〔大飯再稼働許すまじ〕★★★ 東京新聞:おおい町長 再稼働同意 福井県議会 知事に一任/ 西川知事 県議会全員協議会で、菅直人前首相の浜岡原発(静岡県御前崎市)運転停止し 再稼働に向けた安全評価(ストレステスト)導入を「十分な脈絡のない対応だった」と批判。大飯原発を視察「安全性はこの目で確認してきた」と説明!/◇ 原発の安全性は目で確かめられるものらしい!!
再稼働問題が大詰めを迎える関西電力大飯(おおい)原発3、4号機(福井県おおい町)をめぐり、おおい町の時岡忍町長は十四日、町議会全員協議会で「町として容認する」と宣言し、再稼働への同意を表明した。町長は一両日中に県庁で西川一誠知事に報告する。福井県議会も十四日、全員協議会を開き、知事と意見交換。「安全対策が未完成だ」と再稼働に反対する県議もいたが、議会としての意思はまとめず、知事に判断を委ねた。
西川知事が判断材料に挙げていた県原子力安全専門委員会の結論と県議会の意見、時岡町長の意向はこの日出そろった。知事は十六日にも、同意の意向を野田佳彦首相に伝え、政府は首相と関係三閣僚との会合を開いて最終決定する。
おおい町議会全員協議会では、時岡町長が同意の理由として、野田首相の八日の会見▽県原子力安全専門委員会が安全性を認めた▽町議会の同意▽原子力規制庁設置までの特別監視態勢-などを挙げた。議会への報告後、時岡町長は「計画停電を避け、今後の産業の活性化に原子力エネルギーは一定期間必要と考えている」と話した。
県議会全員協議会では、西川知事が冒頭、菅直人前首相が浜岡原発(静岡県御前崎市)を運転停止し、再稼働に向けて安全評価(ストレステスト)を導入した点を「残念ながら十分な脈絡のない対応だった」と批判。十二日に大飯原発を視察したことに触れ「安全性はこの目で確認してきた」と説明し「県民の代表である県議会の考えを十分に聞き、判断する」と述べた。
Posted by 大沼安史 at 05:05 午後 | Permalink