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2014-02-08

〔コラム あじさいの国へ〕 フクシマのこどもたちのいのちを侮辱しているのは、誰だ! 東京は、フクシマの「声なき声」に耳を傾け、明日、生まれ変わらなければならない! 

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 見出しを…………見ただけで、息苦しくなった。

 「甲状腺がん7人増え33人、疑い41人 福島健康調査」――
   ◎ 産経ニュース(7日付け)
  ⇒ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140207/dst14020716130006-n1.htm

     #

 記事はこう書かれていた。

 <東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会が7日、福島市で開かれ、甲状腺がんと診断が「確定」した子どもは前回(昨年11月)の26人から7人増え33人になった。「がんの疑い」は41人(前回は32人)。>

 「数」として表わされたこどもたち一人ひとりは、いったいどんな思いで、「管理調査」の結果を聞かされたのだろう?

     #

 そして――――「福島県立医大が、18歳以下の子どもで見つかった甲状腺がんの原因を解明するため、手術で切除したがんの組織の遺伝子を解析する研究を始めたことが6日、分かった」というニュースが報じられた。
   ◎ 共同通信 7日付け ⇒ http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014020601002101.html

 共同の記事は、こう指摘している。(太字強調は大沼)

 <福島県の「県民健康管理調査」では、従来考えられていたよりも甲状腺がんが見つかった割合が高い。>

 そして、<県立医大の鈴木真一教授は「子どもや保護者から『なぜがんになったのか』と聞かれるので、説明できる根拠を見つけたい……>と語った、と

 フクイチのフの字も言わず、被曝のヒの字も言わず、いまごろになって「説明できる根拠をみつけたい」…………と!

     #

 ツイッターでの批判発言で刑事告訴(侮辱罪)されている竹野内真理さんは、こう訴えた。

 <早急に7q11遺伝子検査をして子供たちを疎開させて! リンパ節転移が何人いるか発表しない福島医大!>

  ◎ ⇒ https://twitter.com/mariscontact
      http://savekidsjapan.blogspot.jp/2013/11/7575-thyroid-cancer-and-suspected-cases.html

     #

 それにしても、フクシマと宮城県南など周辺被曝地の、こどものいのちを侮辱しているのは、いったい誰なのか?
 
 わたしには、被曝地の子どもたちを救おうと、そこれそ必死になって批判と提案、問題提起を続けて来た竹野内真理さんが、こどものいのちを――こどもたちの生きる権利を侮辱してきたとは、到底思えない。

     #

 拓殖大学商学部教授の日野川静枝さんは、甲状腺摘出手術の経験者だ。

 昨年夏、「放射線被ばくを学習する会(仮)」で、自らの経験をこう語った。
   ◎ みんな楽しくHappy♡がいい♪
     ⇒ http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3193.html

  <ですからもしも、福島の子どもたちが私のような、実際に甲状腺がんになったら、この子たちはその後の長い人生に、やはりその生涯を追いながら、いつまたどこに原因があるんだろうという恐れを抱きながら過ごすことになるんだと思うと、もう、いても立ってもいられませんけど、それが現実ですね>

 日野川さんにとって、フクシマの子どもたちはお孫さんの世代にあたるだろう。

 「いても立ってもいられない」気持ち…………それは、フクシマの親御さんたちの気持でもあろう。

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 日野川静枝さんはまた、こうも語っている。

 <“安全安心”のカテゴリーからは何も生まれないと思います。むしろ、安全であるための危険をしっかりと認識して、現状をできるだけ正確に知ることが重要であると思っています>

 <そのためには無料での検診の制度化がなされる事を私は強く望んでいます>

 <私のは偶然の発見でしたけど、おそらく311以後ですね、関東以北の人々には、沢山の被ばく者が出ている訳なんで、その人たちを中心に>

 <あるいは食物の汚染から考えれば、日本全国くまなくと言った方がいいのかもしれないんですけれど、「希望者には無料で定期健診をしますよ」という制度をですね、是非、各自治体に実現してもらいたいと思っています>

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 これは…………もちろん、、竹野内真理さんのツイッターやブログでの発言同様、被曝したこどもたちをはじめとするフクイチ被爆者たちの、人間としての尊厳を――――「侮辱」する言葉ではない。

 こどもたちのいのちを、いのちの可能性を、守る発言である。

    #

 「甲状腺がん7人増え33人、疑い41人」――

 「管理調査」の中で「数」として処理され、もの言わぬ存在とされたフクシマの子どもたちの「無言の訴え」に耳を傾けない者は、いのちを侮辱する者である。

 これは明日、投票となる東京都知事選においても、然り!

 福島の原発電力で不夜城の栄華に酔いしれていた東京都民として、これまで通り、フクシマのこどもたちを侮辱する一票を投じるか、それとも、フクシマのこどもたちのいのちに寄り添う一票を投じるか?
 
 明日の投票日は、そのことが問われた、投票日になる。

    #

 いのちを侮辱するのか、しないのか?

 甲状腺がんがみつかったフクシマの子どもたちの「声なき声」を聴くのか、聴かないのか?

    #

 明日、東京に、脱原発のあじさいの花が咲けば、それはフクシマのこどもたちの未来に希望の灯をともすものとなるだろう。

 こどもたちは、この国で、とにもかくにも、生きていかなければならない。

 そのためにも、東京は――日本の首都は、明日、いのちの尊厳を守る方へと、生まれ変わらなければならない。

Posted by 大沼安史 at 04:41 午後 |

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