〔フクシマ・毎日新聞〕 山形市 給食まるごと測定を開始 小中学校で今月下旬から
山形市の市川昭男市長は16日の定例記者会見で、提供済み小中学校給食の放射性物質検査を今月下旬から実施すると発表した。保護者の放射性物質への不安に応える措置。小、中それぞれ毎日1食ずつ冷凍保存し、毎週金曜に専門業者に提出。小学、中学別に1週間分まるごとミキサーにかけて検査する。給食の放射性物質検査について、県の担当者は「県内初の取り組みでは」と話している。
検査項目は、放射性ヨウ素、同セシウム134と同セシウム137の三つ。結果は翌週火曜に市のホームページに公表する。放射性物質を検出した場合は、食材ごとの調査をただちに行う。また、厚生労働省が4月からの新基準値案として話し合いを進めている一般食品1キロ当たり100ベクレル以上のセシウムを検出した場合は、給食の中止も検討する。23日の給食から検査を始める。
山形市教委によると、これまで市場流通している食材については国の対策などを通じ、「安全」と判断し納入してきた。しかし一部の保護者からは、放射性物質の影響を心配する声があり、食材もしくは完成した給食そのものの検査を求める意見が上がっていた。
同市教委によると、市内には37小学校と15中学校がある。市川市長は「食後の検査だが、市民の安全・安心への理解を得るためには有効な手法だと思う」と述べた。
県外では既に神奈川県横須賀市や神戸市、千葉市などで給食の放射性物質検査をしている。【鈴木健太記者】
Posted by 大沼安史 at 04:03 午後 | Permalink

















