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2012-04-30

〔福島民報〕連載【覆された備え 12】 「浪江町に連絡入らず 10キロ圏の訓練なし」

 → http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2012/04/post_3825.html

 ・ 「(原発がある)大熊町から社員が歩いてでも来られたはず。協定違反だ」。馬場(浪江町長)は国会事故調の委員にやり場のない怒りを訴えた。

 ・ 避難指示の拡大から20分ほどの間に、町は10キロ圏外への住民避難を判断した。町内各地に設けられた防災行政無線から一斉にアナウンスが流れた。
 「立野、室原、末森方面に避難してください。町内から西の方に離れてください。自主的に避難できる方は114号国道を通り、津島小、津島中などへ避難してください」

 ・ 過去20回の県原子力防災訓練のシナリオに10キロ圏内の避難はなかった。事故発生から約4カ月前の平成22年11月、県原子力防災訓練で、5キロ圏内の屋内退避訓練を行った。防災無線や広報車で呼び掛けただけだった。10キロ圏内の町民は自分の居場所が避難対象かどうか、すぐには分からない可能性があった。

 「10キロより外の具体的な地名をアナウンスする」。町職員がとっさに判断した。町中心部から西の方角に当たる立野地区や室原地区などに移動すれば、10キロ圏内から脱出できる。町民の自主的な避難先として示した津島地区は福島第一原発から20~30キロ離れていた。

Posted by 大沼安史 at 02:02 午後 |

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