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2013-11-16

〔コラム 机の上の空〕 「即ゼロ」は 「即笑顔」 あってこそ!

 福島で「多指症」の子どもが生まれているそうだ。手術は「100人近い順番待ち」だそうだ。

 ◎「Fukushima Apeal 福島アピール」
   ⇒ http://fukushimaappeal.blogspot.jp/2013/09/fukushima-100-babies-with-polydactyly.html

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 米国の原発専門家、アーニー・グンダーセンさんも心配している。

 日本の当局が、奇形や死産など、県ごとのデータを隠している、と。
  
 ◎ ⇒ http://enenews.com/gundersen-deformities-stillbirths-kept-secret-after-fukushima-officials-not-being-honest-with-public-about-health-effects-govt-suppressing-studies-on-deformities-in-animals-audio
 
     http://enenews.com/gundersen-fukushima-health-effects-being-hidden-japan-publishing-data-stillbirths-spontaneous-abortions-cancers-311-indicates-theyre-afraid-release-audio

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 そして、あの、福島の子どもたちの甲状腺癌!

 あるいは、子どもたちが身につけさせられている「ガラスバッジ」!

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 わたしたちはフクシマの子どもたちを、どうやったら守ることができるのだろう?

 どうしたら、いのちを救うことができるのだろう?

 自分のこと以上に、子どもたちのことを心配する母親たちに――あるいは父親たちのために、わたしたちは何をなすべきか?

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 なんども繰り返すが、何よりも、大事なのは、フクシマに生まれた(生まれてくる)子どもたちの健康であり、いのちである。

 それなのに、これは何だ! このずさんさは! 

 「130人分の集計結果誤り 18歳以下の甲状腺検査」

 ◎ 福島民友 ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131109-00010004-minyu-l07

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 子どもたちという、かけがえのないいのちを、いのちと思っていないから、こうなる。

 データとしてしか見ないから、こうなる。

 もしかしたら、大事なデータ、としてさえ、見ていないのかもしれない。
 

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 屋久島で生きた、いのちの詩人、山尾三省さん(1938~2001)に、「童心浄土」という詩がある。

 お子さん(3歳の海ちゃん)が朝、寝床から起きてきたときのことを、三省さんはこう歌った。

  ……
  起きてすぐに ニコニコ笑い
  笑いながら
  おはようと というなんて
  神さまでなくて なんであろう
  神のこころでなくて なんであろう
   (中略)
  おはよう
  といいながら ニコニコ笑って
  童心浄土が 起き出してきた

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 三省さんが暮らした、屋久島・白川(しらこ)山の川水は、そのまま飲める清流である。

 そういう水の恵みのなかから、童心浄土のいのちは生まれた。

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 苦界浄土の水俣並みに――あるいはそれをはるかに超える規模で、たいせつないのちの水を――水がはぐくむ、森を、田んぼを、畑を、放射能という鉱毒で、汚染してしまったフクシマ。

 そこに生まれた、生まれたての、育ち盛りの、いのちが、苦しむフクシマ。

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 「脱原発・即ゼロ」! 大いにけっこう!

 でも、フクシマの家族には、こどもたちが起きてすぐ、ニコニコ笑える朝が必要だ。

 「即ゼロ」は、もちろん当然だが、笑顔がはじける「即笑顔」は、いますぐ、必要なことである。

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 山尾三省さんは遺言で、原発をやめることと、日本全国の川水を、屋久島のように飲める水に戻すことを訴えたが、死の灰にまみれた被曝地の水は百年河清を待っても変わらない現実がある以上、フクシマの家族たちには「移住権」が与えられて、しかるべきであろう。

 家族が、安心して笑いあえる、幸せな、いのちの朝を迎えるためには。

Posted by 大沼安史 at 09:55 午後 |

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