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2012-02-03

〔事故対策NEWS〕 福井県、防災道路費の計上検討 嶺南3半島、原発事故備え /アクセス道路、現在1路線だけ

 福井新聞 → http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/32857.html

 東京電力福島第1原発事故を受け福井県は、原発深刻な事故が起きた場合に備える防災道路の調査費を新年度当初予算案に計上する方向で検討に入った。原発が集中立地する嶺南の敦賀半島、大島半島、内浦半島に少なくとも4路線を整備する方針。政府の新年度予算案では15億円が確保されている。

 県内の原発は全て半島の先端部に立地し、アクセス道路は1路線しかなく、福島のように地震、津波の複合災害が起きれば道路が寸断される恐れがある。立地市町は道路の複線化を原発の再稼働に同意する場合の条件の一つに挙げてきた。

 防災道路は万一の原発事故時に対策用車両のアクセスと円滑な住民避難の両方の役割が期待されている。

 県は3半島に4路線を整備する事業費を約300億円と試算。国が特別な財政支援措置を講じ、全額国費で負担するよう経済産業省に要望していた。国は新年度予算案に原子力発電施設等立地地域特別交付金として37億円を計上。このうち15億円を福井県内の防災道路の設計調査費として確保する見通しだ。資源エネルギー庁電力基盤整備課は「福井県から初年度は15億円ほどが必要になるとの要望を受けた」としている。

 4路線は▽敦賀半島先端部で敦賀原発と高速増殖炉「もんじゅ」の一帯をつなぐ敦賀市浦底―白木の約9・4キロ▽美浜原発に通じる県道のバイパス道路となる美浜町竹波―北田の4~5キロ▽大飯原発につながるおおい町大島の県道から同町犬見付近の別の県道に直線的に結ぶ3~4キロ▽高浜原発の北にある高浜町音海区の住民が原発20+ 件付近を通らずに避難できる音海―小黒飯の約2キロ。いずれもトンネルが主体となる。

 防災道路の整備には電力事業者も協力する意向を示している。関西電力の八木誠社長は福島での事故後の昨年3月、西川知事との会談で「安全対策の一環として一体となって検討に参加したい。最大限協力する」と約束。事故を早期に「制圧」する目的もあり、安全対策の一環と位置付けて経費負担に応じる方向で調整している。

Posted by 大沼安史 at 05:46 午後 |

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