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2012-06-28

〔被曝棄民〕★★★★★ 東電報告書に「虚偽」記載疑惑 /「浪江町には13日から社員が訪問し、状況説明を実施」 /浪江町の馬場町長 「誰も来なかった。東電は嘘つきだ」 /東電の「隠蔽」工作を、豪ABCが批判報道

 東電が20日に発表した「福島原子力事故調査報告書」(最終報告書)の中に、昨年3月13日から、東電社員が浪江町を訪ね、「状況説明を実施」していた、とする記述があることが分かった。

 この記述に対し、浪江町の馬場町長は27日放送の豪ABCラジオで、「東電から誰も来なかった。状況説明もなかった。彼らは嘘つきだ。東電報告書に私は怒っている」と強く反発している。(注1)

 東電報告書の問題の記述は、85頁の「周辺地域への情報提供」に書かれている。

 ・ 浪江町には13日から社員が訪問し、状況説明を実施したが、15日からは帯同した。(その前段には「浪江町については、ファックスの送信を試みた後(受信確認はできず)、普通電話、災害時優先携帯電話、衛星携帯電話、ホットラインを用いて繰り返し連絡を試みたものの、通信手段の不調により、結果として電話連絡がとれなかったことが確認されている」との記述がある)

 浪江町の住民避難について町側は、「テレビ報道で危機的な状況を知り避難を決断した」(馬場町長)経緯がある。(注2)

 馬場町長は政府・福島県庁のSPEEDI「隠蔽」問題とともに、この東電の「連絡協定」違反を重視し、住民を集団被曝させたとして告訴する方針を明らかにしている。

 東電報告書は「説明責任は果たしていた」とするもので、責任を回避する狙いがこめられているようだが、報告書には、「社員が訪問し、状況説明を実施」した、とあるだけで、どのような立場の社員が、誰に対し、いつ、どこで、どのような状況説明をしたのか、どのような説明資料を手渡したか(など)具体的なことは全く書かれていない。

 東電の事故報告書全体の信憑性が問われる事態といえよう。

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(注1)ABC:Fukushima nuclear plant operator accused of cover-upUpdated 27 June 2012, 13:38 AEST
 → http://www.radioaustralia.net.au/international/radio/program/connect-asia/fukushima-nuclear-plant-operator-accused-of-coverup/968174

 TAMOTSU BABA (translated): TEPCO's report says that on the 13th of March their employees visited our offices to explain the situation.

 We were never visited by anyone from TEPCO. Nor was the situation explained to us. I feel they are liars. TEPCO's report makes me angry.

(注2)たとえば、福島民友 昨年5月5日付け →  http://www.minyu-net.com/news/news/0505/news6.html

Posted by 大沼安史 at 08:28 午前 |

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