〔あじさいの言葉〕 ◆ 「戦争は永劫不滅の罪悪なり。故に戦争廃止運動は戦争に対する防戦にして誠に止むを得ざる神戦の一なり。これ仁を為すの実事にして新人に進むの真道なり」/ 「足尾鉱毒」と闘った田中正造翁の精神的支柱となったキリスト者、新井奥邃(おうすい)は、戦争廃止を「神戦」と言った。「フクイチ核毒」と闘うわたしたちも、安倍政権の「9条破壊」に対する「神戦」を挑まなければならない。
★ 「僕の前に道はない」の高村光太郎は、新井奥邃の影響を受けた人である。
わたしたちの前に、「閣議決定」以前の、道はない。
安倍首相を退陣させ、「決定」撤回と秘密保護法廃止を目指す、わたしたちのデモクラシーと9条を守る「防戦」は、世界的な戦争廃絶に向かう、「神戦」の真なる道だが、それはわたしたちが、「閣議決定後」の状況を生きる者として、そこに向かって歩むことによってしかできない、「後ろに出来る道」であるだろう。
わたしたちが進めるべきは、この平和のための「神戦」である。
「相戦殺する」海外派兵ではない。
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◎ 新井奥邃(おうすい)Wiki
⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%BA%95%E5%A5%A5%E9%82%83
◎ 関連 本ブログ記事 : 〔あじさいの言葉〕 「万国は一族なり。血殺血伐の悪業永く全廃すべし」(新井奥邃) / 足尾鉱毒事件の田中正造翁は非戦論者としても知られるが、翁が師と仰いだ新井奥邃(おうすい)は、第一次大戦で憚ることなく「絶対非戦」を主張した人だった!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2014/05/post-141a.html
Posted by 大沼安史 at 09:18 午後 | Permalink