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2012-04-28

〔福島民報〕 コラム 「あぶくま抄」(26日付け)/◎ チェルノブイリ26周年

 → http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4127&mode=0&classId=2&blockId=9965850&newsMode=article (◎以下は大沼による見出し)

 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故からきょうで26年になる。

 原発から3キロ離れたプリピャチ市は市民4万7000人が退去させられ、今も廃虚のままになっている。

 今春発刊されたスペインの漫画「チェルノブイリ 家族の帰る場所」(朝日出版社)は、そんな街の悲劇を描いた作品だ。

 大震災と福島第一原発事故の影響で、本県の人口も1年前より3万9000人減った。

 総務省が発表した昨年10月1日時点の人口推計で明らかになった。減少率1・93%は都道府県別でもこれまで最大の落ち込み幅となった。田村市規模の人口がすっぽりと消えたのと同じだ。深刻さが分かる。

 人口の減少が続くと経済活動が弱まり、地域力の低下につながるといわれる。県外に移り住みながら、望郷の思いを募らせる人は少なくないはずだ。住み慣れた土地に戻ってもらえるよう、除染の徹底や産業の再生を加速させなければならない。

 「家族の帰る場所」は暮らしを壊され、古里を追われ、なお生きようとする家族の物語でもある。本県の現在とも重なり合う。

 日本語に訳した詩人の管啓次郎さんは後書きに書く。〈チェルノブイリの経験から、われわれは何も学ばなかった〉

Posted by 大沼安史 at 02:42 午後 |

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