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2014-05-20

〔フクイチ・グローバル核惨事〕 <朝日新聞> ◎「福島第一の原発所員(の9割にあたる約650人)、(現場に残らなければならない幹部さえも、フクイチ構内・付近での退避・待機)命令(に)違反し(10キロ南の福島第2原発まで)撤退 吉田(所長の)調書で判明」 <まるカッコ内は★補記> / ★ 現場の真実 東電と政府事故調(つまり日本政府!)が、隠蔽工作の疑い! 調書原本、内閣官房に! 朝日新聞のスクープでようやく判明! 

  * 現場に残って事故対応しなければらないGM(ゼネラルマネージャー)まで、第2原発へ 「9割の所員がすぐには戻れない場所にいたのだ(同紙朝刊1面)」

  * 「その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある」(同)

  * 「第一原発にとどまったのは吉田氏ら69人。第二原発から所員が戻り始めたのは(15日)昼ごろだ。この間……2号機で白い湯気状のものが噴出し、4号機で火災が発生。放射線量は正門付近で最高値を記録した」(同)

  * 吉田昌郎所長は線量の低いフクイチ構内での退避・待機を指示 その場面の東電発表のテレビ会議画面に「音声なし」! 

  * 政府事故調への吉田証言 400頁超の調書、いまごろになって明らかに / 

  ◎ ★ スクープ記事を取材・執筆した朝日新聞の木村英昭記者は、同紙2面に、こう書いている。

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  ……吉田調書が残した教訓は、過酷事故のもとでは原子炉を制御する電力会社の社員が現場からいなくなる事態が十分に起こりうるということだ。その時、誰が対処するのか。当事者ではない消防や自衛隊か。特殊部隊を創設するのか。それとも米国に頼るのか。

 現実を直視した議論はほとんど行われていない。自治体は何を信用して避難計画を作れば良いのか。その答えを出さないまま、原発を再稼働して良いはずはない。

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 木村記者の言う通りだ。

 安倍首相はいいかげん、「戦争の火遊び」はやめにして、いつどうなるか分からないフクイチの現実を――原発・プルトニウム列島化している日本国内の現実を直視し、原発事故対策に本腰を入れるべきだ。
 
  ★は大沼 ◎ (20日) ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASG5L51KCG5LUEHF003.html

Posted by 大沼安史 at 07:33 午前 |