〔死の灰NEWS〕 下水汚泥焼却灰 東京湾の中防外側へ 埋め立て
独自の下水処理場を持つ立川、八王子両市が、放射性物質が検出された下水汚泥焼却灰を搬出できず、処理場内に仮置きしている問題で、両市が新たに発生する焼却灰を東京湾の中央防波堤(中防)外側の処分場に搬出・埋め立てする見通しとなったことが、二日分かった。すでに搬出している都と共同で埋め立てる。 (大平樹記者)
多摩地域の汚泥焼却灰は、福島第一原発事故以前はセメント原料などとして再利用されていたが、事故後に埋め立ての暫定規制値を超える放射性物質が検出され、その後は濃度が下がっても搬出できなくなった。
このため各処理場で保管場所を設けて仮置きしてきたが、都は中防外側に隣接する江東、大田両区の了解を得て、昨年末から搬出しており、両市も都などに要請、調整してきた。
立川市下水処理場では二百トンの焼却灰がたまり、三月末には容量がいっぱいになる見通し。灰が飛び散るのを防ぐために湿らせているが、中防外側に埋め立てるには乾いた状態で持ち出す必要があり、施設の改造工事を行っている。
百七十トンがたまる八王子市では、一部を試験的にセメント業者に引き取ってもらっているが、発生量に追いつかない。同市水再生課によると、今月中旬にも都との調整が終わる見通しで、担当者は「できる限り早く搬出を始めたい」とした。
やはり独自の処理場を持つ町田市は、市内の二施設に計五百トンを保管。民間処分場での埋め立ても検討しているが見通しが立たず、中防外側での埋め立てを検討している。
Posted by 大沼安史 at 04:52 午後 | Permalink

















