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2014-05-21

〔吉田調書で判明!③〕 <東日本大震災発生3日後の2011年3月14日午後6時。福島第一原発2号機は、重大な危機にさらされていた。1号機、3号機でも手こずった原子炉格納容器のベントが、2号機では本当にどうやってもできなかった。原子炉の中心部である圧力容器の水蒸気を逃がす「SR弁」を人為的に開けて、圧力が下がったところで消防車で注水し原子炉を冷やす試みも、なかなかうまくいかなかった。> 

 ★ 消防車は燃料切れで注水を停止する事態に! 

 それにしても、自衛隊はなぜ現場に、総力を挙げて、「災害出動」しなかったのだろう? 

 フクイチはこれからまた、どうなるか分からなし、国内の稼働停止原発など核施設でもフクイチと同じような核惨事が繰り返されるかもしれないのに、――そして「海外派兵(集団自衛権の発動)」では、あれやこれやと、事細かに「想定」しているのに、安倍政権は原発事故現場への自衛隊の本格出動のことなど、考えもしていないようだ。

 海外には派兵し、国内はおろそかにする、安倍政権の愚かしさよ!

 ★ 当時の状況を、朝日新聞デジタル版は「吉田調書」をもとに、こう説明している

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 午後6時、2号機のSR弁がようやく開き、しばらくして炉の圧力が下がり始めた。これで消防車による注水が可能になると所員は安堵の雰囲気に包まれた。が、喜びは束の間だった。
 午後6時28分、こともあろうに、消防車が燃料切れを起こして注水できていないとの報告が入った。SR弁が1時間半の格闘の末にようやく開き、炉が減圧し始めたのに、これでは燃料の軽油を補給するまで炉に水は一滴も入らない。
 所内には「最後これかい、って感じだなあ」との声が飛んだ。おまけに軽油を消防車への補給のため運ぼうとした小型タンクローリーがパンクで動けないとの情報も入った。
 緊迫の度合いを深めた福島第一原発で吉田は、官邸と東電本店に2号機の状況を報告した後、下請けの協力会社の人たちに福島第一原発から離れるよう勧め始めた。

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 ★ そして、こうも解説する。

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 危機に立ち向かって原発事故を抑え込む、原子力災害抑止隊と呼べるような組織は存在しない。自衛隊は、国の平和と安全に重要な影響を与える事態や大規模な災害に対し、迅速かつ的確に対処し得るような即応態勢を維持、向上させているというが、関連機関との連携が前提で、自分たちは原発を制御する技術や知識を持っていない。

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 ★ そして、「原子炉を制御して事故を収束にもっていける者は、電力会社員以外にはいない」と。

 電力会社のサラリーマンたちが、原発事故に対処する?!

 日本の原発事故対策は、なんと、これほど寒い現状である。

 「戦争ごっこ」好きな駄々っ子のように「解釈改憲」にこだわり、海外派兵に躍起な安倍政権に、頭を冷やせ、目をさませ、目をさまして、原発事故対策に真剣に取り組めと言いたい。

  ★は大沼 ◎ 朝日新聞デジタル版 ⇒ http://digital.asahi.com/special/yoshida_report/1-2m.html

Posted by 大沼安史 at 06:49 午後 |