〔福島民友〕 安全指針に誤り 原子力安全委員会・班目委員長が謝罪
国会が設置した東京電力福島第1原発事故調査委員会(委員長・黒川清元日本学術会議会長)が15日、都内で開いた第4回委員会で、原子力安全委員会の班目春樹委員長は、原発の安全審査指針について「津波の記載がなく、全電源喪失を考慮しなくてよいと解説に記すなどの瑕疵(かし)があった」と誤りを認め謝罪した。
黒川委員長は「指針に誤りがあることは(安全審査の)根本的な問題」として、6月をめどにまとめる報告書で指摘する方針を明らかにした。
班目委員長は、全電源喪失などの対策が反映されなかった理由について「担当者は2~3年で異動するため、大きな問題について議論を避ける傾向があり、やらないための言い訳に時間をかけていた」と述べ、短期間に交代する官僚制度の在り方に言及した。
原発の立地審査指針についても「(設置できるように)あいまいな評価で強引な計算をしている」とし、全面的な見直しが必要との見解を示した。(2012年2月16日 福島民友ニュース)
Posted by 大沼安史 at 03:11 午後 | Permalink

















