〔被曝犬トトロ〕 原発事故で飼い主と離れたペットの世話を続ける女性が、余命1カ月の犬に出会いました。
原発事故で多くのペットが飼い主と離れ離れになりました。
独りぼっちになったペットたちの世話を続ける女性が、余命1カ月と宣告されたある犬に出会いました。
玉田 久美子さん(33)は、2011年10月に東京から福島に移り住み、福島第1原発周辺の警戒区域で保護された犬たちの世話をしている。
毎日の散歩は、福島・伊達市で避難生活を送る人たちが手伝ってくれる。
ある日、世話をしていた犬が、新しい飼い主に引き取られた。
玉田さんは、飼い主が見つかるまで、全ての犬を責任持って育てたいのだという。
そんな玉田さんには、特別な思いを寄せる犬がいた。
玉田さんが2011年4月に、警戒区域の浪江町で保護したオスのトトロ。
トトロは今、悪性リンパ腫と闘っている。
玉田さんは「最初の診断の時は、(トトロの)余命が1~2カ月かもしれないっていうところで、どうしても飼い主さんと再会させてあげたかった」と語った。
玉田さんは、元の飼い主を捜し続けた。
そして2カ月後、思いが通じ、トトロは飼い主と再会した。
しかし、飼い主も避難生活のため、引き取ることができず、玉田さんは、トトロと最期まで一緒にいることを決めた。
玉田さんは「今週ぐらいからですね、また吐いたり、ごはんも食べたり、食べなかったり」と語った。
余命1カ月と宣告されてから7カ月。
トトロは、今も懸命に生きている。
玉田さんは「苦しくない状態で、元気でいてくれたら、一番いいかなと思ってます。桃の花が見たいんだよね、一緒にね」と語った。
一緒に、暖かな春を迎えたい。
それが、今の玉田さんの願いだった。 (02/09 12:23 福島テレビ)
Posted by 大沼安史 at 05:22 午後 | Permalink

















