〔死の灰ファシズム〕 東京新聞: ツイッター「発言」庭山・桐生市議 除名求める動議提出 特別委を設置/発議者でない西牧秀乗議員 懲罰対象は本会議や委員会などの活動、ツイッターは議会外活動と指摘。「(ツイッターを)議会運営委員会で議論し本人が認めれば懲罰していいのか」と疑問視
桐生市の庭山由紀市議(43)の短文投稿サイト「ツイッター」での発言をめぐり、市議会本会議が十五日、開かれ、庭山氏の除名を求める市議十七人による懲罰動議が出され、懲罰特別委員会がつくられた。庭山氏は本会議で弁明しなかった。
懲罰動議の発議者十七人を代表して佐藤光好氏が動議理由を朗読、四人が質問した。
発議者でない西牧秀乗氏は、懲罰対象は本会議や委員会などの活動で、ツイッターは議会外活動と指摘。「(ツイッターを)議会運営委員会で議論し本人が認めれば懲罰していいのか」と疑問視した。
佐藤氏は、庭山氏が農産物の放射能汚染の懸念を訴える際に「毒物」と表現するなどツイッターでの発言と、議運で訂正しなかった言動を一体として判断したと主張。「政治的立場の発言は自由だが、必要限度を超えている。議会全体の品位を汚す」と訴えた。
懲罰特別委員会の委員には市議七人が選ばれた。発議者でない三人が委員になるのを断ったため、全員発議者になった。
本会議後に一回目を開き、委員長に周東照二氏、副委員長に小滝芳江氏を選出した。二回目は十八日。 (中山岳記者)
Posted by 大沼安史 at 03:09 午後 | Permalink