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2012-04-28

〔東京新聞〕 記録(4月13日付け) 川崎 市立小学校の給食 冷凍ミカンから9.1ベクレル

 → http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20120413/CK2012041302000098.html

 川崎市立小学校の学校給食に使われる県産冷凍ミカンから放射性セシウム濃度が一キロ当たり九・一ベクレル、県産ミカン缶詰から同三・八ベクレル検出された。

 ミカン缶詰を使ったフルーツポンチは「入学・進級祝い」の品で、冷凍ミカンも人気メニュー。「給食に出さないで」と動きだした保護者もいるが、市教育委員会はそのまま使う方向で動いている。地域により異なるが、最も早くて十六日に、幸、多摩、麻生区で子どもたちの食卓に並ぶ。 (山本哲正)

 市は給食に使う食材の放射能濃度検査を昨年度から実施しているが、検出限界値未満が続いた。四月六日検査の今回のミカンが初の検出事例となり、注目を集めている。

 市教委の健康教育課は「今回のミカンは国の新基準(一般食品で同一〇〇ベクレル)を下回る。国は給食について『基準値に適合すれば安全性は十分確保される』と文書を送ってきた。尊重せざるをえない」との立場だ。

 十二日の校長会総会で使用方針のほか「保護者が食べさせたくないケースでは、保護者、子どもの意思を尊重して無理強いしないように」と伝えた。同課は「食べても、残しても、どちらでもいい。子どもたち同士で誤解が生じないよう、教員も普通に接してほしい」としている。

 新基準値には、暫定規制値から大幅に下げられたイメージがあるが「暫定が高すぎたためで、まだ不十分」との批判も多い。

 長女が新一年生の幸区の男性(37)は、娘の体を心配しつつも「お祝いの行事食や思い出に残るデザートが、放射能汚染された食材では縁起が悪い」との視点も添えて十一日、給食に出さないよう市教委に求めた。長女にはまだミカンのことを伝えていない。「デザートなので、『食べるな』と言うと泣くだろうな」と悩む。

 市教委内部には「対策を求める声は限られている」と受け止める向きもあるが、「学校や市教委から『たてついている』と思われたら困る」と、声を上げられない保護者も多い。この父親には、ネットでつながる保護者らから感謝の言葉が相次いでいる。

 「子供を放射能から守る会@川崎」も十二日、「事前に知ることのできた被ばくは防ぐべきだ」などとする要望書を市教委宛てに出した。

Posted by 大沼安史 at 02:33 午後 |

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