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2014-05-23

〔吉田調書で判明!⑤〕 (拡散希望) <吉田氏 非常冷却で誤指示 「私の反省点。思い込みがあった> ◆ <……非常時に原子炉を冷やす非常用復水器(IC)の仕組みをよく理解しておらず、誤った対応を指示ていたことが分かった。……1号機は冷却に失敗し、同日〔3・11〕中にメルトダウン(炉心溶融)した> ★ よくぞ、言い遺してくれましたね! 吉田さん、ありがとう!

 ★ 朝日新聞(本紙)は23日朝刊1面トップで、上記内容の報道を行なった。

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   吉田昌郎所長は原子炉の暴走を止めようと懸命な努力を続ける中、自分がしてしまった「誤指示」を率直に認めていた。

   この「誤指示」がなければ、1号機のメルトダウンだけは止めることができた可能性がある。

   吉田さんのこの証言は、「東電全体の事故責任」を確証したもの。

   この証言を封印してきた日本政府(事故調)の隠蔽責任を問うものでもある。

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   この「誤指示」は「東電本店の助言なし」の、孤立無援の、極限的な状況の中で行なわれた。

   その「誤指示」を、吉田さんは正々堂々と認め、逝った。

   朝日新聞の宮崎知己記者は記事の解説で、「人間の能力の限界を踏まえた対応策の用意ができないなら、原発再稼働への不安はぬぐえない」と書いていた。

   吉田さんは自らの死を予感し、このこともまた、言い遺しておかなければならないと覚悟して、政府事故調の聴取で明らかにしたのだろう。

   いまや、吉田さんの遺志は明らかである。

   わたしたちは、「脱原発」へ、進むべきである。

   それがあの「海水注入」という「大英断」を下し、日本を――世界をさらなる破滅的な事態から救った吉田さんにこたえる、唯一の道である。

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  ◎ 朝日新聞デジタル(無料登録で読めます) ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASG5Q7GJPG5QUUPI005.html

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 ◆ 朝日新聞の記事は、こう書いている。

 * <「吉田調書」によると、中央制御室の運転員が〔3・11の〕夜に入ってICの機能低下に気付き、〔ICの〕冷却水不足を疑って吉田氏のいる緊急対策室へ伝え、軽油で動くポンプで補給するよう促した。…………だが吉田氏はICが作動して原子炉をうまく冷却していると思い込んで機能低下の知らせと認識できず、ICが機能している間に行う「原子炉への注水準備の継続」という指示しか出さなかった>

 * <吉田氏は「ICそのもののコントロールの仕方はほとんど分かりません」……とも述べ、「中操(中央制御室)と意思疎通ができていなかった」と反省した>

 * <吉田氏は午後10時ごろ、1号機原子炉建屋の放射線量上昇を聞き、やっとICが動いていないと疑い始めたが、すでにICで対処できる事態を超えていた>

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 ◆ 朝日の記事はまた、「調書」に吉田氏の「反省の言葉」が多くある、と指摘している。

  「私は今、猛烈に反省している」「現場側からのSOS発信がこちらに届いていなかった」…………

  このように率直に告白した吉田氏の「決意の証言」に蓋をしてきた日本政府・東電の罪は大きい。

  いや、あまりにも大きい。

Posted by 大沼安史 at 10:00 午前 |