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2014-07-17

〔だからあじさいの国へ〕 ◆ <川内原発・審査「適合」>/ ロイター電(日本文) <規制基準、世界最高レベルには疑問の声> / 欧州炉のような「コアキャッチャー」なし! 航空機衝突に備えた「二重構造の格納容器の設置」もなし! 

 ★ ロイター電はまた、内閣府原子力委員会の委員長代理を今年3月末まで務めた鈴木達治郎・長崎大学核兵器廃絶研究センター教授の、以下のようなコメントを紹介している。

 「住民に安全を保証するには避難計画の整備をしないといけない。また鹿児島県知事と薩摩川内市長は、再稼動に同意するためにも、規制当局と中央政府とも議論しないといけない」

 「避難計画」もない「原発」だなんて、火山の噴火口で暮らすより、恐ろしいことではないか!

 ★は大沼 ◎ 川内原発は「基準に適合」と規制委、審査最終合格に前進
(16日付け) ⇒ http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0PR0ZO20140716

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 一方で、田中委員長が主張する「世界最高レベル」という規制基準の厳格さについては、異論も聞かれる。

 原子力に批判的な有識者が参加する「原子力市民委員会」(座長:船橋晴俊・法政大教授)が今年4月に発表した「原発ゼロ社会への道─市民がつくる脱原子力政策大綱」は、新規制基準について「世界最高水準にはほど遠い」と批判した。

 具体的には、欧州で採用され、建設が進む欧州加圧水型原子炉(EPR)と比較し、1)EPRは、圧力容器外に流出した溶融炉心を格納容器内に貯留する「コアキャッチャー」を設置しているが、新基準は要求なし、2)EPRは、大型商用航空機衝突に耐え、設計圧力を高めた二重構造の格納容器の設置を求めているが、新基準は要求なし──など、日本基準が見劣りする点を挙げている。

 内閣府原子力委員会の委員長代理を今年3月末まで務めた鈴木達治郎・長崎大学核兵器廃絶研究センター教授は、ロイターの取材に対し、規制基準への適合について「再稼動のための最低限の要求を満たしたことにすぎない。2つの重要な点が残されている」と指摘した。同教授は「住民に安全を保証するには避難計画の整備をしないといけない。また鹿児島県知事と薩摩川内市長は、再稼動に同意するためにも、規制当局と中央政府とも議論しないといけない」と述べた。

Posted by 大沼安史 at 09:17 午前 |