-stories-below&_r=1

 ◎ 英紙インディペンデント(手紙全文)
  ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/kayla-mueller-full-transcript-of-letter-sent-by-us-aid-worker-held-hostage-by-isis-10036557.html

 ◎ カイラさんを追悼するサイト
  ⇒ http://www.forkayla.org/

Posted by 大沼安史 at 11:03 午前 |

2015-02-11

〔スイス・リーク・プロジェクト〕◆ HSBC顧客リスト / 日本関係分 296人、596口座 ★ 政治家は含まれているのだろうか? より詳細な公開・解析が求められる!

 ★は大沼 ◎ ICIJ(国際調査報道コンソーシアム) ⇒ http://www.icij.org/project/swiss-leaks/explore-swiss-leaks-data

Posted by 大沼安史 at 05:45 午後 |

〔空から歌が聴こえる〕◆ ♪ Half As Much

 
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog3/2015/02/half-as-much.html

Posted by 大沼安史 at 05:33 午後 |

〔希望は未来にある〕◆ ことしの「世界・恩おくりデー(Pay it Forward Day )」は4月30日! ★ 別に「今すぐ」でも構わない。井上ひさしさんが実践していた「恩送り」は、いまや「ペイ・イット・フォワード」として、世界的な運動に発展している / さあ、人知れず微笑まん!

 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://payitforwardday.com/
 ◎ トレーラー ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=0B8fjlRMYOI
 ◎ 「恩おくり」ウィキ ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%A9%E9%80%81%E3%82%8A

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 ★ 井上ひさしさんは、『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』(本の森、新潮文庫)で、

 恩送り(おんおくり)とは、誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ること。

 ――と述べている。(上記の本は、井上さんが「恩おくり」で、ボランティア講師をつとめた岩手・一関での作文教室の記録。わたし〔大沼〕が編集した本です)

 ★ わたしも実は昨年8月、四国の巡礼で、お寺のトイレにペーパーを置いて回りました。掃除も!

 この2年ほどの苦しい日々のなかで、助けてくださったみなさんへの感謝の気持ちを、すこしだけ、おすそ分けしました。

 原子力は破壊の連鎖ですが、恩おくりは元気の連鎖ですね。

 そっと種をまいて、それが自分の知らないところで、いつの日か、人の役に立つ。

 そう、希望は未来にある!

Posted by 大沼安史 at 03:43 午後 |

〔フクイチ放射能汚染〕◆ 米東海岸(大西洋)メイン州産の「海草(Seaweed)」への需要高まる / 「メイン海岸・海の野菜(Maine Coast Sea Vegetables )」社、新工場を建設 / ≪フクシマ原発事故が太平洋産の海草に影落とす≫ ★ 太平洋の昆布やワカメが警戒されているということか……。

 ◎ マウント・デザート・アイランダー紙 : Seaweed company bets $1.5M on new plant
 (10日付け)⇒ http://www.mdislander.com/maine-news/waterfront/seaweed-company-bets-1-5m-new-plant

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 ・ Demand for their products ballooned following the Fukushima nuclear accident, which cast a shadow over seaweed harvested in the Pacific Ocean.

Posted by 大沼安史 at 02:19 午後 |

〔フクイチ核惨事の記録〕◆ ドキュメンタリー映画『フタバから遠く離れて 第二部(Nuclear Nation Ⅱ)』(船橋淳監督)、ベルリン映画祭の「フォーラム」で上映 / ≪船橋監督はさらにこう非難した、「金の問題じゃない。わたしたちは歴史を、伝統を、文化を、地域者社会を失ったのです――それは目に見えない(かけがえのない)もの≫ ―― それが「フクイチ放射能という目に見えないキラー(殺し屋)によって一掃されたのだと!

 ◎ ヴァラエティー ⇒ http://variety.com/2015/film/markets-festivals/berlin-nuclear-nation-ii-continues-to-probe-fukushima-disaster-1201428558/

Keyart ・ His accusations go deeper too. “It is not just about money, we’ve lost history, tradition, culture, community – the invisible stuff,” which he says have been wiped out by an invisible killer.

 ◎ 予告編 ⇒ http://nuclearnation.jp/jp/part2/

 ◎ 『フタバから遠く離れて 第二部(Nuclear Nation Ⅱ)』 ホームページ 

       ⇒ http://nuclearnation.jp/jp/part2/

Posted by 大沼安史 at 01:51 午後 |

〔フクイチ核惨事の記録〕◆ ① 「名水百選」の栃木県塩谷町の見形和久町長、「放射性廃棄物は1カ所にまとめて処分するのが国際的な原則。福島第1原発周辺で処理すべきだ」② ガラスバッチ、「4割近くも低く表示」③ 桜井勝延・南相馬市長:「アメリカに殺されたってNOと言えなければ、政治家ではない」

 ① ⇒ http://www.47news.jp/smp/CN/201502/CN2015020801001453.html

 ② ⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5363.html

 ③ ⇒ http://www.huffingtonpost.jp/jouta-nakatsuma/minamisouma_b_6576494.html

Posted by 大沼安史 at 01:49 午後 |

〔後藤さんら帰らず〕◆ ロイター電: ≪安倍政権がヨルダン政府とだけ動くことを決定したことは、(イスラム法学者の)中田氏を通じたコミュニケーションを閉ざしたばかりか、後藤健二さんの妻が独自に開いたコンタクトをつぶしてしまった≫ / ◆ 日本政府のために動いたセキュリティー・コンサルタント会社、「CTSS・ジャパン」のNils Bildt社長さえも、「日本政府は、民間のコミュニケーション・チャンネル(複数)を脇に追いやり、最後の最後まで過激派と有効なコンタクトを確立できなかった」と指摘!

 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://www.reuters.com/article/2015/02/08/us-mideast-crisis-killing-japan-idUSKBN0LC0N720150208

 ★ ロイターが全世界に報じた、安倍政権の「人質解放交渉つぶし」疑惑は、こんご、徹底して検証されねばならない。

 これは日本のジャーナリズムの使命であり、責務である。

 ◆ ◎ ロイター記事の全訳は、内田樹さんのブログにある
 ⇒ http://blog.tatsuru.com/2015/02/09_1434.php

          *

 ・ That decision to work exclusively with Amman, which was also trying to free a Jordanian hostage from Islamic State, not only closed communications via Nakata but also effectively ended separate contact that had opened up between the wife of hostage Kenji Goto, 47, the war correspondent, and his captors.

 "The government sidelined whatever private communication channels there were in place and proved unable to establish effective contact with the militants until the very end," said Nils Bildt, president of security consultancy CTSS Japan, which has worked for the Japanese government.

Posted by 大沼安史 at 10:42 午前 |

〔希望は未来にある〕◆ アンチ汚職・アンチ腐敗権力を掲げる「Aam Aadmi (Common Man ただの人)party」(AAP=「ただの人党」)が、インドの首都、デリー市(首都圏・連邦直轄領、1100万人)の選挙(7日投票)で圧勝! 70議席中67議席を独占! ケイリワル党首、14日にデリー市の長官に就任 / モディ政権に痛打

45 ★ 党首の Arvind Kejriwal さんは、反汚職活動家の元・マル査(税務査察官)で、アナーキストであることを自ら明らかにした人。

  頭にスカーフを巻いて、貧しい人々を守る、連帯のシンボルにしていたそうだ。

 さあ、日本も変わるぞお! 統一地方選で変わるぞお!

 〔★は大沼〕◎英紙ガーディアン:Anti-corruption party sweeps Delhi elections in blow for Narendra Modi
  ⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/feb/10/modi-dealt-huge-blow-as-anti-corruption-party-sweeps-delhi-elections

 ・ India’s political elite has been left reeling after a radical anti-corruption, anti-establishment party led by a self-confessed anarchist swept to power in the capital of the world’s biggest democracy.

 ・ The AAP’s leader, Arvind Kejriwal – a former tax inspector and anti-corruption activist – has pledged to reform Indian politics and society, campaigning against the “VIP culture” that many complain is characteristic of the emerging south Asian power. He appeared at public meetings with a scarf wrapped around his head, a sartorial nod to poor workmen protecting themselves from Delhi’s winter.

 ・ Kejriwal will be sworn in as chief minister of Delhi on 14 February.

Posted by 大沼安史 at 10:16 午前 |

2015-02-10

〔空から歌が聴こえる〕◆ ♪  In My Arms

 ◎ ⇒  http://onuma.cocolog-nifty.com/blog3/2015/02/in-my-arms.html

Posted by 大沼安史 at 05:54 午後 |

〔フクイチ放射能汚染〕◆ 野火(森林火災)で、放射性降下物、大気再放出の恐れ / チェルノブイリ放射能と同様に、フクイチ放射能も再拡散の可能性 ――「ニューサイエンティスト」誌で、キース・バーヴェストック博士が警告 / チェルノブイリでは2002年以降、3度、森林火災があり、計0.5ペタベクレル程度のセシウムが煙となってスカンジナビア、イタリア、トルコなどに拡散 ★ フクイチ被曝地では、野焼きにも注意しなければならない、ということではないか?

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………………………………………………………………………………………

 〔★は大沼〕◎ Rise in wildfires may resurrect Chernobyl's radiation 
  ⇒ http://www.newscientist.com/article/dn26933-rise-in-wildfires-may-resurrect-chernobyls-radiation.html?cmpid=RSS|NSNS|2012-GLOBAL|online-news#.VNmKUrn9kqS

          *

 ・ "This is clearly an important problem and one that applies also to Fukushima, where a significant amount of forest land has been contaminated," says Keith Baverstock of the University of Eastern Finland in Kuopio, formerly head of radiation protection at the World Health Organization's European office. "They have a very valid point. The lack of management of forests, the apparently slower decay of vegetation exposed to radiation, climate change leading to drought and the expansion of forested areas all contribute to increasing the risk of forest fire and therefore further dispersal of long-lived radioactive nuclides."

 ・ The actual amount of radioactivity redistributed by the recent fires is about a tenth of what was deposited on Europe in 1986, and its health effects are still a matter of debate among epidemiologists. But long-lived emitters of radioactivity persist and accumulate, so any dose is bad news, says Mousseau. "A growing body of information supports the idea that there is no threshold below which they have no effect.".

 ・ Nikolaos Evangeliou at the Norwegian Institute for Air Research and colleagues have analysed the impact of forest fires in the region, and calculated their future frequency and intensity. To do so they fed satellite images of real fires in 2002, 2008 and 2010, and measurements of radioactive caesium-137 deposited on the area, to models of air movements and fires.

 They estimate that of the 85 petabecquerels of radioactive caesium released by the Chernobyl accident, between 2 and 8 PBq still lurk in the upper layer of soil in the exclusion zone

 The team calculates that the three fires released from 2 to 8 per cent of the caesium, some 0.5 PBq, in smoke. This was distributed over eastern Europe, and detected as far south as Turkey and as far west as Italy and Scandinavia.

Posted by 大沼安史 at 05:34 午後 |

〔フクイチ核惨事の記録〕◆ ① 地下水セシウム 過去最高の値に!/ ストロンチウム90、59万ベクレル出た井戸も! ② ドイツ公営TV局が伝える【フクシマの今】 ③ 作業員転落事故で原子力規制委員会の田中委員長が吐いた暴言が波紋、地元から怒りの声

 ①  ⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5491.html 

 ②  ⇒ http://dmm-news.com/article/915764/

 ③  ⇒ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150205-00043024-playboyz-soci

Posted by 大沼安史 at 05:31 午後 |

〔後藤さんら帰らず〕◆ ≪日本外務省が“strong indignation” との表現で、「イスラム国」を「威嚇」!≫ / 「日本サブカルチャー研究センター(Japan Subculture Research Center)」が、1月20日の外務省声明(英文)の言葉づかいを疑問視

 〔★は大沼〕◎ Japan’s MOFA threatens ISIS with “strong indignation” if (hypothetical) hostages executed
 ⇒ http://www.japansubculture.com/japans-mofa-threatens-isis-with-strong-indignation-if-hypothetical-hostages-executed/

 ★ “strong indignation” をそのまま日本語に訳せば、「強い憤り」ということなるだろう。

 わたしは英語のネイティブでないから、語感の問題として、これがなぜ、「イスラム国」を「脅している」( threatens )ことになるのか、いまひとつ、腑に落ちないが、1月20日時点でのこの言葉づかいに対し、イスラム国側が、軍事報復も辞さない強い決意を感じ取ったのかもしれない――と考えることは、あるいは可能かと思われる。

 ★ 複雑かつ微妙な時期に、日本の政治家の(気持ちのこもらない)「決まり文句」となった「強い憤りを感じる」を英語に直訳することは、危険なことなのかも知れない……。

 なので、あえて、こうした見方を紹介した次第。

 ◎ 「日本サブカルチャー研究センター(Japan Subculture Research Center)ホームページ ⇒ http://www.japansubculture.com/

Posted by 大沼安史 at 05:17 午後 |

〔烏賀陽弘道さん〕◆ ルポ「国道6号線を行く」/ <ふと見上げると、青地に白い文字の看板にこう書いてあった。『ありがとうございました。今日の出会いに感謝します。福島第一原子力発電所 東京電力』>

 ◆ それは――<昨年9月15日に、突如「開通」した。>

 ・<国道に戻って気づいた。左右両側の集落に入る道路が、全部開閉式の金属バリケードで塞がれているのだ> 

 ・ <ぎょっとした。福島第一原発が目の前にあった。あわてて線量計を取り出す。毎時5、6、7……とマイクロシーベルト表示の数字がするすると増えていく>

 ・ <Uターンしてクルマを止めた。福島第一原発から1キロだった。それにしても警備員が軽装だ。こんなに線量の高い場所に1日立っていて、大丈夫なのだろうか。などと思いは千々に乱れた。

  線量計を見る。毎時8、10、12と数字が激しく動く。風が強い。原発側から風が吹くと数字が上がる。心臓がばくばくした。線量計を地面に近づけると数字が上がるのは、まったく除染が入っていないからだろう。枯れ草がひどく邪悪なものに思える>

 ◎ ⇒ http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1501/22/news009.html

Posted by 大沼安史 at 09:52 午前 |

〔使用済みMOX燃料〕◆ 原発ですでに使われたものが、国内にすくなくとも127トン、処理されないまま、現場でそのまま「保管」/ 「ふげん」に63・9トン、東海再処理施設に23・1トン、玄海、伊方原発にそれぞれ10.7トン、「常陽」7・1トン、高浜原発5.3トン…… / 時事通信が調査報道 ★ 日本列島は「MOX核地雷」だらけ!

 〔★大沼〕 ◎ 使用済みMOX127トン超=処理未定、原発で保管-再稼働なら増加・原子力機構
 (7日付け) ⇒ http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2015020700175

 ★ 時事電によると、

  ・ 通常の使用済み燃料からMOX燃料を作り出した後の高レベル放射性廃棄物 ⇒ 最終処分地の選定難航

  ・ 使用済みMOX ⇒ 強い放射線を出すが、処理方法も具体的に決まらない状況で、各原発などで長期保管せざるを得ない

          *

 ★ これはもう、かっこうの「核テロ」のターゲットになってしまうのではないか?

 安倍政権はこのテロ対策をどうするつもりか? 電源喪失対策はどうなっているのか?

Posted by 大沼安史 at 09:42 午前 | | トラックバック (0)

〔東京新聞〕◆ 防衛費 精査なく膨張 武器2.6兆円「ローン」払い ★ 「フクイチ」で、日本の自衛隊は「核事故」に対してほとんど対応能力のないことが明らかになった。お手上げ、米軍頼み。「原子力災害」という、いまここにある「最大の脅威」への対策はどうなっているのか?

 〔★は大沼〕◎ 6日付け ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015020602000148.html

 ・ 安倍政権は「積極的平和主義」の旗の下、最新鋭の武器をまとめ買いする姿勢を強め、二〇一五年度予算案の防衛費は過去最高額に達した。購入を可能にしている背景には、財政上の仕組みがある。

          *

 ★ 「財政上の仕組み」とは「ローン払い」のことだそうだ。

          *

 ・ 一五年度予算案の防衛費が過去最大になった一因は、過去に契約した後年度負担が膨らんだため。一・八兆円強と総額の四割近くに達する。

 ★ 回の予算案は、集団的自衛権行使を容認した昨年七月の閣議決定後、初の当初予算案。防衛費は四兆九千八百一億円を計上したほか、垂直離着陸輸送機オスプレイ五機(五百十六億円)、ステルス戦闘機F35六機(千三十二億円)などの購入や、武器修理費などに計約二・六兆円分の「ローン」契約を明記した。

          *

 ★ 「フクイチ」事故のフの字もない。原子力事故災害、あるいは原発テロ対策への予算案はまったく、ない。

 どうなっているのか? 

Posted by 大沼安史 at 09:02 午前 |

2015-02-09

〔フクイチ核惨事〕◆ 独「シュピーゲル」誌(英語版)が洋上被曝した水兵らの体験を詳報! ★ 日本の主要メディアは、なぜ沈黙を守り続けているのだろう? ドイツの有力誌がこれほどの大特集を組んでいるのに!

 ◆ 10か月前、空母「ロナルド・レーガン」の女性水兵、レティシア・モラレスさん(最先任上級兵曹長)は、甲状腺を除去手術を受けた。医者(内分泌医)が教えてくれた――もうすでに6人の乗員の甲状腺を除去していると。/ 彼女はフクイチが爆発したことを知らなかった。空母が海岸線に近づくにつれ、口の中に「金属味」がした

 ◆ 彼女の部下、フットボール選手のようにたくましいブレット・ブリガンは「放射線肝炎」と診断された 

 ◆ ロン・ライトさんは精巣がテニスボールのように腫れ上がった 

 ◆ モラレスさんの班の部下、セオドア・ハルコムさんは昨年4月、副甲状腺癌で死んだ 

 ◆ 津波被災地へ救援活動で同空母から往復したヘリ・パイロットのクリスチャン。ウイリアムさんも副甲状腺癌になったが、表へ出ることを拒否している 

 ◆ 車いす生活を余儀なくされたスティーブ・シモンズ退役中尉は、サンディエゴ連プ裁判所の法廷に立ち、証言した

          *

 ★は大沼 ◎ 「明確化されざる被爆の脅威:米水兵、フクシマ・ミッション後の「正義」を求める('Uncertain Radiological Threat': US Navy Sailors Search for Justice after Fukushima Mission)」
 (5日付け)⇒
 http://www.spiegel.de/international/world/navy-sailors-possibly-exposed-to-fukushima-radiation-fight-for-justice-a-1016482.html

          *

〔レティシア・モラレスさん〕

 ◆ 3・13の朝 現場海域に到着。津波で沖合に流された家やガレキを見た。死体も漂流していた。

 ・ On the morning of March 13, the USS Ronald Reagan reached the Japanese coast and saw the unimaginable devastation for the first time, with houses, cars and debris floating in the water. There were also dead bodies.

 ◆ レティシアさんの父親は原発で働き、犬の被曝実験に携わったこともあった。父親は彼女にメールで、甲板に出るな、水はボトルウォーターをのめ、安定ヨウ素剤をのめ、と言って来た。
 ・ He had spent years working at a nuclear power facility and had conducted radiation experiments with dogs -- beagles, she says. Her father warned her not to go up on deck, to drink only bottled water and to take potassium iodide tablets.

 ◆ シアトルの自宅に戻ったレティシアさんが突然、めまいを覚えたのは、2013年5月のことだった。腕が腫れ上がった。右手は野球のミットのように膨れ上がった。視界狭窄にもなった。11月には腎臓が痛みだした。医師は肝臓に腫瘍を見つけた。
 翌2014年1月、医師は脊椎に問題があると言った。2月、甲状腺の悪性腫瘍が見つかった。
 その年の夏、心臓の不整脈がわかり、秋、悪性腫瘍の乳房への転移が見つかった。
 ・ In May 2013, Leticia Morales suddenly began suffering dizzy spells. Her arm swelled up, her right hand looked like a baseball mitt and she had tunnel vision, she says. Doctors made computer scans of her brain and took numerous blood tests. Her general practitioner told her that there was something serious going on, but they weren't sure what it was.

 The kidney pains began around Thanksgiving, 2013. Again, the doctors didn't know what was causing it, but they found a tumor in her liver. In January 2014, a doctor told her that the problem was focused on her spine and in February, they found a malignant growth in her thyroid gland.

  In the summer of 2014, she began experiencing cardiac arrhythmia and that autumn, they found metastases in her breast.

          *

 〔ブレット・ブリガンさん〕

 ◆ 昨年の献血で放射線肝炎(radiation hepatitis)とわかった。献血を禁じられた。
 ・ Last year, though, shortly after making a regular donation, he received a letter from the blood bank telling him to call them immediately. They told him that he had a serious case of hepatitis and asked him if he takes drugs or otherwise might have used a contaminated needle. Bingham said no and consulted a doctor, who told him that he might be suffering from so-called "radiation hepatitis," a radiation-induced affliction of the liver that comes and goes. They performed a second examination and then a third before declaring him healthy. Still, he was no longer allowed to donate blood.

          *

 〔ロン・ライトさん〕

 ◆ 精巣がテニス球サイズになり、耐えきれない痛みを覚えるようになった。空母が〔トモダチ作戦を終え〕まだ日本海にいるときだった。

          *

 〔セオドア・ハルコムさん〕

 ◆ モラレスさんの班の部下で最初の確定診断を受けたのは、セオドア・ハルコムさんだった。副甲状腺がんで2014年4月に死亡した。年金受給資格(15年)に一年足りない時点での無念の死だった。ハルコムさんは最初――2014年1月に胸腺癌と診断された。前のクリスマスに呼吸困難になったあとだった。一か月間に10キロ、体重が落ちた。胸腺癌は進行が遅いと言われるが、彼の場合、すばやく転移した。

 ・ The only sailor from Morales' unit who received a clear diagnosis is Theodore Holcomb. He had cancer of the parathyroid gland and it killed him in April of 2014. He is the first casualty of the aid mission Tomodachi.

 ・ Holcomb had served for 14 years, but a pension only kicks in after 15.
 
 ・ Shortly before Christmas of 2013, he suddenly had trouble breathing and the doctors told him in January that he had thymus cancer.

 ・ He lost over 10 kilograms (22 pounds) in a single month, Leslie says. Normally, thymus tumors grow slowly, but in Holcomb's body, the cancer spread extremely quickly.

          *

 〔クリスチャン・ウイリアムさん〕

 ◆ 放射線治療が引き鉄を引く珍しい癌である副甲状腺癌だが、表に出ることを拒否している。
 ・ Kristian William, a helicopter pilot from Texas who flew aid goods from the Ronald Reagan to the Japanese mainland, suffers from cancer of the parathyroid gland, a rare form of cancer that is usually triggered by a high dosage of radiation. But he still doesn't want to go public with his suffering, he says on the telephone, because he is more afraid of being misrepresented in the media than he is of the cancer itself.

          *

 〔スティーブ・シモンズさん〕

 ◆ サンディエゴの連邦裁判所の法廷で証言した。原告の水兵たちの代表として。
 その車いすには「誰も見捨てられてはないらない」のスティッカーが貼られていた。帰国1年後、筋力が衰え、頭髪の脱毛が始まった。偏頭痛、指は黄色に、脚は赤黒く変色。全身痙攣。肝臓はアル中患者のような状態になった。

 ・ In the end, only a single sailor from the USS Ronald Reagan appeared before the court in San Diego: Steve Simmons. A lieutenant in the Navy, Simmons is now confined to a wheelchair. A sticker on his wheelchair reads: Nobody's left behind.

 ・ Simmons got up at 4 a.m. so as to be on time for the court hearing that day, flying from Salt Lake City to San Diego via Los Angeles before driving to the courthouse in a rental car. After the hearing, he was to fly back home -- a round trip that cost him and his wife $700. But it is important for him. He finally wants some certainty.

 ・ Simmons' complaints began one year after he returned from Japan. His muscles began to fail and his hair started falling out by the handful. He got migraines, experienced bloody discharges, became incontinent and his fingers turned yellow, even brown on some days. His feet are now dark red in color and he experiences whole-body spasms; his liver test results are comparable to those of an alcoholic. Four years ago, he competed in triathlons and hiked in the mountains. Now, he can no longer walk -- and nobody can tell him why.

 ・ Loyal and scattered. Most of them don't know how to react. Those who raise their voices are denounced in the Internet for being unpatriotic. You have to put up with a lot," Simmons says.

That is why he wanted to go to the court proceedings in San Diego. He sees himself as their representative.

Posted by 大沼安史 at 09:40 午後 |

〔週刊金曜日〕◆ 米国のオリンピック・ランナー、ルイス・ザンペリーニさんは太平洋戦争中、日本軍の捕虜となり、日本国内の収容所での過酷な捕虜生活を生き抜き、長野冬季五輪では80歳にして聖火ランナーをつとめた / 「壊れざるもの(Unbroken)」、ザンペリーニさんの物語をアンジェリーナ・ジョリー監督が映画化 ―― これに対して日本では、この映画を上映させない署名運動まで出ているという。/ 乗松聡子さんが解説記事で指摘

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 ◎ バンクーバー平和哲学センター:乗松聡子さん
 ⇒ http://peacephilosophy.blogspot.jp/2015/02/from-shukan-kinyobi-filmbook-unbroken.html
 ◎ 週刊金曜日サイト ⇒ http://www.kinyobi.co.jp/

 ◆ 映画・公式予告編 ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=XrjJbl7kRrI

          *

 ★〔大沼〕

 英紙ガーディアンによると、アンジェリーナ・ジョリーさんのこの「映画」は先月(1月)はじめ、バチカンでも上映されたそうだ。

 上映会のあと、ジョリーさんはフランシス法王とも会見し、意見を交わしたそうだ。

 バチカンのスポークスマンはこの映画を「人間的な、そしてスピリチャルな価値を、特別な赦しのなかで示したものだ」と語った。

 こういう映画に「反日」のレッテルを貼る「美しい国」を、国際社会の人々はどんな思いで見ることか。

Posted by 大沼安史 at 11:23 午前 |

〔後藤さんら帰らず〕◆ 「イスラム国」で脅かされ、安倍首相の乗った人力車「憲法改正」号を、必死で引かされる車夫・「日本」――ニューヨーク・タイムズが風刺漫画


 ⇒ http://www.nytimes.com/2015/02/09/opinion/could-isis-push-japan-to-depart-from-pacfism.html?_r=0

Posted by 大沼安史 at 10:22 午前 |

〔後藤さんら帰らず〕◆ 「I an Kenji」「I am Haruna」 8日の東京での追悼集会 英紙テレグラフ(電子版)がビデオつきで報道 / 参加した女性の発言――「安倍首相でなければ、ここまでひどいことになっていないですね。人の命は大事じゃないと、あんなふうにハッキリ言う人ははじめてです」、英訳字幕で世界拡散開始!

 ◎ ⇒ http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/11399176/Watch-Hundreds-hold-I-am-Kenji-and-I-am-Haruna-signs-in-tribute-to-Japan-hostages-killed-by-ISIL.html

Posted by 大沼安史 at 10:21 午前 |

2015-02-08

〔フクイチ核惨事〕◆ NEWSアラカルト ① 未だに降り注ぐ放射能、福島6200ベクレル/㎡、茨城3.43/㎡、栃木1.85/㎡、千葉1.01/㎡、東京0.74/㎡(1/30 原子力規制委員会) ② 福島県立医大で治療数が増えている病気 ③ EMが放射能を消すという不都合な真実

 ① 未だに降り注ぐ放射能
   ⇒ http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-5027.html
  
 ② 福島県立医大で治療数が増えている病気
    ⇒ http://matome.naver.jp/odai/2141784470400989501
 
 ③ EMが放射能を消すという不都合な真実
    ⇒ http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=300873

Posted by 大沼安史 at 05:41 午後 |

〔後藤さんら帰らず〕◆ 1月11日にフランスで行われた「シャルリー・エブド」襲撃に抗議する空前の大デモを見て、安倍首相は中東歴訪への外務省の懸念を却下、自民党の同僚に「わたしは(中東へ行けて)ラッキーだ。パリの虐殺事件で世界は中東に注目している」と語った(安倍内閣に近い情報筋の証言)/ ◆ 安倍首相のムードは、“giddy”(目がくらむほどうれしい〔幸せな〕)だった(別の情報筋の証言) / 東京在住の米国人ジャーナリスト、ジェイク・アデルスタインさんが、米国の有力ネットメディアを通じ、世界拡散報道!

 ◎ デイリー・ビースト、「日本の首相は自分が後藤さんらのいのちを危険に曝していることを知っていた(Japan’s Prime Minister Knew He Was Putting Hostage Lives at Risk)」(2月1日付け)
 ⇒ http://www.thedailybeast.com/articles/2015/02/01/japan-s-prime-minister-knew-he-was-putting-hostage-lives-at-risk.html?via=desktop&source=twitter

 ・ But on January 11, one of the biggest marches in the history of postwar France brought millions of people into the streets, along with more than 40 heads of government and heads of state showing their solidarity in the fight against the jihadist threat to freedom and to reason. Japan sent only its ambassador to Paris, and Abe may have regretted (as President Obama did) that he did not attend.

 Sources close to the Abe cabinet say that after that international spectacle the prime minister dismissed the foreign ministry’s concerns about the coincidental Mideast trip, telling a fellow Liberal Democratic Party member, “I’m lucky to be going there now. The whole world is focused on the Middle East after the Paris massacre.” Others described his mood as “giddy.” Foreign ministry officials passed on their concerns to the cabinet ministers but were ignored. Negotiations continued behind rapidly closing doors.

          *

 ◎ giddy の意味 goo辞書

 ⇒ http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/ej3/35773/m0u/

 

Posted by 大沼安史 at 05:18 午後 |

〔後藤さんら帰らず〕◆ 毎日新聞が報道 / 後藤さんと <ヨルダンに収監中だったサジダ・リシャウィ死刑囚との交換交渉が1月28日ごろに成立目前だった可能性が浮上> / <IS〔イスラム国〕側との交渉には、英国の危機管理コンサルタント会社が関与> / 交渉頓挫はIS内の意見対立の影響 ★ IS内部に後藤さん解放に反対する声が上がった背景には、安倍首相の「カイロ“宣戦布告”演説」への反発の高まりがあったのではないか?

 ★は大沼 ◎ 毎日新聞 2月8日付け : 「イスラム国」:人質事件交渉 後藤さんと死刑囚、交換目前で決裂か
 ⇒ http://mainichi.jp/shimen/news/20150208ddm001030148000c.html

Posted by 大沼安史 at 04:43 午後 |

〔後藤さんら帰らず〕◆ VICE News(和訳全文) 外務省当局者の内部告発 / Inside Japan's New War With the Islamic State 日本のイスラム国との新しい戦争の内幕 : 和訳( by てん)

 ★は大沼 ◎⇒ http://ameblo.jp/et-eo/entry-11986684395.html

 ★記事を全訳してくれた「てん」さんはこう書いている。

          *

 人質事件の内部告発をVice Newsに行った
   「高位外務省当局者」、他の皆様の告発内容全文です。

 あまりの酷さに愕然とします。
 狂人に権力・・。
 速やかに、辞めて頂きましょう。

 米国を含む各国からも、
 安倍首相に対する非難の声が届いていますね。
 もう終わりですね。

Posted by 大沼安史 at 01:01 午後 |

〔後藤さんら帰らず〕◆ 安倍首相の「イスラム国〝即興宣戦布告〟カイロ演説」/ 外務省、即(トタ)発表(配布)を予定していた(外国プレス=国際社会向け)「英文(訳)スピーチ・テキスト」を急きょ破棄して、訳文を作り直す?! /★「闘う」を「戦争」を示唆する<fighting with>ではなく、トーンをやわらげた<contending with>に…… ◆ 外務省の匿名ソースは言った、「われわれはダメージ・コントロールをした。彼(安倍首相)は、(予定されていた演説テキストに)書かれていたことを読まなかった」

 ★は大沼 ◎ ヴァイス ⇒ https://news.vice.com/article/inside-japans-new-war-with-the-islamic-state

          *

 ★ 日本外務省の匿名ソースが「ヴァイス」に明らかにしたところによると、今月2日、外務省の当局者が自民党本部に呼びつけられ、安倍首相の「カイロ演説」を外国メディアに、正しく伝えなかったと責められたそうだ。

 これについて外務省匿名ソースは、「われわれは英訳がまずいと非難されたが、ダメージ・コントロール(ダメージを最小限に抑え込む取り組み)を(必死になって)行ったのだ……」と語ったそうだ。

 安倍首相が「即興」(?)で付け加えた、勇ましい宣言部分を、どうやってごまかすか、日本の国益を考えながら、懸命に知恵をしぼる外務省担当者の心中は察するにあまりある。

 演説の英訳を作り直す作業はカイロ大使館―外務省本省の間の協議で神業的すばやさで行われたはず。

 作業にあたった外務省のみなさんの脳裏に、後藤健二さんらの拘束問題を含め、何が浮かんだか――これは察するに難しさはない。

 ◎ 関連 〕◆ 日本外務省のインサイダーが匿名で証言! 安倍首相、カイロ演説で、予定原稿に2行分の――(★致命的な)「イスラム国の脅威を減らすため」うんぬんの、〝宣戦布告〟ととらられないかねないを文章を急きょ組み込み、スピーチ / 匿名外務官僚は言った、2行を入れたことで「演説はIED(即席爆弾)に変わった。そうなるのは外務省入省1年生にもわかることだ」/ 世界メディア「ヴァイス」が暴露報道! 
   ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/02/post-2108.html

          *

 A spokesperson at Abe's office told VICE News, "We won't comment on the process in which the final speech was completed and delivered, or what was the in the original manuscript."

 After the speech, copies of the prepared statement were reportedly trashed, and work began on a transcript reflecting the additional lines. MOFA insiders said that there was internal debate about which Japanese character to use for a key word: tatakau, which can be written with two different characters that sound the same but have slightly different meanings. The first character connotes an abstract struggle — a battle with cancer, for instance — while the second is used to discuss warfare. MOFA decided to use the more abstract character in the Japanese transcript.

 Similarly, in the English translation they used "contending with ISIL" rather than "warring with ISIL" or "fighting with ISIL." Special attention was reportedly paid by MOFA to soften the words in English as much as possible. On February 2, MOFA representatives were called to LDP headquarters and told that they had failed to ensure Abe's speeches were properly communicated to the foreign press.

'We get blamed for the crappy English translation, but we were doing damage control. He didn't read his lines.'

Posted by 大沼安史 at 11:40 午前 |

〔I am Kenji〕◆ 「シャルリー・エブド」最新号の表紙の風刺画の言葉、Tout est pardonné は、日本の一部の新聞報道がいう「すべては許される」意味ではない。それは「過去に為された過ちを赦すことを意味する」。/ ★ パリ在住の翻訳家、関口涼子さんは大事なことをわたしたちに教えてくれている!

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 ◆ これは、ただの喧嘩の後の仲直りの言葉ではない。

      長い間の不和があり、それは実際には忘れられることも、許されることも出来ないかもしれない。割れた壺は戻らないかもしれない。

     それでも、この件については、終わったこととしようではないか、そうして、お互いに辛いけれども、新しい関係に移ろうという、「和解」「水に流す」というきれいごとの表現では表しきれない、深いニュアンスがこの言葉には含まれている。

 ★は大沼 ◎ 「許す」と「赦す」 ―― 「シャルリー・エブド」誌が示す文化翻訳の問題
   ⇒ http://synodos.jp/international/12340

 ★ この関口さんの文を、教えてくれたのは、池澤夏樹さんだ。
   ⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11584583.html?_requesturl=articles%2FDA3S11584583.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11584583

Posted by 大沼安史 at 10:23 午前 |

〔ツイッター・NEWS〕◆ 東京新聞(8日付)/ 韓国 原発周辺住民に「画期的」判決 放射線原因 がん認める / 古里原発から3・9キロ / 李さん・朴さん夫妻と長男の3人 李さんは直腸がん、奥さんの朴さんは甲状腺癌、そして二人の間にうまれた長男の均道さんは先天性の発達障害 / 李さんは東京での集会で言った、「ほかの住民を声を上げだした。何よりもうれしい」

 ◎(船橋市)弓場清孝さんのツイッター報告
 ⇒ https://twitter.com/roro101577/status/564150138411577344

Posted by 大沼安史 at 10:08 午前 |

2015-02-07

〔人を愛する歌〕◆ ♪ My Love Is Like A Red Red Rose

  アイルランドの女性歌手、Méav 、メイヴさんの歌声は、静かで、透明で、怒りや汚れを浄化してくれる。

 こんな時代だからこそ、こんな世界――日本だからこそ、今夜は、この歌(詩)を聴いてから眠りに就くことにしよう。

  6月には、平和と脱原発の赤いバラを咲かせよう。再稼働許すまじ!

 ◎ ユーチューブ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=I9oCx24uBzI

 ★ mp3でもゲットできる。

          *
 (歌詞=詩)

O, my love is like a red, red rose
That's newly sprung in June
O, my love is like a melody
That's sweetly played in tune

So fair art thou, my bonnie lass
So deep in love am I
And I will love thee still
My dear till a' the seas gang dry

Till a' the seas gang dry my dear
And the rocks melt wi' the sun
And I will love thee still, my dear
While the sands of life shall run

And fare thee weel, my only love
And fare thee weel awhile
And I will come again, my dear
Tho' 'twere ten thousand mile

Posted by 大沼安史 at 06:13 午後 |

〔イスラム国〕◆ 拘束中の米国人女性(援助活動家)、カイラ・ジーン・ミューラーさん(26歳)がヨルダン空軍機の報復空爆で死亡――と発表

 ★は大沼 ◎ 英紙インディペンデント ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/americas/isis-us-hostage-killed-who-is-kayla-jean-mueller-10030140.html 

V2muellerphoto1 ★ カイラさん(写真はインディペンデントに掲載されたもの)はインドでチベット難民を支援するなどしたあと、2012年からシリア人難民の支援活動に入り、2013年8月、アレッポのスペイン国境なき医師団の病院で働いていたところを拉致された。

 イスラム国側は身代金を要求していたという。

 イスラム国はイスラムの祈りをしている最中、空爆で死亡したと発表したが、事実関係は確認されていない。 

 カイラさんの家族は声明を発表した。

 <なぜ支援を続けているのかと聞かれて、カイラはこう言ったのです。

 「苦しんでいる人の目の中に、わたしはわたしの目に映し出された神を見たのです。これが神のわたしへの示し方であるとするなら、それはそのまま、わたしが神を永遠に求め続けるやり方なのです」>

          *

 ◎ AFP=時事電 ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150207-00000001-jij_afp-int&pos=1

Posted by 大沼安史 at 05:36 午後 |

〔英紙インディペンデント〕◆ 米ホワイトハウス、「9・11」報告書の機密指定部分、28ページの機密解除をするかも知れない。そうなれば、アルカイダに対するサウジの秘密支援が明るみに出るかも……★ オバマ政権が「イスラム国」対策で(そして共和党優位の議会対策、あるいは次期大統領選をにらんで)ハードボールを投げ込み、反応をうかがっている……。

 ★は大沼 ◎ 「オバマはサウジとアルカイダのつながりに関する機密部分の公表を考えている(Obama considers release of secret sections of report on Saudi Arabia ties to al Qaeda )」⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/americas/obama-considers-release-of-secret-sections-of-report-on-saudi-arabia-ties-to-al-qaeda-10029728.html

 ・ The White House may declassify still-secret sections of an official inquiry into the 9/11 terrorist attacks which refer to possible Saudi Arabian support.

Posted by 大沼安史 at 04:55 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 「トモダチ作戦」で大量被ばくした米水兵たち~すでに2名が白血病などで死亡 / 空母「ロナルド・レーガン」洋上被曝 対東電集団訴訟で報告会

 ・ 呉東(ごとう)正彦弁護士の報告は衝撃的だった。

  甲板の汚染が一番酷かったが、除染作業では防護服も付けていなかった。

  被ばくを知っていた上官はヨウ素剤を飲んだが、一般水兵には配られなかった。

  米軍の報告書によれば、約5000人の水兵のうち約2000人に、呼吸器系・消化器系・妊娠異常・甲状腺がんなど体の異常が出ている。

  そして、すでに2名の若い兵士が「骨膜肉腫」と「急性白血病」で死亡した。

 ◎ レイバーネット ⇒ http://www.labornetjp.org/news/2015/0131goto

Posted by 大沼安史 at 04:40 午後 |

〔後藤さんら帰らず〕◆ アベが人質殺害を口実に、日本に対するハイジャックを続けるなら、アベは間違いなくアジア太平洋地域の安全保障に暗い影を投げかけることになり、彼のいう、いわゆるテロへのリベンジも正当化されることはないだろう / トルコ紙が安倍首相を厳しく論難する論評 ★ トルコは親日国だ。きっと日本の政治的な惨状を悲しんでいるのだろう。

★は大沼 ◎ ジャーナル・オブ・トルコ・ウイークリー:「反テロリズムは、日本の軍事力を拡大するアベの口実ではない (Anti-terrorism not pretext for Abe to expand Japan's military might)」
 ⇒ http://www.turkishweekly.net/news/179872/anti-terrorism-not-pretext-for-abe-to-expand-japan-39-s-military-might.html

          *

 ・ It is clear that if Abe continues to hijack the nation by using the hostage killings as a pretext, he will definitely cast a shadow over the security in the Asia-Pacific region and his so-called revenge for terrorism will not be justified.

Posted by 大沼安史 at 12:56 午後 |

〔後藤さんら帰らず〕◆ 信頼できる情報によれば、後藤健二さんは処刑の前に(イスラム国によって)トルコ国境に移されていた。解放交渉が頓挫してからシリアへ移され(処刑され)た / 過去に国際的な人質事件にかかわった経験を持つ、日本の警察庁に近いニュースソースが「ヴァイス」に暴露 / ★ ということは――「イスラム国」はいったんは後藤さんを解放するつもりでいたことになる! 

 ★ 世界的なメディアである「ヴァイス」のスクープ記事は、上記、「日本の警察庁に近い消息筋」による、「後藤さんがトルコ国境からシリアに移され」(処刑され)たことを明らかにした証言を紹介したあと、この消息筋による「安倍首相のカイロ演説で、イスラム国は日本を(敵国として)レーダーに捉えるようになった」と指摘を紹介している。

 もしかしたら、「イスラム国」は、安倍首相の「カイロ演説」を聞いて、後藤さんをトルコ国境で解放する予定を変更、見せしめ処刑のリベンジをしたのかも知れない。

 あるいは、ヨルダン相乗り交渉が、たとえば日本側が身代金の支払いを拒否したことで頓挫したことが、リベンジ処刑の背景にあるのかもしれない。

 ★は大沼 ◎ ヴァイス ⇒ https://news.vice.com/article/inside-japans-new-war-with-the-islamic-state

          *

 The same source said there was reliable intelligence showing that Goto had been moved closer to the border with Turkey in the days before his execution, but that he was moved further into Syria when the deal fell through. "The Cairo speech put Japan on ISIL radar," he said. "We are now going to have to step up security here and abroad."

Posted by 大沼安史 at 10:51 午前 |

〔後藤さんら帰らず〕◆ (ヨルダンではなく)イスラム国との人質解放交渉に成功してきたトルコに、緊急対策本部を設置するよう求める声(意見具申)が――トルコへの原発輸出に影響が出るのを懸念する経産省、外務省、首相官邸によって、つぶされる! / 過去に国際的な人質事件にかかわった経験を持つ、日本の警察庁に近いニュースソースが暴露 / 世界的メディアの「ヴァイス」が国際社会にスクープ報道!

  ★ 安部首相がカイロ演説で、軽率にも(?)、「イスラム国」への事実上の‘宣戦布告’をしてしまったからには、トルコ・黒海沿岸に建設される予定の「日の丸原発」ばかりか、とりわけイスラム圏の日本関連施設……そして何より、海外に在住する日本人が、報復テロのターゲットにされる恐れが強まった。

 こんご、集団自衛権の行使の名の下、米国、および米国の空爆などの支援を行えば、報復テロの危険はさらに強まるだろう。 

 日本国内の原発など核施設もターゲットとして狙われる可能性もなしとしない。

          *

          *

 ★ 日本はトルコ国内、黒海沿岸を立地点に原発を輸出する交渉を行っており、経産・外務・官邸は、これに対する悪影響が及ぶのを懸念して、トルコに人質対策本部を置かなったことが明るみに出た。

 トルコに対策本部を置いて交渉がうまくいかなかった場合、トルコ政府が、黒海沿岸に建設する「日の丸原発」に対し、「イスラム国」が攻撃を仕掛けるかもしれないと懸念して、「日の丸原発」の建設そのものをキャンセルするかもしれない、ソロバンを弾いたからだそうだ。

 日本人の「いのち」より「原発輸出」を優先した安倍政権(日本政府)!

 この問題は徹底して追及されねばならない。

 ★は大沼 ◎ ヴァイス ⇒ https://news.vice.com/article/inside-japans-new-war-with-the-islamic-state

          *

 "We wanted to set up the emergency hostage crisis headquarters in Turkey," a source close to Japan's National Police Agency who has had previous experience with international hostage situations told VICE News. "Turkey has successfully negotiated with ISIL to free hostages. They were the logical choice and the best choice… not Jordan. The Ministry of Economy, Trade, and Industry; MOFA; and the Cabinet office opposed our advice on the grounds it could negatively affect Japan's $22 billion deal with Turkey to build a nuclear power plant along the Black Sea. If things went wrong with Japan during the negotiations, Turkey might be reluctant to have new Japanese-built nuclear facilities on their soil for ISIL terrorists to attack."

          *

 ◎ トルコへの原発輸出問題は以下を参照。

  ⇒ http://biz-journal.jp/2014/01/post_3746.html
  ⇒ http://biz-journal.jp/2014/01/post_3746.html

Posted by 大沼安史 at 10:19 午前 |

2015-02-06

〔後藤さん、湯川さん、帰らず〕◆ 日本外務省のインサイダーが匿名で証言! 安倍首相、カイロ演説で、予定原稿に2行分の――(★致命的な)「イスラム国の脅威を減らすため」うんぬんの、〝宣戦布告〟ととらられないかねないを文章を急きょ組み込み、スピーチ / 匿名外務官僚は言った、2行を入れたことで「演説はIED(即席爆弾)に変わった。そうなるのは外務省入省1年生にもわかることだ」/ 世界メディア「ヴァイス」が暴露報道! ★ 外務官僚が怒るのは当然だ。誰の入れ知恵か? はっきりさせるべきだ。

 ★は大沼 ◎Vice: 日本のイスラム国との新たな戦争の内幕  Inside Japan's New War With the Islamic State
 (6日付)⇒ https://news.vice.com/article/inside-japans-new-war-with-the-islamic-state

          *

  ・ According to insiders at Japan's Ministry of Foreign Affairs (MOFA), Abe went off-script from the speech MOFA had helped prepare, adding two sentences in particular that attracted a great deal of attention: "In order to help reduce the threat ISIL [the Islamic State] poses, we will offer our support to Turkey and Lebanon and also provide aid to the refugees and displaced persons of Iraq and Syria. To those nations battling with ISIL, we pledge a total of $200 million to aid in the development of human resources and infrastructure."

 ・ A high-ranking MOFA official, who declined to give his name for fear of retaliation, likened the Cairo speech to "a diplomatic IED."

"The lines about 'In order to minimize the threat of ISIS' and 'Japan pledges $200 million in support to those countries battling ISIS' — none of that was in the original speech that our ministry had checked," the MOFA official told VICE News. "Even a first-year bureaucrat at MOFA would know those words could constitute a declaration of war to radicals like ISIL."

Posted by 大沼安史 at 08:51 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 人殺しです! フクシマ切り捨てです! ホロコーストです! This is definitely a holocaust. / 米カリフォルニアでの脱原発集会(1月24日)で、シイナ・チエコさんは言った! ★ アウシュヴィッツ解放70周年は1月27日のことだった! シイナさんのこの日本政府弾劾は、世界の人々の胸を激しく打つ言葉――叫びである!

 
 ★は大沼 ◎ エネニュース ⇒ http://enenews.com/video-cancer-epidemic-underway-fukushima-6000-increase-estimated-head-cancer-research-center-definitely-holocaust-everything-being-swept-rug-very-very-frightening-family-members-brainwashed-g

 ★ シンナさんは、こんなエピソードもスピーチのなかで明らかにした。

 報道ステーションというニュース番組の取材が、彼女がかかわる独立クリニックにあったそうだ。担当のディレクターはシイナさんに「間もなくオンエアされる」と言った。放送される前、担当ディレクターは死んだ。

 テレ朝のディレクターの自殺をめぐる状況についての、シイナさんの発言は重い。

Posted by 大沼安史 at 08:09 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ フクイチ廃炉を英誌「エコノミスト」が、<Mission impossible>(極めて危険で難しい任務)と指摘 / 東電は最初、30~40年で廃炉と言っていたが、これはたしかに楽観的な見通しだ(That is certainly optimistic.)★ 後藤さんらを救出できなかった日本政府は、いまこそ、フクイチ廃炉という「ミッション・インポシブル」に向き合わなければならない! 安倍首相の「お坊ちゃま君・アンダーコントロール」楽観妄想にもはや出番はない!

 ★は大沼 ◎ http://www.economist.com/news/asia/21642221-industrial-clean-up-without-precedent-mission-impossible

 ★ エコノミスト誌はフクイチ核惨事を、「世界で最も複雑でコストのかかる産業クリーンナップ( the world’s most complex and costly industrial clean-up)」だと言った。

 これに向き合わず、世界に金(税金)をばらまき、挙句の果てに後藤さんらの救出交渉を、ミッション・インポシブルと言ってネグった末、テロとの闘いをよびかける安倍首相の無責任な幼児的な国外八方美人的対応にはほとほと愛想がつく。

 東京オリンピック?

 いい加減にしてほしい。

 ・ THE stricken Fukushima Dai-ichi nuclear plant is the world’s most complex and costly industrial clean-up. The first three of Fukushima Dai-ichi’s six reactors melted down in March 2011 and the fourth was damaged. TEPCO’s early guess was that decommissioning would take 30-40 years. That is certainly optimistic.

 ・ Thanks to government bail-outs, the company that so mismanaged Fukushima Dai-ichi carries on. It even says it will make a profit this year.(日本政府の救済で、フクイチのマネジメントにあれほど失敗した東電は生き延びている。ことし、企業利益を出すというのだから恐れ入る)

Posted by 大沼安史 at 07:53 午後 |

〔米西海岸異変〕◆ 南カリフォルニア、赤ちゃんアシカの漂着 記録的事態に/ ロイターが世界拡散報道 / 海岸に打ちあげられたアシカの大多数が1歳未満 原因不明 ★ フクイチ海洋プルームのせいでなければよいのだが……(そう思うことが不謹慎であることを知りつつ)

★は大沼 ◎ロイター
 ⇒ http://www.reuters.com/article/2015/01/29/us-usa-sealions-california-idUSKBN0L202J20150129

Posted by 大沼安史 at 07:36 午後 |

〔I am Kenji〕◆ ♪ When All You Got Is A Hammer

 机の前で、BBCスコットランドの音楽番組を聴いているうちに、うとうとしてしまって――この歌で目が覚めた。

 ◎ 動画と簡単な解説  
  ⇒ http://www.americansongwriter.com/2014/11/song-premiere-gretchen-peters-hammer/#.VGyjtj6utRE.facebook

 ◎ ユーチューブ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=CSM5_sc-tCw#t=23

 ◎ 歌詞 ⇒ こちら(3曲目)

 米国ナッシュヴィルのグレチェン・ピータース(Gretchen Peters)さんのこの歌は、後藤健二さんなら、この女性歌手の訴えかける意味をわかるはずだ。

 深く理解して、解説できる歌だと思う。

 砂漠の戦場から、メダルを胸に帰ってきた兵士の、胸をかきむしるような苦しみ……。

 それなのになんなのだ、コレは!

 ◆ 「砂漠戦を自衛隊に指導」米陸軍公式サイト
   ⇒ http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/143907

  ◎ ユーチューブ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=cT2f6yk0mNk&feature=youtu.be

Posted by 大沼安史 at 05:27 午後 |

〔サウジアラビア関与疑惑〕◆ 「9・11」報告書の非公開部分(28ページ)の機密指定解除を求める動き、高まる / 調査委メンバーだった元上院議員3人が「9・11のテロリストの一部とサウジ政府の間に直接的なつながり(a direct line )があったことを確信している」として開示要求

 ★は大沼 ◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/02/05/amid-new-claims-calls-intensify-declassify-saudi-chapter-911-report

 ★ サウジと民主党のオバマ政権との間に隙間風が吹いていわれるが、開示請求した3人の上院議員は民主党である。

 イスラム国の残虐行為が国際社会を揺るがしたあとに、ムサオイの獄中証言が飛び出したりしているところを見ると、オバマ政権は軍産複合体よりの共和党を牽制しながら、イスラム国への資金ルートを遮断することで、中東情勢の鎮静化に動き出しているような気もする。

 オバマは口では勇ましいことを言っているが、本音では危機のエスカレートを望んでいないのではないか。

 安倍政権はそこのところを気をつけないと、ハシゴを外されることになるかも知れない。

 

 ともあれ、アメリカは大統領府と、共和党・軍産複合体の2重権力状態になっている。 

 マッチポンプを誰が行っているか、見極めるべきだ。

Posted by 大沼安史 at 02:46 午後 |

〔中東の闇〕◆ 元アルカイダ・メンバーのムサオイ確定囚(終身刑)が獄中で証言 「サウジの王子らがアルカイダのスポンサーだった」/ ニューヨーク・タイムズが報道

 ◎ ニューヨーク・タイムズ:「ムサウイはサウジの王子たちをアルカイダのパトロンと言った (Moussaoui Calls Saudi Princes Patrons of Al Qaeda)」
 (3日付) ⇒ http://www.nytimes.com/2015/02/04/us/zacarias-moussaoui-calls-saudi-princes-patrons-of-al-qaeda.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&module=first-column-region&region=top-news&WT.nav=top-news&_r=1

 ◆ 終身刑で服役中の元・アルカイダ・メンバー、ザカリアス・ムサウイ確定囚は刑務所内で、サウジ王族の有力なメンバー(複数)が、1990年代の終わりに、アルカイダに対する主要な資金提供者であり、ワシントンのサウジ大使館で米大統領専用機をスティンガー・ミサイルで撃ち落とす計画を練ったことがあると証言した。

 ・ In highly unusual testimony inside the federal supermax prison, a former operative for Al Qaeda has described prominent members of Saudi Arabia’s royal family as major donors to the terrorist network in the late 1990s and claimed that he discussed a plan to shoot down Air Force One with a Stinger missile with a staff member at the Saudi Embassy in Washington.

 ムサウイ確定囚によると、アフダニスタンのアルカイダ指導者たちの指示で、1998年か99年に、資金提供者たちのデジタル・データベースを作成した。
 ドナーのなかには当時、サウジ情報部のトップだったファイサル王子、長年、駐米大使をつとめたバンダル王子、富豪のタラル氏のほか、サウジの宗教指導者の多くが名をつらねていた。

 ・ He said in the prison deposition that he was directed in 1998 or 1999 by Qaeda leaders in Afghanistan to create a digital database of donors to the group. Among those he said he recalled listing in the database were Prince Turki al-Faisal, then the Saudi intelligence chief; Prince Bandar Bin Sultan, the longtime Saudi ambassador to the United States; Prince al-Waleed bin Talal, a prominent billionaire investor; and many of the country’s leading clerics.

 ムサウイ確定囚はまた。サウジに行き、ビンラディンからの手紙をサルマン王子ら王族に手渡したと語った。
 
 ・ Mr. Moussaoui describes meeting in Saudi Arabia with Salman, then a prince, and other Saudi royals while delivering them letters from Osama bin Laden.

Posted by 大沼安史 at 02:31 午後 | | トラックバック (0)

〔後藤さんら帰らず〕◆ 「資金はアメリカを通じて得ていた」 / パキスタンでシリアでの戦闘要員をリクルートしていた「イスラム国」の工作員、Yousaf al Salafi(パキスタン系シリア人)がパキスタン当局の取り調べに告白 / 有力パキスタン紙が報道 ★ アメリカ「経由」ということは、米政府の資金供与を意味するものではない。おそらくは、米国の銀行から何者かが送金していたことを示すもの。問題は、この何者かが何者であるか、ということである。

 ★は大沼 ◎ エクスプレス・トリビューン(英字紙)、「 驚くべき新事実 イスラム国の工作員は米国を通じ資金を得ていた(Startling revelations: IS operative confesses to getting funds via US)」
 (1月28日付)⇒ http://tribune.com.pk/story/828761/startling-revelations-is-operative-confesses-to-getting-funds-via-us/

 ◎ RT ⇒ http://rt.com/news/227195-islamic-state-us-funding/

 ★ サラフィ容疑者は昨年12月、ラホールで逮捕され、尋問を受けていた。
 
 逮捕が明らかになったのは、ことし1月22日。

 IHT(インターナショナル・ヘラルド・トリビューン ニューヨーク・タイムズが運営)とも連携する、「エスクプレス・トリビューン」が、ウルドゥー語の姉妹紙、デイリー・エクスプレスの調査報道結果を伝えたもので、それによると、サラフィ容疑者は、モスクの聖職者の協力を得て、リクルートしたパキスタン人をシリアに送り込んでいた。

 それによってサラフィ容疑者は1人あたり、600ドルを得ていたが、リクルート素資金を運営する資金は、米国経由(通じて)受け取っていた。

 ……that he was getting funding – routed through America – to run the organisation in Pakistan and recruit young people to fight in Syria,” a source privy to the investigations revealed to Daily Express on the condition of anonymity.

 これについて情報筋は「米国はイスラム国の活動を非難しておきながら、残念なことに組織への資金流入を止めることができなかった」と語っている。

 “The US has been condemning the IS activities but unfortunately has not been able to stop funding of these organisations, which is being routed through the US,” a source said.

 サラフィー容疑者は捕まる半年前、シリアからトルコ(そこでいったん捕まるが脱出)経由でパキスタン入りし、リクルート活動を続けていた。

 「エスクプレス・トリビューン」の記事は、イスラム国への資金供与が米国のどのようなルートで行われたか、あるいは資金提供者は何者なのか、については明らかにしていない。

Posted by 大沼安史 at 02:07 午後 | | トラックバック (0)

〔後藤さんら帰らず〕◆ トルコ、後藤さんの拘束場所把握 日本に「全て」情報伝達 / ★ トルコ外相のインタビューでの言明である! トルコ政府は解放に全力を挙げていたとも! 安倍政権はなぜ、ヨルダン政府に「相乗り」したのだろう?

 ◎ 共同通信 ⇒ http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015020501001964.html

 

★(大沼) あえて、ヨルダンにゲタを預けたのは(ヨルダンに対策本部を置いたのは)、シナリオがあってのことかと思いたくもなる。

   ヨルダンの権力は、米国の傀儡であることを自ら暴露せざるを得ない状況に追い込まれ、その実態をさらけ出した。

  ヨルダンの南ベトナム化――二の舞、つまり、アメリカ追随権力の崩壊過程が始まったとみるべきか?

Posted by 大沼安史 at 01:18 午後 |

2015-02-05

〔フクシマ核惨事〕◆ シイナ・チエコさんが1月24~25日、カルフォルニア脱原発会議で2日間にわたってスピーチ! 「忘れられるか? あきらめられるか?」

 子どもの甲状腺癌はいちばん胸が痛む問題。

 もうすでに85名、手術をした子どもがいます。

 癌の疑いのある子は112、113名います。進行が速いのです。

 3000人に1人の割合で出ています。

 おそろしい多発状態です。フクシマの小児癌は実に61倍に激増しているとの研究もある! 

 なのに政府は「放射能とは関係ない」 ……わたしは怒りを覚える! 

 /  ★ 英語通訳ビデオ、世界拡散開始

 ★ 安部政権は、放射能というテロルと総力をあげて戦うべきである。 

 人殺しでしかない「戦争」をするのではなく、被曝地の自国民を――とりわけこどもたちを救うのが、あなたの務めではないか!

          *

 ★は大沼 ◎ ユーチューブ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=10weYriSSP8
 ◎ エネニュース ⇒ http://enenews.com/video-cancer-epidemic-underway-fukushima-6000-increase-estimated-head-cancer-research-center-definitely-holocaust-everything-being-swept-rug-very-very-frightening-family-members-brainwashed-g

 ★ シイナさんは冒頭、How can WE forget, how can WE give up……と英語で語った。

 どうして忘れられようか、どうしてあきらめられようか?

 演壇に「忘れられるか? あきらめられるか?」の日本語タイトル!

Posted by 大沼安史 at 07:31 午後 |

〔イスラム国〕◆ 米国人コラムニストが Jordan と Japan の頭文字をとって「J&J戦線(フロント)」結成の可能性を示唆 / 米国の指導の下 / アブドラ国王は(ワシントンに続く)次の訪問先として「東京」を考えるかもしれない ★ 安倍首相に、これ以上、深入りさせてはならない!

 ★は大沼 ◎ ニューヨーク・ポスト :イスラム国のせいで連合がひとつ生まれる? An ISIS-born alliance?⇒ http://nypost.com/2015/02/04/an-isis-born-alliance/

 筆者のBenny Avni氏は「ニューズウイーク」にも書いているベテラン・ジャーナリスト。

 安倍政権は米政府の圧力もあって、「J&Jフロント」へと水面下で動いているかもしれない。

 要警戒である。

 ・ Right after the ISIS barbarians released their latest horror-vid on Tuesday, Jordan’s King Abdullah flew to Washington to coordinate his next moves with President Obama. Smart move, but here’s another destination for the king to consider: Tokyo.

 Abdullah and Japanese Prime Minister Shinzo Abe can form the J&J Front, an alliance whose time has come. In lieu of US clearheadedness or leadership, and united by the need to avenge ISIS atrocities, perhaps Jordan and Japan can show the way forward in the war against Islamist terrorists.

Posted by 大沼安史 at 06:57 午後 |

〔イスラム国〕◆ ヨルダン空軍が報復でモスルを爆撃 「ニネヴェの王子」と言われるISISの最高司令官ら55人を殺害 ★ ヨルダン軍機によるピンポイント空爆を成功させた情報はどこから出たものなのだろう?

 
 ★は大沼 ◎ News.com.au : Jordan continues their revenge on ISIS carrying out airstrikes against the terror group
 ⇒ http://www.news.com.au/world/middle-east/jordan-continues-their-revenge-on-isis-carrying-out-airstrikes-against-the-terror-group/story-fnh81ifq-1227209129504

 ・ THE Jordanian air force has carried out air strikes against Islamic State targets in Mosul, killing 55 including a top IS commander known as the ‘Prince of Nineveh’ Iraqi media have reported as well as the International Business Times. 

Posted by 大沼安史 at 06:45 午後 |

〔アムネスティー・インタナショナルが声明〕◆ ヨルダン軍のパイロット火刑は残虐なものだが、だからといってリベンジ死刑執行が、その応えであってはならない / 国際法では捕虜を人道的に扱うことが定められている

 ★は大沼 ◎ ⇒ http://www.amnesty.org/en/news/killing-jordanian-pilot-abhorrent-revenge-executions-not-answer-2015-02-04

 ★ これはあの後藤さんが、後藤さんの母親のジュンコさんが、願っていたことだ。

 安倍政権は国民の復讐心を煽り立て、戦争への道を突き進んではならない。

 ・ The vicious summary killing of a Jordanian pilot who was burned alive by the armed group that calls itself the Islamic State (IS) is an atrocious attack against humanity, said Amnesty International, but responding with executions is not the answer.

 ・ Under international humanitarian law holding hostages is a war crime and all detainees should be treated humanely by their captors.

Posted by 大沼安史 at 06:22 午後 |

〔イスラム国〕◆ 黒幕の資金源は何者か? ロバート・フィスク記者が背景を分析 / ISISへの資金はイラクやシリアの外部から送金されたものに違いない。それがサウジ(あるいはカタール)でないとしたら、いったい、世界のどこが、あれだけの金を出せるというのか?

 ★ 中東分析の第一人者である英紙インディペンデントのロバート・フィスク記者は、慎重な言い回しで、資金源の黒幕を名指ししている。 

 西側に国々は、サウジとの関係を、あるいは見直さなければならないかもしれないと。

 「イスラム国」の財源については、イラクの石油井戸からのあがりとモスルの銀行から奪った金、との見方が出ているが、フィスクさんは、それだけでは「英国」サイズの国土の運営は不可能を見ている。 

 しかし、日本の西側の一員なのだから、「イスラム国」の残虐性を問題視するのであれば、その資金源に対しても、制裁を発動すべきである。 

 イスラム国のほんとうの資金源はどこなのか? 

 その基本的な疑問を解明することなしに、安部政権は、中東という複雑怪奇な世界に「介入」すべきではない。

 
 ★は大沼 ◎ 「イスラム国との戦争 : サウジが過激派地獄の火に油を注いでいるのでなかれば、いったい誰が?(War with Isis: If Saudis aren't fuelling the militant inferno, who is?)」
 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/war-with-isis-if-the-saudis-arent-fuelling-the-militant-inferno-who-is-10024324.html

 ・ With Riyadh increasingly suspected of funding the terrorist group, the West may have to rethink its relationships, says Robert Fisk

 ・ The searchlight beam of their attention, and of Washington’s, will now again pass over the Gulf and that most Wahhabi of nations, the Kingdom of Saudi Arabia. Put bluntly, should the world blame the Saudis for the inflammable monster that is Isis?

 ・ Millions of dollars must be arriving in Isis hands from outside Iraq and Syria, and the question must be asked: if it doesn’t come from within Saudi Arabia – or Qatar – who on earth is providing the wherewithal? Iceland? Peru?

 ・ Deciding who is funding Isis – and who should take the heat for its survival – depends upon the degree to which the world believes that the “Islamic State” is self-financing. Western governments have detailed the production of oil wells in Isis territory and the vast amounts of cash supposedly stolen from Mosul banks after Isis took over, but smuggling fuel and ransacking vaults can hardly sustain an Islamist “nation” which controls an area larger than the UK.

Posted by 大沼安史 at 06:15 午後 |

〔ワシントン・ポスト〕◆ 米政府、1兆ドル、30年がかりで 核兵器をオーバホール計画 / これに対し1月31日、ホワイトハウス前で、核廃絶グローバル運動の「グラウンド・ゼロ」が抗議行動 

 ★ 100人ほどの集会だったそうだ。

 プロテストのシンボルとて、ミサイルの模型がホワイトハウス前に立った。

 原発と核兵器――核の時代はわたしたちの世代でなんとしても終わりにしなければならない。

 
 ★は大沼 ◎ Protesters rally outside White House, demanding ‘total elimination’ of nuclear weapons
 ⇒ http://www.washingtonpost.com/news/local/wp/2015/01/31/protesters-rally-outside-white-house-demanding-total-elimination-of-nuclear-weapons/

 ◎ 「グラウンド・ゼロ」
 ⇒ http://www.globalzero.org/

Posted by 大沼安史 at 05:32 午後 |

〔異常気象で原発危機〕◆ スペインのカタロニアの原発が3日午後、強風で送電がストップし、自動シャットダウン ★ 日本でも冬場の異常気象対策は万全を期さねばならない。下北や北海道の泊、若狭湾一帯は要警戒区域ではないか?

 
 ★は大沼 ◎ RT : Spain shuts down nuclear reactor after blackout 
 ⇒ http://rt.com/news/229067-spain-nuclear-reactor-shutdown/
 ◎ AP : Spain nuclear plant shuts down amid gale-force winds
 ⇒ http://mainichi.jp/english/english/newsselect/news/20150205p2g00m0in011000c.html

Posted by 大沼安史 at 05:16 午後 | | トラックバック (0)

〔電波管理ファシズム〕◆ 米政府の捜査機関(連邦保安官、The Marshals Service )が5大都市圏で“空飛ぶケータイ電波塔”を飛ばし、ケータイ・ユーザーの位置・ID情報を入手

 
 

 ★ セスナ機に‘dirtboxes’ とよばれる装置を搭載、大都市圏の上空を飛んで、
狙いをつけたケータイ利用者の情報を収集しているそうだ。

 日本では、どうなのだろう。

 この記事(ガーディアンの記事)を呼んで、ケータイ通信会社が何者(組織)かの依頼で、その気になれば、ターゲットのケータイ電話利用者の位置情報を把握し、ターゲットに対して例の「アレ」をするのが可能になるのではないか?――と思った。

 いわゆる「集スト・電磁波照射」問題を追及し、暴露する鍵は、もしかしたら、この辺に潜んでいるのかも知れない。 

 ジャーナリストのみなさんには、この点に関する徹底した解明をお願いしたい。

 ★は大沼 ◎ ウォールストリート・ジャーナル :「アメリカ人のケータイ電話 米政府の秘密スパイ・プログラムのターゲットに(Americans’ Cellphones Targeted in Secret U.S. Spy Program)」 (2014年11月13日付け)
 ⇒ http://www.wsj.com/articles/americans-cellphones-targeted-in-secret-u-s-spy-program-1415917533?tesla=y&mg=reno64-wsj

 ◎英紙ガーディアン : 「米政府機がケータイ電波塔のふりしてデータを収集――暴露報道(US government planes mimic cellphone towers to collect user data – report)」 (2014年11月14日付け)
 ⇒ http://www.theguardian.com/world/2014/nov/14/government-planes-mimic-cellphone-towers-to-collect-user-data-report 

 ◎ 本ブログ・関連記事  ◆ 朝日新聞社説、「GPS捜査 警察まかせでいいか」/ ★ こうしたGPS追跡は警察だけ(ならまだしも)ではなく、いわゆる「集団ストーカー」ハラスメントにも使われているような気がする!
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/01/post-dd58.html

Posted by 大沼安史 at 04:58 午後 4.電磁波被曝問題 |

〔国内進学情報〕◆ 広島県立加計高校芸北分校(北広島町) / 寄宿舎がある! スキー部に神楽部 / 学年全体の国公立大進学 3割に迫る

 ◎ ⇒ http://www.kakegeihoku-h.hiroshima-c.ed.jp/index.html

Posted by 大沼安史 at 10:31 午前 |

〔KBS瀬戸内海放送 公式チャンネル 〕◆ 福島第1原発事故で福島から岡山へ避難した人たちが精神的苦痛を受けたとして国と東京­電力に損害賠償を求めている裁判で国と東京電力は争う姿勢を示しました。一方、まもなく4年となる避難生活の実情を原告女性が訴えました。

 ★は大沼 ◎ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=I-mc6ggmip4

 ★ 3日、岡山地裁で「福島原発おかやま訴訟」の第1回口頭弁論が開かれた。

 傍聴はできなかったが、記者会見、交流会に参加した。

Posted by 大沼安史 at 10:21 午前 |

2015-02-03

〔フクイチ核の水地獄〕◆ 東電、凍土壁(アイス・ウォール)建設 「3月に」を先延ばしの可能性 (Tepco unlikely to complete ice wall by March)」★ このままでは、東京五輪は「アウト・オブ・コントロール・オリンピック」になりかねない!

 ★は大沼◎ ジャパンタイムズ (時事) ⇒ http://www.japantimes.co.jp/news/2015/02/03/national/tepco-unlikely-complete-frozen-soil-shields-march/#.VNCKqrn9kqR

Posted by 大沼安史 at 05:50 午後 |

〔2020東京オリンピック〕◆ 「東電がメーン・スポンサーに」/ <ナチュラル・ニューズ>が驚きの報道 「まだ14万人が避難を強いられているのに」 / 東電の五輪スローガンは、Giving Our Olympic Athletes The Energy They Need (五輪アスリートに必要なエネルギーを提供〔試訳〕)だそう!

★ 大沼注

 東京オリンピック組織委員会のホームページでは、東電がスポンサーになったとの記載は今のところ見当たらない。
 ⇒ http://tokyo2020.jp/jp/news/index.php?mode=page&id=1222

 「ナチュラル・ニューズ」の誤報の可能性も!

 ◎ ⇒ http://blogs.naturalnews.com/tokyo-olympics-announce-tepco-main-sponsor-140000-still-displaced-fukushima/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

Posted by 大沼安史 at 05:44 午後 |

〔北米西海岸 異変つづく〕◆ アシカ 大量死 さらに悪化 カリフォルニア 全海岸に拡大 / ゼニガタアザラシやオットセイも衰弱死 ★ まさかことし年末にピークを迎えるとされる「フクイチ海洋プルーム」の漂着のせいではあるまいな?

 ★は大沼 ◎ エネニュース ⇒ http://enenews.com/officials-alarmed-multiple-types-marine-mammals-washing-california-entire-coast-being-affected-population-getting-hit-hard-real-shock-really-hard-wrap-heads-around-whats-happening-video

 ◎ CBS ロサンゼルス ⇒ http://losangeles.cbslocal.com/video/8725082-starving-dying-sea-lions-washing-up-on-southland-beaches/

Posted by 大沼安史 at 05:36 午後 | | トラックバック (0)

〔後藤さん 帰らず〕◆ 4年前の日本語ツイート、「憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。-そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった」/ 英訳され、「平和のツイート」として、全世界に拡散! AFPが報道

 Hating is not the role of humans; judgement is God's domain.It was my Arab brothers who taught me this."

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 ★ ◎ AFP : 処刑された日本のジャーナリストの「平和のツイート」、感染拡大のように拡散 Executed Japanese journalist's peace tweet goes viral
  ⇒ http://www.rappler.com/world/regions/asia-pacific/82765-japan-kenji-goto-peace-tweet-viral

 ★ 後藤健二さんは、ほんとうに偉いひとだ。

 英国の新聞が、最後の場面の後藤さんについて、ストイックな表情と書いていたが、後藤さんは最後の最後まで、自分の家族を思い、日本の友人・知人・国民を思い、アラブの友人を思って、あの態度を貫き通した。

 そして、この「平和のツイート」。

 安倍首相は、

 テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わせるために、国際社会と連携してまいります。
 テロと闘う国際社会において、日本としての責任を、毅然として、果たしてまいります。
 
 ――との声明を発表したが、後藤さんがリベンジを願っていなかったのは、あの最後の場面の表情をみればわかる。

 この「平和のツイート」を読めばわかる。

          *

 "Close your eyes and remain patient. It's over once you get angry or yell. It is almost like praying. Hating is not the role of humans; judgement is God's domain," Goto's 4-year-old tweet read.

"It was my Arab brothers who taught me this," he tweeted in Japanese on September 7, 2010.

Posted by 大沼安史 at 05:23 午後 |

2015-02-02

〔後藤さん 生還せず〕◆ ニューヨーク・タイムズが報道 / 安倍首相に外交問題でアドバイスしてきた宮家邦彦氏は、「これは日本にとっての9・11だ(“This is 9/11 for Japan.” )」と語った。★ ブッシュは、あの「9・11」を利用してイラク戦争を始めた。安倍首相はいま、何をしようとしているのだろう?

 (★は大沼)◎ NYT 「平和主義から離脱して、日本の首相は殺害に対し復讐を誓った (Departing From Country’s Pacifism, Japanese Premier Vows Revenge for Killings )」

 ⇒ http://www.nytimes.com/2015/02/02/world/departing-from-countrys-pacifism-japanese-premier-vows-revenge-for-killings.html?mabReward=A5&action=click&pgtype=Homepage&region=CColumn&module=Recommendation&src=rechp&WT.nav=RecEngine&_r=0

 ニューヨーク・タイムズでの宮家氏の言明は、さらにこう続く。

 「日本にとって、いまそこにある危険な世界から、善意と高貴な意図で身を守れると夢想するのをやめる時が来た。アメリカ人はこの過酷な現実と向き合ってきた。フランス人もそうだ。そしていま、われわれがそこにいる」

 “It is time for Japan to stop daydreaming that its good will and noble intentions would be enough to shield it from the dangerous world out there. Americans have faced this harsh reality, the French have faced it, and now we are, too.”

 ★ 宮家氏は国民に対し、米仏とともに「イスラム国」と戦え、とでも言いたいのだろうか。

 宮家氏は今回の拘束事件で、安倍首相にどんな対応を意見具申したのだろう?

Posted by 大沼安史 at 10:22 午後 |

〔後藤さん 生還せず〕◆ 菅官房長官は2日午後の会見で、身代金を用意していたかについて記者から問われ、「それは全くない。100%ない」と明確に否定した。さらに、イスラム国と交渉する気は「全くなかった」と述べた。

 ★ これが安倍首相が「声明」で大見得を切った「政府として、全力を挙げて対応してまいりました」の中身だったとは!  

  それにしても、「交渉する気もなかった」とは! 

  安部政権は、後藤さんらを見殺しにする気でいたわけか?!

★は大沼 ◎ ロイター通信 ⇒  http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150202-00000041-biz_reut-nb

 ★ 別のロイター電によると、岸田外相は「後藤さんの解放のため、あらゆる努力を行いたい」と、国際社会に向かって語っていた。

 "Anything could happen," he said. "We can't predict it at all. While preparing for every situation, I want to make every effort for Mr. Goto's release." 、

 それが、実は安倍政権として「イスラム国と交渉する気はまったくなかった」というのだから、ひどいものだ。

 岸田外相にも、責任をとってもらわなければならない。

Posted by 大沼安史 at 09:29 午後 |

〔後藤さん 生還せず〕 ◆ まばたきでメッセージを送信か?! 

 (★は大沼)◎ アマさんツイッター ⇒ https://twitter.com/tokaiama/status/562149547950878720

 ◎ 関連記事 ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150202-00000013-xinhua-cn

  ・ このまばたきを日本人ネットユーザーが解析し、モールス信号で「助けるな」「見捨てろ」とのメッセージを送っていたと指摘。これに多くのユーザーが胸を打たれ、「かっこ良すぎる」と称賛を送っている。

 ◎ ユーチューブ 解析ビデオ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=LRlxXS_K2-8

Posted by 大沼安史 at 06:40 午後 |

〔<民衆レジスタンス>が呼びかけ〕◆ <下層人間のクズ>は団結せよ! ‘Low-life scum’ of the world – Unite! ★ <下層人間のクズ>とは、米国のマケイン上院議員が、キッシンジャー元国務長官を「市民逮捕」しようとした「コードピンク」の女性たちに対し、投げかけた言葉である! 

Photo ★ 安倍首相は1月19日、このマケイン上院議員(共和党)から、イスラエルのエルサレムで「表敬」を受けていた!

 マケイン氏が安倍首相を、 <下層人間のクズ>と言ったとは、日本外務省のホームページに、書かれていない!

 <民衆レジスタンス>の呼びかけ記事には、選挙で選ばれたウクライナの大統領に対する「米国資金提供デモ」に参加したマイケン上院議員の写真も掲載されている。

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 「コードピンク」の女性たちと戦争屋の、どちらが、「人間のクズ」か?

  <民衆レジスタンス>の記事には、キッシンジャー元国務長官に対する「市民逮捕」未遂の現場写真のほか、TPPに反対するプロテストの写真も掲載されている。

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 平和を求める者を、農業を守ろうという者を、<下層人間のクズ>というのなら、公栄の至り!

 わたしたち、99%派は大同団結し、戦争屋・利権屋と闘わなければならない。  

 (★は大沼)◎ ⇒ https://www.popularresistance.org/newsletter-what-would-zinn-do/

 ◎ 本ブログ既報 : 米国の女性グループ、「コード・ピンク」の活動家たちが29日、ワシントンの連邦議会・上院での公聴会で、キッシンジャー元国務長官に「手錠」を突き付け、「戦争犯罪」責任を追及する抗議行動
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/01/post-b290.html

 ◎ 本ブログ既報 (安倍首相 オバマの政敵とエルサレムで会談)
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/01/post-5726.html

Posted by 大沼安史 at 05:55 午後 |

〔I am Fukushima〕◆ 宝塚市の山間部にある耕作放棄地。非営利型株式会社「宝塚すみれ発電」の太陽光発電所に、お日様がさんさんと降り注いで……★ タカラヅカの空はフクシマの空で(も)なければならない!

 (★は大沼) ◎ ⇒ http://dot.asahi.com/news/domestic/2015012800120.html

Posted by 大沼安史 at 04:50 午後 |

〔I am Fukushima〕◆ 「美味しんぼ」作者の雁屋哲さんが近く刊行される自著で、<「今の福島の環境なら鼻血は出る」と反論>! / 「大事なのは『福島の人たちの復興』」

 (★は大沼) ◎時事通信 ⇒ http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015020100236

 ★ わたしも仙台で、ひどい鼻血に苦しめられた。

 昼夜を問わず、1週間ほど続く事態が、3回、起きた。

 最後は、ある方のアドバイスに従い、亜鉛のアプリを服用して止血に成功した。

 上記の時事記事は<同書は、放射線被ばくと鼻血の因果関係を「考えられない」とした環境省の見解を疑問視。研究者が行った住民調査の結果などから、福島では「多くの人が鼻血で苦しんでいる」としており、改めて議論を呼びそうだ>としている。

Posted by 大沼安史 at 04:38 午後 |

〔米西海岸 異変続く〕<エネニュース> ◆ アシカが浜辺で死んでゆく / 皮がパジャマのようになって / 異常にやせ細り、歩く骨のようだ / 各メディアが一斉報道 ★ フクイチ海洋プルームのせいだろうか?

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 ★は大沼 ◎ ⇒ http://enenews.com/tv-animals-basically-dying-beaches-along-west-coast-experts-look-like-walking-skeletons-prepare-worst-skin-loose-hanging-like-theyre-wearing-pajamas-fish-all-left-ocean-could-be-harming

 ★ 写真は「オレンジ・カウンティ・レジスター」紙より(ラグナ・ビーチの保護センターで撮影)

Posted by 大沼安史 at 04:26 午後 |

〔後藤さん 生還せず〕◆ 「憎むは人の業にあらず」 生前のツイートに注目集まる

 

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 ◎ 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150201k0000e040145000c.html

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Posted by 大沼安史 at 04:11 午後 |

〔後藤さん 生還せず〕◆ 奥さんの Rinko さんのメッセージ / わたしは夫を心の底から誇りに思います。夫は紛争に巻き込まれたイラク、ソマリア、シリアのふつうの人々の悲惨を、とくにこどもたちの目から見た視点で報じ、戦争の悲劇をわたしたちに告げてくれました。

 ◎ https://rorypecktrust.org/rpt-live/February-2015/message-from-rinko

 ・ While feeling a great personal loss, I remain extremely proud of my husband who reported the plight of people in conflict areas like Iraq, Somalia and Syria.
 It was his passion to highlight the effects on ordinary people, especially through the eyes of children, and to inform the rest of us of the tragedies of war.

Posted by 大沼安史 at 01:57 午後 | | トラックバック (0)

〔後藤さん 生還せず〕◆ 昨年11月から後藤さんら2人が人質にとられていること知っていたらしい日本政府は、解放交渉が報じられると、安倍首相にとって 政治的な爆弾となりかねないのでメディアを黙らせて来たのかもしれない / BBC(電子版)が解説記事で、こんな疑惑を提示! 

 ◎ http://www.bbc.com/news/world-asia-31084749

 ・ Unconfirmed reports in the Japanese media claim that the government may have known as early as November about the seizure of the two hostages.

 The related suggestion that the government may have attempted to silence Japanese media reporting these details in order to negotiate behind the scenes for their release may prove politically explosive for Mr Abe personally and the government as a whole.

Posted by 大沼安史 at 12:45 午後 |

〔後藤さん 生還せず〕◆ KENJI GOTO : NO MORE WAR / BBC(電子版)がこんな写真を掲載! ★ これこそ、後藤さんが最後の最後まで訴え続け――そして今なお望んでいることではないか!

 ★は大沼 ◎ http://www.bbc.com/news/world-asia-31084749

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Posted by 大沼安史 at 12:34 午後 |

〔後藤さん 生還せず〕◆ 安倍首相が中東歴訪から帰国した21日夕、「仕掛けたのは『宣伝戦』だった」(朝日新聞、2日付け朝刊2面)★ これはもう、自ら解放交渉の先頭に立つのではなく、「言い訳」自己保身に走ったということではないか?!

 ★ 知り合いの女性は、今朝、こういって怒った。

 

 「ほんとは安部首相が、ジュンコさんに、手をついて謝らなくちゃならないんだよ」

          *

 ★(大沼) 朝日新聞は、こう報じている。

          *

 21日夕、中東歴訪から帰国した首相が仕掛けたのは「宣伝戦」だった。関係閣僚会議で、首相は「徹底した情報戦を展開していく必要がある」と指示。日本政府による発信が始まった。

 菅義偉官房長官は翌22日の記者会見で「日本の支援が1千万人を超える難民・避難民への人道支援で、イスラム世界の人々を殺傷するのとはまったく違う」。外務省はホームページに、英語とアラビア語で「2億ドルの支援は非軍事分野での支援」と載せた。

          *

 ★ 「徹底した情報戦を」とは……カイロであれだけのことを言っておいて、笑止千万である。

 カイロでのあの、「イスラム国」側に宣戦布告ととらえられかねない、「人道支援」のジの字もない、勇ましい「闘う」宣言をしておいて。

 舌の根もかわかないうちに、とは、こういうことを言うのではないか。

 安倍政権は後藤さん、湯川さんの遺族に謝罪すべきである。

Posted by 大沼安史 at 12:14 午後 |

2015-02-01

〔冬の嵐による停電で米ピリグリム原発 運転を停止〕◆ 1月27日午前4時 送電線2系統が雪嵐でダウン / 29日にようやく復旧 ★ 異常気象で嵐が激烈化している。日本でも。日本の原発は大丈夫だろうか?

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 ★は大沼 ◎ ケープ・コッド・ツデー紙 ⇒ http://www.capecodtoday.com/article/2015/01/31/28735-nrc-special-team-visit-pilgrim-monday

 ◎ ボストン・グローブ ⇒ http://www.bostonglobe.com/metro/2015/01/30/nrc-conduct-inspection-pilgrim-plant-after-shutdown/OwYrPPWyKvRxG8SJBtRdoM/story.html

 ★ 東海岸、マサチューセッツの海岸線にあるピリグリム原発は、フクイチと同じ設計の年代もの(ビンテージ)原発だそうだ。
 ◎ ビヨンド・ニュークリア ⇒ http://www.beyondnuclear.org/home/2015/1/29/winter-storm-exposes-vulnerability-of-nuclear-power-plants.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

Posted by 大沼安史 at 07:31 午後 |

〔いんさいど世界〕◆ 後藤健二さんの「生還」を阻んだもの

 淡い期待は、残念ながら消えてしまった。

 カサースベ中尉とサジダ・リシャウィ死刑囚との捕虜交換が行われれば、後藤さんもいっしょに解放されるのではないか、との一縷の望みは潰えた。

 なぜ、こんな結末になってしまったのか?

          *

 もとをただせば、安倍首相が、後藤さんらの拘束を知っていながら、「中東・イスラエル」を歴訪し、カイロで、イスラム国にとっては宣戦布告に等しい演説をしたことで始まった悲劇だが、それだけが後藤さんの釈放を阻んだわけではない。

          *

 まず、挙げねばならないのは、安倍政権が身代金の支払いを拒否したことだ。
 これはもちろん周知の事実である。

 安倍首相が「人道的な立場から」身代金を支払う用意があると表明していれば、事態は違った展開になったはずだ。

          *

 もうひとつの――安倍政権の失敗は、後藤さんがパイロットと女性死刑囚の交換要求をさせられたあと、ヨルダン政府に働きかけ、後藤さんの解放とパイロットの釈放をリンクさせようとしたことだ。

 ニューヨーク・タイムズによれば、ヨルダンでは、この日本政府の「相乗り」に対し、怒りの声があがった。

 ・ When Japanese officials announced that they were working with Jordan to win their hostage’s release — days before a video Saturday that appeared to show his death — the reaction in Jordan was furious.

 パイロットが属するバラルシェ部族を中心とする抗議行動が、アンマンの王宮前で行われ、アブドラ国王を「アメリカのドルで買われた臆病もの」と叫んだ。
 (それでも国王がパイロットの父親らを王宮に呼び込み、善処を約束しなければならなかったのは、① ヨルダン国内からの「イスラム国」へ支援はサウジに次いで2番目の規模、つまりそれだけヨルダンには「イスラム国」支持者が多い② ヨルダンは部族が権力をもつ社会構造で、国王といえども、部族をないがしろにできない――といった国内事情があるからだ。)

 ニューヨーク・タイムズの上記記事は、日本政府の「相乗り」工作に、なぜヨルダン人が怒りの反応をしたか、書いていないが、まるでアメリカとイスラエルの手先のように「イスラム国」への闘い支援を表明した日本政府への強い反発があったように思われる。

          *

 同じタイムズ紙の記事によれば、ヨルダンのアブドラ国王は、昨年12月24日、カサースベ中尉が「イスラム国」に拘束された直後、中尉の家に駆け付け、「身の安全を心配している」と語っていた。

 そして女性死刑囚との交換話は、中尉の家族や部族指導者がもともと国王に提案していたもので、せっかく水面下で続けていた1対1の捕虜交換話に、親米・親イスラエルを鮮明にした、日本の安倍政権が絡んで来て事態を複雑化したことに、怒りを爆発させた――ようだ。

 ヨルダンの部族関係者は、安倍政権に対して、それほど後藤さんを釈放したかったら、直接、「イスラム国」側と交渉したらいい、「相乗り」などしてくれるな、という思いだったのかもしれない。

          *

 しかし、そんな部族の怒りも、アブドラ国王がすみやかに人質交換に動いて成功させれば、静まったはずだが、国王は「生存確認が先決」といって、動かなかった。

 なぜか?

 わたしの推測はこうだ。

 おそらくアメリカが圧力をかけたのだ。

 ヨルダンが「イスラム国」と人質交渉するということは、「イスラム国」を「相手」として認めることである。

 アメリカはこれを嫌ってヨルダンに猛烈な圧力をかけたのだ。

 そして――アメリカには後藤さんが殺されれば、日本の自衛隊の中東派遣に弾みがつくとの計算もあったのではないか?

          *

 後藤さんがもし、最後の言葉をのこすことができたなら、たぶん、こう言ったはずだ。

  自分の死を自衛隊海外派遣の口実に、絶対に使わせないでくれ、と。

          *

 今回の後藤さんの受難で、わたしたちが確認すべきは、安倍政権が「情報がない」とか言って、解放交渉に本腰を入れなかったことだ。

 「相乗り交渉」で済ませようとしたことだ。

 後藤さんらの悲劇の責任のいったんは、日本の政権にもある。

Posted by 大沼安史 at 06:16 午後 |

〔マドリッドの広場を数万人の大群衆が埋めた〕◆ 新・左翼政党「ポデモス(Podemos、わたしたちはできる〔 "We Can."〕」を支持し、「緊縮反対、改革賛成」を叫んで、スペイン民衆が巨大な「変革への行進」おこなう

 ◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/01/31/launching-new-era-political-change-tens-thousands-march-madrid

Podemos
 ★ 31日のことだそうだ。

 ギリシャでの民衆の勝利に続く、このスペインの動きは、日本の近未来図にもなりうるものだ。

 安倍政権による増税無策、海外への税金へのバラまき、円安・物価高を招いたアベノミクスの失敗!

 そう、わたしたちも、できる!

Posted by 大沼安史 at 03:28 午後 |

〔イスラム国が安倍首相に警告〕◆ 英紙ガーディアンが速報 : 英国アクセントの男は言った、「お前の、この勝てない戦争に加わるという無謀な決定のために、このナイフは、ケンジを殺すばかりか、お前の国の国民がどこにいようと、見つけたらさらに殺戮を続けることだろう。さあ、日本にとっての悪夢を、始めようではないか」

 ★ 「イスラム国」はやはり、安倍首相が中東・イスラエル訪問で「イスラム国への闘いを支援する」と表明したことを、事実上の宣戦布告と受け取り、残忍な「報復」を行ったわけだ!

 「人道支援」なら「人道支援」に徹すると、どうして言わなかったのか?

 どうしてあんな思わせぶりなカイロ・スピーチをしたのか?

 安部首相は軽率すぎる!  

 後藤さんがつかまっているのをわかっていながら、あんな言い方をしたのは、日本国民を守ることを最大に使命とする、日本の総理大臣としては失格である。 

 安部政権として、責任をとるべきである。

           * 

 (参考)本ブログ既報 : ★ 安倍首相のカイロ演説(18日) / 「イスラム国と闘う周辺各国に総額で2億ドル支援」/ 「イスラム国の脅威を食い止めるための支援」/ 「地道な人材開発、インフラ整備を含め……支援
  この「含め」は問題だ。「イスラム国の脅威を食い止めるため」これ以外の支援もある、と明言している。

 カイロ演説で安倍首相は、あくまで民生・人道支援に限定した(徹した)支援だ、というべきではなかったか。
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/01/post-a9d3.html

           * 

 ★は大沼 ◎ 英紙ガーディアンの報道より
 ⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/jan/31/isis-video-beheading-japanese-hostage-kenji-goto

           * 

  In the latest Isis video, a Jihadi with a British accent issues a chilling warning to Abe, who has publicly backed coalition strikes against Isis and recently pledged $200m (£130m) in non-military aid to the campaign.

 Addressing Abe, the militant says: “Because of your reckless decision to take part in an unwinnable war, this knife will not only slaughter Kenji but will also carry on and cause carnage wherever your people are found. So let the nightmare for Japan begin.”

Posted by 大沼安史 at 03:01 午後 |