〔被曝地NEWS〕双葉郡と政府の協議、急きょ中止 3町長が突然欠席 /「政府に大変恐怖を感じた」
東京電力福島第1原子力発電所の周辺にある福島県双葉郡の8町村長が参加し、26日に同県郡山市で開かれる予定だった政府との意見交換会が急きょ中止になった。同郡町村会長の井戸川克隆・双葉町長ら3町長が突然欠席したためだ。避難住民の帰還や除染、賠償問題など幅広く意見交換することになっていた。
欠席したのは他に、山田基星・広野町長(町村会副会長)と馬場有・浪江町長。井戸川町長は同日、役場ごと避難している埼玉県加須市で記者会見し、参加取りやめの理由について、汚染土壌などの中間貯蔵施設の建設に関する会議の内容が「知らないうちにマスコミに出て、政府との信頼関係に問題が生じた」と説明。「政府に大変恐怖を感じた」とも述べた。
意見交換会には、政府から平野達男復興相と細野豪志環境・原発事故担当相らが出席することになっていた。復興相は記者団に対し、中間貯蔵施設問題について「今日は具体的な話には入らないことになっていた」と説明した。環境相は「双葉郡の皆さんには心苦しいお願いになるが、中間貯蔵施設は除染にはどうしても欠かせない施設」と強調した。
復興相と環境相、会場を訪れた5人の町村長らは、今後は県にも参加してもらって意見交換会を開く方針で一致した。
中間貯蔵施設を巡っては、環境相が昨年末に双葉郡内に建設する方針を8町村長に伝えたが反発が予想以上に強く、双葉郡と政府の協議は膠着状態が続いている。町村長の1人は「今こそ首長の総意を結集する問題。逃げてはいけない」と不快そうに会場を後にした。
Posted by 大沼安史 at 08:10 午後 | Permalink

















