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2012-01-05

〔フクシマ・発言〕 経団連会長・米倉弘昌氏 「脱原発は人類の夢だと思う」「(原発推進)いや、僕らはそんなこと一回も言ったことがない」

 毎日新聞 新春トップ・インタビュー(5日付け朝刊) → http://mainichi.jp/select/biz/news/20120105ddm008020106000c.html

 ――震災後の世論調査では6~7割が脱原発を望んでいます。

 ◆ 脱原発は人類の夢だと思う。その夢を実現するため、どうすればよいのか。私の会社(住友化学)も再生可能エネルギーを必死にやっているが、火力発電などに比べるとまだ高い。もっともっと研究開発を加速することが必要だ。その結果として、原発の比重が下がっていくのは本当に喜ばしい姿だと思う。

 ――経団連は「原発推進」ではありませんか?

 ◆ いや、僕らはそんなこと一回も言ったことがない。ただ、政府のトップが「脱原発」と、何の筋道もなく、国民の感情をかき立てるようなことを言うのは無責任だと言っている。政府には、どうやったら安定した電力の供給ができるか、ちゃんと筋道を立てたエネルギー政策をまとめてもらいたいと思っている。

 ――環境分野に強い日本は、再生可能エネルギーや「スマートシティー」と呼ばれる次世代環境都市の技術を完成すれば、世界をリードできるのでは。

 ◆ まさにその通り。経団連は「未来都市モデルプロジェクト」という実証実験を推進中で、環境エネルギー、交通、医療、農業などの分野で、先端技術を用いて電力をムダなく効率よく使う研究をやっている。完成すれば新しい産業として、未来的な都市づくりができる。国内だけでなく、輸出もでき、新しい需要を生み出すことになる。そのためにも海外との経済連携協定は重要で、日本は世界と一体化していく。そのために必要な条件は何かと言えば、やはり人材と技術力だろう。

Posted by 大沼安史 at 05:19 午後 |

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