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2014-07-17

〔だからあじさいの国へ〕 ◆ <信濃毎日新聞 社説> 川内原発 再稼働へ拭えぬ不安 / 「川内原発の場合、特に気がかりなのは火砕流の影響だ」/ 官房長官発言、「責任転嫁のように聞こえる。再稼働するかどうかは、あくまで政府の責任で判断する約束だったはずだ」

 ★ かの英フィナンシャル・タイムズへの寄稿で、「第3の矢で経済の悪魔(エコノミック・デーモン)を退治する」と言ってくれた安倍首相のこと、「火砕流」についても、こんな言い方で、太鼓判を押すかも知れない。

  わたしには4本目の矢がありますから、火砕流など心配しないで結構です!

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 ★は大沼 ◎ (17日) ⇒ http://www.shinmai.co.jp/news/20140717/KT140716ETI090005000.php

 * 審査書案では、自然災害対策と過酷事故対策はいずれも適切とされた。川内原発の場合、特に気がかりなのは火砕流の影響だ。

 南九州には過去に巨大噴火を起こした火山が複数ある。九電と規制委は「危険性は十分小さい」と評価し、噴火の前兆を監視すれば対応できるとする。

 専門家は「噴火の予知は困難」「前兆から噴火の規模が分かるほど火山学は進んでいない」と、見通しの甘さを批判している。

 * 審査書案を受け、菅義偉官房長官は「規制委が責任を持ってチェックするわけだから、その判断に委ねる」と述べた。責任転嫁のように聞こえる。再稼働するかどうかは、あくまで政府の責任で判断する約束だったはずだ。

Posted by 大沼安史 at 01:36 午後 |