〔ENEニュース〕 「原発いらない福島の女たち」の椎名千恵子さん 7月12日の米サンノゼでの救援アピール ユーチューブにアップされ、世界拡散開始 / フクシマの病院の看護師はこう言うのです、「(先生=医師に)それを言っちゃダメ、被曝のことは言わないで。言ったら、(先生)怒り出す。黙るのよ。被曝のことは言わないで」
◎ 7月12日、米サンノゼでの発言 ユーチューブに11月27日にアップ → http://www.youtube.com/watch?v=8zrE936uFDM&feature=player_embedded#!
このビデオは椎名さんの発言の英語通訳部分のみ。ビデオの最後の方に、隣にすわった黒人女性が椎名さんを抱いて、彼女の闘いに敬意を表する場面がある。
◎ 参考 → http://nonukesaction.wordpress.com/2012/06/26/chieko_shiina_sanjose/
◎ 以下のような日本語による関連報告も → http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/2012/07/post-1645.html
「原発いらない福島の女たち」の椎名千恵子さんが、アメリカ・カリフォルニア州の反原発諸団体の招待で、7月6日から7月18日まで12ヵ所をめぐる画期的な反原発ツアーを開始した。この反原発ツアーは、アメリカで最も活溌に反原発運動を展開しているカリフォルニア州の反原発団体との国際連帯を通じて、日米の反原発運動の発展を決定的に前進させる役割を果たすだろう。現地の闘う人々から、椎名さんの反原発ツアーについてのレポートが届いたので、その内容をかいつまんで紹介する。まず、7月7日にカリフォルニア州南部のサンディエゴで行われた反原発集会について。
. 現地の反戦・反核団体である「ピース・リソース・センター」を軸に行われたこの日の集会には70人以上が参加し大成功を収めた。椎名さんの発言は、「非常に勇気があり、優しく、熱心な女性」(主催者のフェイスブックより)として、福島で反原発運動を真剣に闘い、アメリカの労働者・市民にともに闘うことを訴えるものとしてしっかり受け止められた。椎名さんの福島での診療所建設支援の訴えに対しても、会場から445ドルのカンパが集まり、その重要性が集会参加者全員で確認された。オキュパイ・サンディエゴは、この集会に先立って500ドルをカンパとして集め、椎名さんの西海岸反原発ツアーの支援のために拠出してくれている。診療所建設運動はアメリカでも大きな反響をもたらしていくであろう。
集会では椎名さんの指導で「かんしょ踊り」を集会参加者たちが踊った。わきあいあいとした踊りの中にも、福島の女性たちの怒りが表現されていることを参加者たちがしっかりとつかみ、ともに闘う決意を固めた。
かんしょ踊りのビデオは、http://www.youtube.com/watch?v=v41cO0MOO9U
翌8日は、アーヴァイン市で「原発再稼動を決めた日本政府に対する“福島被災者”の思い」というテーマで集会が行われる。
Posted by 大沼安史 at 02:26 午後 | Permalink