〔死の灰NEWS〕 都が東京湾の放射能測定を国に要望/ 荒川水系も
東京電力福島第1原発事故を受け国が行っている放射性物質モニタリングで、他県を通過した河川が流れ込む東京湾が対象に入っていないとして、東京都は1日、環境省に、同湾の海底や荒川水系などの継続的モニタリングを求める緊急要望を出した。
国は、海底のモニタリングは太平洋沿岸のみ実施。河川や湖は原発の半径100キロを中心に、群馬県や千葉県でも行っている。江戸川も対象に入っており、昨年12月の環境省のまとめでは、葛飾区や江戸川区に隣接する千葉県松戸市内の江戸川の川底で採取した泥などから、放射性セシウムが1360ベクレル検出された。
都は「放射性物質が首都圏各地を通過した河川で運ばれ、東京湾や河口付近に蓄積していく」として広域的モニタリングを求めた。
Posted by 大沼安史 at 05:09 午後 | Permalink

















