[フクイチ・グローバル核惨事]★ 群馬・高崎を、フクイチ放射能雲(プルーム)が、震災10日後の3・21に襲っていた! ◆ CTBT(包括的核実験禁止条約)高崎観測所で、世界観測網のヨウ素131の最大値(520万マイクロベクレル[5198744.7]/立方メートル)を観測! 2日後の3・23にも、これに次ぐ、212万マイクロを記録 / 観測所のエアフィルター、ヨウ素131がガス化していたため、20~50%の捕捉率にとどまる
★ 3・21の3号機大規模再臨界(再溶融)説を裏付け!
群馬など放射能雲通過地域で、甲状腺検査を実施すべきではないのか?
★ 高崎観測所のデータは、米国の研究チームが、学術誌「環境放射能ジャーナル」に発表した論文の中で明らかにされた。
同チームの論文は、北米のCTBT観測網のうち、フロリダ州メルイボルンにある観測所で、日本国外最大のヨウ素131を検出したことを突き止めているが、その中に、わたしたち日本人にとってとくに重要な高崎データが含まれていた。
高崎観測所では3・15にキセノン133といった希ガスを検出し、その後、3・21にその観測のピークを迎えていたが、今回、明らかになったヨウ素131のデータは、それとぴったり一致するものだ。
旧日本原子力研究所で米スリーマイル島原発事故などの解析を手がけた元研究主幹の田辺文也さんによると、3号機で、震災から10日後[の3・21]、冷えて固まっていた炉心の大部分が「再溶融」した。
炉心への注水量が激減したためで、大規模な「再溶融」によって高温になった核燃料から大量の放射性物質が放出され、大半が圧力容器の底から格納容器まで落ちた。
今回の「高崎データ」は、田辺さんが2011年8月、原子力学会で発表した、この「3・21 3号機大規模再溶融」説を裏付けるものでもある。
あの3・14の核爆発から1週間後、フクイチ3号機のMOX燃料は、再び大規模な再臨界を起こしていたのだ。
高崎観測所のデータでは、3・23にもヨウ素検出の第2のピークを迎えているから、再臨界・再溶融による放射能大放出は数日間にわたって続いていたことになる。
これは一般の「フクイチ事故」の理解を、根底から揺るがし、認識の変更を迫るものではないか?
心配なのは高崎をはじめ、3・21放射能雲の通過地域の人々の、とくに呼吸被曝である。
フクイチ~群馬間、あるいはそのさらに風下地域では、こどもたちのための甲状腺検査が必要と思われるが、いかがなものか。
★は大沼 ◎ ソース記事: エネニュース:Newly released data shows Florida hit with highest level of radioactive material from Fukushima measured anywhere in world outside Japan — #1 out of more than 1,500 test results — Total radioactive iodine was up to 500% of amount reported
(9月26日付け)⇒ http://enenews.com/newly-released-data-shows-florida-hit-highest-level-radioactive-material-fukushima-anywhere-world-japan-1-list-1500-measurements-actual-amount-air-500-amount-reported
Posted by 大沼安史 at 07:33 午後 | Permalink

















