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2014-11-20

[ニューヨーク・タイムズ]◆ 日銀の黒田は、日本政府の巨大債務が暴れ出すのを手なずけるには、(さらなる消費)増税が重要だと考えていた。安倍の変節(増税先延ばし)は、そんな黒田の背中を(だまし討ちで)ひと突きにした、という者もいる(Higher taxes are vital to taming Japan’s national debt, Mr. Kuroda argues, and some are calling Mr. Abe’s reversal a stab in the back.)。

 ★ 黒田の背中を、安倍首相は、自分では使いきれない3本目の矢でもって突き刺したのだろうか?

   「第4の矢」というべき、安倍首相の「1年半後、10%に増税」は、国民経済にとどめを刺すもの。

   還り矢(ブーメラン)にもなって、自民党という政党を崩壊に導くものになるだろう。

 ★は大沼 ◎ A Sudden Schism Emerges Between Abe and the Bank of Japan Governor(アベとクロダの間に突如、亀裂が走る)
 11月19日付け ⇒ http://www.nytimes.com/2014/11/20/business/a-sudden-schism-between-shinzo-abe-and-the-bank-of-japan-governor.html?_r=0

              *

 ◎ 参考 ≪梶村太一郎さんのベルリン通信 : 安倍内閣の早期退陣を・みじめな日中「首脳会談」での醜態は首相として失格 ≫
   ⇒ http://tkajimura.blogspot.jp/2014/11/blog-post_13.html

  ・ 中国側の報道では「中国政府はこれは『会見』であり『会談』とはしていない。一字違いだがこれには千里の差がある」とあります。

     日本政府は「首脳会談が実現した」と、あたかも成果があったかのような見解を述べていますが、日中国交回復以来最低の「会談」であったことを証明したにすぎません。

Posted by 大沼安史 at 08:04 午後 |

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