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2014-06-11

<福島 フクシマ FUKUSHIMA> ◆ 「原発には負けられない 息子の白血病死を告発する母」/ 91年、中部電力浜岡原発の作業員だった嶋橋伸之さんが、白血病で亡くなった。享年29歳。 母・美智子さん(74)は、それまで原発に疑問を抱くことなどなかったが、伸之さんの死を契機に、国と電力会社の責任を告発する闘いに立ち上がった。

 ★は大沼 ◎ ルポライター、奥村岳志さんのブログ報告
 ⇒ http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-25.html

 ★ 嶋橋美智子さんがお書きになった、闘いの記録、『息子はなぜ白血病で死んだか』(技術と人間社 1999年刊)が、わたしの手元にある。

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 長男の伸之さんを白血病で亡くして2年後の1993年5月、磐田労基署(静岡県)で労災申請したあと、美智子さんは夫の正秀さんと掛川で記者会見に応じた。

 その際、正秀さんは「労災申請にあたり」という、用意した文書を読み上げた。

 その締め括りは、以下のような言葉だった。

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 「平和で静かな町で健康に暮らしたいと望むのはこの町に住む者の永遠の願いであり当然の権利であると思います」(同書140頁)

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 美智子さんがフクイチ被曝地の人たちのために立ち上がったのも、そういう願いと当然の権利がふみにじられていると知ったからだろう。

 伸之さんの無念の死を無駄にすまいという美智子さんの決意は、脱原発を求める全国の人々を勇気づけ、励ます。

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Posted by 大沼安史 at 09:24 午前 |