〔フクイチ・グローバル核惨事〕 ◆ ヘレン・カルディコット博士があらためて警告 : 「放射性降下物はこの先、数百~数千年にわたって、日本の広い地域を覆い、決して“除染(クリーン・アップ)”されることはないだろう」/ 「放射能の元素を呼吸し、放射能の汚染されたものを飲み食いすることで、癌が多発することだろう」 / これは「地球の歴史上、最大の産業事故」である!
★ 米国の女性ジャーナリスト、シャーウッド・ロスさんが引く、カルディコット女史の警告は、フクイチ被曝地の苛酷な現実を――苛酷な未来を、わたしたちの目の前に突き付ける、実に苛烈な言葉だ。
しかし、わたしたちはこの現実から目を背けてはならない。
女史は、放射能のクリーン・アップは絶対ありえないと断言している。
たしかに、いまの除染のやり方では移染が関の山だろう。
しかし、わたしは微生物の力をかりる「生物除染」という手もありうるだろうと考えている。
ほかにも、「なるほど、これならば……」というアイデアを、さる科学者の方から直接、うかがったこともある。
あきらめるのは、まだはやい!
子どもたちや妊婦を逃しながら、新たな発想で、さまざまな除染法を徹底して試みる。
海外派兵の戦費をそっくり、除染に回す。
世界中の除染テクノロジーを総投入する。
やれることはなんでもやる。そうすれば、あるいは活路が開けるかもしれないと思っている。
秋の福島県知事選挙では、現実をごかまさず、現実に目を背けず、徹底して県民の側に立つ、新知事が選出されなければならない。
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★は大沼 ◎ Fukushima Disaster Will Never End, Dr. Caldicott Warns
By Sherwood Ross (10日付け)
⇒ http://www.opednews.com/articles/Fukushima-Disaster-Will-Ne-by-Sherwood-Ross-Cancer_Catastrophe_Chernobyl_Disaster-Preparedness-140710-599.html
* "Radioactive fallout which remains toxic for hundreds to thousands of years covers large areas of Japan and will never be 'cleaned up,'" asserts Dr. Caldicott, a medical doctor who has been showered with honors and awards for her long-time campaign against the dangers of nuclear power production and nuclear war.
* Instead, "It will induce an epidemic of cancer as people inhale the radioactive elements, eat radioactive food and drink radioactive beverages," the anti-nuclear authority said. "It is the greatest industrial accident in the Earth's history," she points out.
Posted by 大沼安史 at 09:52 午前 | Permalink