〔フクシマ・ダイアリー〕 死の灰ガレキ 大阪市が100トンの「試験焼却」開始 本格焼却ではなんと3万6000トンも!
◎ ソース 日経 岩手のがれき、大阪で試験焼却 線量を公開へ (29日)
→ http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2901X_Z21C12A1CR0000/
日経はこう報じている。
大阪市は29日、同市此花区の人工島「舞洲」にある焼却施設で、東日本大震災で発生した岩手県のがれき約100トンの試験焼却を始めた。30日正午ごろまで続く予定。
市によると、がれきに含まれる塩分で炉が傷まないよう普通ごみと混ぜて焼却する。施設にある2炉のうち、片方でがれきを混合したごみを、もう片方で普通ごみだけを燃やし、煙などの放射性物質濃度や線量を測定。市のホームページで数日中にそれぞれ公開する。
大阪市は今回のがれきの焼却灰について、放射性セシウム濃度を測定し安全が確認でき次第、来週中にも此花区の「夢洲」の北港処分地に埋め立てる方針。
本格的な焼却は来年2月から始め、2014年3月までに最大3万6千トンを処理する計画。〔共同〕
◎ ソース 朝日 大阪で岩手の震災がれき試験焼却 周辺の線量を公表へ(29日)
→ http://www.asahi.com/national/update/1129/OSK201211290029.html?tr=pc
朝日はこう報じている。
大阪府と大阪市は29日、東日本大震災で生じた岩手県のがれきの試験焼却を同市此花区の市環境局舞洲(まいしま)工場で始めた。30日まで。工場周辺や焼却灰の放射線量を計測して公表する。
がれきは100トン。内訳は木材が95%、プラスチックが4%、繊維が1%。一般ごみと混ぜてクレーンで焼却炉に投入され、燃える様子はモニターで報道陣に公開された。安全性が確認されれば、年明けに3万6千トンを受け入れる方針。
受け入れに反対する市民ら数人が工場周辺で横断幕を張って焼却中止を訴えたが大きな混乱はなかった。
Posted by 大沼安史 at 01:55 午後 | Permalink