〔愛媛新聞〕 再稼働反対を要請へ 大江健三郎さんら /大江さん「原発を全廃すると決意しようではないか」
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脱原発を求めて活動する作家の大江健三郎さん(内子町出身)らが8日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見し、停止中の原発の再稼働を認めないよう求める、愛媛県知事や伊方町長など全国の原発立地自治体首長宛ての要請文を発表した。
要請文は、原発の運転期間を例外的に60年まで認める原子炉等規制法改正案の提出などを挙げて、政府対応を「無反省に事故前の状況に回帰しようとしている」と指摘。「福島原発事故で明白になったことは安全な原子力発電などあり得ないという事実」とし、再稼働を容認しないよう主張している。
会見で大江さんは「原発を全廃すると決意しようではないか。貧困や混乱が生じても明日の日本の子どもたちの生活はある。それが大切にしなくてはいけない唯一の倫理だ」と訴えた。
Posted by 大沼安史 at 09:57 午前 | Permalink