〔自然エネNEWS〕 茨城県が初めて建設 風力発電、運転スタート 下水処理場 全国最大 2000KW
茨城県神栖市北浜の県鹿島下水道事務所に建設していた風力発電一基が完成し、二日から運転を始めた。同県内の風力発電設備は民間の五十五基があるが、県の設備は初めて。定格出力(安定して出せる最大出力)は二千キロワットで、全国の下水処理場に設置された風力発電設備では最大規模という。 (北爪三記記者)
完成した風力発電設備は高さ約八十メートルで、風車の羽根三枚はいずれも長さ約四十メートル。風速四メートルから回り始め、風速十三~二十五メートルで出力二千キロワットとなる。
同下水道事務所内の深芝処理場で使う年間電力量の二割にあたる四百四十八万二千キロワット時を賄うことが期待される。CO2も千四百トンの削減を見込む。一月中の試運転では、平均して毎時六百キロワット発電できることが確認された。
風力発電設備は省エネとCO2削減のため、安定した風のある海沿いの同所で二〇〇九年度から工事を進めてきた。新エネルギー導入促進協議会(一般社団法人)の補助を受け、総事業費約六億円のうち約三億円を県が負担した。
現地で行われた運転開始式では、橋本昌知事が「東日本大震災(や福島第一原発事故)があって電力多様化が図られる中、いいタイミングで完成してうれしい。省エネや今夏の節電にも役立ってくれることを期待しています」と話した。
運転を開始すると、強風を受けて羽根が回り始め、すぐに二千キロワットに達した。
Posted by 大沼安史 at 04:48 午後 | Permalink

















