« [フクイチ・グローバル核惨事]◆ チェルノブイリ原発事故後の1991年から2003年まで、WHOで放射線防護プログラムを指揮した東フィンランド大のキース・ベイバーストック博士が20日、東京の日本外国特派員協会で記者会見し、国連科学委員会がまとめた報告書は「信頼性は非常に低い」と批判した。 | トップページ | [フクイチ・グローバル核惨事]◆ フクイチ海洋放射能プルーム 北米西海岸沖でセシウム134(半減期2年)の検出 すでに3年半が経過 それでも(海洋プルームの中から、半減期2年の)セシウム134が消えないところを見ると、フクイチはその後もセシウム134を放出し続けている(可能性が強い)/ 米ウッズホール海洋研の女性研究者が指摘 ★ 日本国内では上水道からヨウ素131(半減期8日)の検出が続いている! 再臨界を続けるフクイチ・メルトダウン核地獄! »

2014-11-23

[フクイチの闇]◆ 「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるさんは1979年、下請け作業員として現場で働いた「原発ジプシー」のフリーライター、堀江邦夫さんとコンビを組み、「フクイチの闇の真実」を描いていた! / 原子炉内に響き渡るアラーム音、それをフクイチ作業員たちは「パンク」と呼んでいた!

Imagesq

 ★は大沼 ◎ 「アサヒグラフ」(1979・10・26、11・2号)に連載された「パイプの森の放浪者」を、朝日新聞出版が『福島原発の闇 原発下請け労働者の現実』(本体1000円)
 ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_03450183.html

 ★ 右下は、水木さんが描いた挿絵イラストの1枚。

   そこに堀江邦夫さんのこんな文章がついている。

                      *

  ……待機していた二人の労働者が部屋に走りこんでゆく。引き続きボルト締めの作業をやっているのだろう。

 四、五分後――。

Imagesu

 「ピィーッ」

 重い低い連続音が部屋のなかから聞こえてきた。

 「パンクだ」。

                      *

 ★ わたしは、こういう被曝労働に支えれたフクイチ原発だからこそ、トリプルメルトダウン核惨事も起きたのだと思う。

 これは人間のやる「労働」ではない。被曝労働は労働ではない。

 それは、水木しげるさんが南方で経験した「戦争労働」が労働ではないことと同じである。

 日本の原発はフクイチ核惨事でもって、すべて「パンク」したのである。

 

 安部首相も経産省のエリート官僚も、

 原発が「パンク」していないと言い張るなら、いちど、原発内被曝労働に従事してみたまえ!

Posted by 大沼安史 at 08:18 午後 |