〔いのちのフクシマ〕 子ども被災者支援法"骨抜きバイアス"の実態 ―― 英文の勧告を誤訳、健康調査拡大を先延ばし / 「意図的に誤訳をして、対策の範囲を狭めようとしたのではないか――そう見られてもおかしくない“疑惑”が判明した」
★ これはもう、姑息さを通り越した、「確信犯」的犯罪行為と言わざるを得ない!
外務省は「通常、文書は主管官庁と一緒に翻訳している。内容にかかわるものは主管官庁の了承を得て直している」と説明しているそうだが、それではその主管官庁とはどこか? 厚生省であるなら、では担当者は誰か? 誰が命じたのか?
★は大沼 ◎ 東洋経済オンライン 25日
⇒ http://toyokeizai.net/articles/-/33623
……グローバー氏の勧告の原文が、
「1ミリシーベルト以上の放射線量のすべての地域に住む人々に対して、健康管理調査が提供されるべきであること」(The health management survey should be provided to persons residing in all affected areas with radiation exposure higher than 1 mSV/year.)
となっていたのに対して、
外務省は
「1ミリシーベルト以上の放射線量の避難区域の住民に対して、健康管理調査が提供されるべきであること」
と翻訳。日本語訳には、原文にはない「避難区域の」を付け加えてあるのだ。…………
Posted by 大沼安史 at 09:56 午前 | Permalink