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2014-03-02

〔フクイチ核惨事〕 <エコーニュースが大スクープ!> 米政府、最悪シナリオを情報公開 /★ 米NRCは2011年3月17~18日時点で、フクイチ放射能雲、スーパーコア溶融・太平洋渡洋シナリオを…………23日時点では、「1・2・3号機、核燃33%溶融、0.5%放出率/日」の「TOKYO」汚染シナリオを想定していた! 

 ★は大沼  ◎<エコーニュース> アメリカ政府・福島事故の最悪シナリオを情報公開決定 : 米国政府が、アメリカ連邦情報公開法に基づく情報公開請求に対して、福島事故直後にアメリカ原子力規制委員会が作成した最悪シナリオのデータを公開しました。開示されたのは10ページ分の文書で、NRCが予測した放射性物質の放出量とタイミングが記載されています。
 ⇒ http://echo-news.net/japan/usnrc-disclosed-fukushima-worst-case

 ★ <エコーニュース> がまた、NRC(米原子力規制委員会)の内部文書を情報公開請求で入手してくれた!

 いまのところ、「速報」段階で、詳しい分析はこれからだと言う。どんな分析結果が「3周年」に合わせて出るか、注目されが、ざっと目を通して、気になるのは、開示文書(PDF)の最終、10頁にある、NRCからNARAC(米大気放出勧告センター)に送付された、フクイチ放射能放出の「ケース」予測である。

 3・15から3・24までの間、NRCが状況の進展に合わせ、想定した「ケース」は、6ケース(シナリオ)。

 このうち、2番目の「3・16のシナリオ(ケース)」は、「(在日米国人)保護行動プレスリリース・付属シナリオ」と命名されたもので、2・3号機がともに33%の核燃溶融(放出率/日100%、つまり1日で全放出)するほか、4号機核燃プールで100%の放出が起きる、との想定。
 米政府の80キロ圏の避難区域設定(3・17)は、このシナリオの想定に基づくものとみられる。

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 次に注目されるのは、3・17~18にかけてNRCがまとめた「スーパー・コア 太平洋横断(“Super Core”Trans-Pacific)」シナリオである。

 この「スーパー・コア」とは、おそらくスーパーコア(スーパー炉心)・リリース(放出)を意味するものだろうが、むしろこのシナリオに「太平洋横断」という名前がつけられていることが気になる。

 「2号機・33%核燃溶融」に加え、「3号機使用済み核燃プール」で「50%溶融・2週間にわたって放出継続」が――さらに「4号機核燃プール」で、「使用前の新燃料3束、使用済み・古燃料4束が100%溶融し、同じく2週間にわたって放出が継続される」との想定。

 NRCは、このスーパー・リリースによる放射能プルームが、太平洋を超え、北米に到達する事態を想定し、放射能の大気拡散問題を担当するNARAC(ローレンス・リバモア核研究所内)へ、想定内容を通告したものとみられる。

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 このフクイチの原子雲・太平洋渡洋シナリオもさることながら、われわれ日本の人間にとって、気になるのは、5番目のシナリオ(ケース)である。

 手書きで“TOKYO”、印字で Plausible Realistic Scenario(在り得る現実的シナリオ)と記されたこの想定は、3・23時点でNARACに発出されたもので、「1・2・3号機、核燃33%溶融、0.5%放出率/日」と想定している。(4号機などの核燃プールの想定はなし!)

 この想定項目にはまた、NARAC側の「要約」として、

 > 1レム(未満) TEDE(実効線量当量) 7.8キロメートル 3・14UTC(協定世界時)14:33〔日本時間 同午後11時33分〕

 ――とも記されている。

 これを素直に解釈すれば――とくに“TOKYO”が手書きで印字文書に書き加えられていることからすると、NRCが「1・2・3号機、核燃33%溶融、0.5%放出率/日」のシナリオをNARACに送ったところ、NARAC側が、上記の線量予測を弾き出しことで、これはTOKYOがやられると判断し、想定シナリオ名として“TOKYO”が書き加えられたのだと見られる。

 問題はしかし、この「想定」がその後の状況の展開を基本的に占っていたことである。

 「1・2・3号機、核燃33%溶融、0.5%放出率/日」の適否はともかく、それと変わらない――いや、それを上回る放出が、これまで3年間にわたり、続いていたことが、実はわたしたちにとって、ほんとうの問題なのだ。

 NRCの情報公開文書でわかったこの「東京壊滅シナリオ」と「現実」との相関の実証――全面的な首都被曝実態調査こそ、いま緊急に求められていることである。

Posted by 大沼安史 at 11:06 午前 |

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