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2012-02-24

〔東京・葛飾・水元公園〕 土壌キロあたり 最高2万3300ベクレル 共産党都議団の調査で判明 /地上1mの線量 公園内4カ所で国(環境省)の除染基準(毎時0・23マイクロシーベルト)上回る 最高0.74マイクロシーベルト/にもかかわらず 都環境局 「除染不要」

 ◇ しんぶん赤旗 22日付け → http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-02-22/2012022215_01_1.html

 東京都立水元公園(葛飾区)の土壌から最高1キログラムあたり2万3300ベクレル(セシウム134、137の合計値)と、国の焼却灰などの管理型最終処分基準(8000ベクレル)を大きく上回る放射性物質が検出されたことが21日、日本共産党都議団の調査で判明しました。党都議団は同日、全都有施設のきめ細かな核種分析を含む放射線量測定と速やかな除染を都に要請しました。

(写真)調査結果を会見で発表する(右から)大島、大山、かち、清水都議、坂巻氏=21日、東京都庁

 この調査は15日、水元公園内の空間線量が地上1メートルで毎時0・23マイクロシーベルトを超える4地点から採取した土壌(表層約1センチメートル)や落ち葉を、党都議団が都民の寄付で購入した測定器で複数回測定したものです。

 第1駐車場南側植え込み内の落ち葉からは1キログラムあたり最高8290ベクレル、野鳥観察舎入り口の土壌(落ち葉混入)は2万1700~2万3300ベクレル、ドッグラン南東側の土壌から1万3300~1万4000ベクレルを検出しました。

 かち佳代子都議は同日の会見で、測定結果と都への申し入れについて説明し、記者の質問に「都立学校、都立公園、都営住宅(の測定・除染)は、都が対応すべき」だと強調しました。

 申し入れに対し、環境局は「地上1メートルで毎時1マイクロシーベルトを超えるところはない」と都の見解を繰り返すだけで、土壌などの放射性物質への調査や対応をどうするのかについて答えませんでした。大山とも子幹事長は都の対応を「空間放射線量だけに固執することは異常な事態」と厳しく批判しました。

 会見に同席した日本科学者会議・災害問題研究委員会の坂巻幸雄氏は「国が対応の基準としている8000ベクレルを大きく超えていて、早急な措置が望まれています」とコメントしています。

 ◇ 発表文書 → http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu4/2012/20120221163945_1.pdf
 ◇ 各サンプルの採取位置と測定結果 → http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu4/2012/20120221163945_2.pdf
 ◇ 測定結果データ → http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu4/2012/20120221163945_3.pdf
 ◇ 日本科学者会議 災害問題研究委員会 坂巻幸雄氏のコメント → http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu4/2012/20120221163945_4.pdf

 ◆ 読売新聞 → http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20120221-OYT1T00938.htm
 
 ……地上1メートルの空間放射線量は最大で毎時0・74マイクロ・シーベルトだった。文部科学省は除染などの対応が必要な基準を「周辺よりも1マイクロ・シーベルト以上高い数値」の出た場所としており、都環境局は「現段階では除染の必要はないと考えている」としている。(2012年2月22日14時36分  読売新聞)

 ◎  国(環境省)の除染基準は、地表1mにて毎時0.23マイクロシーベルト以上。上記「各サンプルの採取位置と測定結果」( → http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu4/2012/20120221163945_2.pdf)によると、水元公園内の以下の4地点で、基準を超えていた。

 ① 第一駐車場南側植込 空間放射線量(μSv/h)1m 高 0.48~0.74

 ② メタセコイアの森北側 空間放射線量(μSv/h)1m高 0.30

 ③ ドックラン南東側 空間放射線量(μSv/h)1m 高 0.30

 ④ 野鳥観察舎入口 空間放射線量(μSv/h)1m 高 0.24

 ――ということは、東京都は速やかに水元公園の除染に取り組まなければならないわけだ。

 この除染義務を都環境局は文科省の「1マイクロシーベルト」なるものを盾に回避しようとしているわけだが、以下の報道にあるように、文科省はかつて「1マイクロシーベルト」を主張していたものの、昨年12月段階で、環境省の「0.23」に同意している。

 ◆ 朝日新聞 → http://www.asahi.com/national/update/1213/TKY201112130608.html

 ……東京電力福島第一原発の事故で汚染された地域のうち、国が除染支援する地域の指定基準について、文部科学省の放射線審議会は13日、放射線量が毎時0.23マイクロシーベルト(年間1ミリシーベルト)以上とする環境省令案を了承した。環境省は14日にも省令を出し、来週にも地域を指定する。

 放射性物質汚染対処特措法に基づく省令で、環境省が11月に諮問した。原発から20キロ圏の警戒区域や線量が年20ミリシーベルト以上の計画的避難区域は国が除染する一方、1ミリシーベルト以上の地域は市町村が除染する「汚染状況重点調査地域」に指定する。その際の基準値を0.23マイクロシーベルトとする案を妥当とした。

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◎ 参考 EX-SFK → http://www.asahi.com/national/update/1213/TKY201112130608.html

Posted by 大沼安史 at 06:25 午後 |

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