〔フクイチNEWS〕 3号機の高圧注水系 地震による配管破損の疑い濃厚 地震の影響を無視するストレステストに意味はない
原子力安全・保安院は2月8日の総合的評価(ストレステスト)意見聴取会に提出した
「審査書」において、大飯3・4号機のストレステストに関する判断基準を提示した 。
その基準は、「大飯発電所3号機及び4号機について、福島第一原子力発電所を襲ったような地震・津波が来襲しても、同原子力発電所事故のような状況にならないことを技術的に確認するとの考え方」となっている。
その上で、大飯3・4号機では、「福島事故のような状況にならないことを技術的に確認した」として合格とし、その結論を13日に安全委員会に報告した。その審議はこれから始まる。
しかし、「福島事故のような状況」が意味する福島事故に関する実態と原因は、未だ把握できていないこと、現場調査が必要であることを保安院は反面では認めている。
つまり、保安院が提示した判断基準は内容のない形式に過ぎないということになる。
つまり、仮にストレステストに合格しても、実際の原発が安全だという保証にはならないということである。
もし、今回の地震によって、耐震解析では破損するはずのない福島第一原発の配管が破損していれば、従来の耐震解析は破綻する。同様の手法を用いているストレステストも意味を失うことになる。
そして、福島第一原発3号機の高圧注水系(HPCI)の蒸気管は、HPCIが起動したときにはすでに破損していた疑いがきわめて濃厚だと言えるのである。……
Posted by 大沼安史 at 06:51 午後 | Permalink

















