〔双葉町〕 井戸川・町長 再移転先 「町民の声聞く」 震災11カ月 故郷に黙とう
福島第一原発事故により加須市の旧騎西高校に集団避難している福島県双葉町の井戸川克隆町長は十一日、帰郷までの期間を過ごす一時的な「仮の町」への集団再移転について、「町民の声を取り入れたい」と述べ、協議の場に町民を参加させる考えを示した。
東日本大震災の発生から十一カ月を迎えた同日、同校の校舎の外に集まった町民約四十人は震災が起きた午後二時四十六分、同町の方角へ向かって、震災の犠牲者に約一分間黙とうをささげた。
井戸川町長は集まった町民に対し、「双葉町はまだ古里に帰ることを判断できない。みんなで集まれる『仮の町』については、国や県に働きかけ、少しずつ前進している」と語った。
黙とうに参加した無職高岡治雄さん(63)は「十一カ月たっても避難当時の生活が続いている」と話し、井戸川町長が目指す集団再移転については、「原発がなくても、町が生き残れるようみんなで知恵を出し合うべきだ」と語った。 (増田紗苗記者)
Posted by 大沼安史 at 05:15 午後 | Permalink

















