〔世界の破局・4号機核燃プール〕★★★ 【Fukushima Diary】東電、SFP4の最悪シナリオ 想定せず(Tepco has no clue for the worst senario of SFP4)/◇ 東電、「冷却」不能状況では、コンクリ・ポンプ車で水をかけるか、スラリー(コンクリのような固い粘土)をかけて固めてしまう!――しかし、M10以上の地震によるプール倒壊は想定せず! 東電答弁 FDの会見英訳(字幕)報道で世界拡散!
→ http://fukushima-diary.com/2012/05/tepco-has-no-clue-for-the-worst-senario-of-sfp4/ (◇は大沼)
◇ 25日の東電記者会見。ウォールストリート・ジャーナルの女性記者と東電スポークスマンの松本純一・立地本部長代理との間で、こんなやりとりがあった。以下はその書き起こし。
ウォールストリート・ジャーナル紙女性記者
初心者にとっては、とても安全だと聞こえるかも知れませんが、繰り返しになるんですが、想定外のことが起こって、プールが倒れたり、水漏れが出来たら、(その)影響を考えているんですか?
松本氏 はい、ま、どういったことができるか、に関しましては、あのう、何を想定するかによりますけれども、あの、最悪といいいますか、冷却ができないという状況ですと、まあ、コンクリート・ポンプ車から水をかけるとか〔大沼 水をかける??〕、あるいは発電所に現在ございます、スラリー(泥、またはかゆ状の混合物)という装置があります。あの、いわゆる固い粘土、コンクリートのようなものでございます。それで固めてしまうことはあろうかと思っていますが、まずは建物、それからプールの冷却に関しましては、まあ、十分な対応がとれていると思っています。
ただ、あのう、万一というお話をされましたけれども、現在、東北地方・太平洋沖地震の地震力、それから私どもが使った基準地震動はほぼ同程度の大きさになります。まあ今後――それまMの地震でございましたけど、今後M10、11、12よ言ったような地震がほんとに発生するのか、というところについては、さまざまなご意見があろうか、と思います。
Posted by 大沼安史 at 03:32 午後 | Permalink