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2014-07-24

〔いのちのフクシマ〕 ◆ <福島原発事故後の健康支援を議論する環境省の専門家会議が、あらぬ方向に走り始めている。今月16日の会合でも、外部から招いた研究者が健康診断の拡充を求めると、座長は「議論したくない」とそっぽを向いた> / <エネニュース>が、東京新聞が報じた、環境省専門家会議での驚くべきやりとりを、全世界に拡散報道 

 ★ 「金目大臣」のいる環境省だから、安上がりな「安心神話」の流布にばかりする力を入れているのだろう。

 だから、健康支援を議論するはずの会議で、「座長」が議論を封殺するようなことが起きるのではないか!

 この「会議」のとんでもない議事進行を報じた東京新聞特報部のデスクは、こう書いている。

 <デスクメモ : 専門家会議を長滝さんが仕切っている。この事実だけで、政府が福島原発事故をどう総括したかは明白だ。放射線影響研究所の前身は「治療せず、原爆の効果を調査」した米国の原爆傷害調査委員会(ABCC)だ。そこに連なる人脈が「安全神話」に関与した。いまは「安心神話」の流布に奔走している>

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 ◆ 16日の環境省専門家会議 

  * 疫学者の津田敏秀・岡山大教授 :「早く(福島)県外の住民の症例も把握すべきだ。放射線量の評価ばかりに、こだわるべきではない」

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  * 座長の長滝重信・元放射線影響研究所理事長は「非常にユニークな方がおられる」と、津田教授の指摘を突き放した。

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  * 津田教授は「私はオックスフォード大出版局の教科書に基づいて発言している。先生の方がユニークですね」と応酬

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  * 長滝氏は「先生と議論するつもりはありません。線量に基づいて議論する」と述べ、一方的に話を打ち切った。

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 ★は大沼 ◎ ⇒ http://enenews.com/unthinkable-twist-japan-expert-says-immediate-health-exams-are-urgently-needed-outside-fukushima-govt-officials-i-dont-want-to-discuss-the-issue-discovery-of-cancer-c

  ◎ 東京新聞特報記事 書き起こし :「原発事故後の健康支援で逆走 環境省の専門家会議 」
  「俺敵メモあれこれ」 ⇒ http://magicmemo.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/633-e905.html 

Posted by 大沼安史 at 05:34 午後 |