« 〔だから あじさいの国へ〕 福島原発告訴団が1日、東京で「被害者証言集会」/「甚大な被害を前に誰の責任も問われないことの理不尽さを……わたしたちは訴え続けて行きましょう」(集会アピール)/ 英・仏紙が「日本の検察、刑事訴追を却下」と世界拡散報道!★ 日本の大マスコミは例によって「沈黙」! | トップページ | 〔フクイチ核惨事〕 <米NRC電話会議記録> Day2(2011年3月12日): ウィーンのIAEA情報で、NRC(原子力規制委員会)チームが把握! 「日本政府がヨード剤配布計画」/ 続いて、ロイター電で「日本政府、ヨード剤配布準備進めるとIAEAに通告」を確認 ★ 日本政府が「配布を計画し、準備を開始していた」はずのヨード剤が結局、現地の人々に届かなかったのは、途中で「ストップ」をかけたものがいるからか? / 「<3・11>3周年」……事実関係の究明が待たれる! »

2014-03-04

〔フクイチ核惨事〕 <エコーニュースがさらにスクープ!> 福島事故資料、 米国NRC(原子力規制委員会)がさらに情報公開 / デイ(Day)1=3・11からデイ6=3・16まで /「原子炉安全チーム」による電話会議記録(録音起こし)、PDF文書528頁分 ★「水素爆発」ではなく「水蒸気(核)爆発」だった疑い、さらに濃厚なものに!

★(大沼) 3月15日、NRCから東京に急派されてたトラップ氏が、電話会議で、ワシントンに報告!

 2号機 「水素爆発ではなく)水蒸気爆発(steam explosion)が起きたようだ」 

★ フクイチで、3号機以外にも、核爆発(水蒸気爆発)が起きていた疑いがますます強まった!

 ★は大沼 ◎ <エコーニュース> /アメリカ原子力規制委員会が、すでに公開済みの最高意思決定部の電話会議記録に加えて、本年になって新たな電話会議記録等を情報公開しました。/ この電話会議記録は米国原子力規制委員会の中で福島事故対応の原子炉処理対応にあたったメンバー(Reactor Safty Team)らのものです。
  ⇒ http://echo-news.net/japan/usnrc-rst-team-telephone-conference-call-reveale

 ★ NRCの新たな情報文書(PDF文書)は ⇒  http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1403/ML14038A065.pdf

         #

 ★ 詳しい分析は、 <エコーニュース> の続報を待つとして、ここでは一読して、わたしが新たに知った事実、あるいは気になった点を、あくまで参考として、覚書がわりに記すことにする。

 この「録音起こし」の情報公開は、部分的に削除されており、「白抜き」になった削除部分に、なお、一般に知られてはならない事実が記されているようだ。

 ここでは、「白抜き」部分の詮索はさておき、公開された電話会議でのやりとりの中から、注目すべき部分を抽出する。

         #

 ★ 公開文書の中で太宗を占めるのは、デイ5(3月15日)のやりとりである。

 このなかで、わたしが最も注目するのは、東京に派遣されたNRCのトラップ氏による、以下の2号機爆発に関する報告である。(PDF文書、379頁)

  ……you know, our concern was, is that corium finally  went through the vessel and they had a steam explosion.

  steam explosion、つまり水蒸気爆発!

 水素爆発ではなく!

         *

 今回の公開文書をざっと通読すると、「水素爆発」については、デイ2(3月12日)の部分に、たとえば以下のような形(発言)で出ている。(PDF文書65頁)

 (1号機の爆発について)、彼ら(日本側)が、なおも「水素爆発」と見ているようだ、と。
  It seemed like it was still――they think it was a hydrogen explosion.

 この「日本側」の見方(主張?)に対しては、早くも(この日のうちの)後続の電話会議で、以下のような疑問が提起される。(同76頁)

 最初は……水素爆発と告げられたけれど、水蒸気爆発だったかも知れない。
 ……and originally, we were told about that explosion about that explosion, that it was a hydrogen
explosion, but it seems that it might have been a steam explosion.

 では、なぜ水素爆発ではなく、水蒸気爆発ではないか、と言えるのか?

 この点については、以下のような発言が、記録されている。(同77頁)

 ……(燃料棒のジルコニウム被覆が溶けて)それだけの水素ガスが、あれだけの短い時間で発生するはずがないように思える。
 it didn't seem, it didn't seem plausible that they would generate that much hydrogen in such a short time.
 
 これはつまり、水素が充満する前に、核燃が溶融し、水と接触し、水蒸気爆発を起こしたのではないか、という重大な指摘である。

 この問題はこのあと、デイ2の会議録の終わりの部分に、

 たぶん、水素(爆発)かも知れない。しかし、もう一度言うが、ビデオ映像で見る限りでのこと。
 Maybe it's hydrogen, but again, this is based on a video that we're seeing.

 ――と、いったんは判断を留保していたところに、3号機爆発など事態がさらに展開、そうした中で、上記、デイ5(15日)の、2号機「溶融 → 水蒸気爆発」の見方が再浮上したわけだ。

         *

Posted by 大沼安史 at 08:22 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 〔フクイチ核惨事〕 <エコーニュースがさらにスクープ!> 福島事故資料、 米国NRC(原子力規制委員会)がさらに情報公開 / デイ(Day)1=3・11からデイ6=3・16まで /「原子炉安全チーム」による電話会議記録(録音起こし)、PDF文書528頁分 ★「水素爆発」ではなく「水蒸気(核)爆発」だった疑い、さらに濃厚なものに!: