〔福島民報〕 欧州へ支援要請を約束 駐在日本人大使来県し状況把握
イギリス、ロシアなど欧州各国に駐在する日本人大使は13日、東京電力福島第一原発事故の被災状況を把握するため来県した。県庁で佐藤雄平知事と会談し、各国政府に本県への支援を要請することを約束した。
大使10人と公使1人が本県を訪れた。佐藤知事との会談では林景一駐英国大使が、ロンドン五輪開催に合わせ本県の県人会「ロンドンしゃくなげ会」が世界中から集まる観光客に本県被災者への義援金を募る活動を企画していることを紹介。「福島県の支援に向け、官民一体となって取り組みたい」と協力を誓った。
原田親仁駐ロシア大使は、日本とロシア両国の専門家が除染についての情報を共有する取り組みを始めていることを紹介。佐野利男駐デンマーク大使は、本県の参考事例として風力発電を中心に再生可能エネルギーの導入が進んでいる同国の現状を説明した。
佐藤知事は、本県についての正確な情報を各国で発信するよう求めた。
一行はこの後、福島市大波地区で行われている除染作業と、津波被害を受けた相馬市の沿岸部を視察した。
参加した大使、公使は次の通り。
渥美千尋駐アイルランド大使、河野雅治駐イタリア大使、坂田東一駐ウクライナ大使、林景一駐英国大使、岩谷滋雄駐オーストリア大使、佐野利男駐デンマーク大使、城田安紀夫駐ノルウェー大使、四宮信隆駐ポルトガル大使、原田親仁駐ロシア大使、塩尻孝二郎欧州連合日本政府代表部大使、水越英明在米国大使館公使
■ 県民に金メダル イタリア研究機関
河野雅治駐イタリア大使は、佐藤知事との会談の席上、イタリアの研究機関、ピオ・マンズ・リサーチ・センターから県民に対し授与されたイタリア大統領の金メダルを伝達した。
同センターは社会や文化、科学などの分野で貢献した人に毎年贈っており、県民が震災や原発事故に遭遇しながらも冷静さと尊厳を失わずに行動したことが評価されたという。
Posted by 大沼安史 at 05:28 午後 | Permalink

















