〔NEWS〕 超大型ハリケーン「サンディー」、米東部直撃へ 海岸線立地のフクイチ同型原発に不安の声 停電による外部電源喪失の事態も想定
「フランケンストーム」と呼ばれる超大型ハリケーン、「サンディー」が直撃するのは、ニュージャージー州の海岸に立地する「オイスタークリーク原発」。
同原発は核燃料の交換作業で運転を停止しているが、アーニー・グンダーセン氏は使用済み核燃プールの停電による冷却停止を懸念している。
→ http://enenews.com/oyster-creek-refueling-underway
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「サンディー」に直撃されるのは、しかしオイスタークリーク原発だけではない。ほかにも、25の原発が。
送電停止(停電)→外部電源喪失の危機が現実化する恐れがある。非常用の予備電源がどこまで持つか懸念されている。
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河川から取水している内陸部の原発も、最大で地上3メートルを超す水位の上昇――地上5メールもの上昇の恐れを抱えている。
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上流ダムの決壊、放水による下流原発の水没の危機も想定しなければならない。
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気象変動によるハリケーン=台風の大型化と、それによる原発リスクの増大の脅威は、日本でも想定しなければならないことだ。
アメリカの「サンディー」は他山の石である。
Posted by 大沼安史 at 05:05 午後 | Permalink