〔さああじさいの国へ〕 ◆ 関電、歴代首相に年2000万円 計7人、72年から18年献金 内藤(千百里)元副社長が証言 ★ 竹下登氏までの7人の中には、中曽根康弘氏も含まれている / 内藤氏、フクイチ事故で心境に変化、「実名告発」を決意! 地下水が多い場所にフクイチをつくった東電にも疑問投げかけ!
★ 朝日新聞28日付け朝刊2面に、内藤氏(ちもり 91歳)の告白の動機などが、以下のように記されている。
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……さらに2011年の東京電力福島第一原発事故を機に心境が変化した。「東電はなぜ、今も汚染水をコントロールできないのか。地質調査をしたはずなのになぜ地下水の影響が大きい場所に原発を建てたのか」
「政府の監督の甘さがあった。長年築いてきた三者の関係に問題があった」とも感じ、自らの足跡をたどって戦後の政官電の関係を再考したいと思った。13年に90歳になったことも「実名告白」の背中を押したという。「死を意識するほど自分の歩んで来た道を思い出した。今まで口を割らなかったことを話す気持ちになった時に記者が来た。後世に役立つと思った」
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朝日新聞の藤森かもめ記者の内藤氏に対する取材は昨年12月から今年7月まで23回、69時間に及んだそうだ。
内藤氏の内心の思いが、粘りに粘った女性記者の記者魂によって、世に出た。
魂と魂の共感、そこから生れた告白する勇気!
第二、第三の内藤氏が、第二、第三の藤森記者が、こんごきっと現れるに違いない。
河北新報ではすでに、東北電力に天下りした宮城県庁のOB(原子力行政担当が、記者の取材に応じ、心境を告白している。
⇒ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140727_13009.html)
流れは変わりつつある……いや、もうとっくに変わっている。
わたしたちの前にあるのは、ともに勇気をもって、正しさに向かう、脱原発のあじさいの道、あるのみ!
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★は大沼 ◎朝日新聞デジタル (有料)⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140728-00000001-asahik-soci
関西電力で政界工作を長年担った内藤千百里(ちもり)・元副社長(91)が朝日新聞の取材に応じ、少なくとも1972年から18年間、在任中の歴代首相7人に「盆暮れに1千万円ずつ献金してきた」と証言した。政界全体に配った資金は年間数億円に上ったという。原発政策の推進や電力会社の発展が目的で、「原資はすべて電気料金だった」と語った。多額の電力マネーを政権中枢に流し込んできた歴史を当事者が実名で明らかにした。
内藤氏が献金したと証言した7人は、田中角栄、三木武夫、福田赳夫、大平正芳、鈴木善幸、中曽根康弘、竹下登の各元首相(中曽根氏以外は故人)。……
Posted by 大沼安史 at 10:13 午前 | Permalink