〔さあ平和なあじさいの国へ〕 ◆ <田中龍作ジャーナル> 「さよなら晋三」 集団的自衛権にNO突きつけ / 中学校の制服を着た、都内に住む12歳は筆談取材の紙に書いた。安倍首相「すぐにやめるべき」――「憲法をぜったい守りたい」。少年の目は真剣そのものだった。
* 安倍政権が集団的自衛権の行使容認を閣議決定して初めての週末、市民たちが新宿で抗議の声を上げた。(「ファシズム許すな!安倍政権打倒デモ@新宿」 主催:怒りのドラムデモ)
* 公園には新宿西口の地下道で反戦を訴えつづける大木晴子(せいこ)さんの姿もあった。大木さんは1969年新宿西口フォークゲリラの生き証人でもある。ベトナム戦争に反対する若者の熱気が西口広場を埋め尽くした現場を知っている。
大木さんは七色のパラソルを持って参加した。「今日はどうしても来なければと思って来た。安倍政権の動きが早すぎる。この早さが気持ち悪い。そういう世の中だから神経を研ぎ澄まして生きなければならない」と話す。
* 中学校の制服を着た、まだ幼さを残す少年もいた。少年は都内に住む12歳で、母親と叔母と連れ立っての参加だ。ドラムとコールがすさまじいため、筆談でインタビューした。
安倍首相のことをどう思うか?「すぐにやめるべき」。どんな気持ちでデモに参加したか?「憲法をぜったい守りたい」。少年の目は真剣そのものだった。
Posted by 大沼安史 at 07:38 午後 | Permalink